ひじぴーさんの映画レビュー・感想・評価

ひじぴー

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マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.7

以前にダコタ・ファニングのこの映画公開時の単独インタビューを聞いたことがあり、印象に残っていたので、今さらながらに見てみた。
感想は、前半は面白かったが、後半は期待外れ。前半の、心に傷を負ったボディガ
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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.5

友人からの口コミで歌とダンスばかりの映画だと思って観たけど、意外とちゃんとストーリーもあって楽しめた。
内容はほんとバカらしい映画だけど、それが突き抜けていて、それが逆に気持ち良い
主人公のキャラは、
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

宣伝用のあらすじからは、チープなストーリーのように思えたが、ところがどっこい、内容はすごく面白かった。ビートルズの曲をパクって有名になっていく罪悪感に悩まされ続ける主人公。いつか訴えられるのではという>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

5.0

誰にだって,一度や二度,間違いを犯したことがある.人を傷つけてしまったこともある.そんな過去の自分を振り返ってみたり,あるいは過去の友達に思いを馳せてみたり,そんなきっかけとなる映画である.嫌いな人間>>続きを読む

美女と野獣(1991年製作の映画)

3.5

この年になって,初めて本作を見たが,30年近く前の作品と言うこともあり,アニメーション表現という点ではやや古さを感じる.挿入歌も,昔にディズニーアニメという感じでやぼったく聞こえる.
近年のディズニー
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.0

一言で言うと,いかにもアメリカらしい映画.主人公のクラブ歌手の女性が,ギャングから逃れるために,かくまわれた修道院で巻き起こす騒動を描いている.伝統的で硬いがゆえに,信者もなかなか来ない教会.そんな閉>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.0

細田守監督らしい作品で面白いなと思う一方,見終わった後に,結局この映画,一体何だったんだろうと,釈然としない感もある.

4歳の男の子が,家の中庭でタイムスリップするという設定だが,釈然としないのは,
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

4.0

テレビ版を見ていないと理解できない内容。たとえ見ていたとしても、物語の半分も理解できないというのが正直なところ。一方、どう解釈するかは見る側に任されているという製作者の意図も感じる。また、どう解釈する>>続きを読む

レッド・オクトーバーを追え!(1990年製作の映画)

4.5

とにかくキャストがかっこいい映画。レッドオクトーバー艦長役のショーン・コネリーはもちろん、その腹心のサム・ニール、ダラス艦長役のスコット・グレン、ソナー員役のコートニー・B・ヴァンスなど、すべてがかっ>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

作品単体としては,出来が良く面白いのだが,『スター・ウォーズ(Star Wars)』シリーズを見続けてきたファンからすると,あれ?と思うシーンが度々出てきて,批判したくなる作品かもしれない.作品単体と>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

2.0

「インディ・ジョーンズ」シリーズは大好きだが,この作品はあえて見ないようにしていた.というのも,『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』で,やや物足りなさを感じていたので,その続編は,これまでの本シリーズ>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

4.0

アニメ版を見ているので、もちろんストーリーは知っているが、それでも面白いし、映像の美しさや、実写ならではの主人公や登場人物の表情の動きなど、二度目でも十分に楽しめる内容である。実写化された「ホール・ニ>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

1.5

正直,もう一つ感情移入することができない映画であった.タイムトラベルものは,過去に戻ることにより歴史が変わり,とんでもない損失を被ったり,歴史が変わってしまうことの複雑さにより,考えてもみなかったこと>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.5

良かった.見終わって,第一声がそれである.バーティー,ライオネル,エリザベス妃の3人の演技が素晴らしい.英語はネイティブでないので,吃音症の不自然さは完全には分からないものの,それを苦悩するバーティー>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

天才とは、なかなか理解できないものである。特に、フレディ・マーキュリーのように、波乱万丈な人生を駆け抜けたものに対しては、なおさらである。彼の半生をわずか2時間ほどに収めるのだから、ストーリー展開はか>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

音楽の良さを最優先にしてしまい、全体として非常にバランスを失ってしまった作品だと思う。数あるディズニーアニメの中でも、ミュージカルのような歌を歌うシーンが多い作品だと言える。そして、このことがこの作品>>続きを読む

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

4.0

メグ・ライアンの等身大の可愛らしさが魅力の映画。男性の側から言うと、どこかずるさもあり、それに嫌気がさすトム・ハンクスの演技にも共感が持てるところでしょう。
なんといっても僕がこの映画でイチオシなのは
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.0

エディ・レッドメインの演技が、すごい!切なさの中で、どこか希望を感じさせてくれる、セピア調の世界観が良い。できれば、理論を構築するまでの苦悩みたいなところも見たかったけど、そうすると万人受けしないのか>>続きを読む