ひでさんの映画レビュー・感想・評価

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ミスター・ソウルマン(1986年製作の映画)

4.0

ハーバードの法学部に合格し将来バラ色のはずが親に学資を打ち切られた白人青年。彼がとった苦肉の策は黒人になりすまして黒人対象の奨学金を得ることだった。見事に奨学金を受け取り、あとはただ明るく楽しいキャン>>続きを読む

スピード(1994年製作の映画)

4.3

全米での評判を聞きつけ、少しでも早く観たくて試写会に応募しまくった作品。そして初見は試写会でしたw
日本が誇るアクション作『新幹線大爆破』をバスに置き換え、あの手この手で見せ場を持ってくるのは見事。ヤ
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サイコ(1960年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

サスペンスの巨匠ヒッチコックが生み出したサイコスリラーの名作。そうサイコスリラーなんて言葉はこの映画から始まったんですよ…
会社の金を横領した女性の逃避行をスリルいっぱいで綴ったかと思えば、その前半部
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.5

ひとりのちっぽけな人間であっても、周りに多大な影響を与え、つながり、拡がり、かけがえのない存在である… 人はひとりで生きているのではない。わかりきった、そして語り尽くしたと思っているそれを、力強く何度>>続きを読む

ショック集団(1963年製作の映画)

3.2

偽りはいつしか偽りでなくなり、異常であることが正常な中にいると最後にはあるべき正常な方向へと…
最初に観たサミュエル・フラー作品がこれでした。最後もまさにショック終断…

フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

4.3

ジョン・ヒューズ青春映画のなかで最高傑作コメディ。憎めないフェリスのおサボり大作戦。人生をとことん楽しむ爽快さ。そして自立への一歩を踏み出したアラン・ラック演じる親友キャメロンの満ち溢れた表情に拍手せ>>続きを読む

ザ・コミットメンツ(1991年製作の映画)

4.7

社会派アラン・パーカーが描く青春群像。ダブリンの若者が自分たちの置かれてる状況への反骨を表現するかのようにソウル・バンド結成を夢みるが…
バンドの中でくっついたり離れたりとよくある若者のバンド結成物語
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バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

4.4

大ヒット作となった『バットマン』の続編を再び手掛けることとなったティム・バートン。光と影、二面性の訴求に加え、『シザーハンズ』でも取り上げた彼の大好きなフランケンシュタイン物語をも盛り込み、遂にバート>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.5

アクションシーンの素晴らしさ、早坂文雄の高揚する音楽、黒澤・橋本忍・小国英雄による練り上げられたシナリオ、七人の侍たちが 農民ひとりひとりが 画面のなかで脈々と息づいている見事さ!

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.2

言わずと知れた傑作ミュージカル。サイレントからトーキーへと移ろうとしてるハリウッドを舞台に繰り広げられる、心踊る名曲の数々とダンスとシンデレラストーリー。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

タランティーノの鮮烈なる監督デビュー作。言葉の応酬、ノリノリの音楽、信用と裏切りの心理戦。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.3

まさにタランティーノの真骨頂がてんこ盛った傑作。これでトラヴォルタは復活し、ユマ・サーマンの美しさが知れ渡ってしまった。

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.2

テリー・ギリアムの傑作カルト大作。一見ファンタジック、でも真実は悲しい。