HikaruMasamiyaさんの映画レビュー・感想・評価

HikaruMasamiya

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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

4.5

アレハンドロ〜〜〜〜♪

評価するに至らないほどの傑作
というよりも、評価してしまうのが勿体ない作品です。
伝わりますかね(笑)

過去に起きた悲劇的事実という粘土を、芸術という純金に錬金してしまうあ
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.6

フランスはパリにて鑑賞。

東京に住む知り合いのウクライナ人女性から電話を貰い、その内容がまるでロストイントランスレーションのようだと言われ、映画の内容を知らない自分は、彼女を知るためにと言う意味で、
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.5

ブラック・スワン理論とは、「ありえなくて起こりえない」と思われていたことが急に生じた場合、「予測できない」「非常に強い衝撃を与える」という理論。

一言で言うと、サスペンスが苦手で無ければ絶対に観た方
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皮膚を売った男(2020年製作の映画)

4.2

現代においての国際問題を、アートマーケットのお金の動きと重ねてくるのはストレートでありながら撚りがあり、複雑な要素が絡んでて脚本としてとても面白かった
そして、凄く感慨深い作品でした。

ウクライナの
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

4.0

エゴン・シーレ
28歳で亡くなったオーストリア人の画家
映画としては特に脚本や、出来事に脚色などの味付けは無かった。

そういった部分から、とても忠実にエゴンの人生を再現しようとした伝記映画なのでは無
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ミルク(2008年製作の映画)

4.0

アメリカ初のゲイ政治家、ハーヴィー・ミルク氏の実話を題材に制作されたガス・ヴァン・サント監督の映画。

俺自身はストレートですが、ゲイに対しての差別がない自分は凄く胸を熱くさせられた内容でした。

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エレファント(2003年製作の映画)

4.2

衝撃的な映画。

あまりにも当たり前な生活から予期せぬ非日常的な生活へとコインが裏返るかのように豹変してしまう。

ほとんどの人たちが、この当たり前に毎日が過ぎる日常を”普通”だと思い込んでいるが、あ
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フェアウェル(2019年製作の映画)

4.0

僕はオーストラリア人と中国人と日本人の血が混ざっていて、日本国籍在住です。

小さい頃は母親方の中国の親戚の家や結婚式に訪れたりしていました。

この映画を通して、この女優さんの動きがあの親戚っぽい、
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.8

まさに題名通り、映画の中から人生の大きな波を見て取れる物語でした。

愛が人をおかしく、と思えば次には愛が人を救う、畳み込まれるようなストーリーライン。

理性外の狂気的な愛と本質的な愛を比較するため
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(1954年製作の映画)

3.5

様々な映画やストーリーのベースになった教材映画のようなものな気がします。

なので逆に言うと、ストーリーが読めちゃう。
でも1950年代からしたら衝撃的な物語の流れで、構成だったんだろうなと思いました
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フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

2.5

(個人的にですが)典型的なアメリカ映画のシーン寄せ集めの様な映画。

実際に人がイライラしている時に見える物や文字、人の表情などといった世界観の見せ方は上手かったですが、演技に関しては、役者が大根だら
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.3

デヴィッドリンチ映画作品、初めての鑑賞。

リンチ作品の最初は、イレーザーヘッドを観ようと何故かプライドを持っていたが、TSUTAYAに行った際にたまたまエレファント・マンが目に飛び込んできて、そのま
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.5

”戦争を題材にブラックユーモアを含んだ映画を作る”という時点で、踏み出せないはずなのに、この映画ほど振り切ると正直キューブリック監督の怖いものなさに感動する。

この位のぶっ飛んだ映画を作らない限り戦
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.7

嫌いじゃない。
新しい感覚のゾンビコメディ映画だった。

ショーン・オブ・ザ・デッドを彷彿させる世界観。
ただあそこまでの激しさはなく、ゆったりと時間が過ぎていく中にユーモアが組み込まれている。

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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.2

自分の友人に、フランス人でジェレミーというギャスパーノエのアシスタントがいるんですが、彼以上にクレイジーな人間にいまだに出会った事がありません。

そう思うと、手下がとんでもないので、そのボスのギャス
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.8

素晴らしい作品というのは覚えているが、3時間弱あるのでシーンずつの記憶が曖昧ですね。

最後のシーンは素晴らしいと思いましたけど、そういう感じでポイントポイントが生きていて他のシーンは覚えてないみたい
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

4.0

素晴らしい映画でした!
これがノンフィクションというのもまた面白い。
さすがシドニー・ルメット監督の作品、彼が作品にしようと目を付ける歴史や、事件はとてもユニークで大衆的な作品とは違いリアリティがあっ
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セルピコ(1973年製作の映画)

4.0

警察の汚職はもちろん、人種差別の行動などが目立っている今だからこそこういった作品は強く身にしみるというか、観ておくことで教養にもなるといった意味で素晴らしい作品だなと思った。

最初に、作品から出演者
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モンティ・パイソン/人生狂騒曲(1983年製作の映画)

2.2

吹き替え版を見たが、英語から無理矢理翻訳しているんだろうなという文章が目立って英語で観た方が面白そうだと感じた。

モンティ・パイソン初めての鑑賞だけど、もう観ないかなぁ。

戦争時代とラグビーの風景
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

3.8

医者の映画やドラマはあまり気が進まないのですが、コメディが含まれている作品というのと違う視点で世界を見るというポイントに惹かれて鑑賞。

ロビン・ウィリアムズは型にハマった人間以外の役や、風変わりな先
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.2

人間が他の宇宙人に支配されているところから知能を高めていき、打ち勝とうとするアニメーション映画。

出てくるキャラクターや動物など、人間以外は完全なオリジナルなものしか出てこないので、作者の頭の中が垣
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

スピルバーグの愛がゲーム業界に伝わって今までにない規模の協力とコラボレーションが実現した映画。

ガンダム・ゴジラ・ターミネーター・インベーダー・ストリートファイターからたくさんの作品が登場してゲーム
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.5

前編のインフィニティ・ウォーを観てしまったので、チョイス無く連続で鑑賞。

やっぱり引き続き、コンピューターグラフィックについてもレベルが高くて、脚本や脚色もインフィニティ・ウォーよりも凝っているよう
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.3

映像ディレクターを仕事でやっているものですが、撮影技法などを観るのを忘れて夢中になって見てしまった笑

脚本からコンピューターグラフィックからキャラクター(ここはもちろんマーベルなので最高)から全てに
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

鳥肌映画
人生の意味というものが凝縮されて忘れかけている本質が凄くピュアにぶつかってくる作品です。

π(1997年製作の映画)

4.8

最高のアート映画。
人生の本質を複雑なようでシンプルに表現したアロノフスキーの頭の中を垣間見れる作品です。

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.0

これを観る事によって、自分の環境や精神世界もキューブリックに近づいている事に気付かされた。

常に美しく見える世界にも裏側があり、そこに足を踏み入れると不思議な魅力がありなかなか出難いというのは知らな
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.8

こういった内容のSFアクションはありがちなので、観るかどうか迷っていましたがやけに評価が高かったので、試しに観てみたら引き込まれました笑

SAWの脚本を担当したリー・ワネルの作品ということで、アクシ
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.8

名画にまつわるストーリーを映画化した作品。

昔のオランダの雰囲気も映画内で再現されていて、すごく面白かった。
内容はもう少し濃かったら面白かったけど、キャストでカバー出来てたと。

アートが好きな人
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.8

この歴史を経験していない人が評価できる内容の映画ではありません。
内容の忠実度などは置いておいて歴史の勉強として多くの人が見るべき作品です。

空海(1984年製作の映画)

4.8

初めての日本映画

基本的に外国映画しか見ない自分にとって、黒澤明監督や北野武監督の作品を観るのは少し重さを感じてしまって踏み込めなかったのですが、あえてそこを外して、この空海を見たことによって、独特
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.4

キャラクターのそれぞれの濃さもいいし、ストーリーの伏線やサブリミナル効果を使ったリマインドとかもめっちゃ効いてて脚本の緻密さに感激した。

カメラワークは特に気にならないで観やすい撮り方がされてるよう
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マシニスト(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後にまとめて畳みかけてくる伏線たちが素晴らしく気持ちよかった。

途中までは理解しづらいところが伏線を回収しきったタイミングで気持ちよく答え合わせさせてくれたので、色んな人に理解しやすいストーリーに
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