広島カップさんの映画レビュー・感想・評価

広島カップ

広島カップ

おとぼけ映画感想文です。
一日一本♪三日で三本♪が夢です。

映画(1271)
ドラマ(0)

張込み(1958年製作の映画)

2.5

"張込み"というタイトルとパッケージに写る宮口精二の渋い顔付きからもっとヒリヒリする物を期待して観ましたがユル~い出来でちょっと拍子抜け。笑

横浜から列車に乗り込んだ二人の刑事が張り込み先の九州の小
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茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

3.5

スペインで行われている自転車ロードレースが題材という稀少なアニメ。
物語はレース前からではなくレース途中から始まっているのが短編アニメとして潔い。主人公の背景などはレース中に明らかにされて行く仕組みだ
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喜望峰の風に乗せて(2018年製作の映画)

2.8

こうした作品を作ることは結構勇気が必要かも知れません。
実話となると殊更でしょう。

夢と希望を胸に意気揚々と自身初のヨットレースに参加した主人公。
しかし現実は甘くなく海の上で徐々に追い詰められてい
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ザ・ウォール(2017年製作の映画)

3.5

2007年イラク戦争の最中、二人のアメリカ兵が足を踏み入れてしまった戦場は、一見戦闘終了後のような人っ子一人居ない静かな佇まいだったが実は蟻地獄のような戦場だったという話。

敵の姿が見えないという話
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.0

行方不明者が多発するデリーという町を舞台にしたスティーブン・キング原作のホラー小説を映画化。

子供達がその町に現れるピエロの格好した殺人幽霊(?)ペニー・ワイズと対決する物語。
死を意識した体験をし
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ALI アリ(2001年製作の映画)

3.9

それは生中継だったのか?中継録画だったのか覚えていませんがキンシャサの奇跡(1974)をその時テレビで観ていたのですよ私。
この世紀の一戦のTV放送があることはその日の朝の時点では気がつかなくて観落と
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孤独のススメ(2013年製作の映画)

3.3

坂道なんか無いオランダ郊外の景色の中を制限速度を守って走るバス。敬虔なクリスチャンの主人公の人生のようです。
ステンカラーコートを羽織りあまり手を振らずに歩く主人公はそのバスの座席に腰掛けている時にも
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.1

作品毎にガラリとキャラクター変換をするシャーリーズ・セロン。
本作では氷風呂に入って外から、ウォッカのオンザロックを豪快に呷って内から身体を冷し、ファッションやヘアカラーからしゃべり方から何から何まで
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ノイズ(1999年製作の映画)

3.0

ショートカットでキュートなシャーリーズ・セロンが宇宙飛行士の妻という役を演(や)っています。

夫が宇宙に仕事に行って地球に帰ってきたら「いつもの夫と違う」と感付いて…という話。
自分の夫が会社から帰
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天使の分け前(2012年製作の映画)

3.9

ケン・ローチ監督、相変わらず底辺で生きる人達に対して温かい眼差しを向けて来ます。

暴力沙汰を起こし更正の為に社会奉仕を言い渡されたグラスゴーの青年。
恋人との間に子供も産まれたこともあり真面目に更正
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SWEET SIXTEEN(2002年製作の映画)

4.5

主人公の15歳の青年が抜け出そうと藻搔いても世間の壁は高かった。
彼が生きて行くにはあまりにタフなスコットランド下層の社会状況、家族状況。
その世界をコンパスを持たずに走り回ってバッテリーが切れた青年
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ザ・パッセージ/ピレネー突破口(1978年製作の映画)

3.3

J・リー・トンプソンとフランクリン・J・シャフナー。※
マルコム・マクダウエルとマルコム・マクラレン。
区別が付き難く一瞬「どっちだったっケェ」となるそこのあなた!
始まってるかも知れませんよ軽度認知
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E.T.(1982年製作の映画)

3.0

スピルバーグのSF作品の中でエイリアンが登場するのは本作を含めて三作品。他の二本は『未知との遭遇』(1977)と『宇宙戦争』(2005)。

スピルバーグのエイリアンはシェイプが皆頭デッカチで手足が細
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マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014年製作の映画)

3.5

インドからフランスに流れて来た頑固な親父(オム・プリ)率いる一家が印度料理屋を開きます。
道を挟んで真正面に店を構えていたこれまた頑固な女店主(ヘレン・ミレン)率いるフランス料理屋と全面戦争に突入しま
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歓びのトスカーナ(2016年製作の映画)

3.5

『ロング,ロングバケーション』(2017)で認知症の夫婦の生き方を見事に描いたパオロ・ヴィルズィ監督。
本作は精神疾患を持つ二人の女友達のそれを描きます。
共にハンディキャップのある人々のQOL(人生
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忌野清志郎 ナニワサリバンショー 〜感度サイコー!!!〜(2011年製作の映画)

3.5

昨年末の紅白はとても面白かった。
なんといってもSASで終わったのが画期的でした。
紅白にカムバックして大きな注目を浴びていた歌謡界の大先輩北島三郎を「さぶちゃん」と呼び捨て!「ユーミンさん」に公然と
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シンデレラマン(2005年製作の映画)

4.0

ポール・ニューマン、
ロバート・デ・ニーロ、
マイルズ・テラー、
シルベスター・スタローン…
ボクサー役には何故か目尻の下がった垂れ目系男優が多いことに気が付きます。
本作のシンデレラマンこと伝説のボ
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ベイブ(1995年製作の映画)

3.5

皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

今年は亥年。
イノシシではありませんが親戚のブタちゃんの作品で今年のレビューは幕開けです。

ブタを亥に人間を申に猫
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.5

戌年最後のレビューは犬関連の作品を多く手掛け、おそらくワンちゃん大好き人間ではないかと推察される戌年生まれのラッセ・ハルストレム監督の作品です。

死んでも魂だけは他の小犬の体に乗り移って生き続ける主
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恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

3.6

1971年のイーストウッド主演作品は本作を含めて三本。他の二本は『白い肌の異常な夜』と『ダーティー・ハリー』。
全てにサイコな人物が登場している点が共通しています。
主人公(イーストウッド)は三作も続
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ジオストーム(2017年製作の映画)

2.8

今年を表す漢字一文字は「災」でしたが来年以降もこの字が連続してしまうのではないかと怖れています。
本作も災の話ですが、人類は将来においても根本的に地球環境破壊は解決できずにおり対症療法でしのいでいる未
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ウインドトーカーズ(2002年製作の映画)

2.9

盛大な爆発シーンとスローモーションを連発して迫力を強調して来ますがなんとなく雑な戦闘描写。
米兵が撃ちまくるショットの後に的あてゲームの的みたいに飛び出してくる我が日本兵のショットが連続します。人気T
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

2.7

ゾンビが閉鎖的な特急列車に紛れ込んでしまったら結末は呆気なくついてしまいそうでしたが、ゾンビ側に意外な特徴を二つ持たせた為に劇場公開に見合う尺の一本に仕上りました。
韓国のゾンビは迫力はあるけど少し頭
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.8

やったらやれるんだ!
ダイバーシティ!
ショービズ王国!
アメリカの良い所がギュット詰まっています。

今さらながらの質感表現には舌を巻きますし、加えてイルミネーション・エンターテインメント社作品は動
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スノーマン(1982年製作の映画)

4.8

80年代伝説(?)のミュージックビデオ番組「ザ・ポッパーズMTV」(TBS系列)。
ピーター・バラカンが司会を務め当時全盛だった洋楽MTVを紹介する私のお気に入り番組でした。

その番組でチラリと本作
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カサノバ(2005年製作の映画)

3.0

稀代の女誑しジャコモ・カサノバをスウェーデン人のハルストレム監督が描くとこんなにライトになり、北欧の爽やかな風さえ吹いて来そうです。
カサノバと同郷のイタリア人フェリーニが描く分厚いカサノバ像とは全く
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

2.7

潔癖症を持つ詐欺師(ニコラス・ケイジ)の話。
タイトルにあるマッチスティック・マン(マッチ棒男)には詐欺師という意味があるとのこと。由来を知りたいところですが、とりあえずこれがマンではなくてメンである
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.8

精細に素材を撮した料理のシーンは河瀬直美監督の特許かと思ったら是枝監督もなかなかやるではないですか。
名字が珍しい樹木とYOU(名字?)という個性の強い女優、コミカルもシリアスも両刀いける二人のお台所
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ダウト 〜偽りの代償〜(2009年製作の映画)

3.0

監督、脚本、カメラまでピーター・ハイアムズが気合い入れて一人でやっています。
私は未見のフリッツ・ラング監督の『条理ある疑いの彼方に』(1956)のリメイクだそうですがストーリーはほぼオリジナルとのこ
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眼には眼を(1957年製作の映画)

4.5

この復讐劇は凄かった。
今年の流行言葉を借りれば"この復讐半端ない"といったところでしょうか。
まさか捨て身の作戦とは思わず大半の観客は終盤まで観ていたのではないでしょうか。
シリアの砂漠化した山岳地
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.0

男が100%理解するには難しいのが女性の出産と子育て。
肉体的、精神的に非常にきついこととは解ってはいますが男には僅かなお手伝いしか出来ません。
子育てはまだしも出産となるとお手上げです。

本作、三
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レディ・バード(2017年製作の映画)

2.9

恋、友達、進学、親との関係などハイスクールガールの感心事"全部乗せ"の女子高生青春記。
圧倒的に女子受けする内容でして男としては何処を観ていいんだか戸惑いを覚えてちょっと肩身が狭い作品です。
映画館に
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ゴールデンボーイ(1998年製作の映画)

3.5

スティーブン・キングは本当に映画監督に愛されている作家ですね。

ジョン・カーペンター、
ブライアン・デ・パルマ、
スタンリー・キューブリック、
デビット・クローネンバーグ、
ロブ・ライナー(二作)、
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.5

あれからだいぶん経ちました。
男は結婚もし子供もできました。
なのに二人はまたまた会いました。
パリの街を会話しながら歩きました。
人生を経験し二人は大人になりました。
今回は日没までなので二人の時間
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ネバダ・スミス(1966年製作の映画)

3.2

『ゲッタウエイ』(1972)のレビューでも触れましたがマックイーンには追ったり追われたりする役の作品がとても多い。
本作は一作の中でその両方をやってのけています。

インディアンと白人のハーフという設
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(2017年製作の映画)

3.0

少しずつ光(視力)を失って行くカメラマンの男(永瀬正敏)を愛した女(水崎綾女)の話。

相変わらず細部に目が届く河瀬直美監督、加えてまたもや奈良の山の美しさも観せてくれます。
元々自然界の光を取り入れ
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