カカオさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

カカオ

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大空港(1970年製作の映画)

3.7

大雪のリンカーン国際空港

空港スタッフ関係者、乗客の人間模様と危機的なパニックの一抹を描く作品。

大空港を舞台にした様々なストーリー、点と点のストーリーが線で繋がり、クライマックスに向かって一気に
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マーベラス(2021年製作の映画)

3.0

マギー・Qとマイケル・キートン
殺し屋と護衛者のバトルが見せどころ

交互にマウントを取り、愛も交わす










無駄のない動きのサミュエル・L・ジャクソン、

貫禄のあるロバート・パトリッ
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ザ・クリーナー 消された殺人(2007年製作の映画)

3.1

死亡現場の掃除人トムの災難

サミュエル・L・ジャクソン、
エド・ハリス、
エヴァ・メンデス、

レニー・ハーリン監督のB級サスペンス扱いの作品ではあるものの役者が豪華だ。



以下ネタバレあり
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(2000年製作の映画)

3.0

妹を殺し、大阪や九州大分の町を転々とする逃避行劇。




当時はワイドショーで話題だった。本作品は時効直前で逮捕された福田和子の事件を参考に作られた物語。


以下、ネタバレあり
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.8

声量のある緩急に聞き入ってしまう。

歌声が圧倒的に素晴らしく、本当に劇場で見て良かったと思える作品でした。















とにかく歌が良い、


現在と、
現在に至るまでの過去の話が
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日本侠客伝 関東篇(1965年製作の映画)

3.0

浪花篇に続いて関東篇を鑑賞。

関東大震災を受けて築地が魚市場になった頃の物語。魚の価格を牛耳ることを企てる一方的な組織に困り果てている老舗の江戸一。

そんな江戸一に高倉健演ずる緒方が転がり込む。
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日本侠客伝 浪花篇(1965年製作の映画)

3.0

浪花篇のタイトルが興味を引き立てた。

大正時代の大阪港が舞台。
弟の事故の連絡を受けて横浜から大阪にやってきた兄貴。



人情を重んじる気前の良い男。
たちまち浪花の港町の連中と仲良くなる。
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髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.3

性癖に目覚めた夏を振り返りながら、
現在の生活に至った経緯を振り返る男。







変態嗜好、
フェティシズム、

追い求めた夢を実現する









多少、強引なストーリー展開だと思うが、
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.0

殺し屋で生活している闇社会

オシャレなカフェや図書館で争う世界観を魅せつけられる。
















女流のハードボイルド

アクションの見せ方が素晴らしいと思いましたが、物語としての
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.8

作りたい映画作品を製作するために頑張る若手の女流監督のハナコ。

謎に失踪した母親、その経緯を知りたくて家族へ追求する姿を映画化する。




かつて暴力をふるい胃癌宣告されている父親、
起業家の秘書
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薄化粧(1985年製作の映画)

3.3

五社英雄監督作品、
4人を殺害した炭坑夫、


女グセが悪くワガママな男、まゆ墨を入れて顔を変え、名前を変えて逃避行する。










川谷拓三、
刑事の執念が伝わって、とても良かった。普段は
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なま夏(2005年製作の映画)

2.9

会社で孤立して、家族から突かれたくない指摘を受け、たどり着いたストーカーの境地。




以下ネタバレあり
















ありえない展開でしたが、先の展開に興味を持たせるような脚本が
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ラブ&ソウル(2012年製作の映画)

1.8

城定秀夫監督作品
韓国でアダルトな作品を撮影するクルーの物語

















女優の演技力の乏しさにガッカリ

ケイコ先生の優雅な生活(2012年製作の映画)

2.4

城定秀夫監督作品
断ることを知らない女教師を描く物語

夏目漱石の「こゝろ」の要素が散りばめられてる青春エロドラマ

おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

3.3

3組の夫婦と独身男性1人の7人の集まり


夫婦とは何か
隠し事をしないことなのか、
について語り合った結果、


それぞれのケータイをテーブルに出し、
電話とメールの内容を晒すルール
に行き着いた。
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耳かきランデブー(2017年製作の映画)

2.3

耳かきは浮気になるのか

耳かきフェチが繰り出すコメディ作品


彼氏ではない人と耳かき

恋愛感情ではなく需要と供給が一致する



これは
釣り仲間と釣りに行くようなものなのか
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父、息子、そしてビーチ(2020年製作の映画)

3.0

父子家庭のショートムービー



海に連れて行く約束

飛び入りの頼まれごとによって反故されてしまう息子



即席的でファインプレイな償い

プレイス・イン・ザ・ハート(1984年製作の映画)

3.7

保安官の夫、
息子と娘の4人で暮らすエドナ、


不幸は突然訪れた

夫が公務中に被弾し亡くなる





未亡人になっても親戚の家に転がり込まない

土地を手放さない

借金も返す




必死にな
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白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

2.9

原作未読

ジャズピアニストを目指してキャバレーで働く青年の物語






音響が素晴らしい劇場で鑑賞、
特に忘年会の余興の前倒しが良かった、



主張せず密かに流れるベースとドラム

そして
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青葉城の鬼(1962年製作の映画)

3.1

外様大名の一掃を企む幕府、内外からトラブルに巻き込まれる仙台藩伊達家。















細かくは理解できないものの脚本が良かった。








若かりし宇津井健が良い
凛々しい面構え
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.1

かつてのロデオスター、昔の恩を返すため、メキシコまで恩人の息子を迎えに行くロードムービー。

















強いとは何か?
長い人生経験で得た知識を少年に付与する
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カモとねぎ(1968年製作の映画)

3.0

緑魔子の魅力がたっぷりの詐欺師コメディ


貴族詐欺師のリーダー格、
チンピラでお調子者、
メカニック専門、
鍵師の紅一点、















コミカルな演出が頼もしい、チームワークがある
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.2

ディズニー100年

キャラクターがスタジオ内の額縁の中から飛び出して、スタジオの正面で集合写真を撮るショートムービー。











サイコーです。
短いフィルムに全てが詰まってました。
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必殺仕掛人 春雪仕掛針(1974年製作の映画)

3.2

必殺仕掛人、藤枝梅安のシリーズ第3弾


盗人集団への仕掛け、
ターゲットは3人、
徐々に仕留める。
















緒形拳、
真剣な眼差しと、
油断させる穏やかな口調、
そして圧倒的
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ハルフウェイ(2008年製作の映画)

2.8

地上波の深夜枠を録画で鑑賞

北海道、
高校生の恋物語、


北乃きい、仲里依紗、
岡田将生、溝端淳平、
みんな若々しく、みずみずしい。


先生として
白石美帆、
成宮寛貴、
大沢たかお、

みんな
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クレイジー・ヘア(2018年製作の映画)

3.0

母親が働いていると聞いて美容院を訪れるショートムービー



孤児院で育ったのだろうか
貧相な中年男性


なかなか話を切り出せない。

カットを頼み、
経緯を探る、




ハグで救われたような気持
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なみだ川(1967年製作の映画)

3.6

面白い!!
脚本が素晴らしい!


オッチョコチョイの姉と、
よくできた妹の家族愛の物語。


ヤモメになった父親の世話と、迷惑を掛けっぱなしの兄のおかげで嫁ぐことができない姉妹。


妹に良き縁談の
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必殺仕掛人 梅安蟻地獄(1973年製作の映画)

3.2

主役を緒形拳に交代して製作された藤枝梅安の続編。




前作の田宮二郎に代わって登板した緒形拳、一気に女タラシ感がパワーアップしたように思える。一方で真剣な眼差しの仕事っぷりが良い。




続投し
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必殺仕掛人(1973年製作の映画)

3.1

私の中では「必殺」と言えば、藤田まことの「仕事人」が定着していますが、遡ると「仕掛人」が元祖のようだ。


裏の稼業で人を殺める鍼師の梅安、
弱きを助ける正義の姿が気持ちいい
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.0

ボディガードとヒットマンが繰り広げるアクションコメディ


やっちまった、
前作を見ずに続編から見てしまった、、、


本作品の存在を認識してなくて、それなのに豪華なキャストが揃っている。自分の勉強不
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愛は静けさの中に(1986年製作の映画)

3.2

聾学校に赴いた経験豊富な講師ジェームズ、問題視されている扱いにくいサラに出会う。

サラは5歳の頃から学校にいて、現在は学校の清掃作業を行っている。


ジェームズは反発するサラの閉した心を救いたいと
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ジミー/さよならのキスもしてくれない(1987年製作の映画)

3.3

過去にリヴァー・フェニックスが出演しているだけの理由でレンタルビデオで見た記憶あり。

当時はあまり面白くなかった記憶だった。
改めて見ると、じんわりと来る良さを感じた。




以下、ネタバレになる
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ジョーイ(2020年製作の映画)

3.1

哀しいピエロのショートムービー

疲れたピエロと
カフェのウェイトレスとの出会い



日頃の仮面を取り、
屈託のない笑顔を取り戻す

地獄の蟲(1979年製作の映画)

3.6

父親、阪東妻三郎の「地獄の蟲」を
息子の田村高廣が再現する。


6000両を強奪し、
険しい山道を逃げる悪党集団、




全てがトーキーとなっている時代に
サイレントで描く演出の時代劇、



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巨乳をビジネスにした男(2006年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

原作未読、
原作がイマイチなのか、
演出がイマイチなのか、
演技力がひどいからなのか、

とにかく
面白いという気持ちに至りませんでした。

アマルフィ 女神の報酬(2009年製作の映画)

2.4

フジテレビ開局50周年記念作品。

イタリアでG8の開催が迫る緊張感の中、邦人の女の子が誘拐され身代金を請求される。地元警察の協力を得ながら事件に対応する外交官クロダ。
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