双極性障害を患う黒人のケネス・チェンバレンは医療用通報装置を誤動作したため、白人警官が駆けつけるが、その伝達ミスにより誤解が生じてしまった実際の事件を元に制作された作品。
黒人と白人の間にある見え>>続きを読む
「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズ最新作。
過去に映画化されたこともありましたが、あまり映画向きの題材には感じていなくて、今作も「コワすぎ!」のフォーマットをなぞりつつも、白石監督作品出演者>>続きを読む
林海象監督による「私立探偵濱マイク」映画三部作の2作目の4Kデジタルリマスター版。
続編ということで、前作のような古き良き日本映画のような荒唐無稽さは、若干影を潜めたものの相変わらず、物語というよ>>続きを読む
「A」「A2」「i 新聞記者ドキュメント」などのドキュメンタリー作品を手がけてきた森達也監督による初の劇映画作品。
1923年に発生した関東大震災直後の混乱の最中に起きた人種差別に起因する事件を様>>続きを読む
『グランド・ブダペスト・ホテル』『ムーンライズ・キングダム』などのウェス・アンダーソン監督の最新作。
ファーストデーと公開初日が重なって、満員に近い客席でしたが、相変わらずエンタメとは極北の難易度>>続きを読む
1994年製作の林海象監督による「私立探偵 濱マイク」シリーズ第一弾の4Kデジタルリマスター版上映で久しぶりに鑑賞。
過去作なので感想短めに。
大変懐かしい気持ちになりましたが、今の時代に観る>>続きを読む
グレタ・ガーウィグ監督、ノア・バームバック共同脚本作品。
「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」の直後に観てたのですが、感想なかなか書けなくてやっとです。
バービーランドで毎日幸せに暮らしていたバ>>続きを読む
チリに実在したコミューン「コロニア・ディグニダ」にインスパイアされたチリの2人組の映像作家によるストップモーションアニメーション作品。
コロニア・ディグニダについて、最低限の知識は必要ですが、大変>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
デヴィッド・クローネンバーグ監督最新作。
近未来、環境変化に対応するために痛みの感覚を失い、体内で新たな臓器を産み出す病気をを抱えたアーティストののソールは、パートナーのカプリースとともに、臓器にタト>>続きを読む
セルゲイ・ロズニツァ監督最新作。
同時公開につき、続けて鑑賞。
連続投稿失礼します。
1946年1月、キエフにて行われたドイツ軍関係者15名が人道に対する罪で裁かれる裁判の模様を収めた記録映像を映画>>続きを読む
「バビ・ヤール」「ミスター・ランズベルギス」などのセルゲイ・ロズニツァ監督最新作。
過去のアーカイブ映像を編集、音楽などの効果を加えて、製作されたドキュメンタリー2作が同時公開されました。
『破壊>>続きを読む
「クラム」のテリー・ツワイゴフ監督による2001年の作品をブルーレイにて鑑賞。
公開当時、大変影響を受けた作品で、翻訳版の原作コミックも読みました。
親友のイーニドとレベッカが高校を卒業後、進学も>>続きを読む
「クレヨンしんちゃん」の全編3DCGで製作されたアニメーション映画。
『モテキ』『バクマン。』などの大根仁監督作品。
内容はともかく、キャラクター造形が3Dなのに、動きも全く違和感がなく、見られる>>続きを読む
高校の吹奏楽部を描く「響け!ユーフォニアム」の新作中編アニメーション。
元々好きな作品シリーズではあるので、ひいき目に観ますが、原作の短さ通り、これからというところで終わってしまう消化不良感は残り>>続きを読む
過去作観てないのですが、アイザック・エスバン監督脚本によるホラー作品。
奇妙な病気にかかった妹の療養のため、家族とともに母の田舎で祖母と共に暮らすことになるが、その祖母の行動が不可解に見えてくると>>続きを読む
『テルマ』『わたしは最悪。』の共同脚本家エスキル・フォクト監督作品。
郊外の団地に引っ越してきた少女イーダと自閉症の姉アナは、同じ団地に暮らすベンやアイシャと親しくなる。ベンは念動力、アイシャはテレパ>>続きを読む
『海炭市叙景』『#マンホール』などの熊切和嘉監督最新作。
監督出演者登壇の舞台挨拶を含む上映回にて鑑賞しました。
父親が突然亡くなった知らせを受け、葬儀の行われる青森まで向かうが、あるトラブルで置>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ラース・フォン・トリアー監督最新作。
前作から25年ぶりの続編にして完結編。
全5話構成合計6時間強の作品。
夢遊病者のカレンが、助けを呼ぶ声に導かれて巨大病院キングダムに辿り着き、病院の用務係の>>続きを読む
連続投稿失礼します。
「キングダムⅡ」では、ウド・キア演じる2つの役、母親からの愛情を受けた赤ちゃんと悪霊の父親を演じ分けることに大きなインパクトがあり、ミクロな愛とマクロな憎悪が相まってグロテスク>>続きを読む
新作の前に「キングダムⅠ&Ⅱ」を映画館で初めて鑑賞しました。
1日で全8話、10時間強はきつかったですが、忘れているところもかなりあったので、観て良かったです。
1994年製作のテレビドラマで、デ>>続きを読む
「ラース・フォン・トリアーレトロスペクティブ2023」より、2006年の日本未公開作品。
IT企業経営者のラウンは、架空の社長を仕立て上げ、嫌われ役をその社長に押しつけることで従業員たちに取り入っ>>続きを読む
「ラース・フォン・トリアーレトロスペクティブ2023」より。
1987年の作品。
映画監督と脚本家が脚本データを消してしまい、新たな脚本「エピデミック」を仕上げる道中の中、ストーリーにあるような伝染病>>続きを読む
実在するエクソシストによる悪魔払いの著作を元に制作された作品。
映像が鮮明すぎて、しかも照明がかなり明るすぎる感じで、VFX(特撮)が嘘っぽく見えてしまい、特にエクソシストたちのトラウマとなる女性>>続きを読む
JAIHO配信作品。
「みんなのヴァカンス」「やさしい人」などのギヨーム・ブラック監督による2018年の作品。
7月1日より常時配信になりやっと観ることが出来ました。
自然と密着したレジャー施設に>>続きを読む
「エレメント・オブ・クライム」に併映されていた学生時代の短編の「ノクターン」は、短いながらも光過敏症の旅立ちまでの夜から朝までの時間を繊細かつ大胆に捉えた作品。
こちらは、ブルーを基調としたフィルター>>続きを読む
「ラース・フォン・トリアーレトロスペクティブ2023」より、1984年製作の長編第一作目の4Kデジタル修復版。
フィッシャー刑事は“ロット殺人事件”と呼ばれる猟奇的な少女連続殺人事件を担当するが、>>続きを読む
デヴィッドクローネンバーグ監督の1991年の作品の4Kレストア版。
害虫駆除員として働くリーが駆除薬を麻酔として使っていた妻ジョーンに促され、麻薬におぼれていく中で、幻覚や幻聴が入り交じる世界に入>>続きを読む
『GIRL/ガール』のルーカス・ドン監督最新作。
第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門グランプリ作品。
親友以上の関係のレオと幼馴染のレミが中学進学を機に距離を置くようになった後に起きる出>>続きを読む
連続投稿失礼します。
Vol.2では、シャルロット・ゲンズブール自身が演じる後期に入ると手持ちカメラによるドキュメンタリータッチのショットが増え、思いも寄らない性癖相手への戸惑いや行動を突発的に捉え>>続きを読む
「ラース・フォン・トリアーレトロスペクティブ2023」より、2013年製作のディレクターズ・カット完全版。
当時観た時は、今回の完全版より80分くらい短く、局部が映る場面で大きなぼかしが入り、映ら>>続きを読む
幼い息子を持つ17歳のアオイがキャバクラで働きながら、働かない夫から離れて暮らす中で、沖縄を舞台に若年母子家庭にスポットを当てた作品。
沖縄の実態については詳しくは知りませんでしたが、主要キャスト>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
宮崎駿監督最新作をDolbyシネマ上映で観てきました。
「風立ちぬ」に続いて、完全に大人向けのファンタジーでした。
ポスターのアオサギはコミカルなキャラとして登場しますが、ファミリー向けアニメではない>>続きを読む
「ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ2023」より、1998年の作品の4Kデジタル修復版。
ラース・フォン・トリアー監督の時系列としては「奇跡の海」→「イディオッツ」→「ダンサー・イン・>>続きを読む
7月から2週間限定で公開されている自主映画。
スケボー仲間の死を巡る記憶を冷淡な目線で切り取るお話。
上手く文章にまとまらないので、鑑賞記録としてメモ的になります。
読みづらくてすいません。
>>続きを読む
A24配給作品。
前作「X エックス」の前日譚で老婆パールが10代だった頃を描く作品。
前作と比較して、とにかく発色が美しいと思ったら、テクニカラー撮影だと知って納得でした。
テクニカラーの代表作>>続きを読む
新宿ゴールデン街にあるバーを切り盛りするマリコの裏稼業として探偵業があり、FBIから歌舞伎町に紛れた宇宙人を探してほしいという依頼を受けるというお話。
「ミッドナイトスワン」などの内田英治監督と「>>続きを読む