himacoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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捜査官X(2011年製作の映画)

3.8

ピーター・チャン&金城武が目当てで続いて手に取ったのがこちら。

ミステリーとアクション。

金城武演じる捜査官の推理をツボやらなんやら絡めながらスローモーションで見せてくれる。

後半は予測もしない
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ウィンター・ソング(2005年製作の映画)

5.0

たぶん、愛。

現実、過去、芝居。
目覚めの悪い夢のようなミュージカルにしんどいほどハマる。

金城武の色気が存分に楽しめると共に、初めて見たジョウ・シュンの透明感に女でも心奪われる。
ジャッキー・チ
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イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

5.0

1988年カルガリーオリンピック。

イギリス人初のスキージャンプ競技に出場したマイケル・エディ・エドワーズ。

夢を持ち、それを叶えるためにひたむきに努力を続ける。

こういう人たちのためにオリンピ
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

4.0

モノクロの映像に憂いを帯びた歌声。

寄り添うだけでオーラを放つ2人の姿。
ジャケ写が美しすぎる。

時代に引き裂かれた2人の巡り巡る運命。


いや~、こういうの好き。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

物言わぬわがままボディに度肝を抜かれる。。

久しぶりにトラウマレベルのインパクトの強いやつ来た。

たまに『ヴィジット』を思い出させる奇行の連発に怖さを忘れて半笑いになりながら、その不気味さにハマる
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クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

3.8

クリスマスの街の賑やかさそのままのクーパー家の面々。
主役級のキャストがゾロゾロと集まってくる!

家族における自分というものを痛感させられる365日のうちの1日へ向けて、ザワザワしたり、ドキドキした
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.8

女友達から腐れ縁の話を聞かされているように観始めたものの、途中からデクスターの方に完全に感情移入。

大人だからこそのもどかしさもあり、良くも悪くも早く結ばれてくれ、と願うばかり。

何年も何年も同じ
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

4.4

ポール・ダノ、凄い!!
静かなエンディングと共にジワジワと広がる鳥肌。

父ジェリーの失職をきっかけに、ほころび始める家族。

家庭的だった母ジャネットが女の姿を見せる時、戸惑う息子ジョーの口から出る
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星屑の町(2020年製作の映画)

2.6

仕事で使おうと思ってレンタルしてみたけど、うーん。。。

年末年始のスペシャルドラマならアリかな?的な感じ。

オリジナル曲もほとんどなく、カバーといってもそこまで歌が上手い訳ではなく、なんで売れてい
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かけがえのない人(2014年製作の映画)

3.4

男女が見つめ合うジャケ写と言えば、ニコラス・スパークス。
どアップじゃないのが珍しい。

21年振りに再会したドーソンとアマンダ。
若い頃のアマンダのファッションがとてもチャーミング。

しかし、ドー
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ロゼッタ(1999年製作の映画)

4.2

『ある子供』でどハマりしたダルデンヌ兄弟。

この世界のどこかに本当にいるんじゃないかと思わされるような、貧困に溺れる親子。アル中の母を抱え、定職を探す娘ロゼッタ。

張り詰めた表情で肩をいからせ、足
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

マモちゃんのそばにずっと居たい。
なんならマモちゃんになりたい。

とまで願うテルコの圧を華麗にスルーしていくマモちゃん。
計算の無い、女たらしっぷりがもはや清々しい。それでこそクズ男!

親友の助言
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オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

4.0

メリープティクリスマス!
小さき者たちのクリスマスは私たちのより少し早いらしい。

絵本から飛び出してきたようなお揃いファッションのオンネリとアンネリ。
白とブルーでも暖かみのある可愛らしいお家。そこ
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マルタのことづけ(2013年製作の映画)

3.4

余命僅かとなった母マルタと、父親の違う4人の子供たち。

一人で生きてきたクラウディア。

マルタの一言をきっかけにぎこちなくも混ざり合う家族と一人。

居心地の良さと悪さが同時にある、そんな家族の姿
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ミラーマスク(2005年製作の映画)

3.0

絵を描くことが好きなサーカス団の娘ヘレナ。
ある日、口げんかの直後の公演で母親が倒れ、自分を責めるヘレナは自分の描いた絵の世界に迷い込んでしまう。

アートで溢れた薄暗い世界の中にいるのは、空を飛ぶ本
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.2

バンに乗り込み、みんなで歌ったあの夜。
たまらなく幸せだった。

母親がバスを待ちながら、歩きながらかける電話の1本1本が、解けそうな家族の糸を辛うじて繋ぎ止めているような苦しさ。

容赦ない世界に気
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.0

ハリケーンとウヨウヨワニに追い詰められる!
なかなかツッコミどころ満載で、黙って観ることができない。

父娘の絆修復シーンで、出番をわきまえるワニ。

ガブリ!グルグル!とやられるけど、ちぎれない娘の
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リミット・オブ・アサシン(2017年製作の映画)

3.2

イーサン・ホーク主演なので、観ないという選択肢はない、んだけど。。

枯れ系主人公がどうしてもハマってしまうイーサン。カッコいいわ。

残された時間は24時間。

アクションシーンは結構好きな感じ。
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劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

3.6

給食!懐っ!

大人になって色んな地方の人と給食の話をした時に初めて知った、ソフト麺とミルメーク、そして揚げパンの存在。。

田舎ではそんなもの見たことない。。
たまに出るのがポンジュースくらいのもん
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パラサイト(1998年製作の映画)

3.4

ジョーダナ・ブリュースターのデビュー作ということで鑑賞。

イライジャ・ウッドは白くてポニョポニョしてて可愛いけど、ジョシュ・ハートネットの髪型、それその時代イケてたん!?

アメフトびいきの学園、ス
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劇場(2020年製作の映画)

4.4

深夜に観てから、苦しさからなかなか抜け出せない。

過去の傷跡、過去の後悔を観る側にも突きつけてくる。

沙希の笑顔。
永田の本心。

壊そうとして愛したのではない。
愛したから壊れてしまった。
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.6

エルヴィス・コステロ!!
10代終わりに洋楽にハマり、コステロもよく聴いた。ブルータル・ユースとかアルバム何枚か持ってたもんなぁ。

という訳でオープニングから気持ちが高まる!

ヒュー・グラントにし
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アナポリス 青春の誓い(2006年製作の映画)

3.4

ワイスピ好きの私。
監督がジャスティン・リン。そしてジョーダナ・ブリュースターとタイリース・ギブソンが共演してるということで探し出した1本。
そしたらまさかのワイスピ3のショーンの父さんが主人公の父親
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刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

3.6

セリフ無しのシーンに胸を焦がす。

刑事と殺人現場を目撃したアーミッシュの少年、そしてその母親。

少年、ハリソン・フォードの演技も素晴らしいけど、やはり母親レイチェル役のケリー・マクギリスの目の表情
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モンテカルロ・ラリー(1969年製作の映画)

4.0

いや~楽しい!!
なんも考えずに観れる!
カラフルな手書きのアニメーションと陽気な音楽で始まるオープニングから既にワクワク。

15の国々から参加するドライバーは、5つの地点のいずれかからスタート。
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ラヴソング(1996年製作の映画)

4.6

無邪気すぎる笑顔。

平静を装い、逸らした視線。

溜息と共に鳴り響くクラクション。

言葉にしない想いとテレサ・テンの曲。


他人の恋愛にこれ程までに胸が苦しく、鳥肌が立つものか。

とにかくレオ
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最高のともだち(2004年製作の映画)

3.6

ロビン・ウィリアムズとアントン・イェルチンが出てると知って、これは観ないと。

過去からの解放。

『いまを生きる』でファンになったロビン・ウィリアムズ。
この人の笑顔って幸せでも切なくても、どちらに
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ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

3.6

少年に真摯に向き合う弁護士のレジー。
スーザン・サランドンがカッコいい。

とはいえ、ママを演じるメアリー=ルイーズ・パーカーも結構好き。

少年にとってママは守らなければいけない存在で、レジーは守っ
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ウェイクアップ!ネッド(1998年製作の映画)

3.6

総勢52名の田舎村に、高額宝くじの当選者が出た!!

犯罪スレスレ??既に一線越えてる!?
あの手この手で当選者を探し出そうとするジジイ2人。

村人達も巻き込んで、でっち上げ大作戦。

なかなかのブ
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恋する人魚たち(1990年製作の映画)

3.8

タイトルからコメディだと思い込んでたら、ガッツリ家族ドラマ。

母がシェールで娘2人がウィノナ・ライダーとクリスティナ・リッチってすごい親子。

自由奔放だけど夢のある食事を作る母。
母に反発するよう
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マジェスティック(2001年製作の映画)

4.0

”THE MAJESTIC”
抜け落ちたネオンサインの古びた映画館。

映画館の上が家だなんて、私の理想の住まいだ。

田舎町のローソン。
大勢の若者たちを戦争で失い、悲しみに包まれる町。
そこに現れ
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.8

兄妹3人が揃ってタバコを吸うシーンがリアルで印象的。

重いテーマでグーっと高まってくる頃にやってくる後半の展開が、ちょっとガチャガチャし過ぎてるような。。

でも涙はポロッとこぼれました。

田中裕
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ダーティ・ダンシング(1987年製作の映画)

3.6

ダンスと恋。

『ダンシング・ハバナ』の基になった作品。

ダンスが上達するにつれて垢抜けていくベイビーが素敵。

ふわっふわのカールヘアにファッションも可愛い。

個人的には『ダンシング・ハバナ』の
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フィアレス(1993年製作の映画)

3.2

目が据わったジェフ・ブリッジス、ほんとに怖いわ。

飛行機墜落事故で奇跡的に生き残ったマックス。
生の実感を失い、傍から見ると奇行とも思われる行動を繰り返す。

苦悩する妻や周りの人間との関係は危うく
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

4.2

青い空、爽やかな日差しの中にピュアな笑顔をみせる娘クレオ。
それを眩しそうに見つめる父親のジョニー。

愛おしい時間は静かにゆったりと流れる。
父性ダダ漏れのジョニーの表情が微笑ましい。

特に卓球か
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.6

体は咄嗟に反応し、ムダ無く仕留める。

野生動物が目覚めたような鋭い眼差しに思わず息を飲む瞬間がある。

ヴィゴ・モーテンセン、渋い。