広島カップさんの映画レビュー・感想・評価

広島カップ

広島カップ

おとぼけ映画感想文です。
一日一本♪三日で三本♪が夢です。

ブラス!(1996年製作の映画)

4.0

カツカツの生活を送っているイギリスの炭鉱労働者達。彼等は伝統と実績のあるブラスバンドを組んでいる。
しかし彼等が働く鉱山が閉山することに伴いバンドが解散の危機に…
俺達は素晴らしい音を出しているバンド
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サーカス(1928年製作の映画)

5.0

♪虹を見たいならうつ向いてはいけないよ……

1928年に製作された本作はチャップリン自身が歌う曲で始まります。
同年、チャップリンの母親ハンナが死去しています。
本作の全米公開が1月で亡くなったのが
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

2.8

大きな目が特徴的な人を描く画家のヒロイン(エイミー・アダムス)が嘘つきのヘタレ野郎(クリストフ・ガンツ)と結婚したことで苦労をする実話を描きます。

画家として自分の描いた絵を自分で描いたと言えない辛
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クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

3.0

日本航空123便墜落事故(1985)を追う地元群馬の新聞社の話。

この作品に拠ると新聞社で働く人達は大きく次の三群に分けられるようです。

現場で汗かく人、
社内で汗かく人、
社内でふん反り返って煙
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48時間(1982年製作の映画)

4.0

『ビバリーヒルズ・コップ』(1984)で大ブレイクする二年前のエディ・マーフィーのデビュー作。
牢屋の中で"ロクサーヌ"( by POLICE)をご機嫌に歌いながらの登場です。

刑事(ニック・ノルテ
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アマデウス(1984年製作の映画)

3.8

18世紀後半に活躍したオーストリアの音楽家、"神童"ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト。
その生涯を描きます。

音楽に関しては天賦の才がありましたが奇行でも有名な人物であったところは知る人の多
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スティング(1973年製作の映画)

4.5

詐欺師が主役の痛快娯楽作品。
何故このテーマ曲(ジ・エンターテイナー)を合わせたのかその理由を強く知りたいと思うほどの抜群の選曲。この曲無しでは本作は語れません。

ポール・ニューマンとロバート・レッ
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.5

列車強盗と銀行強盗を繰り返す無法者の二人ブッチ・キャシディ(ポール・ニューマン)&サンダンス・キッド(ロバート・レッドフォード)。
同じく強盗を繰り返す無法者のボニー&クライドの登場する『俺達に明日は
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透明人間(1992年製作の映画)

2.6

ホラー界の巨匠ジョン・カーペンターがコメディに挑戦です。
でもやっぱり彼の得意分野ではないのであまり笑えません。
露骨に笑わせに来ているようでもないのでコメディタッチと言った方がむしろ正確です。
少な
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パラダイム(1987年製作の映画)

3.9

ジョン・カーペンター作品の特徴的な要素がギュット詰まっています。

①閉鎖的空間に閉じ込められた登場人物達の脱出劇であること。
②人体乗っ取り劇。
③単に人形(ひとがた)のシンボルと化した人間の不気味
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レッド・ライト(2012年製作の映画)

2.6

超能力者(ロバート・デ・ニーロ)に挑む大学教授(シガーニー・ウィーバー)と助手(キリアン・マーフィー)。
その超能力は本当なのか?それともインチキなのか?
助手の方が大活躍するところも含めて『トリック
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U-571(2000年製作の映画)

4.0

サッカー日本代表MF原口元気になんとなく似ているマシュー・マコノヒー。
絶体絶命の危機に瀕した潜水艦の副艦長を演じる短髪の似合う男臭い役。

第二次大戦中、大西洋におけるイギリス軍潜水艦の決死の極秘任
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グーニーズ(1985年製作の映画)

2.7

少年達の宝探し大冒険物語。

本作で大活躍する少年探険隊の面々の中には『インディ・ジョーンズ魔宮の伝説』(1984)で既に超大冒険を経験済みのジョナサン・キー・クァンと『スタンド・バイ・ミー』(198
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チャーリー(1992年製作の映画)

4.0

この作品を観るべきか?かなり迷いました。
同じ思いをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、自分が神様というくらいに思っている人の伝記映画を観るのには少し勇気が必要です。

特に本作はチャップリンを『
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キートンの探偵学入門/忍術キートン(1924年製作の映画)

3.0

私が映画を観る際に"映画は目で観るもの"ということを大切な基本路線として敷いているのは、やはり子供の頃にチャップリンを始めとしたサイレント映画を観ていたことによるものだと自分では思っています。
映画は
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.5

英国製劇画風映画の雄ガイ・リッチー。
とことん劇的に面白くみせること以外に何が彼の中にあるのでしょうかと思わせる。
弛んだところが無いし小気味良すぎる程小気味良い。カメラ、編集、音楽、全方位的にぐいぐ
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サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

3.5

物語は孤児院からはじまります。
親に捨てられた子供達、堕胎された子供、父親から関係を持たされた子供など親と子の置かれた重い関係を、孤児院で成長しそこから外の世界に出ていった青年(トビー・マグワイヤー)
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炎のランナー(1981年製作の映画)

3.5

いよいよ今年も駅伝シーズンが到来し風を切って疾走する若者達の姿をTVで観る機会が少しずつ増えてきました。
ただ速く走るという原始的なスポーツですが、活きのいい若い人が全力で走っているのを観るのは気持ち
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

2.5

日本映画の撮影現場にはエレジー調の音楽が似合いますか?

本作の色を決めている三人の役者、風間杜夫、平田満、松坂慶子。
身体を張って階段落ちをやってのけた平田。
ストレスフルな状況で出産という大仕事や
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ブルーサンダー(1983年製作の映画)

2.3

ヘリコプターに乗ってロス警察の警官が大活躍する胸すく作品と思いきや、上空からお姉ちゃんのオッパイを覗いたり…盗聴したり……
加えてロス市街地上空で派手にミサイル合戦をして市民を巻添えにしているロス警察
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冷血(1967年製作の映画)

3.0

神奈川県座間市の事件が明るみに出る少し前に観ていた作品。
急にレビューを書く気がなくなってしまい、記録程度に書き直しました。

1959年にカンザス州で実際に起きた一家四人惨殺事件を描く本作はトルーマ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

テクノロジーの進歩と地球の荒廃が同居する未来を表現した圧倒的なビジュアルのイメージと完成度。
この基本的なトーンは前作からのものですが更に深化しています。
相変わらずロスの街には雨が降りしきり日本語が
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ある日どこかで(1980年製作の映画)

3.0

『燃える昆虫軍団』(1975)『ジョーズ2』(1978)に続きジュノー・シュウォルツ(またの名をヤノット・シュワルツ)監督が放つ三本目の作品です。
本アプリのユーザーの皆さんが付けた作品のポイントは彼
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.8

「人と同じなんてまっぴらさ。だからモッズなんだ」

1960年代のロンドンを舞台にした若者達の青春群像劇。
いつの時代も変わらず、エネルギーは有り余っているのに悶々とした毎日を送っている若者達は大勢い
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ラスト・ショー(1971年製作の映画)

3.7

アメリカ南部の寂れた街で暮らす若者達の青春を描きます。

この街では若者の娯楽が少くなく映画を観ることの重要性が伝わって来て、監督の映画愛が控え目ですがダイレクトにこちらに伝わってきます。

乾いた風
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ショコラ(2000年製作の映画)

3.5

冬のある日、赤いマントを羽織ってフランスのある町にやって来た二人の母娘。
古いしきたりの支配するその町で二人はチョコレート屋を開きます。
チョコレートの甘い味がその保守的な街に波風を起こします。

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オール・ザ・キングスメン(2006年製作の映画)

3.0

先の衆議院議員選挙における池上彰の選挙特番において彼が小泉進次郎にインタビューをした時に「最近汚れてきたと自分で思わない?」と彼に投げました。
小泉は「トランプ、プーチン、習近平を見ていれば簡単に解る
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

2.9

塵のような小さな手掛かり一つも見逃さない観察眼は名探偵ホームズの専売特許。
それは彼が格闘家まがいのことをやるようになってもそのアクションシーンの中で発揮されています。
CG技術の粋を結集し弾丸が身体
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帰郷(1978年製作の映画)

3.0

夫(ブルース・ダーン)がベトナム戦争に行っている間に別の男(ジョン・ボイド)と不倫をしている妻(ジェーン・フォンダ)。
別の男というのもベトナム戦争で負傷した帰還兵。

"亭主元気で留守が良い"なのか
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天空の蜂(2015年製作の映画)

2.8

テロリストによる遠隔操作によって原発の上空でホバリングする最新鋭のヘリコプター。
燃料切れを待って原発の上に墜落するという仕組み。
さてこれを阻止できるか?というアクション映画。

テロの手法が良く考
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

2.5

主人公の中学校の理科の教師(沢田研二)は原子爆弾を家で手作りして日本政府を脅します。
要求は巨人戦のTV中継を試合終了迄やること、ローリング・ストーンズの来日公演を行うこと、そして現金五億円。
それく
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パッチギ!(2004年製作の映画)

1.3

1968年の京都。
日本の高校生と朝鮮学校の若者のケンカと恋愛を描いていますが北朝鮮情勢が今のような情況の中で、やれICBMだあ!中性子爆弾だ!なんて言うセリフが若者のケンカの中に普通に出てくるもので
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

2.4

脳に直接アクセスして人の記憶をピンポイントで消す技術が開発され、まるで町中の歯医者のように普通に事業所が出来ている世の中の話。
主人公(ジム・キャリー)の訪ねたその会社の待ち合い室には中年のおじさんも
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龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

2.6

前期高齢者のその筋の人達が七人登場する喜劇。

ビートたけしと敢えて呼ばせてもらいますが、喜劇人としての彼のピークはオールナイトニッポンのパーソナリティーを務めていた頃だと個人的には思いますが、本作に
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モーテル(2007年製作の映画)

2.4

ホラーやサスペンスにおけるB級とC級作品の線引きは一体どこだ?を考えさせられる作品でした。

AだのBだのCだの中学生の恋愛話じゃあるまいしイチイチ面倒臭いとも思いますが、AとBは明らかに違うと思いま
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画家と庭師とカンパーニュ(2007年製作の映画)

3.5

フランスの田舎に住む画家が家の庭に菜園を造るために庭師を募集したところやって来たのが幼馴染の男。
旧交を温める二人。
フランスの田舎を舞台に二人の友情を描きます。

そして訪れる別れ……

物語として
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