広島カップさんの映画レビュー・感想・評価

広島カップ

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映画(1651)
ドラマ(0)

シックス・センス(1999年製作の映画)

5.0

仲睦まじくじゃれ合う夫婦の様子を夫の表彰状を入れた額のガラスに写して見せる。
食卓から立ち去った子供がテーブルに残こした彼の手の平から出た湿り気の跡。それが蒸発し少しずつ消えていく様子を写して見せる。
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アフター・アース(2013年製作の映画)

2.8

ビックネームな監督だけれど時々ポカもやらかすので定評のある?シャマラン監督のそれっぽい作品。

レンジャー部隊のトップに立つ恐れを知らぬ厳格な司令官(ウイル・スミス)は部隊の見習い生である息子(ジェ
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落下の王国(2006年製作の映画)

3.7

映画撮影中の事故で自殺を考える入院中の映画スタントマンは、同じ病院に肩の骨折で入院をしている少女にある目的で物語を語り聞かせる。

聞かせる話のストーリー自体は男のものかも知れないが、映し出される物語
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真昼の死闘(1970年製作の映画)

3.0

イーストウッドのバディ物で相手はなんとシャーリー・マクレーン。
といいますか公開当時はまだ『ダーティー・ハリー』(1971)も製作されていませんでしたからマカロニ上がりのイーストウッドよりはシャーリー
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飢餓海峡(1965年製作の映画)

4.5

北海道、青森、東京、京都と舞台を転々とさせて戦後すぐの日本の様子を見せながら展開するフィルムノワール。
都会の退廃した雰囲気の中ではなく、仏ヶ浦、恐山、大湊等の青森下北半島の自然風景の中でもフィルムノ
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.0

小学生が主人公なのでやはり教育的なムードが漂ってしまい大人の鑑賞には少し気遣いが必要になってしまいます。
その辺りが高坂監督の出世作『茄子アンダルシアの夏』(2003)とは大分違うところ。

そうした
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ガンヒルの決斗(1959年製作の映画)

3.5

ある日妻を突然無残にも殺された保安官(カーク・ダグラス)。
殺したのは保安官の親友でガンヒル町の実力者(アンソニー・クイン)のドラ息子。
二人は本当は決闘などしたくはないのに会い見えることになります。
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.7

絶対に何匹かが棲みついているに違いないと思われる髪の毛モシャモシャウーピーと尼僧スタイルでヘアースッキリペンギンウーピー。
どちらも画面のど真ん中にデンと収まってビジュアルインパクト大の本作。

「尼
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深夜の告白(1944年製作の映画)

3.8

ビリー・ワイルダーのフィルムノワール。ロスアンゼルスで起きた保険金目当ての殺人事件の顛末を描く。

主人公の男の告白という形で物語が進行し非常に筋書きがハッキリしていて引き込まれる。
ただ計画殺人にし
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七年目の浮気(1955年製作の映画)

3.0

地下鉄の排気口から噴き出て来る風は生暖かくて埃っぽくて、とても蒸し暑いニューヨークの夜に浴びて気持ちの良いものではないと思うのですが、マリリンが「ああ気持ちE」という不思議。

妻と子供が避暑に行って
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テキサスの五人の仲間(1965年製作の映画)

5.0

コロナ禍の今のこの時期、密な部屋で賭けマージャンをするのは絶対ダメですが密な部屋で五人の男達が卓を囲んで賭けポーカーに興ずる映画を観ることは大いに薦めたい。

全く予備知識がない状態で観た作品が凄く
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SPINNING KITE スピニング カイト(2011年製作の映画)

3.2

日本のロンドン?こと木更津で時代遅れのパンクバンドをやってる愛しき四人の若者。
パンクロックなんてもう40年も前の音楽じゃないか。
それぞれの日常でもがく四人が真面目に描かれています。

電線に引っか
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ノウイング(2009年製作の映画)

2.5

1959年に書かれた未来の地球上で起こることを予言した一枚の紙。小学校のタイムカプセルに埋められていて50年後に人々の目に触れたその年、地球の存亡をかけた出来事が起きる。

と、いうことは2011年の
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.0

江戸時代、仙台藩領の宿場町が舞台。
藩による重税に苦しむ町の人々が金を出し合って藩に貸し付けその利息を税に充てようとする一発逆転プロジェクトX的な実話。

最後の最後にあの人が演じる仙台藩の若殿様が出
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男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)

3.2

「帰る所があると思うからいけねぇんだ」
「どうせ俺はこの家の人間じゃねえもんな」
「つらいことあったらいつでも帰って来てね」さくら
「故郷ってやつはよ、故郷ってやつはよ...」

と、本作は寅のいつに
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新幹線大爆破(1975年製作の映画)

3.6

テロリスト高倉健対国鉄職員宇津井健、新幹線を舞台にした健健戦を制するのは果たしてどっち?
田中健、松平健、三宅健など健の付く男優には悪役が似合わない人が多いようです。
本作も宇津井には安定感を高倉に
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.8

双六タイプのボードゲーム、ジュマンジ。
低くやっと聴こえる程度の大きさでジャングルドラムを鳴らして「僕はここにいるよ。一緒に遊ぼうよ」と人間を巧みにゲームに誘い込む。まるでジャングル奥地に生息する食虫
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

2.6

ヤクザが出てきているのに画に迫力が全く無いのはわざとなのでしょうか?
全体に迫力不足に感じたのはやはり女子高生をヤクザに合わせたのではなく逆のパターンでストーリーを作っているからでしょう。
原作は読ん
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武士の家計簿(2010年製作の映画)

3.7

幕末の加賀藩に仕え算盤を片手に会計係をしていた武士の主人公(堺雅人)。
剣術はサッパリだが計算にかけては優れた才能を発揮する男で、徳川幕府終焉に向けて動き出していた時代には求められていた人物。

時代
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愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

パイロットになりたいと士官学校に入った一人の若者の青春物語。

本作から5年後公開『フルメタル・ジャケット』でお馴染みになった訓練生達が走りながら歌うミリタリー・ケイデンスが本作にも出てくるので、私の
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.8

レ二かレ二ーか?レネーかレネか...
眩しそうな目元で作る笑顔が「本気で笑ってんの?」と思わせるレニー・ゼルウィガー演じるOLブリジット・ジョーンズの恋愛日記。

私あまり多く彼女の出演作品を観てはい
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クルードさんちのはじめての冒険(2013年製作の映画)

3.9

原始時代の新世界の表現が楽しい。
よくもここまで殺風景なイメージ?の原始社会をカラフルにヴィヴィッドに想像したものです。ポップコーン花火が素晴らしい!
火や靴、その他の道具や満点の星空(火を使う事が
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.5

密と疎、疎と密。

コロナ禍のこんな時だから余計にそんな事を感じてしまう作品でした。
子供だけの共同生活は密。
子供達と両親の関係は疎。
彼等四人と地域の人達の結び付きは疎。
いじめを受けている女子中
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ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

3.3

リュック・ベッソンの作品をそれほど多く観ている訳ではないので確かなことは言えませんが、彼の描く様々なスーパーパワー系にはなんだか"上から降りてくる"物が多いような気がして、そういうのが好きなんだなぁと>>続きを読む

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.8

スカーレット・ヨハンソン本来の魅力が爆発。
彼女はアメリカ映画よりもこうしたヨーロッパを舞台にした作品の方がピッタリ来ます。
今コロナで公開待ちになっているブラックなんとかみたいな作品に出ているのが勿
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新・男はつらいよ(1970年製作の映画)

3.5

寅とおいちゃんとおばちゃんがハワイ旅行に行くことになったはいいが、こともあろうに出発直前になって...

前半のストーリーはいつになく起伏の大きいものでした。
当時(1970)ハワイ旅行に行くというこ
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メイド・イン・アメリカ(1993年製作の映画)

3.6

出演俳優がいい味を出していました。

デカいアメ車を扱うディーラーの社長を演ったテッド・ダンソン。
粗雑で能天気、タバコをスパスパ吸って、離婚は二回だが女とは寝放題、ガムをクチャクチャやってるアメリカ
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ダーティハリー5(1988年製作の映画)

2.9

さて、いきなりクイズです。
長身自慢の二人の男優クリント・イーストウッドとリーアム・ニーソン、背が高いのは一体どっち?
(答えは本文の最後に)

衝撃の第一作からやって来ました足掛け17年、ダーティー
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テッド(2012年製作の映画)

3.6

マーク・ウォールバーグが困っているように見えました。彼が悪ノリしても成立しそうな話なのにそうする訳にはいかない感じが伝わって来ます。
「俺、そういうの得意じゃないしぃ」
という感じで終始演じているよう
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ハスラー2(1986年製作の映画)

3.5

その道の先輩が後進に稽古をつける、そういう話は昔から枚挙にいとまがありません。

しかしまさかあの"疾風のエディ"(ポール・ニューマン)がそうした立場になるとは思いもよりませんでした。
ミネソタ・ファ
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時をかける少女(1983年製作の映画)

2.5

角川春樹が「薬師丸の後はこの子で行くよ」と原田知世に超期待して特別扱いしているのが伝わって来ました。
またタイムトラベル物のストーリーに尾道の坂道や階段の多い地形が摩訶不思議感の醸成にうまく効いていま
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ジャッカルの日(1973年製作の映画)

4.0

なで肩で首から肩にかけて華奢に見え金髪で鼻が高くシャープな顔立ち。小柄で細身で右肩が固いため歩く際左手の振りが目立つ男。ドゴール暗殺の指令を受けた後も街中の人波の中を素顔で歩くスナイパー。
片目を瞑り
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

5.0

お金が無くて技術的に未熟だった初期の頃のリアル鮫からお金持ちになって高度なテクノロジーを手に入れた後のリアル恐竜、リアルアニメ、リアル宇宙人そして本作のようにリアル戦争まで。なんでもリアルにやればいい>>続きを読む

リアル・スティール(2011年製作の映画)

3.5

観た時期が悪かった。
人と人との触れ合う機会を減らさないと社会が崩壊する危機にある現在。
世界中の人達が今より少し前の人との触れ合いを希求している現在、せめて映画の中でもそうしたものを観たいものだと思
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.0

擬音語で表すとすると...
ズッッバババヴァァァー、
あるいはドッッッバババヴァァー、
またはヅッドヴッバババババヴァァー、
等々かもしれませんがとても言葉では表しきれない。
これこそ映画でないと音付
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JFK(1991年製作の映画)

3.9

1963年のケネディ暗殺事件をオズワルド単独犯説を否定して描く。
未だに真相が闇の中である本事件、現職の大統領が市民の目の前で公然と暗殺されるというショッキングな事件であると共に背景に様々な陰謀が噂さ
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