hrt2308さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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氷の微笑 4K 30周年記念レストア版(1992年製作の映画)

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シネマ1

1992年公開。サスペンス。なぜか今まで未見だった。4Kレストア版となって公開されたのを機会に初鑑賞。

シャロン・ストーンの代表作。彼女が演じるのは殺人事件の犯人と疑われる作家のキャサリ
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バビロン(2021年製作の映画)

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スクリーン1

1920年代、ハリウッド。サイレントからトーキーへ。毎夜繰り広げられる酒池肉林の世界。

君臨する大スター、スターに憧れる新人女優、映画製作を夢見る若者。

狂乱の映画の都。

振り返
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怪物(2023年製作の映画)

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シアター8

物語の視点が次々に変わっていく。その度に新たな事実が語られ、物事の真実に少しづつ少しづつ近づいていく。

今、世の中の潮流で向き合うべき課題、起こっている事件などが、物語の中に織り込んで
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最後まで行く(2023年製作の映画)

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シアター5

今年一番と言ってもいいくらいの面白さ。先が読めない怒涛の展開に、元作の韓国作品の素性の良さが想像できる。

裏暗さ満載で妻の美沙子(広末涼子)から離婚を迫られている刑事の工藤(岡田准一)
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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シアター10

すごい映画を観た。

ケイト・ブランシェットの圧倒的存在感。

彼女の役への成りきり振りを観る作品だ。

ベルリン・フィルの楽団員への指導、ジュリアードの授業での学生への詰め方、パート
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

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東映70周年作品。

大作

信長新解釈

金平糖からの物乞い大虐殺は酷い

斎藤工はあれだけ

明智光秀の心理分からず

終盤タイタニック風ファンタジーと思いきや

タイトル失敗

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

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スクリーン2

男の子と女の子の逃避行。

慌てる大人たちや子供たち。

本人たちは真面目でも、ほのぼのとした大冒険。

ボブ・バラバンのナレーションに笑っちゃう。

仕掛人・藤枝梅安2(2023年製作の映画)

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スクリーン3

梅安シリーズその弐。

梅安、半次郎の豊川悦司、片岡愛之助コンビは快調。今作ではふたりの裏稼業に関わることになった過去が語られる。そして、それが今に繋がってくる重層的な物語。

新たな
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仕掛人・藤枝梅安(2023年製作の映画)

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スクリーン4

河毛俊作監督の丁寧な仕事ぶりに感心する。作品全体が時代劇として抜かりない端正な仕上がりになっていて、観ていて江戸時代の生活感に自然に入り込める。

梅安を演じる豊川悦司の特異な存在感も
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

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シアター11

黒澤明監督『生きる』がイギリス映画として蘇る。同じ題材でも作り手が違うと、こうも味わいが違うものかと思うと面白い。

役所で毎日を書類の山に囲まれながら過ごす事なかれ主義の市民課長ウィ
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おとうと(1960年製作の映画)

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スクリーン3

大映4K映画祭にて鑑賞。

1960年キネマ旬報ベストテン1位。市川崑が宮川一夫撮影監督による銀残しという手法で撮影した作品。

岸惠子が姉のげん、川口浩が弟の碧郎が演じ、義母が田中絹
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

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シアター1

ダーレン・アロノフスキー監督は特異な状況に置かれた人物を表現するのに優れた監督だ。

今作は過去の出来事の心理的影響による過食から超肥満となり生命の危機を常に抱える大学講師チャーリーが主
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AIR/エア(2023年製作の映画)

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スクリーン1

エア・ジョーダン誕生秘話。人物、企業を実名でこんな生々しくもドキドキする物語を作れるアメリカ映画。

単なる再現ドラマではない濃厚な人間ドラマとなっている。

マット・デイモン+ベン・
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ハンサン ―龍の出現―(2022年製作の映画)

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シネマ1

1592年、豊臣秀吉は明への進軍を全国の大名に命じた。各大名たちはその手始めに朝鮮半島に侵攻した。後に文禄の役と呼ばれる戦いが始まった、、、。

主人公の朝鮮水軍の名将イ・スンシン(パク・
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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シアター9

普通の人々ががほとんど出てこない風景の中、仮面ライダーと怪人(オーグ)との激しくも淡々とした対決が続いていく。

ショッカーとの戦いを主人公・本郷猛(池松壮亮)は悩み、緑川ルリ子(浜辺美
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オットーという男(2022年製作の映画)

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シアター3

定年退職した偏屈な男オットー。毎朝、自宅周りを仏頂面でチェックするのが日課。挨拶されても笑顔はない。そんなオットーの向かいの家に子連れの夫婦が引っ越してくる。妻のマリソル(リアナ・トレビ
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無法松の一生(1943年製作の映画)

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スクリーン1

午前十時の映画祭にて鑑賞。
4Kデジタル修復版。

以前から観たいと思っていた43年版をようやく観ることができた。

戦時中は内務省、戦後はGHQの検閲でカットを余儀なくされた作品。
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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スクリーン1

1923年、アイルランドの小さな島。
ある日、パードリック(コリン・ファレル)はコルム(ブレンダン・グリーソン)に「今後俺に話しかけるな」と絶縁宣言される。戸惑うパードリック、、、。
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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スクリーン4

映画が始まり、主役の岸井ゆきのの動き、仕草を見た時、この作品の成功を確信した。

聴覚障害でプロボクサーのヒロインを生身の人間として表現できた岸井ゆきのの存在なくして、こんなに優れた人
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

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シネマ1

何者にかなろうと人生を悪戦苦闘するヒロイン、ユリアの姿に共感できる。

切り替えの早さ、思ったら即行動する熱量。あっけに取られるがこれも人生。

ベネデッタ(2021年製作の映画)

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シネマ2

さすがポール・ヴァーホーベン。撮る場所が変わりテーマが宗教に関することでも、その剛腕でねじ伏せるような作風は変わらない。

17世紀イタリア。舞台は修道院。主人公ベネデッタ(ヴィルジニー・
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

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シネマ1

窓拭きを職業とするジョン(ジェームズ・ノートン)はシングルファーザー。病のため余命わずかなジョンは、ソーシャルワーカーのショーナ(アイリーン・オヒギンズ)の助けを借り、4歳のひとり息子マイ
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砂漠の流れ者(1970年製作の映画)

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BS放送を録画鑑賞

以前TVで中途半端に観た記憶があるが、ステラ・スティーヴンス追悼ということで改めて鑑賞。

いつもホコリにまみれ汗臭い男たちを描いていたサム・ペキンパー。そのペキンパーが撮った何
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折れた矢(1950年製作の映画)

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BS放送を録画鑑賞

ジェームズ・ステュワート主演、デルマー・デイヴィス監督の1950年製作の西部劇。

対立してきた白人と先住民が平和を追求する物語になっているのが製作当画期的だったらしい。

トム
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十字砲火(1947年製作の映画)

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監督のエドワード・ドミトリクが赤狩りにより「ハリウッド・テン」として一時ハリウッドで仕事をできなくなるきっかけの作品。

冒頭殺人から始まるサスペンスとして始まるが、犯人探しの謎解きより、その事件が起
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荒野のストレンジャー(1972年製作の映画)

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BS放送を録画鑑賞

今さらながら、初鑑賞。
イーストウッド2作目の監督作にして、初の西部劇監督作品。

陽炎の中から現れ町にやってきた名もわからない流れ者。葉巻をくゆらせながら、かつてのレオーネ作品
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死の接吻(1947年製作の映画)

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1947年製作のヴィクター・マチュア主演、ヘンリー・ハサウェイ監督のノワール映画。名作『荒野の決闘』の次の主演作。

ニック・ビアンコ(V・マチュア)は戦後に職に就けず宝石店の強盗で捕まる。弁護士から
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フィラデルフィア物語(1940年製作の映画)

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3大スターの軽妙な演技合戦。

お話に共感するかは時代が違いすぎる気がする。

ジェームズ・スチュアートがアカデミー主演男優賞受賞。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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シアター6

大プロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタインによる隠蔽され続けていた性暴力事件を報道したニューヨーク・タイムズのふたりの記者ミーガン・トゥーイー(キャリー・マリガン)とジョディ・カン
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

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シネマ3

エンニオ・モリコーネ、この音楽家の名に反応しない映画ファンはいないだろう。

子供の頃TVで見たセルジオ・レオーネのマカロニ・ウエスタンで奏でられた強烈な音楽がボクの耳に刷り込まれてしまっ
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