ひでりんstarさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-(2021年製作の映画)

3.3

ちょっとアンバランスな気はした。藤丸のステゴロよりもっと見せるモノあっただろ…。お祭り映画やってる割にちゃんと喋らないのも普通に興醒め。逆にゲーティアは喋りすぎで小物感強い。

劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Paladin; Agateram(2021年製作の映画)

4.8

ファンサ要素強すぎないか?個々の戦いそれぞれにフォーカスしていて演出と台詞がよりドラマチック。掴みのマシュvsランスロットとアニオリ全開の三蔵vsモードレッドは超絶激アツ。

劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Wandering; Agateram(2020年製作の映画)

3.4

描写がサラッとしすぎ。聖抜もダ・ヴィンチちゃんも流星一条もやってることの割に何の悲壮感もない。他キャラが棒立ちしてるのが特にキツい。台詞が多いので声優の熱演だけは印象に残る。

プライバシーゼロ秘密ライフ(2000年製作の映画)

5.0

周りの方がよっぽど企画に対して真剣だよなコレ…。流石にキツい。人が何故嘘を吐くのか考えさせられる。一番虚しいのは女優とのラブラブな雰囲気もSEXが気持ちいいのも全部嘘ってこと。

白 THE WHITE(1999年製作の映画)

4.6

究極の映像詩。一面真っ白な北海道でひたすらにカメラを回して自転車を漕ぎ続ける画の迫力といったら…。

流れ者図鑑(1998年製作の映画)

4.8

平野勝之のドキュメンタリーというだけでなく松梨智子のドキュメンタリーにちゃんとなってるのが凄く良かった。カメラにしか本音を晒せなくなった末路、顔面に張り付いた笑みの怖さよ…。

由美香(1997年製作の映画)

4.5

旅の最中でいろんな人と出会って刺激を受けていく感じがめっちゃ好き。ケンカするし自転車漕ぐのもうんこ食うのもツラそうだが、見てる分には微笑ましい。愛らしさが溢れてる。

わくわく不倫講座 楽しい不倫のススメ(1995年製作の映画)

4.5

前半の生々しい不倫ビデオから一転して後半では主演女優不在のままAVを撮ってしまうというヤバさ。フィクションとドキュメンタリーの融合がここまで納得感ある作品は他にないのでは。

アンチSEXフレンド募集ビデオ 劇場版(1994年製作の映画)

4.4

親は全てを見透かしている感。打ち明けるまでの緊張感パなくて途中までハラハラしっ放しなんだけど、最終的に落ち着く場所が暖かすぎてすげー良い感じの家族ムービーになってる奇跡。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.6

『シン・エヴァ』で見たかったモノが全部観れて最高。何故この狂気の沙汰を『仮面ライダー』で…。ド頭でセルフパロしてて潔いけど、あまりにも『エヴァ』旧劇を引き摺りすぎててヤバい。

ハロウィンH20(1998年製作の映画)

4.2

20年振りの関係を一気に精算する終盤のガチバトル堪らん。ラストだけは傑作。それまではデカい音ばっかのセンスないショック演出が続くが、コレでも『13金』撮ってた頃よりはまだマシか。

多動力 THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.6

何喋ってても頭に入らん。意味不明なシチュ、必然性のないカット割のオンパレード。ビジネス本の映像化としては流石にノイズが多すぎるが、そのノイズ部分が面白いんだから仕方ないか…。

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

4.0

輪郭線を排して色合いを最大限見せるアニメーション、氷の冷たさと日の温かさがダイレクトに伝わってくるし、それは人の冷たさと温かさというストーリーにもリンクしてる。上手いなぁ〜。

ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

3.8

言うまでもなくアーティスティック。カラスの見せ方が好きだった。平面的なアニメの不穏な奥行き…。主人公への共感度は低いが、宗教的なメッセージ性を汲むと話はかなり腑に落ちる。

なのに、千輝くんが甘すぎる。(2023年製作の映画)

3.4

原作はもっとポテンシャルあるよ。実写版はいろいろと惜しい。手塚くんは千輝くん大好きツンデレ野郎なのに当て馬扱い、“片想いごっこ”の解釈も微妙。総じて過程が描かれてなさすぎる。

ビギニング オブ トイレの花子さん イジメから始まる物語(2011年製作の映画)

4.3

意外とビジュアル良いよ。立体的なショットが多くて見かけ以上に撮影が印象深い。主演一人だけ佇まい美少女すぎるのもヤバい。透き通ったワイシャツの制服スタイルが異質でインパクトある。

ビキニ・パラダイス 香しきエロスの花園(2006年製作の映画)

1.8

野外プレイがちょっと解放感あってエッチだったが、それだけ。基本は室内だし、過激なことも全然してない。女同士で絡んでるの見せられるだけじゃAVでも普通に面白くないんだよな。

スーパーヨガール(2011年製作の映画)

4.3

クリプトン星爆破のテンポ良すぎてワロタ。84年版よりストーリーちゃんとしてる。スーパーガールとガッツリ絡むバーバラ(バットガール)や先輩面するスーパーマンが見れるのは楽しい。

スーパーガール(1984年製作の映画)

4.5

80年代特撮は飛翔シーンだけでも観る価値アリ。ストーリーはガバいけど、ヘレン・スレイターが明るく朗らかで可愛すぎるから全部最高。アイドル映画として100点満点の魅力に溢れてる。

スーパーマン棒/SUPERMANBOW(2010年製作の映画)

4.3

パロディのレベル高いし、ストーリーも普通にちゃんとしてて面白い。アーサがドS感ある攻めしてんのエロすぎて最高。前半がモブキャラのSEXばっかりなの地味に勿体ない気はする。

スーパーマン リターンズ(2006年製作の映画)

4.7

9.11後のヒーローの在り方を問い直す、あまりに重すぎる傑作。文字通り何があっても“帰ってくる”、スーパーマンの肉体と精神の不屈さを描いたラストの展開は本当に本当に素晴らしい…。

スーパーマン4/最強の敵(1987年製作の映画)

3.8

核廃絶なんて非現実的な夢を真剣に訴えるスーパーマン、それに説得力を持たせられる荒唐無稽な脚本とリーヴのスーパーマン力がやっぱり凄い。つまらない映画だけど、嫌いじゃないよ。

スーパーマン III/電子の要塞(1983年製作の映画)

4.8

スーパーマンvsクラークはシリーズきっての名シーン。闇堕ちスーパーマンがちょっとアブない男になるのも好きすぎる。前2作とは違う80年代らしいハチャメチャな派手さがあって楽しい。

スーパーマンII /リチャード・ドナーCUT版(2006年製作の映画)

4.5

レスター版のヘボい出来が嘘みたいな大傑作。展開全てに無駄がなく壮大。続編としてこちらが圧倒的に完成されている。ジョー・エルの出番次第でゾッド将軍の見え方が変わるのも新鮮。

スーパーマン II/冒険篇(1981年製作の映画)

3.4

全体的にどこをどう見ても能天気な感じが拭えず。エッフェル塔なんかもシチュエーションとしては好きだけど、編集がタラタラと冗長なのが頂けない。デートシーンは無駄に長すぎる。

スーパーマン ディレクターズ・カット版(1978年製作の映画)

4.2

ロイス幼少期の小ネタ、ジョー・エル登場シーン、終盤の地震など、基本的にどうでもいいシーンがちょっとだけ長くなっている。全体的な印象に差はないので、劇場版の方だけ観てればOK。

スーパーマン(1978年製作の映画)

4.4

リーヴのスーパーマン像が素晴らしすぎる。原作のイメージを完璧にトレースしたその佇まいといい、あらゆるシーンが画になってるし、変身前のヘタレ具合とのギャップなんかは本当に最高。

スーパーマンと地底人間(1951年製作の映画)

4.0

メッセージ性が強くシリアスな作風はかなり印象に残る。最後の台詞が「互いの生き方に干渉してはいけない」なのも、コレがスーパーマンの物語であることを考えればなかなかに攻めすぎでは。

スーパーマン(1941年製作の映画)

4.2

画が上手すぎる。光線を跳ね返すスーパーマンの動きがいちいち力強くて良い。勝手に捕まって助けられただけのロイスがラストでしてやったりみたいな顔してるのなかなか解せないが。

バラ色の人生(1942年製作の映画)

4.4

空間を広く使ったドタバタ感はないものの、古典的なマジックやレコードプレイヤーの使われ方にいろいろな工夫が見れて面白い。動機がメス猫の気を引くためってのも単純すぎて最高。

共同作戦(1942年製作の映画)

4.2

鳩時計が動いた後にスパイクがワンテンポ遅れてジャンプしてくる描写が特に好き。

一夜のできごと(2014年製作の映画)

3.6

初めから怪しさ満点なので男が単なるバカにしか見えない。

タマテバコ(2015年製作の映画)

4.5

棒でも飾らない演技が中学生らしくて最高。浦島太郎の物語を上手く翻案していて共感性も高い。微笑ましい→ホラー→微笑ましいの転調が完璧すぎてビビる。

カトンプールでの最後の日(2017年製作の映画)

3.8

変にエロすぎてギャグなんだよな〜笑。夏のプールの淡いカラーが淡い初恋の思い出にめちゃめちゃ映えてはいる。

私の惑星(2018年製作の映画)

4.1

思った以上に訳分からんことになってその訳分からん感情をどう表現していいか素直に悩むとこが物凄い着眼点。そもそもの主題がありがちな夫婦の倦怠期というのもなかなかに面白い。

頑固者(2018年製作の映画)

4.4

電話越しオンリーのほぼワンシチュエーション一発ネタ。オチはすんなり読めるレベルだが、スティーヴン・ユァンの演技がなかなか良くて8分間ずっと緊迫感が持続する流石の短編。