ヴィンセントヒロさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

4.0

美しく、且つ、スタイリッシュで現代的に撮られている古典。原典に元付く設定、登場人物、美しい調べの様な台詞。背中に十字架のタトウーを彫った牧師や、出てくる銃に施された彫金など、センスがとてもいい。身悶え>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

3.5

人気アニメーション作品を、実写で制作するハードルの高さを、見事なまでに軽々と越えて、素晴らしいキャラクターになりきった ウイル・スミスに称賛でした。ジーニーは、彼以外考えられない程ピッタリ。表情や、動>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.0

物凄く不思議な鑑賞体験を。
ファンタジーなので当たり前ですけど。自分の感想としては、先ず、感情移入出来る居心地のいい登場人物に会えませんでした。特殊な能力を持ち、神と讃えられた生物が、拷問を甘んじて受
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トールマン(2012年製作の映画)

3.8

昔、アガサ・クリスティー原作の映画が封切られる度に、キャッチコピーに「結末は絶対に教えないでください。」と宣伝されていましたが、この作品こそ、まさしく絶対に教えない方がいいでしょう。
神隠し。そんなこ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

延々と続く、ごわついた画面。神経を逆撫でるように、どこまでも陰鬱な音楽。ジョーカーという悪のアイコンが誕生するまでの経緯を描くこの作品。ホアキン・フェニックス演じるアーサー(後のジョーカー)が、度重な>>続きを読む

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.0

80年代後半の雰囲気が漂う映画。
表現が古く、懐かしさを覚えます。

プッシャー3(2005年製作の映画)

3.0

1、2と観たので。ミロという、頭が切れるんだか、緩いんだか解らない、偉いんだか、ショボいんだか解らないオッサンギャングの物語です。何故か哀愁があります。カタギが幸せ😃💕

プッシャー2(2004年製作の映画)

3.0

1見たので鑑賞です。残念な方のチンピラ(役者は最高😃⤴️⤴️マッツ)が主役です。本当に馬鹿で下品なリアルギャングムービー。

アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から凄く陰鬱さが伝わり、成層圏内の迫力ある事故描写は、ある名作映画(ゼロ・グラビテイ)を感じさせる。事故原因に深く関わる行方不明の父を探しに、広大な宇宙空間ネプチューンまで旅に。今より未来の設定で>>続きを読む

オートマタ(2014年製作の映画)

3.5

環境汚染の進んだ未来。科学の飛躍的な進歩を遂げた未来。人工知能(AI)を搭載した最新鋭のロボット達にサポートされ、自らの進歩から遠ざかった人類。機械は何でもしてくれる🎵命令するだけでやりたい放題❗安全>>続きを読む

麻薬密売人 プッシャー(1997年製作の映画)

3.2

小物感丸出しのチンピラ物語。
ドラマというよりも密着ドキュメント手法の展開。かけ違えたボタンは、最後まで噛み合わない。裏目の裏目は普通順目だが、この主人公達には、大裏目になるだけ。売人二人の会話が、本
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.5


パイロット。法を簡単に飛び越える(飛行機乗りだけに。)胆力を備えると、CIAから仕事の依頼が飛び込みます。退屈な日常から、命からがらのスリルと、使い切れない報酬が飛び交う世界に…実際に存在した一人の
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とても感動しました。姉妹の愛情の物語です。
三つ編みについて、二本ではほどけてしまうが、三本ではほどけないというヴァイオレットの発言は、姉妹の絆をヴァイオレットが繋ぐことを意味しているのだと思います。
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.5

綺麗な映画です。ひとめ惚れから、まさかの秒速告白❕まさかの脈アリ。そしてワクワク😃💕ドキドキ💓の恋愛モード。友達のアシスト有りで、見事カップル‼️ママゴトみたいに連れ合って。いいですよね🎵
ここから先
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スリープレス・ナイト(2017年製作の映画)

3.3

眠れない夜。時間にして24時間無いストーリー。早朝の4時台からカーチェイスの始まり、さらに銃撃戦、からのドラッグ、汚職、誘拐。ノンストップ‼️只一回もノンストップ‼️そして一転二転三転、その流れさえも>>続きを読む

サウスポー(2015年製作の映画)

3.5

ホープは苦難を経験し、彼にとって価値のあったもの全てを失いました。それには、かつて燃やした熱い闘争心も含まれます。……
 華々しいスポットの光に浮かぶリングで、施設育ちの元チャンピオンに掛けられる実況
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ディープ・ブルー(2003年製作の映画)

3.5

良く眠れます。とても心地よい碧の世界。2回3回と鑑賞して、最後迄たどりつきましょう。

レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード(2003年製作の映画)

3.3

デスぺラードがとても良かった作品なので、気合いが入っている作品です(出演者の豪華な起用ぶり)
前作もかなり荒唐無稽な力技作品ですが、今作品も負けず劣らずムチャしてます。スケールが大きくなったことで薄め
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ハードロマンチッカー(2011年製作の映画)

3.5

同じ監督で、松田兄弟の使い分けが見事と思えた今作品(前作はプルコギで龍平さん起用)松田翔太のヤンキーは板についています。真木蔵人のヤクザっプリも、哀愁と間抜けさを共存させた感じで流石です❗後歌黒夢だし>>続きを読む

THE 焼肉 MOVIE プルコギ(2006年製作の映画)

3.5

単純に焼き肉(特にホルモン)が食べたくなります。キムチの味は母の味❗キーとしては此のくらいの内容ですが、やっぱり食べたくなります(山田優が、支度する賄いメシ)特に❗

イノセンス(2004年製作の映画)

4.5

空を飛び交う多言語表記、近未来に到来するであろう多国籍であり、又無国籍でもある都市、全てデジタル化されている日常で、アナログなものに執着する人々。画面から溢れる鮮やかな色彩、耳に飛び込んでくる哲学的な>>続きを読む

殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

3.6

先行公開の"殺人者の記憶法"とは大部分のシーンが被るものの、全く印象が異なる映画になっています。
前作は親子の愛が描かれ、殺人者同士のスリリングな攻防が軸になっていましたが、今作は、ある一人の老境に入
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ブリムストーン(2016年製作の映画)

3.3

胸くそが悪い映画。善人が、只の一人も出てこない。聖書のように進むパート、時系列がズレていてミステリー要素が濃い。WASPのWASPによるアメリカの黒歴史。気味が悪い牧師。本当にFU↓K。ダコタ・ファニ>>続きを読む

ありふれた事件(1992年製作の映画)

3.3

鑑賞記録。首の骨を折る音を、マイクに拾わせるところが印象深い。

神様メール(2015年製作の映画)

3.5

妻と娘に対し態度が悪く、創造の初めにブリュッセルを作った神様の娘の家出話。←何だその話最高❗
設定が、素晴らしい❗お兄さんが有名な(JC=ジーザス・クライスト)
娘は無名の10歳、父である神の、人類に
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狼の死刑宣告(2007年製作の映画)

3.5

何の落ち度もなく、ただギャングのイニシエ-ション(根性、度胸試しの通過儀礼)に間が悪く遭遇したことで、目の前で子供の命を奪われた父親。加害者の権利や、審理に納得がいかず、自ら報復する道を進む。
理不尽
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.3

殺人鬼VS殺人鬼。老境を迎えたアルツハイマーの元殺人鬼。娘と二人穏やかに暮らす彼の日々に、暗い影を落とす近隣の連続殺人事件。偶然にも鉢合わせする殺人鬼達。痴呆症により曖昧模糊な記憶で、娘を守りきれるか>>続きを読む

プレステージ(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

マジック映画で、トリックが反則。
SF作品要素が出没して、スリラー的にもなり、最後はとてもベタ落ち。伏線回収の為の長いフリの映画。