広島カップさんの映画レビュー・感想・評価

広島カップ

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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.0

ブータンの都市部に住む今時の若い新米教師の男は、自分には教師は向かないと感じオーストラリアに渡って歌手になる準備を進めていた。そんな矢先に山奥にある過疎の村に突然転任を言い渡される。
道なき道を道案
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拳銃王(1950年製作の映画)

2.9

西部の荒野を一人馬に跨ってあの早撃ちの男が町にやって来た。1880年代西部の早撃ちガンマンのジミー・リンゴゥ(グレゴリー・ペック)はワイアット・アープより早いという噂。

ニヒルで無法者のガンマンス
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ダブル・ミッション(2010年製作の映画)

2.9

表の顔は冴えないセールスマン、裏の顔は敏腕CIAエージェント(ジャッキー・チェン)。
彼には隣の家にすむ三人の子持ちシングルマザーとの愛を実らせること、ロシアによる国際的陰謀を阻止することというダ
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来る(2018年製作の映画)

2.2

怖さがなかなか来ないホラー。
山田洋次作品か?と思わせる妻夫木聡と黒木華の幸せそうな前半の新婚夫婦の結婚イベントに結構長めの尺を取って来るけれど早くも退屈。酒を飲むシーンが結構あるけれど若い人達の飲
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

2.2

私どうも一連のMarvelの作品には心が動かないのですが何故なのかと自らに問うてしまいます。

Marvelといいますかアメコミベースの作品には心が躍らないのです。
なら観なければいいのにと言われそ
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ボックストロール(2014年製作の映画)

4.0

本作はストップモーションアニメーション(以下SA)ですが最近のこうした作品は人物の動きがとても精巧に出来ていてこれがCGに見えてしまう不幸。
本作は勿論違うのでしょうけれど、仮にSAっぽさを狙ったCG
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トスカーナの休日(2003年製作の映画)

3.8

離婚を機にサンフランシスコからイタリアトスカーナ地方に旅行に出た女流作家の主人公(ダイアン・レイン)。見知らぬ土地で彼女は図らずも家を購入する事になり新しい人生が始まります。

誰にでもある経験ではな
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おっぱいバレー(2008年製作の映画)

3.8

この拙さはわざとなのか?
タイトルを見て少しバカにして観始めてしまった私ですが、わざと?中学生の拙さを全面に出した本作に最後は参りました。

中学校のダメダメ男子バレーボール部の奮闘記。おつむが小学
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

4.2

ウィークエンドの常でキリン一番搾り350ml×1、サントリー鏡月焼酎ハイ350ml×1、サントリー角ハイボール350ml×1をやって自らが酔っぱらいになり、その目線でワクワクしながら観賞。

中年酔
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.6

「アメリカのバッドボーイズどもよよく観てみろや!これがイギリス式暴れん坊警察やで!お笑いも筋金入りやで!」

アメリカのバディ物アクションのパロディをイギリス流に展開させた痛快作品。
サイモン・ペッ
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IN DREAMS/殺意の森(1998年製作の映画)

2.8

自らが見る予知夢に苦しむ女(アネット・ベニング)がその夢によって巻き込まれた事件で命を狙われる話。
彼女の予知夢に対して夫も含めて周囲の人間が理解を示さずに孤立し精神病院に入れられるまでになってしま
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

スマートでクールな女泥棒達。
ルパン三世もそうだし一流の泥棒はこんな風に楽しそうにやらないとダメかもね。でかいヤマをやるには眉間に皺寄せて鹿爪らしくやったら詰まらない。ターゲットが堅牢なほど益々楽し
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ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

3.8

女性の身体に生まれ男性の心を持つ主人公(ヒラリー・スワンク)の短い人生。
LGBTへの社会の無理解から21歳という若さで死に追いやられた人生。
実話がベースの辛過ぎて堪らない物語。

ヒラリーの熱演に
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永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.5

「いつまでも若く美しくいたい」クレオパトラの昔からの女性の願いを描いたコメディ。そんな女心を残酷なまでに徹底的に笑い飛ばした作品。

若返りの手段があると聞いて怪しい館を訪ねて行った中年女(メリル・
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黒い家(1999年製作の映画)

3.8

もしかしたら街角にもいそうな怖そうなおじさん西村雅彦と、もしいたら本当に困る「人の心を無くした女」大竹しのぶ。二人が夫婦でその黒い家に棲んでいるという画が恐ろしい。とりわけ大竹のサイコパスが素晴らし>>続きを読む

ホワット・ライズ・ビニース(2000年製作の映画)

3.9

「下にあるもの」と「背後にあるもの」、サスペンスの基本かも知れませんが日本語にするとニュアンスが少し違うかなと思います。
本作は下にあるものが出て来ます。湖水の下にあるもの、バスタブの湯の下にあるも
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

2.7

過去の出来事で心に傷を負った中年男と、施設で暮らしていたがプロレスラーになりたいと施設を脱走したダウン症の青年が偶然出会い一緒に旅をする。ハンディキャップを持つ者同士が心を通わせながら旅をするという、>>続きを読む

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

2.4

恋愛下手な愚かな男(ポール・ダノ)の腰抜けラブストーリー。
お前しっかりせんかい!と叱責する人間が近くにいてやれなかったかな?と思います。兄貴(クリス・メッシーナ)よ貴方が止めないでどうする?
恋愛だ
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マーティ(1955年製作の映画)

4.0

34歳の男と29歳の女、恋愛に慣れてなくて奥手の二人の出色の恋物語。
偶然の出会い系物語でのキス慣れした美男美女による夢のようなラブストーリー、例えば『ノッティングヒルの恋人』(1999)なんかには飽
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四つのいのち(2010年製作の映画)

3.9

群れの中の一頭、顎髭を蓄えた思慮深そうな老山羊は考える。
青空を見上げて流れ行く雲を眺めながら考える。

俺達を育てた爺さんは何処に行ったのか?
もみの木の根元で死んで行った生まれたての仔山羊は何処
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泳ぎすぎた夜(2017年製作の映画)

4.5

空色のニット帽に覆われた六歳の少年の頭。美しい想像力に満ちた夢がいっぱい詰まったその少年の頭の中を覗く作品。

冬の青森県弘前、水産市場に勤める父親の元に自らが描いた魚の絵を見せようと思い立ち大冒険に
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ふるさと(1983年製作の映画)

4.1

ダムに沈む運命にある山間の村に暮らす一家。
妻に先立たれた認知症の父(加藤嘉)と一緒に暮らす夫婦(長門裕之、樫山文枝)に中日ドラゴンズの野球帽を被った小学生の一人息子の四人暮らし。

加藤嘉の認知症の
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.5

マッチは売らないけれど工場で作くる仕事をしている少女?イリア(カティ・オウティネン)。
皆さんよくご存知のマッチを売る少女の方はマッチを灯しながら一人静かに夢敗れて行きましたがこちらの少女?はといいま
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街のあかり(2006年製作の映画)

3.8

セリフが少なく登場人物の表情も乏しく屋内はもちろん屋外も風は吹かず人は皆走らずに歩き、冷たい空気で静か〜な北欧の街の風景のもとで展開される惨めな男の物語。
街のヤクザ者に上手いこと利用されてボロボロに
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病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)

2.6

「どうだ!怖いだろう、怖くなれ!」
タイトルからしてそう言われているようで少々強引さを感じる横溝正史+市川崑のタッグによるホラーテイストの推理物作品。
刑事コロンボに端を発した当時の刑事探偵物ブームに
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G.I.ジェーン(1997年製作の映画)

3.5

男女間差別雇用撤廃法案を通したい女性議員の目論みに乗せられて厳しい米海軍特殊部隊の訓練プログラムに参加する事になった女性軍人オニール大尉(デミ・ムーア)。
彼女は地獄のような訓練の毎日に晒されて行く。
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無頼の群(1958年製作の映画)

3.0

オープニング、山を超えてある町の入り口まで来た馬に跨った男。眉間にシワを寄せて渋く登場した謎めいたその男(グレゴリー・ペック)はその町でこれから行われる四人の男の首吊り処刑を見る為に来たという。
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仔鹿物語(1946年製作の映画)

3.0

多くの困難を乗り越えて森の奥を開拓して住む三人の親子の物語。

開拓者というにはなんとなく体力が無さそうな文科系のお父さん(グレゴリー・ペック)、三人の子供を亡くしている過去を持つ無愛想で厳しいこと
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アメリカン・プレジデント(1995年製作の映画)

3.0

現職の独身アメリカ大統領の恋の話で我が国に置き換えるとどことなく小泉純一郎元総理大臣を主人公にしても成立しそうなストーリーです。

大統領という仕事はなんとも不自由な仕事で落ち着いて恋愛の一つもできや
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

2.9

戦前に北九州で産声をあげた石油卸売業の国岡商店。大きな声の体育会系職員が揃った国岡商店は敗戦下の日本においても様々な事業に手を出して事業を拡大する。
暖簾をくぐるやいなや「いらっしゃいませ〜」と大〜き
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予期せぬ出来事(1963年製作の映画)

3.0

霧という小道具を『ザ・フォッグ』(1980)や『ミスト』(2007)のように直接的に使うのではなく本作のように遠回しに使うのもありですね。霧の為に飛行機が飛び立てずにロンドン空港に留め置かれたVIP達>>続きを読む

女王蜂(1978年製作の映画)

2.5

市川崑+横溝正史の金田一耕助シリーズ全五作のうちの四作目。
相変わらず複雑な人物関係なのでネットのネタバレで起承転結のうち承まで読んで準備万端の観賞になりました。事前に少しだけ人物関係を頭に入れてから
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アルプスの若大将(1966年製作の映画)

2.7

底抜けに明るい大学生の青春ストーリー。
マッターホルンをバックにした雄大なアルプスの斜面を若大将は「ヨルレイホ〜ォ」とヨーデルを口ずさみながら勢いよく滑降していきます。
何曲もアコースティックギターを
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.0

魔法をかけたりかけられたりで、現実の存在感の心許ないキャラクター達によってどこに連れて行かれるか分からないストーリーが面白かった。

魔法をかけられて老婆にされてしまった主人公の女の子ソフィの声を倍賞
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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

5.0

私これを公開当時に観た時には米国が二大政党制である事も知らない世間知らずの高校生だったのでサッパリ話が理解出来なかったのですが、新聞記者という仕事を格好いいなぁと感じたのを覚えています。
それほど本作
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待ち伏せ(1970年製作の映画)

2.3

三船に勝に萬屋に裕次郎。
東宝、大映、東映、日活。
(松竹何処行った?)

各社の人気スターがこんな形で集まると何か目に見えない力学が働いてしまうのかもしれません。
宮本武蔵が二人もいるし、時代劇が
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