hikumahikaさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

  • List view
  • Grid view

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.0


今回観るまでタイトルのイメージで、デイジー姐さんが華麗なハンドルさばきを魅せるカーアクション作品だと勝手に思ってました…

モーガン・フリーマンの抑えた演技、いつも素敵です。

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

4.0


ライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソンのダブル主役による化学反応でテンポ良い見応えあるアクションコメディに仕上がった。

またロマンティックな回想シーンかい!とツッコミを入れたり、やたら線
>>続きを読む

ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.5



【トントンと話が進むサクセスストーリー】

なんといってもピカイチの助演はスティーヴィーであり、何度も挫けそうになるミシェルを支えてくれる。

クライマックスのメルボルンカップ競走シーンは結果がわ
>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0


ポスター写真でひときわ印象的な、是枝監督が惚れ込んだという柳楽の目力。

実際にあった置き去り事件をモチーフに作られたのでいわゆるオチはないんだろうな、と思って観ていたがやはりオチというものはなかっ
>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

5.0


【逆再生による難解さだけではない、全てを疑うノーランマジック】

数分前の記憶を失っていく男がある目的を果たすための一連の行動をとるとどうなるのか。

メモを信じて人を信じない、メモによって人を信じ
>>続きを読む

ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)

4.0


3時間以上の長編作品だがほぼイッキ見。

コマロフスキーが終始物語のキーになっており、ユーリとラーラの人生を翻弄していくも最後には彼のツンデレな愛情とユーリの未練タラタラさがラーラとの悲しい別れをも
>>続きを読む

ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

4.0



【もう誰の葬式も出さない】

あたかもポールに捧げたような隠れたミッションを固く守るが如く、展開上死にキャラでもおかしくないMr.ノーバディまでも生きキャラにし、ファミリーを生かす、生き続ける、生
>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.5

邦題設定で一悶着あった作品だが、それがかえって注目を集めることに。
NASAのマーキュリー計画と黒人・女性という差別問題を絡めながらも決して暗くならず才能と結果で出世街道を着実に登っていった三人を魅力
>>続きを読む

チャップリンの殺人狂時代(1947年製作の映画)

2.5

あの有名なセリフで語られることの多い映画だが、エンタメ性では他の作品には及ばない。
やっぱりチャップリンといえばあのヒゲにあのコスチュームにあの歩き方だからなぁ。

スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.5



【洗車こそ命、洗車こそライフワーク】

おバカな男二人の熱い友情ロードムービー。

マックスが脅す方の案山子なら、ライオンは笑わせる方の案山子。

ライオンが一日も早く笑顔を取り戻しマックスと夢を
>>続きを読む

NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.5

視聴者参加型のソーシャルネットワークゲームにハマってしまったヒロインは徐々に窮地に立たされ、そこからの大逆転劇を見守るストーリー。
もっとスゴいオチだったらよかったのだが、こういう映像は好きなのでまあ
>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.0


三人の兄を戦地で失ったライアンをソウル・サバイバー・ポリシーに基づいて戦地から帰還させるミッションにミラー率いる8人の兵士が挑む。

冒頭のノルマンディー上陸戦闘シーンがあまりにも壮絶で、本題に迫る
>>続きを読む

街の灯(1931年製作の映画)

4.0

ボクシングのシーンだけでも名作の誉れ。
いい映画はいつまでも新鮮。

炎628(1985年製作の映画)

4.0



WWⅡのドイツ軍によるベラルーシ虐殺を兵隊志願した少年の視点で描いた作品。

あの教会の建物での惨劇がベラルーシのあちこちの村で起こされた事実には救いようのない思いしかない。

ドイツ兵の「子ども
>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

TVやDVDで流し見しかしてなかったので、今回映画館で初めてちゃんと観た。
壮大なファンタジーストーリーでアニメ技術も超絶。
本当のワルはどこにもおらず、それぞれがそれぞれの純粋な意志と目的で戦ってい
>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0


誰にも迷惑をかけない、みんなが幸せになるタイムトラベルの使い方(本当か?ジミーには気の毒な気もするが)。

爽やかなエロスもある人も羨むラブラブカップル、息子がタイムトラベルをどう使うか実はワクワク
>>続きを読む

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

3.5

現代にも通じるさまざまなコントの組み合わせで楽しさが全編に散りばめられる。
感動シーンはなく、笑いに徹した作品だった。

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.5

その天才的な数学の才能によって極秘のミッションに関わることになったジョン。
しかし、彼の周囲は何かおかしいことが立て続けに起こる。
果たして彼はミッションをやり遂げることができるのか?

ジョン・ナッ
>>続きを読む

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.5

実話が元になっているのか…
そのせいかストーリーはけっこうしっかりしていてホラー作品の中では見応えあった方だな。
取り憑かれた女の子、とても可愛かった。

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.5

戦場でなく実社会での戦いの舞台は…ようやく得られた安息の地のはずだったあの場所。
そこで繰り広げられるのは「大人のホーム・アローン」。
悪党たちも身内をあんな風にやられて「こりゃ相手にしたらマズい奴だ
>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

実はこの歳なのに原作も読んでなくてストーリーも全く知らなかったのでまっさらな頭でこの作品を見ることができたのはある意味幸せか。
アニメーションのクォリティの高さ、壮大な世界観、この先も希望があまり感じ
>>続きを読む

震える舌(1980年製作の映画)

4.0



【破傷風の恐ろしさを知ろう】

破傷風の恐ろしさと家族の苦悩・憔悴がこれでもかと描かれる。

これくらいの表現をしないと伝わらないし、これを観て子どもの水害清掃作業はさせないでほしい。

「社会経
>>続きを読む

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

5.0


チャップリン作品を観ていると「トムとジェリー」やドリフなんかの原点に見える。

計算尽くされた多人数のコミカルアクションや何度も警察に運ばれる繰り返しパターンは今でも心から笑える。

ヒロインもとて
>>続きを読む

ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

4.5


こういうの好き。

最強のじいちゃんズがなぜ最強なのかを明かす回想は中二的妄想炸裂でその妄想に楽しく乗っかるのが正しい鑑賞の仕方…だったはずなのに!?

地上波の吹替版で観たが、じいちゃんズから五人
>>続きを読む

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.5


この映画のタイトルは前から知っていたが、「ディア」はDearじゃなくDeerだったなんて初めて観て初めて知った…

ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレットな作品で戦争が人間を狂気に変える描写は優れていたが自
>>続きを読む

スイミング・プール(2003年製作の映画)

3.0


どこまでが妄想でどこまでが現実か。

ラストで一気にストーリーの脳内巻き戻しを余儀なくされ、それでも解釈しきれないところが多く残る。

まんまとやられた。

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.0

ノリにはちょいとついていけなかったがクライマックスはけっこう盛り上がったな。

ひろしま(1953年製作の映画)

4.0


広島で生まれ育った者にとっては、これまで原爆や戦争についてたっぷりと教えられてきたのでもうこの手の作品では動じないだろうと思って観たが、その甘い考えはすぐに崩壊した。

88,500人もの市民エキス
>>続きを読む

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.0

当初の噂通りにキャスティングがカンバーバッチとギレンホールのダブル主演になっていたら両方のファンである自分にとっては絶頂モノだっただろうな。
それでもなかなかの豪華キャストによる興味深い電気戦争ストー
>>続きを読む

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.5

三世代版「台風クラブ」。
母、元妻、息子と過ごした男の生活の数コマを切り取った作品で、ストーリーの抑揚はほとんどないながらもごくごく自然なセリフや仕草が温かく染み込んでくる。

セッション(2014年製作の映画)

4.5


【男と男の流血バトルドラマードラマ】

エンディングが特に素晴らしく、ラストに男同士で和解の抱擁をしたり家族で涙を流しあったり彼女とヨリを戻したりするような余計なシーンは全く必要ないから、あれで本当
>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.0

あらゆる愛を描いた良作。
母子、家族、同性、俳優とファン、老人と若者、インタビュワーとインタビュイー…
すべてが綺麗でさまざまな余韻を残した。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.5

マーク・ラファロいいね。途中からレオ様よりも彼の演技が気になってしまうのは多分私だけ。
途中からなんとなくわかってきてもどう回収していくのかを見ていく楽しみがあった。

アラバマ物語(1962年製作の映画)

3.5

傑作だった映画「黒い司法」でこの作品が取り上げられていたため鑑賞。
正義のお父さんと、周囲の大人に遠慮されることなく世の現実を直接聞かされて成長していく子供たち。
そして渾名「ブー」からは想像もつかな
>>続きを読む