みーのカーさんの映画レビュー・感想・評価

みーのカー

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バッファロー’66(1998年製作の映画)

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カサヴェテスをかんじた
面白かったけどちょっと辛くてもう見たくはないかも
終わり方は意外とあっさり

ストーカー(1979年製作の映画)

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原作はストルガツキー兄弟
巡礼の旅のように、命の危険を晒しながら「願いが叶う」とされる場所へ向かう。ストーカーでさえもその正体はわかっていない。旅の道程で彼等は内省し、自らの本性を自覚する。この追い求
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

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ティナウェイマスがかわいい🥹🥹

だけではなく、演出やカメラワーク、演者の一体感、会場の熱気など全てにおいて抜かりなく、一つの舞台が総合的な芸術として完成されてたと思った

演者が楽しそうなのがいい。
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

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日光をめちゃくちゃ感じる!!!
私の好きな風景が目白押しで飽きなかった
南仏の乾いた空気と豊かな緑を堪能できる
のどかな風景でのんきにガタガタいいながら逃避行

映像表現がとにかく自由でユニーク
こう
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ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

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序盤から「これで寝たら絶対気持ちいい...」と思ってしまい途中途中うとうとしちゃった

本を2人で読んでから見たのにまだ全然わからなかった
でもわかんないのに何度も見てしまうからノスタルジアは底が深い
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蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

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マクベスの翻案
魔女が山姥になるなど、日本の昔話として違和感が無い

お告げによって狂ったのか、お告げが無くてもこうなっていたのか...
最初は笑い合う関係だった2人が徐々に権力争いに溺れていく様がわ
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バービー(2023年製作の映画)

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思っている何倍も私好みの皮肉たっぷりな笑いでよかった。そりゃピンクの塗料なくなるよ!ってくらいピンク

基本的にフェミニズムとはなんたるか、男性優位の社会とはどんなものなのか、どうやってフェミニズムが
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

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哀れなるものを見たくて、先にこれを見ようと思った

全ての人に通じる話ではあるけど、最後のハンター不在のシーンで、女だからこその感動があった。一人一人に人生があって、自分のやりたいことをやる権利がある
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用心棒(1961年製作の映画)

5.0

ウワー!!面白いーーーー!!!
楽しいーー!!!

拳銃持ってるのズルすぎるし普通によけられるのおもろい、最高

コメディで話も楽しいし、待たされて待たされてやっと始まる用心棒の戦うシーンは一瞬なのに
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地下水道(1956年製作の映画)

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救いがなくて3部作の中で最も見ていて辛かった

3組に分散してしまった隊列の位置関係がなんとなく把握できる見事な構成と演出だった

分裂した隊列が直面する三者三様の絶望が強烈

デイジーが素敵すぎてる
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灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

抵抗3部作見た。どれも抵抗の先に逃げ場は無かった。不遇なポーランドの運命をまざまざと見せつけられた。

中でも最後の今作は、演出演技美術脚本etc.全てに磨きがかかっていて白眉の出来。ポーランド映画史
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世代(1954年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

抵抗3部作
歴史を学べるし、ちゃんと映像の面白さもあって楽しんで見ることができた。銃撃戦のシーンは緊張感がありすごかった。

若者の無軌道とそれのツケが回ってくる呆気ない最後は悲劇的
追い詰められて、
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E.T.(1982年製作の映画)

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星空の下少年とETが出会うところの構図すき
でも全然ハマれなかった

こうのとり、たちずさんで(1991年製作の映画)

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一貫して俯瞰している、登場人物の誰かに肩入れするような映し方はしない。いいとか悪いとかは言わない。しかしTVカメラを通すことで、クローズアップされる瞬間がある。人の感情に触れて、あなたはどう思うか、と>>続きを読む

ユリシーズの瞳(1995年製作の映画)

5.0

バルカン半島縦断の旅。どこを切り取っても美しいシーンばかり。
ギリシャ、アルバニア、北マケドニア、ブルガリア、ルーマニア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナをめぐる。動乱の20世紀バルカン史を見ること
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シテール島への船出(1983年製作の映画)

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劇中劇。ぼーっとしてると切り替わったところを見逃す。いいのか悪いのか。どのカットも構図から色彩から全て美しい。青が印象的
スピロスとカテリーナの孤独を象徴するシーンが至る所にあるけどそのどれもが悲しい
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

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めっちゃ好きだった。この自然の景色と環境音を映画館で体感できて嬉しい。

でもノスタルジアとかストーカーとかの方が自然の風景が多いのでそっちのが好き。ソラリスにいる間は、長回しとかは綺麗だけど物足りな
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

5.0

生々しさに打ちのめされた
映画というか演技を見ていると時々、そのシーンとは別の場所からもってきた文章を読み上げられているような違和感を覚えてしまうことがあるけどこれは違う。人が複雑な感情を持ちながら、
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

悪人9割、善人1割みたいな世界、作品内ではいじめなどとにかく苛烈に描いているけど、現実も概ねそうだと思う、悪人とまでは行かなくても悪趣味、事なかれ主義の人間ばかり
岩井俊二作品はこんなにも露悪的で嗜虐
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薔薇の名前(1986年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

不必要に女の服脱がせたり若い男女のセックスシーンをサービス的につけてるのが最悪だった

たまたま人生で一回だけ性欲を満たすことができただけなのにその相手に恋心を抱いていると勘違いしてるのも気持ち悪い
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

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大衆の暴力性と孤独な無敵の人について。

誰かの生活を脅かす、一生のトラウマになるようなことも、メディアに映れば大衆を賑わす一トピックに過ぎない。
大衆は他者の悲劇を喜びがち。喜ぶというと「そんなこと
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甘い生活(1959年製作の映画)

5.0

パパラッチの語源。
フェリーニは光の捉え方が圧巻..
特に終盤にかけて
下品な乱痴気騒ぎのはずが耽美

綺麗な女をさらにとんでもなく綺麗に映すのも卓越してると思う。トレヴィの泉のシーンやばい。
アヌー
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東京物語(1953年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんかすごい映画らしいと身構えて見てなかったのをやっと見た。しかも東京国際映画祭での上映で!
昔の東京の景色などが見れて良かった
土手の景色好き

東京の忙しなさも相まって肉親が煩わしく思ってしまう、
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レオン(1994年製作の映画)

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「セクシュアルなイメージ」を気軽に消費することの暴力性を自覚できていなかったと反省。いくら天才女優でも、子供であること、小さな子供を性的に搾取すると言うことがどれだけ将来何十年にわたって深い傷を与えて>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

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*2024/02/20再編集
ナタリーポートマンがこの撮影を黒歴史であると述べていることを今知りました。
以下に書いた「セクシュアルなイメージ」について、気軽に消費することの暴力性を自覚できていなかっ
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ひなぎく(1966年製作の映画)

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かわいいを貫いてるのがパンクでかっこよかった
ビビッドな色使いと破壊の数々に目がチカチカした
汚い悪どい尖ってることを可愛く映す
2人がとにかくかわいい
かわいいけどちょっと切ない

当時のチェコスロ
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パターソン(2016年製作の映画)

5.0

ジム・ジャームッシュで一番好きかも
名状し難い幸福感、しばらくしてちょっと涙出た
あくせく色んな事をするのもいいけど、同じことを繰り返す日々の中に小さな違いを見つけることが幸せに生きる秘訣かもしれない
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

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最近見たナチュラルボーンキラーズ、レクイエムフォードリームは胸糞悪い代わりにキレのあるカットが気持ちよくてカッコよくもあったんだけど、こっちはもう冗長に次ぐ冗長で全方位に気分が悪い
見なくていい名作
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

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音楽が前編通してかなり好き
連続で気分悪くなるやつ見ちゃった
監督パーフェクトブルー好きすぎてる
風呂のシーンだけでなく全体的にパーフェクトブルーだった

素早いカットの切り替わりが整然として機械的な
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

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最初からめくるめく映像表現と音楽で慌ただしいのに、どんどん限界を超えてヒートアップしていく
どっと疲れる

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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パステルカラーがかわいい
いつにもまして意味がわからなかった、
でも、頭の中で想像を膨らませることが、辛い現実を生きていくのには必要不可欠なんだと思った

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