ズルズルさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ズルズル

ズルズル

映画(647)
ドラマ(0)
アニメ(1)

ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

-

裁かるるジャンヌは見れなかったけどこっちを
この光と影こそがわたしが白黒映画に求めるもの!って感じだったし、回想シーンでは突然柔らかになるのもなんだか可笑しかった

ゲアトールズは愛した男にすべてを捧
>>続きを読む

恋の秋(1998年製作の映画)

4.0

春→冬→夏→秋🤗

みんなマガリの心に土足で踏み込みすぎては?とは思うけど誰かにズカズカ踏み込まれたい時もある イザベルがマガリの広告のキャッチコピーを考えるとき、彼女の魅力を3つ 思い浮かべるシーン
>>続きを読む

東京上空いらっしゃいませ(1990年製作の映画)

-

牧瀬里穂かわい〜〜 
年の数だけの花束も、17本じゃあそんなに大きくもなくて切ないね

中井貴一の家の間取りが最高、あとラストで下の階の女の人が着ていた赤いストライプのシャツが欲しいし最後に頑張ろうね
>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

-

うわ〜〜ん、めちゃくちゃ良かった 東京物語を別枠とするならば小津ベストかもしれん

晩春より一歩進んだイメージ 晩春の紀子よりこっちの方が断然好きだしアヤちゃんはどちらとも最高! 
杉村春子のむくれ顔
>>続きを読む

夏物語(1996年製作の映画)

4.0

ポーリーーヌ!健康的な女の子はそれだけで元気になる、マルゴが大好きなんて魅力的なんだ
どこからでも海が見渡せる街が好きだしそこに灯台があればなおグッド

待ち焦がれた恋人にもなれない彼女が現れてからは
>>続きを読む

晩春(1949年製作の映画)

-

時代が違えど街が変われど地続きの世界だなと思えた

結婚していきなり幸せになれると思う考えがむしろ間違っている、幸せは二人で長い時間勤めて初めて生まれるものなんだって 
晩年どう見ても仲睦まじい夫婦だ
>>続きを読む

冬物語(1992年製作の映画)

4.2

『冬物語』
四季物語編、春→夏→秋→冬 でみようとしてた、あっぶねぇ〜

ロメール映画でどの主人公が好きか考えてたけど、魅力的という点では暫定一位がフェリシー

ふらりと入った大聖堂で自己流の祈りを捧
>>続きを読む

春のソナタ(1989年製作の映画)

4.0

『春のソナタ』

偶然の出合いから友情への発展とどうしようもないけどまぁ魅力的な男との駆け引き、ロメール お得意すぎる 哲学的な言い回しが多くて少し難しかったけどルンルンで聞いてた

台所にある奇妙な
>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

-

白黒の中でこそ鮮やかな色がビビっと届く、①での絵画でそう思ったけど 小窓から覗いたシアーシャ・ローナンの青い瞳と真っ赤なリップには震えた 唐突にアニメーションになるのも全て映像の自由じゃん!!て感じで>>続きを読む

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

-

ひっさしぶりにザ・アメリカ映画 が見たくなって思いついたのがこれだった、なぜ…
映像がずっとかっこいい 最高と最低が繰り返されるのでどこから降下していったのか、そこも見たかったな〜と思った

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

-

本当に子供の頃ハリー・ポッターが大好きでこれについては愛を語り尽くすなんて無理…毎日登下校中も歩きながらハリポタ読んでたからね(キモ)
途中から原作しか読んでないのも後悔したけど登場人物や風景はいつも
>>続きを読む

いとみち(2020年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ良かった
いととばあばが二人で三味線を弾くシーン、音の格好良さとばあばの力強さ ばあば役は俳優ではなくて津軽三味線の名手とのことで納得 あの見るもの聞くものを黙らせる何かは演技じゃ届かない
>>続きを読む

幕末太陽傳(1957年製作の映画)

-

1950年代の品川からの幕末の品川
ドタバタ劇で繰り返される具合の悪そうな咳、コメディと隣り合わせの死の気配が不思議な感覚だった 数ミリ浮いてる感じ
まさに浮世離れで品川のセットを駆け抜けるラストシー
>>続きを読む

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

-

派手な話でもないけどなぜだか“人生はお祭りだ”感があった 走馬灯のよう
プリプリした女と自分のことは自分でしてみようと考え始める男たち

いつも思うけど、このはっきりとした戦争の影だけは経験した人たち
>>続きを読む

ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

-

暮らしは心折れても逃げ出せないしあと数年間だは通用しない、それが大学生活との違いだな〜と改めて思った それでもそこで過ごした人たちは卒業してからも保護者のように思いを馳せるんだろうな
吉田寮通信、読ん
>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

-

1話目 “わたしたちにはリズムがある”というキラーフレーズでなんてこった! ホンサンス的二度見ズームが大好きなので笑いました
2話目 箸休め、必要悪 ふーんて感じだった

3話目 本当に素晴らしかった
>>続きを読む

美しき結婚(1981年製作の映画)

-

みんながあんまり好きじゃないのは全然頷けるんですが…
ラスト5分 癇癪を起こして事務所を飛び出してからの謎の微笑み、恋のちゃぶ台返しで結局手紙も読まず、走り出した電車のボックス席に
差す光、トドメの笑
>>続きを読む

イタリア旅行(1953年製作の映画)

-

アートハウス入門 にて
序盤の忙しなさと車外の風景に対する小さなおや?と、美術館のシーンでのよくわからん深いとこから湧いてきたような感動 自分でも理解しきれなかった小さな心の揺れをしっかり言語化してく
>>続きを読む

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

-

ネオクラシックをめぐる七夜にて、初カウリスマキ

岨手監督のコメントのうち、“スクリーンの中の主人公と観客であるわたしの距離感”についてがめちゃくちゃ良かった
それから夜の植物園も印象的で、この映画の
>>続きを読む

満月の夜(1984年製作の映画)

-

登場人物全員嫌いだし冒頭からずっと退屈だしなんだかな〜と思ってみてたけど、満月の夜から絵描きの男との会話、ラストシーンまでで一気に面白いじゃんとなった 映画にはそういうとこ(魅力ともいえる)があるな>>続きを読む

愛のまなざしを(2020年製作の映画)

-

初 万田監督
そもそも妻に先立たれた男の物語多すぎでは?妻を殺すな自殺さすなやそこにロマンを求めるな、と最近モヤモヤしていたところで一番とんでもないものを観た

草の響き(2021年製作の映画)

4.2

最初と最後のシーンがそれぞれ良かった、すーっと滑り出す少年からタイトルが出たところでもう涙 港町とスケーターの瑞々しさよ 
それから最後の東出くんは輝いていたな、役者としてあのシーンが撮れたのなら本望
>>続きを読む

愛のむきだし(2008年製作の映画)

-

その昔途中で爆睡かましてからおよそ10年ぶりかの再鑑賞(ヒミズ→愛のむきだし世代でしょ)愛じゃん
満島ひかりと安藤サクラがめちゃ良なのは言わずもがなでニッシー最高でしたね

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

-

メディアに対して偏見と嫌悪感があるので、ドキュメンタリーの制作シーンは結構キツかった、これは劇場で見れてよかった
“司法が許しても社会は許さない”自分が感情で流されてしまうので真実だけを伝えてほしい、
>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

-

上白石萌歌ちゃんのこんがり日焼けした肌と親子の在り方はとてもよかったけど全ギャグが合わなかった…

ロイドの要心無用(1923年製作の映画)

-

ピアノ生演奏と子どもたちの笑い声と共に鑑賞
古い映画のあのチャカチャカした動きが好き

少年の君(2019年製作の映画)

4.5

This is our playground,
This was our playground,
This used to be our playground
付かず離れずの距離、世界を守る、君を守る
>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

-

悲劇なのか喜劇なのかもはや右も左わからなくなるまでブンブン振り回された気分 警報のシーンと鳴り止まない楽器隊に頭がおかしくなるかと思ったよ
昼の月と夜の太陽、その朝日を目に焼き付けられるかな、わたしな
>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

-

良かったところ 映画への愛、涙のキラリ感、完璧なキュン、テンポ、ハダシの映画的テンション、かりんちゃんのマインドも好きだったしただ敵対させて蔑ろにしてないのもいい
良くなかったところ 夏の湿度感、もっ
>>続きを読む

それから(2017年製作の映画)

4.2

作られた白黒映画は好きじゃないと思いながらタクシーのシーンがあまりにも綺麗で特別すぎた、それは前半からおや?と匂わせてたけど本当に光の射し方が100点でびっくり(この魔法みたいなワンシーンのためにモノ>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

-

映画自体はすごく良かったのにさーっとレビュー読んでいろんな角度からイラつく内容が多くてほんとに気分が悪くなった

雨月物語(1953年製作の映画)

-

最終兵器 京マチ子 
別に二百年昔の映画でもなしに、当時からしても時代劇なのにこの説得力 

飛行士の妻(1980年製作の映画)

-

フランソワの寝顔はわたしが守りますね まず飛行士の妻じゃないことが奥行きを与えてた感
たまたま見つかるポストカードと順番待ちの公衆電話

友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.2

え〜〜超超よかった…ブランシュはいわゆる拗らせタイプにしては珍しく劇中で誰のことも傷つけないことがいいなと思ってたので、湖畔での会話には?!?!ってなったけど勘違いでよかった〜〜!レアと見つめ合う(睨>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

-

この時代の映画には、戦後の影が自然にかつ色濃く映っていてそれだけでハッとする
“年取らないことに決めてますから”と“わたしずるいんです”もちろん紀子だけではないんだけど、台詞と表情一つ一つの深さが計り
>>続きを読む