広島カップさんの映画レビュー・感想・評価

広島カップ

広島カップ

おとぼけ映画感想文です。
一日一本♪三日で三本♪が夢です。

映画(1034)
ドラマ(0)

狂った果実(1956年製作の映画)

2.8

葉山辺りで兄弟舟(漁船じゃあないですよ笑)を操る仲良し兄弟(兄:石原裕次郎、弟:津川雅彦)が人妻(北原三枝)を取り合うという話。

舟遊びをしていられるくらいですからボンボンの二人、所詮お暇な若者の「
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処刑ライダー(1986年製作の映画)

2.9

シリアスな役柄を演じた『プラトーン』(1986)の次に出演したチャーリー・シーンのB級SFアクション。(あれ、順番逆だっけか?)
その芸幅というか落差に観た後でシーンとしちゃいました。笑

なんといっ
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.0

いずれはそうなってしまうと思いながらこちらが観ているせいかも知れませんが、そうなる前の若きホーキング(エディ・レドメイン)と恋人(フェリシティ・ジョーンズ)の仲睦まじい様子が切なさを伴っていて良く描か>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

近未来に展開させた現在進行形のVRの世界の話と聞いていたのでのっけから Van Halenの"JUMP"をぶつけて来たのは予想外でした。
その後も70年代や80年代を匂わす趣向の物が随分出てきて「オヤ
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マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり(2015年製作の映画)

3.5

ロンドンを舞台にした双方共にペチャクチャ良く喋る男女の恋愛物語。
やたらとペラペラ会話している場面などはウディ・アレンっぽくも感じましたがサイモン・ペッグの方はもっとライトでインテリ臭くなく庶民的でい
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

2.8

クローネンバーグの作品はどれも終始暗いトーンなのは周知の所ですが、それに加えて生理的不快感が先に来て損してしまう作品とそうでない物と私の中では分かれます。
『スキャナーズ』(1981)等と一緒で本作は
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

2.8

ミステリー&アクションをニューヨークの通勤列車に乗せて突っ走らせました。

ストーリー自体は楽しめましたが音楽も含めて同監督の類似先行作品『フライト・ゲーム』(2014)に比べるとなんだか力が入り過ぎ
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故郷(1972年製作の映画)

3.3

瀬戸内海の小島に住む一家。
専用船で砂利運搬の仕事をして細々と生計を立てている。
苦しいながらも懸命に暮らしていた彼らにも時代の波が押し寄せ、船の故障を契機に仕事を捨て島を出ることを決断する話。

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危険な情事(1987年製作の映画)

3.5

コンゴ民主共和国の首都キンシャサでモハメド・アリとの伝説の一戦を交えていた頃(1974)のジョージ・フォアマンはかなり危険な香りを放っていました…………?

マイケルが私生活でセックス依存症であったこ
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スラップ・ショット(1977年製作の映画)

3.7

団体スポーツで最も荒っぽいものは?と問われたら幾つか頭に浮かびますがやはりこれが一番でしょうか、ア~イスホッキー!

今巷では日大アメフト部の選手の蛮行が話題になっていますが、あのクラスのダーティーな
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スーパーの女(1996年製作の映画)

3.0

スーパーマーケットって女性の為の場所という思いが強くしました。
売る方も買う方も男は肩身が狭い。

本作を観る限り顧客ターゲットを主婦一本に絞っていますし、販売戦略を決定するのも主婦達の気持ちが理解で
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.5

ポスターレイアウトでもダニエル・クレイグが正面を向いていて占める面積も広いし(遠くから見たら白目に見える)、クレジットでもダニエルの方が当然先ですが、この作品のメインに据わるのはやはりルーニー・マーラ>>続きを読む

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.0

サイモン・ペッグの感覚は正しい。
やはりチンタラゾンビは喜劇の材料として最適です。
水を得た魚のごとくサイモンはゾンビで遊んでいます。
もし仮に今の時代にチャップリンが生き返ったりしたら、絶対ゾンビを
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ゾンビ/ディレクターズカット完全版/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

3.0

ゾンビ映画を観た本数が少ないので偉そうなことは言えた立場ではないですが、ゾンビの生物学的分類の二大科目、すなわちチンタラゾンビ科とクイックゾンビ科のうち本作のようなチンタラ科が登場する作品は、私にはど>>続きを読む

コーマ(1977年製作の映画)

3.0

ツっかえないで漸く口にできたとしても次に口にする時には私自信がない名前の女優、ジュヌビィエーヴ・ビジョルド。
彼女が扮する女医が病院で起きた不可解なコーマ(昏睡)が絡む事件の謎を追うサスぺンス。
正統
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ホステージ(2005年製作の映画)

2.9

ホステージとは人質のこと。
二重人質とでもいうのでしょうか?人質事件を担当した警官(ブルース・ウイリス)が妻子を人質に取られるという凝ったシナリオの刑事物アクション。

なんだか違和感のある毛髪とベア
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

2.8

「そういうことですか」と最後に判ってもなんだか解らないことが多すぎて考えるのが面倒臭くなりネットのネタバレなんかも見てしまい、ネタバレ見てもキチンと納得が行かない作品。

結局私の卑近な日常感覚からか
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南極料理人(2009年製作の映画)

2.3

男八人の越冬隊が一年以上を一つ屋根のもと南極で暮らす(仕事する)。
大した娯楽もなく仕事もルーチンワークのようで毎日起伏の少ない生活。
作品中大きな出来事も起きずアクセントとして食事の重要性が高い。
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怪談(1965年製作の映画)

4.8

全四話で構成される小泉八雲原作の怪談話。
日本の自然風土に展開する生きる者とそうでない者に纏わる怪しい談。
やたらとオドロオドロしかったり陰々滅々と湿っぽい方向だけに流れずに怪談話の風格を感じました。
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クラッシュ(2004年製作の映画)

3.0

ロスアンゼルスに暮らす人々の様々な人物関係の話が並列に進行して行きます。
何故か皆うまく行かない悲しみ混じりの話であるところは共通しているので、初めのうちは何がなんだか誰が誰なんだか混乱します。
男女
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シェーン(1953年製作の映画)

4.0

映画史に輝く決闘物西部劇の定番作品。
なんと言っても最後のガンファイトから続くエンディングのエンタテインメントとしての見事さ。

1953年の作品にしては出色の緊張感を生んでいるシェーン(アラン・ラッ
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

2.9

中年女二人の逃避行の話。

逃避行って魅力的ですね。
皆色々なものを引き摺って仕方なく逃げる。

仕方なくという所がポイントで「こうするより他にない」という展開が強いほど良い。
逃避行の道すがらに起き
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チェンジ・アップ/オレはどっちで、アイツもどっち!?(2011年製作の映画)

3.5

中年男二人の中身入れ替り劇。

山中恒の児童文学「おれがあいつであいつがおれで」などの男女の入れ替り劇は『君の名は。』(2016)が記憶に新しい所です。
異性間のそれは自分の知らない性の世界に行く面白
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愛しのロクサーヌ(1987年製作の映画)

3.5

自分の大きな鼻にコンプレックスのある消防士(スティーブ・マーチン)の恋物語。

スティーブならではのユーモアに溢れた優しい恋愛コメディに仕上がっています。
喜劇役者と言ってもいいのだろうかという思うほ
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エミリー・ローズ(2005年製作の映画)

3.5

だ・れ・に・し・よ・う・か・な・?・カ・ミ・さ・ま・の・い・う・と・お・り・ナ・ノ・ナ・ノ・ナ……

悪魔憑(つき)の作品を観る度に思いますが彼等は誰に憑依するかをどうやって決定しているのでしょうか?
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.0

人喰い精神科医(アンソニー・ホプキンス)に翻弄されるFBI捜査官という構図が基本線の本シリーズ(『ハンニバル・ライジング』(2007)を除く)。

翻弄される捜査官の方はジョディ・フォスター、ジュリア
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

2.6

これは困った。

今年米寿のイーストウッド監督。
『ジャージー・ボーイズ』(2014)、『アメリカン・スナイパー』(2014)、『ハドソン川の奇跡』(2016)と80才代に突入してもグイグイ来ていたの
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チャップリンからの贈りもの(2014年製作の映画)

2.5

1977年クリスマス。
チャールズ・チャップリン逝去。
チャップリンの遺体を掘り出して身代金を要求するという実際にあった事件をベースにした物語。

根っからのチャップリンファンからしたら実際の泥棒に「
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.8

私とジャウム・コレット=セラ監督との出会いは不幸にも『蝋人形の館』(2005)でした。
あまりにグロいのでしばらくソッポ向いていたら『アンノウン』(2011)辺りからどんどん良くなっていくではないです
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聖の青春(2016年製作の映画)

3.6

私が子供の頃、私の父は囲碁と将棋が大好きで毎週日曜日の家族の昼めし前後のTVは決まって教育テレビが点いていました。
子供の頃の私は将棋に関心は無くその日も昼御飯を食べながらぼんやりとブラウン管に目をや
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.5

陽光いっぱいのイタリアの海に若きアラン・ドロンの魅力がいっぱい。
星の数ほどいっぱい有るニーノ・ロータの名曲の中でもひときわ輝きを放つテーマ曲の素晴しさ。
ルネ・クレマンの素晴らしい映画的演出もいっぱ
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オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

3.1

私は全く知らないギリシャの叙事詩「オデュッセイア」というのが原案だそうで、どこまで忠実かは判りませんが私はコーエン兄弟のオリジナルという感じで充分観れました。

炎天下の野っ原で鉄道敷設の労働を課せら
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バグジー(1991年製作の映画)

2.9

図らずも昨年(2017)と今年二年連続してアカデミー作品賞のプレゼンターの大役をフェイ・ダナウェイと共に担うことになったウオーレン・ベイティ。
今年はトラブルなく無事に大役を遂行できて名誉挽回でしたが
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

4.0

円熟した主役の老優三人の競演を観ているだけで幸せな気分になれます。
敬老の日にはマストな一本の誕生ですね。
老人三人が銀行強盗を企てる物語。

三人とはマイケル・ケイン(83才)、アラン・アーキン(8
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

5.0

ジョン・カーペンター作品の中でも一二を争う傑作の一つです。
しかしながら彼のホラー作品に見られる決まり事の幾つかが無いのが少し奇異な感じを受けます。

一つは彼のホラーに頻繁に登場する不気味に立ちつく
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七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

満を持していよいよこの作品です。
私にとってはチャップリンの作品は別にして特別な一本です。
この作品の魅力を上手く表現できるかどうか自信がありませんが、まあ気張らないでいつもの私のペースで綴って行こう
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