ひでりんstarさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

ジョウネツノバラ(2015年製作の映画)

2.9

台詞なし雰囲気で察しろ系なのは良いけど映像に変化が乏しいので普通に観るのが辛くなってくる。26分という短さ+裸の水原希子の美しさでギリギリ耐えられた感。

少年の詩(2015年製作の映画)

3.8

意外と少年を撮るのが上手い清水崇監督。曲が流れる瞬間が結構盛り上がるのでやっぱりちゃんとしてる。

ラブレター(2015年製作の映画)

4.9

コレは超ド級の感動青春映画。切ない…。泣くシーンであんな演技できる俳優なんて斎藤工以外いないんじゃないか。

人にやさしく(2015年製作の映画)

2.0

普通につまらないし曲の使い方も下手。コレは論外。

ハンマー 48億のブルース(2015年製作の映画)

3.9

作品としての完成度は正直そんなにだけど、伊藤沙莉と萩原みのりが可愛くて癒し要素高めなのと、ブルーハーツの曲に作品イメージがハマってるって点で割と好感触だった。

ブルーハーツが聴こえる(2016年製作の映画)

3.9

監督によって出来はまちまち。『ラブレター』は超絶最高。曲さえ流せば何でもありっぽいが、井口昇と李相日を同じ作品にぶっ込んじゃうような振り幅に多少の無理を感じなくもない。

アトピー刑事(2003年製作の映画)

4.7

10分間ずっとネタの宝庫。撮り方もやけに挑戦的。松本玲子⇄原達也の瞬時の切り替わりとかゲロバケツに手を突っ込んで悶絶するデモ田中とか絵面のインパクトだけで無限に笑える。

俺の空(1999年製作の映画)

4.6

『クルシメさん』とほぼ同じなんだけど『クルシメさん』よりも俄然好き。唯野未歩子が頭抱えて慌てふためきながら井口昇をブタ呼ばわりする演技、意味不明だけど絶妙に可愛らしくて最高。

わびしゃび(1988年製作の映画)

4.8

パンピーが被写体なのにどんなアイドル映画よりもアイドル映画的。この美しさはもう奇跡としか言いようがない。あの頃の純粋な恋心を思い出させてくれる究極のノスタルジー映画。

わたしとクルシメさん(1998年製作の映画)

3.6

『クルシメさん』の撮影裏話+しょうもないおふざけのフェイクドキュメンタリー。まあ『クルシメさん』のオマケみたいなノリ。

クルシメさん(1998年製作の映画)

3.8

特に意味もなく女の子におならをさせる辺りの下らなさ、絶妙なフェチ感に見る芯のブレなさ。何より作品が救済的な側面によってるという意味で井口昇の作品は初期からずっと一貫して面白い。

水戸拷悶2 狂気の選択(1997年製作の映画)

4.4

2作目なので二番煎じ感はあるけど破壊力は抜群。前作を超える更なる鬼畜を目指そうとしていろいろ試行錯誤してるのが伝わってくる。井口昇がケツ切られるとこの反応は正直クソ笑えた。

水戸拷悶(1992年製作の映画)

4.7

精神的にも体力的にもキツい1時間。軽い気持ちで見始めたらマジでゲロ吐くと思う。編集と音楽がスタイリッシュすぎたので映像作品としてのクオリティは高い。

水戸黄門Z(2016年製作の映画)

4.0

ミュージカル、あるいはラップバトルとしての水戸黄門。悪代官ラップのイントロでカメラが寄っていくカット割、あのシーンの顔面のインパクトが凄い。韻の踏み方も上手いし。

水戸黄門漫遊記 怪力類人猿(1956年製作の映画)

3.7

水戸黄門vsゴリラだけでもインパクト大なのに何か話を詰め込んでる感が凄いのでボーッと観てたら普通に置いてかれる。ラストはゴリラの勇姿に涙。

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

4.1

割り切ったガバガバエンタメ、つまりは戦争映画を超える純戦車映画。こういうスローモーション好きなんだろ?の連続。砲弾や地図の下りにサスペンス一切ないのが逆に潔くて良い。

あした世界が終わるとしても(2019年製作の映画)

2.9

この絶妙に盛り上がらない感じなんだろうな。アクションシーンのカメラワークとかは良いんだけど。

アンダーウォーター(2020年製作の映画)

4.4

前置きはさっさと終わらせてその後はノンストップという潔さ。人間が破裂する時の見せ方が緊迫感に溢れてて痺れた。ベリショ下着姿のクリステンがカッコいいってだけで十分元は取れる。

アップグレード(2018年製作の映画)

4.2

近未来SFでは随分と地に足ついた予算感でかなり面白いイメージを具体化出来てると思う。アクションシーンの妙な動きだったりカメラぐるぐるするやつが無駄に格好いい。

整形水(2020年製作の映画)

4.4

割とガチ目のグロホラーなんで描写はかなりエグみが強め…。原作よりも美しさと醜さに説得力があってそこはやはりアニメーションの上手さを感じる。風呂場の禍々しいビジュアルとか超好き。

死霊のはらわた(2013年製作の映画)

5.0

芸術的でスタイリッシュながらも絶妙にダサい究極的なバランス。原典の持つ精神性の確かな継承と洗練されより過激化したスプラッター表現の追求を完全に両立して見せたのがヤバすぎる。

死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

4.9

過剰!全てが突き抜けまくってて最っ高!意味不明のゴリ押し展開とブルース・キャンベルの1人芝居に腹が捩れる怪作にして傑作。常にパワーが有り余ってる。前作の30倍は狂ってる。

テキサス・チェーンソー ビギニング(2006年製作の映画)

4.8

前作を軽く凌駕する情け容赦ないスプラッターと狂気に振り切れたキャラクターで観る者の脳を刺激する最悪の映画。本当に最悪。

テキサス・チェーンソー(2003年製作の映画)

5.0

名作ホラーのリメイクとして究極の最適解を叩き出したトラウマ級の傑作。美しい映像、猛烈な不快感、狂気的な迫力、そして何よりこの映画には原典に勝るとも劣らない風格がある。

悪魔のいけにえ/レジェンド・オブ・レザーフェイス(1995年製作の映画)

4.7

ソーヤー一家を政府の陰謀論と結びつける展開激アツすぎ。レネーがプロムのドレス着てずっと裸足なのも最高だった。散々追い回されて虐められてるので興奮するし緊張感もある。

ハロウィン II(2009年製作の映画)

3.6

オリジナル版をなぞった病院パートまでは傑作。前作の乾き切った雰囲気とは対照的な雨構図が素晴らしい。後半はローリーのストレスフルな発狂演技と冗長なスプラッターが続いて微妙。

ハロウィン(2007年製作の映画)

4.4

割と丁寧なリメイクだが、ロブ・ゾンビ節が効きまくっていてオリジナル版とは全く別の印象。コレはコレで面白い。幼少期パートはホント最高でマスク被ったガキの気味悪さが良く出てる。

ハロウィンII/ブギーマン(1981年製作の映画)

4.6

前作を超える暗い闇、より研ぎ澄まされた静寂の中、更なる殺しが加速する……名作スラッシャーホラー衝撃の第2章に相応しき傑作。

ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2(2003年製作の映画)

4.5

シチュエーション系っぽい感じなので緊迫感があって良い。テカった造形もキショくて最高。バスの中で睨みつけられるシーンはマジでおしっこチビりそうになるくらい怖い。

サラブレッド(2017年製作の映画)

4.2

淡々としてるし別に大したストーリーでもないのに何故か引き込まれる作品。

我々は有吉を訴えるべきかどうか迷っている(2011年製作の映画)

3.7

暴力が減って下品方面にシフトしてるのがやや残念。ただやっぱりデリヘルの前で罵り合ってるシーンは好きだし、前2作より評価は落ちるもののそれなりにクレイジーな内容ではある。

我々は有吉を再び訴える 沖縄ヒッチハイク殺人未遂事件の全真相(2009年製作の映画)

4.8

ラストの有吉の演技がマジモンのキ●ガイすぎて最高。執拗にマッコイを殺そうとする展開が既に荒唐無稽だし、かなり茶番に開き直ってる分、コントとしての面白さには磨きがかかってる。

我々は有吉を訴える 謎のヒッチハイク全記録(2008年製作の映画)

4.8

クッソ笑えるし嘘くさいけど有吉の演技が妙にリアルなとこを突いてる。哀川翔の下りなんかはまだ手探りっぽさが見えるが、終盤の罵り合いが始まるともう普通に暴力映画として完成度高い。

熟☆ギャル☆白書 極楽仁王勃ち(2016年製作の映画)

4.3

序盤のノリはかなりつまらないのに後半で一気に面白くなる。佐倉萌は他キャストに比べて流石の存在感、そして意外にも広瀬うみが最高。めちゃめちゃ良い表情するんだよな広瀬うみ。

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.7

怪獣プロレスと陰謀論ファンタジーを掛け合わせた感動巨編。トンチキな脚本を強引に成立させるゴジラとコングの演技力が凄まじすぎた。ラストはちゃんと泣ける映画になってて感心する。

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

4.4

アクションも良いし、話の展開も韓国ノワールを思わせるスタイルで前作より芯が通っててエモい。平手友梨奈の撮り方とか堤真一のゲス悪役っぷりとか求めてたのがそのまま出てきた感じ。