ひらっちさんの映画レビュー・感想・評価

ひらっち

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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

アイリンとショーンの下で愛情たっぷりに暮らすコットが無口だった性格が少しずつ変化していく様がとてもよかった。大きな変化は起こらないけれどアイリンとショーンの間に起きた息子のことや近所の方が亡くなったこ>>続きを読む

この世界に残されて(2019年製作の映画)

4.0

ずっと観たいと思っていた映画だったが、やっと動画配信で観られて感無量。クララとアルドが結ばれるかと思ったらそれぞれ別の人と結ばれて最後はハッピーエンド。心がじんわりと暖かくなるような映画だった。

メンゲレと私(2023年製作の映画)

4.3

メンゲレに選別されて生き残ったハノッホさんの話。ガス室で殺される同じユダヤ人を見てもなんとも思わなかったという発言に心が痛んだ。悲惨という感覚が失われたせいなのかもしれない。しかし、マウトハウゼンで行>>続きを読む

カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~(2024年製作の映画)

4.0

88歳とは思えないほどパワフルに仕事も生活もこなし、もりもりとご飯も食べてる。赤が好きで着る物や部屋、メガネも赤。キュートすぎます。笑顔もとても素晴らしく、眉間に皺もない。生きた年輪が顔に現れると言い>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.6

胎児の脳を母体に移植したり、ヤギと鶏の頭を取り替えたり。。
なんとなくグロいものを観た感じでした。
死体の顔をベラが刻むあたりも序盤は怖かった。
モノクロからカラーに変わったのはベラが自分で物事の本質
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

4.0

親子のすれ違いを描いた映画。親はこうなって欲しいと子供に期待するけど、思い通りにはいかないのよね。それは仕方ない。エブリンがどんどん狂気的になっていく姿がなんだかちょっと怖くなったけど、犯罪に走らなく>>続きを読む

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.6

牧歌的な映画だった。なんとものどかな感じがしたが、ミルクを盗む辺りからこの2人に訪れる結末が分かりスリリングだった。最後に2人が木の幹に横たわる姿を見て、「ああ、ここで殺されてしまうんだな」と身構えて>>続きを読む

ティル(2022年製作の映画)

4.0

白人女性のキャロラインに口笛を吹いただけで、黒人が一斉に銃で撃たれるから早く逃げろと一目散に逃げたのが、差別の根強さを物語っていた。リンチされ、果てに銃で撃たれたボボを思うと心が痛んだ。その後の遺体と>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

ずっとある男の日常を見せられていたけど、ルーティンの日常にも少しずつ変化が見らる。自分の人生もこんな感じなんだよなぁと思いながらしみじみ鑑賞した。公園でサンドイッチ食べてる時に隣にいたOLと何か発展す>>続きを読む

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.5

ミアゴスの演技が秀逸。
殺人の過程を義妹に淡々と話すところが恐怖を感じた。
義妹に秘密を話さないよね?と確認しておきながら後から追いかけてぶった斬るのがなんとも恐ろしかった。Xよりも恐怖感は弱めだった
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

3.5

う◯こネタで忠治らがココ笑うところという掛け合いが面白かった。

キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(2021年製作の映画)

4.0

ドイツ人の子供に罪はない、大人に罪があると言ってドイツ人の子供を匿うシーンに胸が熱くなった。こういう方がどれほど世界にいるのかな?かくあれば戦争は起こらないのでないか。。
最後にティナ、ヤロスラワ、テ
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

2.8

なぎさが広島に乗り込んでいちかを連れ帰ろうとしていたけれど、母親らに止められて連れ帰れなくなった場面から展開が雑になった気がする。もう少し丁寧に描いて欲しかった。
母親に連れ返されて広島に戻ったのにバ
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.3

玉突き事故を起こしたロニーがセイバーのことを口を割らないので最後はきっとバレるんだろうなと思っていましたが、そうならず。意表をつかせる展開。
セイバーもロスに行くのを黙っていれば良いのにと思って最後ま
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

最後にラーマがビームに何が欲しいか?と尋ねたところ「読み書きを」というシーンがとても印象的だった!
ラーマがジェーンの英語がわからずに会話ができなかったことやラーマの家に本が沢山あったことから必要性を
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バビ・ヤール(2021年製作の映画)

3.8

ウクライナでホロコーストが行われていたことに驚愕だった。ソ連に解放されたウクライナが今度はホロコーストを行ったドイツ人を処刑するシーンは観るに耐えなかった。
歴史を知るためには重要な映画だったと思う。

1640日の家族(2021年製作の映画)

4.2

結末は分かりきっていたけど、最後のシモンの行動に涙が止まらなかった。
育てることが難しいことはわかるがやはり里親に出すのは子供にとって心の平穏が乱される。。
子育ての難しさを知ったとても良い映画だった
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ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言(2020年製作の映画)

3.5

第二次世界大戦中のドイツで親衛隊であったり、民間人の女性らに当時のことを聞いたドキュメンタリー。
親衛隊だった方や民間人女性にユダヤ人虐殺のことを知っていたかなど、質問がやや誘導的だったように感じるが
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0

女性の生理や中絶、同性婚、貧困といった問題が明け透けに描かれていた。ここまで大っぴらに表現されている映画も珍しい。女性が悩む問題に寄り添う年下の彼氏の存在も凄いと思った。ブリジットとナニーのフランシス>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.8

ワンカット撮影ということで、展開がスピーディーだし、レストランのあちこちで演出が展開されていたのが面白かったです。
最後はどうなるんだろうと思ったら、ヤクと酒で倒れておしまいかー。最後はもう少し捻って
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X エックス(2022年製作の映画)

3.6

安いAV作品のようだったけど、ホラーのツボを押さえていて面白かった。映画館が寒すぎてエンドロール後の後日談が観られずトイレに立ってしまったのが悔やまれる。。

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.5

アンディ、早熟すぎるやろー。
こんな映画見てバズを買いたいと思うのか??
スピード感満載でどんどんストーリーが進んでいく感じ。
展開が早すぎて子どもには分かりにくかったと思われ。
何はともあれ、ソック
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

4.1

精神科患者を閉じ込めておかない工夫が見られて良かったです。患者と起業して、儲けたお金で風俗に行くなんて発想も驚きました。
ジージョの初恋は余りにも残酷でしたが、残念ながら自分にも偏見があるし拭い去ろう
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.8

バタバタ劇のようで、最後はどこに着地するんだろうか?と思いながら一気に観ました。
ワンスアポンアタイムインハリウッドを作った監督だっのかと後になって納得しました。
アラナの家族はもしかして。。と思った
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

好きにならずにいられないという曲でUB40がカバーしていたが、原曲はプレスリーの曲だったと知っていたので観たいと思っていた映画。オースティン バドラーがどんどんプレスリーに見えてきたので不思議でした。>>続きを読む

FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.8

凄まじい半生をアニメと画像とで表現していて、胸が痛くなった。
過去に恋人に半生を話したら脅されて恐怖を感じて話せなくなったという部分もリアリティを感じました。マックのオープンを見ていたらやってきたロシ
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.6

以前、映画館で見た作品。リリコさんが絶賛していて観に行ったけど、とても良かったのを思い出し動画配信サービスで見かけたのでまた試聴しました。何度観ても心が温まる作品です。不器用だけど周囲を見守るオーヴェ>>続きを読む

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.8

女性の中絶までの過程を描いたドラマ。カウンセラーが原題の通り、質問する状況に胸が痛くなった。

キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

4.3

サクセスストーリーだけど、とても勇気をもらえる素晴らしい映画でした。落ち込んだ時やうまくいかない時に観ると元気になれますね。

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.4

ウィリアム デフォーが狂人のようで怖かった。聖書が絡んでいて分かりにくい映画でしたが、風の音が怖さを助長していてサスペンスものといっても良い映画でした。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.1

トップガンでグースとの友情が描かれてましたが、その息子が登場したところは感動的でした。
グース役のアンソニーエドワーズ(ERのグリーン先生役)に息子のルースターがそっくり。
闘病中のアイスマンもそのま
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英雄の証明(2021年製作の映画)

3.8

ラヒムの普段の行いから貸金業者が和解を飲まずに刑務所に入れられ、休暇のシーンから始まる。
休暇中、良かれと思った行動を周囲が疑問視し始めるところからラヒムにとって悪い方向に進んでしまう。
人生の歯車が
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.9

文も更紗も傷を負っていた。
最後で文の傷がなんなのか分かった。
深い映画だった。
原作も読みたいと思った。

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.9

不確実な未来、コロナ禍で先行きも見えない未来。それでも、カモンカモン(先へ 先へ)歩み続ける。
今の時代を反映した良い映画でした。ホアキンフェニックスが良い父親役になっていて心がほっこりしました。

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.5

ずっと嘘をつき続けていて、だんだん大ごとになっていく様は観てて心がざわついた。
嘘はいつかバレる。嘘がバレた後は自分と向き合う良い機会になったように思う。反面教師のような映画でした。

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