エンターテイメント映像表現をIMAXフーマットにこだわって作品を作ってきた、ノーランの挑戦。オッペンハイマーという人間を通じて、核分裂反応という量子の力、星の力を解き放つことへの、畏れ、恐れ。冒頭のプ>>続きを読む
圧倒的。2時46分、ビルヌゥーブの映像、ストーリーに圧倒された。2020年代のSF映画のマスターピースであることを決定づけた。
神話、信仰、血族、民族、この世界に存在するイデオロギーを壮大なSF世界の>>続きを読む
夫婦って、そうだよなぁ、、。しみじみ思いました。ミステリーでは無いと想定しつつ、人が死ぬと、やっぱり謎解きのマインドセットになってしまう自分がおります。何処か期待する。この映画は、夫婦と親子の関係性を>>続きを読む
ヒトの再生の物語が、地に足が着いたドラマで語られる。ミカミさんとツノダさん。二人の関係性と内面が、表層的に始まり、様々な出来事を通じて変わっていく。
役所さんの演技が素晴らしい。元ヤクザの持つ猛々しさ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
沁みた〜。ヒラヤマさんの変わらぬ日々。でもそれは、変わらぬように見えて、日々、小さな人の営みが、トイレ掃除というルーチンな仕事を通じて、折り重なって、様々な紋様を作ってる。木漏れ日のように。そんな物語>>続きを読む
北野監督が物語る、日本で最も有名な史実。今まで数多語られてきたが、北野監督の乾いた視点で捉えると、全く異なる物語になる。
作風の、殺しが日常の延長に存在する演出が、これほど無理なく存在する時代は、確か>>続きを読む
ジェンダーで区切るコトが流行らない昨今ですが、とことん女子の視点からの、ヒーロー映画。
その語り口は、軽やかで、ユーモラスで、とても良い。Z世代のカマラが物語の牽引役になるので、どこかスパイダーマンH>>続きを読む
理不尽な、圧倒的な破壊と恐怖。
初代の持つ戦争の生々しい記憶がある世代が作った怪獣映画、ゴジラ。その物語の意図を更に時代を巻き戻す、−1.0。
山崎監督は、徹底的に戦中と終戦直後にこだわった。その意図>>続きを読む
知られざるネイティブアメリカン史実ストーリー。実話だけに、3時間の長尺が、幾重にも恐ろしさが折り重なる。ハリウッドでは度々語られる開拓史。オイルマネーと原住民の結び付きは、全く知識なく、なるほど〜とい>>続きを読む
ガンアクション映画のひとつの到達点。シリーズ通して、観客を楽しませるポイントに全くブレが無い。如何に、ガンアクションをスタイリッシュに、スピード感溢れて見せるか。全編、ドラマパートは極力タイトに、アク>>続きを読む
ロードショー以来の再見。いやー、こんなに面白かったのか、という驚き。当時、なんかブルジヨファリファのシーンしか印象無かったんだけど、自分は当時何を観てたのかと思うくらい面白いシーケンスが多い。
クレム>>続きを読む
マイケルジョーダン、初監督挑戦の3作目。
初監督としては、頑張ったと思う。
ストーリー構成は、ロッキー3へのオマージュかな。クリードは引退後なので正確にはファイナルか。もう一度、ファイターの闘争心を野>>続きを読む
トム、素晴らしいアクション映画をありがとう！この人にどれほど映画界は救われているのだろう。CG全盛のなか、身体を張り、顔を歪め、リアルなアクションに拘る。それでしか表現出来ない映画、それがミッションイ>>続きを読む
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稀代の映像作家、ストリーリーテラーの、きっと最後の作品、しっかり目に焼き付きました。
事前情報全くのゼロでの映画鑑賞は、今までに無い体験。きっと今後もないだろうなー。
戦時下の中、母の喪失と母の妹が新>>続きを読む
ハリソン、本当にお疲れ様、ありがとう。
この言葉が、真っ先に出てくる。
中学生の時、レイダースを今はなき有楽座で鑑賞し、ハリソンのタフネスとユーモラス、ニヒルなカッコ良さに痺れた。
まさか、80歳のイ>>続きを読む
アニメ表現、いや映像表現をまた一歩押し進めてる！凄い！
視覚の情報量が、凄まじく、脳の処理速度が全く追いつかない。だけど、それが、また気持ち良い。前回以上のスパイダーマンがスパイダーマンたる魅力がこれ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アメコミファンが夢想するマルチバース。
ジャスティスリーグでも好演していた、エズラミラー。プライベートが中々お騒がせですが、役者としての彼はとても、上手く、魅力的。微妙な年齢差を演じ分けている。
冒頭>>続きを読む
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素晴らしいシリーズフィナーレ！
ガーディアンズで涙腺崩壊でした。
本作はロケットの生い立ちが物語の軸。
初っ端の曲、レディオヘッド名曲creepのアコースティックver！この歌詞がロケットのストーリー>>続きを読む
様々なメタファーを物語る映画。
イニシェリン島というアイルランドの架空の小さな島と小さなコミニティーを舞台に、単なる大人の喧嘩を、ここまで観せるのは、脚本が良く出来ている。島の風景が、絵画的に美しく、>>続きを読む
これだったのか、ザックスナイダーがやりたかったDCは！ウェスドン版と全く異なる仕上がり。主役が違う、という驚き。完全にサイボーグとフラッシュ。確かに、このストーリーを物語るなら4時間は必要で、全く無駄>>続きを読む
庵野さんシンユニバースも3作目。郷愁は捨てたくない、という宣言通り、当時のリアルタイム世代には、あーこの雰囲気、この感じ、という演出。怪しく、ケレン味があり、そしてヒトが仮面被りカッコ良いバイクに乗る>>続きを読む
映画という映像表現のフォーマットと、監督の悪ノリの笑いセンス、家族愛という共感するストーリーが、絶妙なバランスの傑作。こんな作品に出会えるから、映画は面白い。
役者が皆良い。ミッシェル ヨーは、流石の>>続きを読む
マーベルとのお付き合いもフェーズ5に突入。ラスボスのカーン登場。フェーズ4で布石を打ってきた、マルチバースのカオス感が、量子論の世界観と呼応。と思ったら、割と量子世界は想像の範囲内、というかガーディア>>続きを読む
トンデモないもの観させてもらった！ポリウッドか〜と、知識としてインド映画文化を知っていましたが、初体験。
凄い、スゴすぎて笑いが出る。今まで40年近く映画観て来ましたが、違う。決定的に違う熱量！熱い、>>続きを読む
凄い映画体験だった！敢えて池袋グランドサンシャインのフルスペックIMAX３Ｄで観た甲斐が間違いなくありました。CGの特性を活かしたハイレベルな３Ｄ表現が、パンドラの世界に没入。予告の期待を裏切らない、>>続きを読む
ウェイオブウォーター鑑賞のため、配信で初鑑賞。何故、映画館で観なかったんだ？。流石、キャメロン。ネイティブアメリカンな自然観と異世界の生態系を融合させた世界観の作り込みが素晴らしい。対比としての物質文>>続きを読む
文句なし、傑作！
アニメ映画として、スポーツ映画として、間違いなく傑作映画の誕生！
勿論、原作があの、世界的人気漫画だから、という見方はあります。が、素晴らしいのは、それをキチンと一本の単独映画として>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ＲＩＰ チャドウィック ボーズマン。
彼が亡くなった事実を、ブラックパンサーという彼のアイコン的映画にどのように昇華するのか。
ドラマがリアルと呼応する、ティチャラの喪失を、母、妹、恋人、仲間と幾重に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
面白かった！流石、ジョーダンピール！
古くからある映画王道のテーマ、ウェスタンとエイリアンを、アフロアメリカンという人種の文脈で描いてる。この２テーマとも、概ね白人文化で語られてきた。西部劇を代表する>>続きを読む
狩るものと、狩られもの。プレデターの本質にフォーカスしたドラマが、成功してる。
舞台を過去のコマンチ族にしたのが、秀逸。狩りが日常にあることで、プレデターという非日常を無理なくドラマに落とせている。>>続きを読む
80年代ど真ん中なロッキーⅣを、スタローン自らのディレクターカット、最後のロッキーのロードショー、そりゃ行くでしょう！
ストーリーは変わりませんが、アポロやエイドリアンとの対話が織り込まれ、男達のプラ>>続きを読む
映画館で観れば良かったー、な完成度のアクション映画。流石、ルッソ兄弟。アクションの魅せ方が上手い。LRTを使ったアクションシークエンスは、面白かった〜。ライアンゴスリングの、冷静な佇まいが、あの無茶苦>>続きを読む
良質なドラマ。これがアカデミー作品賞を獲ったのは、なんか嬉しい。こんな時代だからこそ、家族の繋がりが響く。家族ただ1人の聴者で青春ど真ん中の女の子。家族の生計と自分の可能性。家族も必死に生き、そこには>>続きを読む
期待通りのスペースロックオペラ&コメディ！ワイティティ、どんだけガンズ好きやねん、とツッコミ入れたくなる。冒頭のアスガーディアンのバトルが、ガンズの代表曲とともに熱い。ココだけもう一度観たい！そして、>>続きを読む
安彦ガンダムを映画館で観れる。ファーストガンダムの熱狂ど真ん中の世代は、そりゃ行きますよ。多分、御大最後のガンダム。
安彦さんの描く、モビルスーツは表情があるんですよね。それが昔から好きだった。
今>>続きを読む
全てのビートルズファン、至福と衝撃の6時間。これを超えるドキュメンタリー映画は、無いのでは。ピータージャクソン監督とフルタイム公開するDisneyプラスに感謝！なんでしょう、この映像体験は？！。歴史の>>続きを読む
