ひでやんさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

ひでやん

ひでやん

映画(1037)
ドラマ(1)
アニメ(0)

アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ(2009年製作の映画)

3.6

前作に続き相変わらずワイヤー無しスタント無しのパルクールはお見事。見応えある場面だが、前作よりちょっと短く感じて、もっと観たかった。

ダミアンの女装にはビックリ。潜入捜査して、敵と戦うアクションはキ
>>続きを読む

猫侍 南の島へ行く(2015年製作の映画)

2.5

小舟を漕いで土佐へ向かった斑目(まだらめ)と玉之丞は爆弾低気圧の荒波により南の島に漂着した。

現地の部族に捕まったが、部族のお宝を奪いに来た海賊をやっつけてヒーロー。
めでたしめでたしで部族と宴会と
>>続きを読む

パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.7

離婚して娘を連れて実家に帰ってきたナオコ。出戻りのナオコの実家は母が営む美容院「パーマネント野ばら」

この店名インパクトあるわあ。ここでパーマかけてもらったら、ちびまる子ちゃんのお母さんみたくなりそ
>>続きを読む

グーグーだって猫である(2008年製作の映画)

3.0

舞台は吉祥寺。
漫画家の麻子は長年連れ添った愛猫のサバを亡くし、そのショックで漫画が描けなくなっていた。

そんな時アメリカンショートヘアーを新しく迎え入れ、グーグーと名付ける。
グーグーの名前の意味
>>続きを読む

あなたへ(2012年製作の映画)

3.9

富山刑務所で指導教官として勤務している夫に、亡き妻から絵葉書が届く。故郷の海に散骨してくださいという妻の思いを叶えるため旅に出る。

キャンピングカーで富山から長崎まで旅をするロードムービー。

旅の
>>続きを読む

居酒屋兆治(1983年製作の映画)

3.8

函館で居酒屋を営む男と初恋の女性サヨとの悲哀をメインに、その店にやって来る常連客の人間模様を描く。

その昔、貧しかったエイジは、サヨの幸せを願って裕福な牧場主との縁談があるサヨから身を引いた。
サヨ
>>続きを読む

サイドウェイ(2004年製作の映画)

3.9

久しぶりに持っているDVDで3回目の鑑賞。

小説家を夢見るマイルスは、未だ出版までこぎつけずにいて、離婚した妻のことを今でも引きずっている。

親友のジャックは売れないTVスター。
ジャックが結婚す
>>続きを読む

スモーク(1995年製作の映画)

4.0

久しぶりに観たくなり、持っているDVDで2回目の鑑賞。

ブルックリンの街角にある煙草屋で店主をしているオーギーと、常連客の群像劇。

毎日同じ時間に写真を撮り続けているオーギー、
妻を亡くし小説が書
>>続きを読む

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

5.0

久しぶりに観たくなり、持っているDVDで3回目の鑑賞。

事故で母親を亡くした9歳の少女アディは、葬儀にやって来た母親の知り合いという男モーゼに、叔母の家まで送り届けてもらうことになった。モーゼとアデ
>>続きを読む

4分間のピアニスト(2006年製作の映画)

3.6

刑務所でピアノを教える老女は、女囚のジェニーにピアノを教え、コンテストを目指す。

4分間のピアノ演奏が最大の見せ場で、
鍵盤を叩き、ピアノ線をはじき、ピアノの台を叩く全身全霊のパフォーマンスは衝撃を
>>続きを読む

アルティメット(2004年製作の映画)

3.7

パリで隔離された13地区は治安の悪化が進み無法地帯となっていた。その13地区を支配するギャングに二人の男が立ち向かう。

アクション満載で見所たっぷりだった。
ダミアン役とレイト役の二人の身体能力は半
>>続きを読む

猫侍(2014年製作の映画)

3.3

犬派と猫派が対立する江戸に職を求めてやって来た斑目(まだらめ)は、猫の暗殺を頼まれ引き受けるが、玉之丞という猫の可愛さに、斬ることが出来ず家に連れて帰る。

猫好きの自分は、玉之丞に癒される。
ツンデ
>>続きを読む

紙の月(2014年製作の映画)

3.7

監督は「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八。銀行で働く平凡な主婦が起こす巨額の横領事件を描く。

「梅澤、横領したってよ」
…じゃなくて、「紙の月」

きっかけは化粧品。代金が足りないため、顧客から預
>>続きを読む

振り子(2014年製作の映画)

3.0

鉄拳のパラパラ漫画を実写映画化。
工場の倒産や妻の病気など、夫婦のさまざまな苦難を描く。

酒に溺れ浮気する旦那の心境や、旦那を支え続ける妻の思いなど、人物描写が甘く、あらすじのうわべだけを描いている
>>続きを読む

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.7

日米のスターが夢の共演を果たし、豪華なキャストで送るポリス・アクション。

NY市警の刑事ニックとチャーリーが昼食で入ったレストランで日本人の刺殺現場に直面するシーンで、松田優作の演技が強烈だった。
>>続きを読む

舟を編む(2013年製作の映画)

3.8

つたない言葉でこうして映画の感想を書いていると、自分の語彙力のなさに恥ずかしくなる。

「良かった」とか「凄かった」とか、
言葉の引き出しが少な過ぎて、同じ引き出しを何回も明けて、気持ちを表現する言葉
>>続きを読む

インシテミル 7日間のデス・ゲーム(2010年製作の映画)

2.2

大金を得るために10人の男女が生き残りを賭けたサバイバルゲーム。
ツッコミ満載でも、こういう系は観たくなるんだよね。

各自個室に入り、そこにはそれぞれに武器が用意されている。監視され、夜22時以降は
>>続きを読む

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

3.5

女優志望のねーちゃんと、漫画家志望の妹、その家族をめぐる人間ドラマ。

とにかく、ぶっ飛んだやつばかりだった。サトエリが演じる姉は、上京資金のために体を売り、東京で女優を目指すが、夢叶わず帰郷。

>>続きを読む

ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)

4.0

前作から5年後の昭和39年、
オリンピックの開催を控えた東京の下町を舞台に、ロクちゃんや淳之介の成長や、親子をテーマに描く三作目。

ハリーポッターの時も思ったが、子供の成長って早いよね。須賀健太くん
>>続きを読む

ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)

4.1

オープニングから、なぜか分からないがジンとくる。この世界観すべてが好きだ。前作のストーリーの翌年を描いている。

鈴木オートにやって来たお嬢様育ちの娘は鈴木オートをバカにするが、寂しさの裏返しだと、優
>>続きを読む

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

4.5

昭和33年、建設中の東京タワーが見える下町を舞台に、活気溢れる人情物語。

町並みの再現が素晴らしい。時代背景は昔だけど、古臭さをあまり感じない。

テレビ、テレビ、と喜ぶ子供。
一家に一台あるわけじ
>>続きを読む

十三人の刺客(2010年製作の映画)

3.8

江戸時代、将軍の弟にあたる明石藩主、松平なりつぐは暴虐の限りを尽くし、その暴君ぶりは幕府内に知れ渡っていた。

女をレイプして旦那を殺したり、女の両親を殺し、女を弄んだあと両手両足を切り落とし、だるま
>>続きを読む

夜叉(1985年製作の映画)

3.7

ヤクザの世界から足を洗い、港町で漁師として働く修治を高倉健が演じる。

漁師仲間の田中邦衛と船に乗り、漁をする光景がとても良くて、「夜叉」というタイトルを忘れ、「漁師の修ちゃん」という映画を観ている気
>>続きを読む

プレッジ(2001年製作の映画)

3.5

ジャック・ニコルソンを主演に、ショーン・ペンが監督したサスペンス。

刑事ジェリーが定年退職を迎えたその日、少女の遺体が発見される。少女の母親に犯人逮捕を約束するジェリー。

やがて、目撃証言から知的
>>続きを読む

川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

3.6

東京でOLをしていた佐和子は、父が病に倒れたため、実家のしじみ工場を継ぐことになる物語。

しじみ工場を舞台にヒューマンドラマを描くって凄い。もうDVDのジャケットがインパクトあるもん。

前半は、も
>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.4

天才的ハッカーのベンヤミンは出頭し、サイバー捜査責任者ハンネと交渉する。

ハッカー界のヒーロー、MRXを逮捕させる代わりに証人保護をしてくれと要求。
取調室でベンヤミン物語が語られる。

ベンヤミン
>>続きを読む

ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

4.2

若くて綺麗な先生が廃部寸前の水泳部の顧問になったが、妊娠、産休……
水族館の職員にシンクロの指導を頼んだら、教える気もなく、こき使うだけ!

だけど、それでイイのだ。
青春真っ盛り、青春ど真ん中の高校
>>続きを読む

ムカデ人間(2009年製作の映画)

3.4

タイヤがパンクして、森の中にひっそりとある一軒家を訪ねる冒頭から、物凄くベタなB級ホラー色を感じたが、なんだか物凄い不気味さと恐怖感を覚えた。

ムカデ人間というタイトルが強烈で、ずっと観るのをためら
>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

3.9

大司教殺人事件で逮捕された青年を弁護し、事件について青年と話していくうちに、青年の中でもう一人の凶悪な人格が現れる。

2000人以上のオーディションから抜擢され、今作でデビューしたエドワード・ノート
>>続きを読む

武士の一分(いちぶん)(2006年製作の映画)

3.6

お毒味係として藩に仕えていたが、毒により失明した武士をキムタクが演じる。

何をやってもキムタク、全部同じになると言われ続けて、本人もテレビでそう言われている事を知っていると言っていた。

月9ドラマ
>>続きを読む

ひみつの花園(1997年製作の映画)

3.9

お金が大好きな少女が銀行強盗事件に巻き込まれ、富士の樹海へ。

そこから生還した少女は、誰も知らない5億円を手に入れるため、樹海の地質の勉強に励み、運転免許を取得し、水泳やロック・クライミングなどをス
>>続きを読む

ハッピーフライト(2008年製作の映画)

3.0

副操縦士の鈴木は機長昇格のための最終審査のフライトをする。

国際線デビューとなる新人のCAは、乗り物酔いしやすい客やクレーマーなどの対応に追われる。

乗客から見えない裏側の苦労を描く。
全日空が全
>>続きを読む

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.7

江戸時代後期、離縁を求める女たちが駆け込むお寺があった。

夫が妻を離縁することは出来るが、妻から夫に離縁を言い渡すことは出来ない。完全に一方的で、男尊女卑の時代だ。

酒と女遊びで好き放題する夫と別
>>続きを読む

名探偵コナン 業火の向日葵(2015年製作の映画)

2.7

新たなゴッホの「ひまわり」が発見され、オークションにかけられる。

鈴木財閥の相談役、鈴木次郎吉が3億ドルで落札した。
えっと…日本円で約300億。
さ、さ、300おくぅ‼
バカヤロー!なんて金額だ。
>>続きを読む

るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

3.7

最期編の殺陣のシーンは、前2作に劣らぬアクションで、佐藤健が何かに取り憑かれたような表情と素早い動きで、健が演じる剣心に魅了された。もう剣心役は健以外に考えられない。

師匠の元で修行し、奥義を修得す
>>続きを読む

スウィングガールズ(2004年製作の映画)

3.9

ジャズバンド全員が一丸となり、コンクールという大きな目標に向かう物語を、矢口監督がユーモアに描き、ラストでちゃんと感動させてくれる。

東北の田舎の高校が舞台で、山形弁の女子たちがジャズをやるって、と
>>続きを読む