HIGEさんの映画レビュー・感想・評価

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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.0

いやーホントに、青春ってバカ。
アホな仲間たちとバカばっかりやってた青春時代にタイムスリップできました。
大胆かつ整合性の取れた構成が気持ちよく、未来への余韻を残したラストも心地よかったです。

ガタカ(1997年製作の映画)

4.3

これはすごい。SFであり、ヒューマンドラマであり、サスペンスやミステリーでもある作品。
未だ宇宙は遠いけど、こんな素晴らしい作品を時を経て再発見できるなんて、いやはやいい時代になったものです。

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.1

スポーツモノだと思って気軽に見始めたので、かなりの衝撃を受けました。
ボクシングシーンのクオリティの高さが素晴らしく、血とワセリンの臭いすら漂うリアルさが物語に確固たる手触りを与えています。
年を経る
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

正しいこととはなんなのか。
それが誰にとっての真実なのかは受けとる者次第だと、人間は結局一人一人別の存在なんだということを、家族のカタチをしているからこそ浮き彫りにする。
とても面白い作品でした。

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.6

いやーこれは確かに最悪にツイてないw
ホラーはそんなに得意ではないのですが、バカバカしい展開をホラー映画のお約束を交えたしっかりした演出で楽しめました。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.8

この時代にこんなハードボイルドな作品を見られるとは!

スタイリッシュさと泥臭さの入り交じるアクションシーンが満載で大いに楽しめました。

キアヌ・リーブスが50歳の時の作品と聞いて仰天。いやーカッコ
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八つ(2016年製作の映画)

3.3

つい一緒に数を数えてしまう映画。

誰しも意識的無意識問わずやっているルーティングの極限形。止められない不安と葛藤、どうにもならない閉塞感は、見ている者も巻き込んで息苦しさを増していく。

意図通りと
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.4

とんでもなく愚かしく、あまりにも鮮烈な愛のカタチでぶん殴られ、打ちのめされました。

きっと何も解決してやしないし、待ち受ける未来はろくでもないのだろうけど。その願いの通り、たった一人、愛する人の心だ
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.8

大学時代、気の合う友人と気軽な気持ちで映画館にて観賞、号泣。
「映画ってスゴい!」と改めて認識させてくれた大切な作品です。

心の奥深くまで突き刺さる、体の芯から震わす映画が見たいなら、是非。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.7

主人公のジョディ・フォスターは可憐なだけでなく芯の強さもありとても素敵。
しかしこの映画の魅力はなんといっても名優アンソニー・ホプキンス演じる悪の天才レクターの圧倒的存在感に尽きるでしょう。

この世
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

幼き日に強く感動を覚えた名作。
主人公に感情移入しやすい感受性豊かな子供にぜひ見て欲しい作品ですが、本に描かれた世界に惹き込まれていく感覚は、今の本を読まない子には共感を得にくいかもしれません。

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ミスト(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

パニックホラーものの傑作。
化け物も怖いがそれ以上に人間の怖さが凄まじい……!

最善を尽くした結果であれば悲劇的結末も致し方なしだと思いますが、最後の決断だけはいただけないなと。
極限状態とはいえ生
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