ひるさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.8

感情も演出も話の展開も抑制されとって、それがかえって側から見る恋愛の淡々さと退屈さ、しかし当事者としての恋愛の些細な楽しみを引き出しとったなぁ。最後のあれで某カーアクションシリーズの名シーンを想起して>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

4.1

「あなたが愛していたのは向こうの体と顔から作り上げた幻想」ってセリフ、片想い/失恋中の皆の心を銃弾の如く貫くのでは

台風クラブ(1985年製作の映画)

4.0

プールサイド、教室、体育館、嵐の中の無気力なダンスが心に突き刺さる。思春期なんて弾けてなんぼですよ。

2021.10.28 2回目 やっぱ台風が来るまでのワクワク感と実際の迫力、その後の気持ち悪いぐ
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オールド(2021年製作の映画)

4.0

時間が加速化する設定をもうちょい掘り下げられた気はするが、まぁでもオチの分かってました感も含めてシンプルに楽しめる。普通に密室ホラーとしての一定の怖さはあったしな。

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.7

死霊館シリーズ詳しいに友人と行ったんだが、途中で二人ともダレちゃったな

親密さ(2012年製作の映画)

4.4

所々で涙が溢れてしもうたなぁ。国道を渡るバカロングテイクで「好き」とは何かを語り合うとことか、演劇パートでラブレターを読み上げるところとか。てゆうか題名からしてこの映画じたいが、届かないあるいは形にな>>続きを読む

オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)

3.9

ライブだけじゃあなくて、前後のファンのリアルな話も併せて楽しめる。スマホどころか携帯もない、若者たちにとっての最後の巨大ライブ。

ビースト(2018年製作の映画)

3.7

なんか色々としっちゃかめっちゃかやったな。

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.8

この監督、話やテーマじたいはめっちゃ合うんやけど、所々入れてくるギャグとか演出で鳥肌立っちゃうんよな…。夜の場面で異様に明るいのとか無理やし。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.8

アルマスファイトがピーク。それ以降はひたすら消化試合。ラストも最近のディズニー映画をなぞってるんか知らんがなんじゃそりゃやし。

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.7

なんで作った感。スペクターも最強ぶる割にポンコツやし。ギネス記録級の爆発になんらエクスタシー感じんし。マドレーヌとの件もぶっちゃけどうでもええ。

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.2

私が007を初めて知った記念碑的作品にしてボンドの方程式を逆転させた大傑作。Mとの訣別も完璧だし、ここで終わっても良かったのにねぇ

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.7

脚本崩壊しとる思ったら脚本ストが実際あったらしくて笑った

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.0

エヴァグリーンとミケルセンええし、クレイグボンドは脇役に左右される感

007/消されたライセンス(1989年製作の映画)

4.0

ヒロインめっちゃ美人。最後どっちと結ばれるかのハラハラも良き。

007/リビング・デイライツ(1987年製作の映画)

3.7

25周年で大型予算とのこと。ダルトン版もこう見ると正統派で悪くない。

007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)

3.7

ゴールデンゲートブリッジでこんなアクションしてみたいもんやな(したくない)

007/ムーンレイカー(1979年製作の映画)

3.8

もうすでにスパイ映画で宇宙に行っていた!ジョーズの件は地味に泣ける。愛する者と出会えて改心できて幸せなヴィランやお前は!

007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

4.1

オープニングいっちゃん好き。保安官との件も好き。ムーアボンドは最高。

007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

3.7

前作の悲劇から一転、ブロンドカムバックからいきなり本調子に逆戻り

女王陛下の007(1969年製作の映画)

4.0

ボンドと寅さんは似たような宿命を背負ってるのだと実感できるのが本作。心の底から愛する者に出会っても決して永遠ではない。悲劇は当然にして訪れ、男は黙って受け入れなければならない。

007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

3.9

ロアルドダール脚本らしい滑稽さ。日本人変装は今となっては炎上もん。