広島カップさんの映画レビュー・感想・評価

広島カップ

広島カップ

おとぼけ映画感想文です。
一日一本♪三日で三本♪が夢です。

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

3.3

原題の「The good(善玉) The bad(悪玉) and The ugly(卑劣漢)」とはクリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、イーライ・ウオラックの三人のガンマンことをそれ>>続きを読む

続網走番外地(1965年製作の映画)

3.0

主人公橘真一(高倉健)が網走刑務所を出所し函館から本州青森に移動してくる間の出来事を描く本シリーズ第二作。
網走を出て早くも橘が青函連絡船内でトラブルに巻き込まれるというストーリー。

一作目と基本的
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續姿三四郎(1945年製作の映画)

3.0

終戦の年。東京大空襲より後で原爆が広島に投下される前までの狭間の期間に公開された作品。
敗色濃厚の間違いなく暗い世相であったかと思う当時、我が国で数少ない楽しみの一つとして人々が映画館に足を運んでいた
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ジャガーノート(1974年製作の映画)

2.5

身代金目的に豪華客船に仕掛けられた七つの爆弾をめぐる海洋サスペンス。
公開時は洋上の豪華客船が舞台なので、本作の二年前に公開された傑作『ポセイドン・アドベンチャー』(1972)を連想しなくもなかったで
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白い沈黙(2014年製作の映画)

2.3

前半は説明不足の画面が続いて混乱した私の頭の中ではかえって「あっと驚く何か大きなどんでん返しがあるのだろう」と期待が膨らんでいきました。が……
『手紙は憶えている』(2015)を観てアトム・エゴヤン監
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プレイス・イン・ザ・ハート(1984年製作の映画)

3.5

黒人差別が色濃いアメリカ南部に暮らす一家四人。
警察官の夫がある日殉職し一家は突然大黒柱を失います。
残された妻(サリー・フィールド)は子供二人と夫の負債を抱えて途方に暮れます。
そんな一家に追い討ち
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.0

これでもか!と見所アクションてんこ盛りで最近胃腸が弱って来た当方は最後はもうお腹一杯消化不良です。
どんぶり飯をワシワシ行ける若い観客にはもう堪らない作品でしょう。

法外な報酬を提示されても「Yes
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スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー(2004年製作の映画)

2.3

映像が主で出演者が従の典型的作品。

出演俳優がジュード・ローでなくてもグウィネス・パルトローでなくてもアンジェリーナ・ジョリーでなくても全然OK!の作品です。

イマジネーションが主でストーリーが従
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あ・うん(1989年製作の映画)

4.3

昭和10年代、戦前の東京。
戦友の門倉(高倉健)、水田(板東英二)と水田の妻たみ(富司純子)、阿吽の仲の三人を中心に繰り広げられる羨ましい友情劇。

三人の俳優が各々に実に良い味を出しそしてお互いに高
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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

3.8

画家クロード・モネの出身地フランス北西部の港町ル・アーヴルに暮らすマルセル(アンドレ・ウィルム)という老人が主人公。
彼はこの地で靴磨きをしています。

画面構成に直線が多いのと動きが少ないカメラが特
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ディスタービア(2007年製作の映画)

2.8

学校の教師を殴って三ヶ月の自宅謹慎処分を食らい暇をもて余した青年(シャイア・ラブーフ)が自室の窓から近所を覗きまくります。
そしたら近所に美人(サラ・ローマー)が引っ越してきてビキニ姿でプールで泳いだ
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ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

3.6

推理劇色の強いヒッチコック作品。
TVシリーズ「刑事コロンボ」が好きで子供の頃に毎週欠かさず観ていた私は好きなタイプです。
やはりヒッチコックなのでグレース・ケリーが襲われるシーンなどのサスペンスタッ
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

2.6

この間『ボディガード』(1992)を観た時と同じ事を感じてしまいました。

「患者と関係を持つなんてプロフェッショナルじゃあない!」
しかも本作の場合はセラピストの方が美人だったりするのでなおのこと許
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ニッポン無責任時代(1962年製作の映画)

4.3

無責任なのか?調子がいいのか?適当なのか?

相手が社長だろうが部長だろうが、金が無かろうが、クビになろうが、会社の接待費がいくらかかろうが、女の子にソッポ向かれようが言い寄られようがそんなことは一切
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.2

死期の近い二人の老人(ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン)の出会いは病院の二人部屋。

窓側のベッドにジャック、廊下側のベッドにモーガン。
二つのベッドは平行に並び、首を回せば直ぐ隣の相手と話
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.9

「ほうら消(け)えるよ……
早くしないと消えるよ……
消える……消える………
消えた…… 」

死神といったら必ず思い出す三遊亭圓生師匠の名調子。
蝋燭の火を人の命に例えて蝋燭の火がきえること
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生きてこそ(1993年製作の映画)

3.4

今観るとどうしてもシャペコエンセが頭を過ってしまう作品です。

雪の山中に墜落して最初の夜が来る前に、夜を過ごす機内を閉鎖空間にしようとしなかったり、互いにピッタリとくっついて寝なかったり、上空を通過
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心の旅(1991年製作の映画)

2.8

ハリソン・フォード演じる主人公がある出来事で脳に障害を負ってしまいリハビリをしますが、精神的に元には戻れずに以前とは別の人格になります。
弁護士の仕事一点張りで家族を省みなかった生活が家族との時間を大
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ゲット スマート(2008年製作の映画)

2.5

アラン・アーキンやテレンス・スタンプといった渋目の役者が出ていることにつられて観ましたが、やはりスティーブ・カレルが好きか嫌いかで作品の評価は変わってくると思います。
彼のオトボケぶりが気に入るかどう
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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.7

第二次大戦後の赤狩りによって投獄されハリウッドからすっかり干されてしまった売れっ子スクリーンライターのドルトン・トランボ。
懐の深い人物として描かれています。

刑務所から出てきた後でもちっともへこた
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.3

マット・デイモンがアクションシリーズ第一作『ボーン・アイデンティティ』(2002)に出演したのが32歳の時。
トム・クルーズがジャック・リーチャーシリーズの『アウトロー』(2012)に出演したのが50
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ボディガード(1992年製作の映画)

2.1

主人公のボディガード(ケビン・コスナー)が依頼者の女と関係を持っちゃった場面以降「こいつはプロフェッショナルではないな」と思ってしまい、どんなにケビンが頑張って格好良さを醸しても私には全部裏目裏目に出>>続きを読む

ザ・ファイター(2010年製作の映画)

3.8

いつも思いますがボクシング映画はゴールがハッキリとしていて分かりやすい。
なんだかんだと苦難の連続の末に目指す先がチャンピオン。
物語の進むべき道がハッキリとしていてその路端にサイドストーリー(怪我だ
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スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

3.5

スリーピー・ホロウとはニューヨークの北にある街の名前。
ニューヨーク市警の刑事(ジョニー・デッブ)がその街で起きている連続殺人事件の捜査にやって来ます。
被害者は皆首を切り落とされているという事件。
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ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!/ハード・デイズ・ナイト(1963年製作の映画)

2.8

ビートルズファンの皆様、目の前に"ミート・ザ・ビートルズ"と"アビイ・ロード"と二枚のLPが置いてあったらどちらを先にターンテーブルに乗せますか?

私はアビイ・・・を手に取ります。笑
マッシュルーム
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

日本の音楽界に突如としてキューバブームを巻き起こしたブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ。
私も2000年の来日公演にイソイソと出掛けて行った一人です。
キューバ音楽に全く関心が無かったその頃の私があのア
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.8

お盆の頃に観たくなる一本で決して冬場に炬燵に入って観たいとは思わない作品です。仮にその頃に観ると次の夏が待ち遠しくなってしまいます。

普段は大都市圏の狭い家で生活している人間が夏休みに里帰りをして広
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

3.8

第一作目(1972):175分、PartⅡ(1974):200分、そして本作(1990):162分。
全部足して537分(約9時間)、足掛け18年の壮大なマフィア映画。
18年といっても二本目までが7
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

絶望的な状況にあっても希望を持つことの大切さを思う作品でした。

無実の罪でショーシャンク刑務所に投獄された主人公アンディ(ティム・ロビンス)はいつの日か刑務所の外に出るという希望を胸にムショ暮しを送
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.2

MCI(軽度認知障害)はドラマに使い易い存在ではないかと思いますが、それとアウシュビッツを上手く絡めて良くできたサスペンスに仕上げています。

老人ホームに住む主人公の老人(クリストファー・プラマー)
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.5

主役の盲目退役軍人(アル・パチーノ)の登場シーンから俄然引き込まれます。
この先二時間をこいつと一緒に映画の時間を過ごすのかと思うとワクワクして来る強烈な個性。

『ビバリーヒルズ・コップ』(1984
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死刑台のエレベーター(1957年製作の映画)

4.5

夜のパリの街を彷徨うジャンヌ・モロー。その場面に合わせて流れてくるマイルス・デイビスのトランペット……気だるい雰囲気がたまりません。
全体にそんな作調の中で展開される先の読めないフレンチ・サスペンスの
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駅馬車(1939年製作の映画)

3.8

狭い駅馬車(急行列車の向い合せシートみたいな車内)にバラエティ豊かな人達を七人詰め込みました。
車の中のカメラは三人をとらえるのが精一杯。余裕を持つことを優先すれば二人のショットが多い。
脱獄犯、賞金
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.8

このシリーズを観ていて"家長の苦労"ということを強く感じてしまうのは私だけでしょうか?笑
家を家族を維持していく家長の大変さに洋の東西は関係ないんだなぁと感じてしまいます。

マフィア同士の会話はいち
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チャルカ~未来を紡ぐ糸車~(2016年製作の映画)

3.5

チャルカとは綿花を紡ぐ糸車のことでマハトマ・ガンジーがイギリスの植民地支配への抵抗運動の際の象徴にしたもの。
綿花がこの糸車によって長い一本の綿糸に姿を変えていく。

日本が世界が抱える放射性廃棄物の
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.0

『ディア・ドクター』(2009)では笑福亭鶴瓶ありきで、そして本作では竹原ピストルありきで西川監督はメガホンをとったのではないか?と……

彼が登場するといつキレるのではないかとという雰囲気が濃厚でヒ
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