長大な尺稼ぎから放たれる壮大な前フリ。基本は修行回で盛り上がりも少ないが、最終話の作り込みだけは別格。とにかく爆破シーンが激ヤバ。あと地味に大正コソコソ噂話が沁みた。
善逸と伊之助いないからうざったい絡み少ないのは助かるが、代わりに新キャラ分の回想シーン延々繰り返してテンポは最悪。演出がひたすらクドいせいでラストも不完全燃焼感強いなぁ…。
一目見て分かる第10話のリッチさ…。作画もCGもめちゃめちゃ凝ってる。反面、前半のダラダラと話進まない感じはシリーズトップクラスにダルく、ギャグも流石にスベりすぎな気がした。
漫画らしいコマ割りで容赦なくビビらせにくる原作に比べると、アニメは演出にメリハリなくて割と萎える。ページの上下目一杯使った縦構図とか、横画面で再現できないから仕方ないけど…。
監督御所園翔太マジでレベチすぎる。アクションシーンに超絶クオリティのカメラワーク大量に拝めて眼福。後半ずっと殴り合いだけでストーリー進行しててゲロヤバ。あとOP良すぎ。
台詞回しとビジュアルのセンスだけで2分耐える謎のアニメ。そこまで面白くはないかも。
初回からまるまる1話使ってクリプトン星の崩壊を描くバカ丁寧すぎる構成。話自体はド定番なので正直印象は薄い。ルーサーとの因縁が完成する第3話ラストの構図とかは好きだった。
ストーリーは全然平凡だが、作画ガチで異常に神ってる回あるから侮れない。圧倒的ベストはピコピコハンマーの衝撃が見たことない躍動感の第17話、絵コンテ御所園翔太の超絶演出に絶句。
凛としえみの初々しさ良すぎ…。八郎太郎のCV高橋英則も地味にMVPだし、「雪ノ果篇」の面白さがベスト。「終夜篇」も最終話から第1期第1〜2話に繋がる円環構造に無事涙腺崩壊。
スパイや敵の正体が判明して加速度的に面白くなる展開、マジで反則級に面白い。生理的にグロい描写はアニメでも全く容赦ないし、でもってキタエリも遊佐も檜山も演技最高すぎた。
クッソ微妙。CG作画のアクションシーンがイマイチ煮え切らない。インセンが復活してヴィラン堕ちするせっかくの衝撃展開も黒幕の踏み台にされて適当すぎる幕切れ。出す意味あったか?
第1話の画作りと前期OPの解像度の高さで号泣。ドストレートにエロスとタナトスなのが良いし、作中の死生観マジでめちゃめちゃブッ刺さる。中盤以降のバカみたいな尺稼ぎだけ本当に苦痛。
ロボット(MS)からキャラクター性を削いで、徹底して“兵器”として描いたのが衝撃だったし、だからこそ戦争を通した“人間”のドラマが秀逸。第21話とか第28話のド鬱展開好きすぎ。
第9話から急激に面白くなってビックリ。原作に比べると演出のトーンがずっと平坦で、前半の恋愛パートとか陳腐すぎて見てられんが、その分アッサリ人が死んでいくドライさは好き。
CVも相まってかわいさ増し増しだが、結局はかわいいだけの出オチ一発ネタでもある。アニメ化したことで物語のディテールの甘さが余計に気になってしまった…。
あのちゃんのシリアス演技が堪能できる第4〜6話マジ神神神神神回。ついでに亜衣ちゃんデート回の第7話も神回。ラストは映画版の方が良いが、二人の最期を描いたのは原作以上に◎。
シリアス展開でもノリが変わらないから面白い。主人公撃たれてもあのしょうもなさ…。あと池田秀一出演がアツい。小山力也だけ演技の方向性ふざけすぎに見えるのが気になる。
脱力ギャグを無駄に全力でやってる分、原作の5割増しくらいで笑える。特に櫻井孝宏の演技バカ面白い。
子供向けの範疇でそこそこにイカれてるから素晴らしい。バカうるさいバーバラはマジで可愛いし、エコ左翼化したジェシカとアイビーの確執まで描いたのは本当に天才かと思った。
啓発アニメとしての説得力…。原作以上に人情味溢れる演出が若干鼻につくが、血管の中が汚いディストピアとして描かれてるのはやっぱり楽しい。無印版よりは圧倒的に面白い。
細胞の擬人化アニメにこんなこと言うのもアレだが、世界観があまりに全体主義でグロテスク。流石に萎えるわ。画がめちゃめちゃ硬いのに、声優だけやたらと気合い入ってる感じも微妙。
第6期マジで神回多すぎ。絶望絶望絶望絶望からの微かな希望、個性も作画も展開も何もかもがインフレしまくってて分かってても超超面白い。ラスト3話が最高すぎて泣く。
「A組vsB組対抗戦編」が長すぎる。「ヴィランアカデミア編」の何話かも明らかに作画で手抜いてるのが伝わってきて辛かった。次シーズンへの前フリなのは原作時点で承知なんだけども…。
「ヒーローインターン編」ガチでめちゃめちゃアツい。回想多すぎで途中のテンポ悪いのが瑕。「文化祭編」は原作だと激寒回だったが、アニメ版は歌が良すぎる…。
『ワン・フォー・オール』ガチで神回。『デクVSかっちゃん2』のメリハリあるアクション描写も相当痺れる…。後半で2話くらいあるアニオリ回が普通につまらないので、そこだけ厳しい。
オールマイトに殴られたかっちゃんがゲロ吐く描写はヒーロー殺しよりも普通にエグかった…。「体育祭編」が茶番なのと次シーズンへの引きで最後ちょっと尻すぼみに終わった感はある。
毎話見せ場らしい見せ場が用意されてる辺りはめちゃめちゃ丁寧なアニメ化なのだが、物語のチュートリアル的な場面ですら過剰に演出されているのは流石に冷める。まだ序盤も序盤だし…。
最終盤へ向けて104期生が集う激アツ展開に加え、大量の伏線回収でどんどん後がなくなる辛さがヤバい。ガビとカヤの関係性、全ての巨人の硬質化が同時に“氷解”する第81話がベスト。
ガビがめちゃめちゃ健気で泣かせる。ここまで人の情緒を掻き乱すアニメなかなかない…。今までの価値観全部ひっくり返して超エグい話になって、それでこんなに面白いのマジで天才。
ふたりぼっちの終末世界は非日常系百合アニメの究極すぎる。銃を向けた一瞬の緊張感や写真撮影時の細やかな芝居には感動した。こういう静かなアニメは音響の贅沢さが沁みるのも良い。
駄目すぎ。前作アニオリとの兼ね合いですげー中途半端なとこから話始まって、前半ずっと空気悪いの普通に最悪。いきなり剣抜けなくなる展開の取ってつけた感も原作の時から酷かったしなぁ。
初回2話がガチで完成度高くて期待感凄い。アニオリで増えた父子の描写めちゃめちゃ出来良くて原作よりも感動。まあ後半の展開まで含めると全体的な面白さには波があるって感じだが。
オカルト全開の超能力麻雀な一方で勝負のロジックはちゃんと理詰めなのが良い。たまに濃いめの百合回もある。後半のアニオリ個人戦も割と面白い。
『ケツ膜炎ゾンビ計画』でハロウィンにヒトラーとKKKの仮装してシェフがひっくり返るとこ死ぬほど笑った。あと『おしゃべりウンチのMr.ハンキー』がエグすぎて神回。
後半のアニオリ回全部つまらなくて苦行すぎた。高木さんらしい駆け引き要素のカケラもない、ありきたりなシチュエーションばかり見せ場にされても何も盛り上がらないんだが。