りぃさんの映画レビュー・感想・評価

りぃ

りぃ

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.4

現実的な「由宇子の天秤」の次に選んだのは、夢の様なお城に嫁ぐ王女や空飛ぶドラゴンが登場するファンタジー。

ドラゴンのいる洞窟から逃げる時、素敵なドレスに金のランプ、小刀の装飾品が結構役に
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.5

終始ドキュテンタリーの様な現実的な映像と、自殺事件の遺族取材/遺族への誹謗中傷/貧困等々は、仕事終わりの金曜の夜に見るには重かった。
取材の映像を組み合わせや繋ぎ合わせで、捏造しようとするTV局はも
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二つの光(2017年製作の映画)

3.5

あらすじに「悲観的」「孤独」の単語見て観るの躊躇したけど、
思い出すのは明るい窓から差し込む陽、海、写真、笑い声、ハン・ジミンの笑顔…観てよかった。
パク・ヒョンシク何でも出来るね。名女優さんたちと次
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Be With You 〜いま、会いにゆきます(2018年製作の映画)

4.0

2年くらい前に観賞。
今あらすじ読んで思い出して
涙流れた。
未来と過去行ったり来たりの設定は解りにくくて苦手だけど、これは大丈夫だった。

息子に目玉焼き作りやいろいろ教えてあげようと思う中、お風呂
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

ちょっと切なく、温かい。
外見ではなく、
そう、心だけでいいんだよね。
動物たちはそれ知ってる気がした。
あっ、美しい羽や鮮やかな色だと雌に受け入れて貰えるらしい鳥の雄は、ちょっとたいへんか。

EXIT(2019年製作の映画)

3.9

ユナかわいいだけじゃない、身体能力に驚いた。主人公ふたりとも期待通りで楽しかった。

デス・オルゴール 恐怖の旋律(2018年製作の映画)

1.5

よくある引き取って間もない子ども+引越+超現象。
終わりあっけない。

グローリーデイ(2016年製作の映画)

3.0

胸糞悪くても最後スッキリ…しないんかい!!
ミランダなんとかは?弁護士は?

偽証、正当防衛など色んな角度から捜査せず供述変更されて冤罪作ろうが「長いものには巻かれろ」説有利、保身とお金で事件解決!
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

4.2

変わらず美しく輝き続ける草笛光子さん、なんて素敵なんだろうとうっとりしていたら、
「ん?誰?えっ草笛さん?!」とまさかの大笑いでお茶吹き出した、女優魂\(^o^)/あっぱれでした。
期待してなかったけ
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.0

「49日過ぎても納骨しないと成仏できないよ」と親族に云われながら、ずっと一緒に居たいと遺骨を手元に置いている人を知っているので、
映画の中で「弔い方は人それぞれ」と聞いて嬉しい気持ちになった。
遺骨を
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お料理帖~息子に遺す記憶のレシピ~(2017年製作の映画)

3.0

認知症は頭を使って、手や身体を動かすと予防になるというけど、避けられない事もある。
家族に勝手に家を売られ介護施設に入所させられたら、アッという間に車椅子の病人になっちゃった。
けれど、ラストは心地良
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.5

古い映画で結婚した娘の事を語る時「うちはもう片付いたよ」とよく耳にするけど、「片付く」という言葉に、結婚して幸せなイメージ以外の「手段」としての結婚が見えた。

叶わない片思いにせよ、思う人がいるの
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

2.5

わかりにくかった。2度目の鑑賞でもよく分からなかった。
ポイントだけでもハッキリ示してくれたらスッキリできるのに…
殺して火を付け血しぶきあびてるシーンは、真実を求めて単に想像している描写なの?それ
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ストーカー(2002年製作の映画)

2.9

ロビンが今風でいうとキモい。
妄想して幸せ気分になってるのは可哀想な気持ちになるけど、恐い。
大好きなロビンなのに嫌悪感抱くのは、やっぱりどんな役にでも乗り移る様に上手いからね。

砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.0

ビックリした。
あらすじサラッとみて「秘密」があるのか…と大して気にせず見始めた。
イヤないじめシーンからの、ヒーローからの結果恋?!でぬるいシーン続いて眠くなっていたら、びっくりは急にきた。
前半と
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.9

12人用にしては広くはない、扇風機も回らない密室での会話劇。

日本とは比較にならない程自然な自己紹介が習慣のアメリカで、
集められた知らない者同士は、氏名ではなく「じゃ、1番の人」等と番号で呼び合っ
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8番目の男(2018年製作の映画)

3.9

たまたまポスターにパク・ヒョンシクを見つけ、前情報無しで鑑賞。
とてもよかった。
既に調べあげられた情報をサラっと教えられただけで、裁判に出席した印象。
有罪か無罪か取り敢えず決めるの?!
短時間
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ロード・インフェルノ(2019年製作の映画)

2.8

現実にありそう、と思えて怖かった。
車内での楽しいはずの会話が穏やかではなく、苛々が伝わってきて、時間が経つにつれ不安が加わっていった。
心にゆとりがないのとやっぱりが人間が一番恐い。

キャビン(2011年製作の映画)

3.3

前観たことあった。
よくある夏休みの山小屋で学生たちが襲われるのとは違って、結構面白い&画期的だったのは覚えていた。
でも終盤シガニー・ウィーバー出て来て驚いた、あ〜前も驚いたのに忘れてた。
ゾ
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

2.5

古い建物の町並み、手入れされた屋敷や庭がきれいだった。
牧師や警官等が管理人と同じ顔とあらすじ読んで知ってたのに、観察力ないからか同じ顔に見えなかった。
不気味なのはいいけど、難しくてよく分からなかっ
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午後の遺言状(1995年製作の映画)

3.2

杉村春子、乙羽信子、気持ち不安定な時もふたりの落ち着く演技に救われる。
昭和感あるが平成に入ってからの作品。時折文学座の舞台を観ている様…
乙羽信子の遺作となった本作、夫新藤兼人監督作品であることは感
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ダーク・スクール(2018年製作の映画)

1.5

200年以上前に作られたシャンデリアや趣ある調度品、重厚な佇まいの館が寮なんてステキ。
お話は心霊現象とかの怖さはなかった、ティーンエイジャー向けか。

昨日レビューで拝見した「サタデーナイトフ
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ひとくず 新ディレクターズカット(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ラスト以外思いがけず良かった。

個人的にはラスト「もう出所しましたね」でカネマサと会えないのかと思わせた後、
追いかけて会えた鞠の後ろ姿くらいで終わっても良かった気がした。

理由は、大人になった鞠
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お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方(2021年製作の映画)

3.6

思った以上に楽しめた。
葬儀屋さん主催の終活セミナーで紹介されてた「遺族がする手続き」の多さに驚いて、思わず「面倒くさ〜い」と声に出した。
両親4人は見送ったから次は…薄々気づいていたけど年齢的に自分
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キリング・メモリーズ 失われた記憶(2015年製作の映画)

1.1

実家とお姉さんのお家が素敵…
サスペンスっぽいけどスリルは無い。犯人は妹以外にいるでしょうか?やっぱり妹なのでしょうか?
の様なゆるーい感じだった。

最後の写真(2013年製作の映画)

2.4

自分で考えてね的なラストになるフランス映画が苦手…ホラーなら大丈夫かとチャレンジしたけどホラーじゃ無かった。
ちょいちょい都合いい流れになってたのは気のせいか?

告白(2020年製作の映画)

2.5

単なるサスペンスだと思って見たら暗すぎる内容だった。
過去と現在の虐待、虐待の表と裏の影響…
誘拐と殺人事件はおまけの様に感じた。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.7

「お父さんあんた私を捨てんしゃったね、そうじゃろ?」
そう言ってやれあみ子!
面倒なものは排除か。
坊主頭の君、いい奴だね、救われたよ、ありがとうね。
「あみ子おまえの気持ち悪い処?それゃあ わしだけ
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山の郵便配達(1999年製作の映画)

3.4

夫は仕事で家をあけている間、家族を思う余裕は無いけど、妻は家を、子どもを守りながら、大変であろう夫を自分のこと以上に思い、無事を祈って待っている。
子どもはそのどちらの姿も見ては育つが、
自らが自立し
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バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

2.9

3年経っても変わらない崩壊した街、まるで宇宙戦争の後の様だった(見た事ないけど)

狂った医師から少女を救出する為、乗り込んだマンションで、悪者にやられそうになる↔バッタバタとやっつける、を繰り返すお
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彼方に(2023年製作の映画)

2.9

辛い時を過ごして、きっとやっとの思いでお客さんを乗せるドライバーの仕事についた主人公。
乗客の喜怒哀楽を自分のことの様に受け止めて苦しそう。
少しずつ心が丈夫になってくれます様にと願うしかなく、切なか
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.0

なんじゃこれゃ?!
学校の部活で作った子ども向け映画?!
宇宙人と未確認飛行物体見た時、
昭和か!って口が開いたままに。
違う意味でホラーでした。
評価見ないで選んだ自己責任。

フォルス・ポジティブ(2021年製作の映画)

3.3

恐い〜 
恐すぎて見られず所々進めてしまった。
連続殺人事件やサイコパス主人公の方が非現実で怖くないよ。
うろ覚えだけどNetflixのさわりで、同じ「狂った産婦人科医を父とする」兄弟姉妹たちが、自分
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愚行録(2017年製作の映画)

3.5

楽しくも嬉しくもないのに見せる光子の曇った笑顔は、泣いてるよりも哀しそうだった。
「人間」をWikipediaで見たら、
「表の顔と裏の顔があり、妬んでる人とも憎んでる人とも楽しそうに笑顔で話せ、本当
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ある男(2022年製作の映画)

3.9

小学生でも親の離婚、再婚で繰り返し名字が変わると、友だちにあれこれ云われる位だから、家族に犯罪者がいたら逃れようがなく苦しいよね。
本人何も悪いことしていないのに、周りが辛さを作り上げてる。
サスペ
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.1

初めてのアキ・カウリスマキ作品。
知らない国フィンランドは約30年前とはいえとても地味で、貧しく、暗かった。
青春時代は質素でも、老後は子どもに頼らなくていい悠々自適な生活が待ってる政策なんじゃなか
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