Yusuke0724さんの映画レビュー・感想・評価

Yusuke0724

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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

ヒロインの笑顔が素敵なハッピー映画💐🌷🌼🌸💐

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

映画を観たあと、あらためてポスターを見返してみると…景石、テント、子どもの絵、這いのぼるコックローチ、誰かの脚(爪はぼろぼろ)、裸足の家族と、靴を履いた家族。
貧富の差はもちろん主軸となるテーマで、欧
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.2

洋画のエンドロールで流れるお決まりの文句「No Animals Were Harmed in the Making of This Film(この映画を作るにあたって、一切の動物は傷付けられていません>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

5.0

敬虔なヒンドゥー教徒でインド人のバジュランギが、ムスリム(異教徒)のパキスタン人の女の子シャヒーダを家まで帰すだけの話。
LEONとフォレスト・ガンプとラ・ラ・ランドとセガールが皆でベルリンの壁を崩壊
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

モノローグから始まる、冷戦期のおとぎ話。
暗い時代背景、映像も暗め。そんな中で、ハッとするような色がいくつか。イエローの字幕。バスタブに撒かれたグリーン。キャデラックのティール。ストリックランドの指。
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.5

90分という短い上映時間だが、物語の構成に無駄がなく、サクッと観られる。
主人公3人は俳優ではなく、実際にタリス銃乱射事件の当事者であった3人が演じていたが、演技指導の賜物か、観ていてほとんど違和感は
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.4

"チェーホフの銃"という劇作のルールを思い出した。
「もし第1章で、壁にライフルが掛けてあると述べたなら、第2章か第3章で、それは必ず発砲されなければならない。もし、それが発砲されることがないなら、そ
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エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE(2010年製作の映画)

4.2

ブラジル・リオデジャネイロ軍警察特殊警察作戦大隊"BOPE(ボッピ)"が、派手なガンアクションで敵をバッタバッタとなぎ倒す、痛烈クライムアクション!
…なんかではなく、リオデジャネイロに蔓延る麻薬ギャ
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.5

現実と幻想のボーダーが曖昧な映画。
むにゃむにゃむにゃって。
核心となる事柄を知っていればつまらないし、知らなければよく分からない。
何が一番ミステリーかって、ルイ君、君の前髪だよ。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.4

左右に座っていた年配の男性が両手をぎゅっと握りしめる間で、静かに涙を流す自分自信に少し驚いた。
さびれた道の3枚のビルボード。娘を殺された母ミルドレッドの、やり場のない怒りを警察にぶつけた赤と黒の広告
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.0

カイロ・レンが思春期真っ盛り男子。
束縛の激しい保護者から離れたと思ったら、好きな娘にフラれて非行に走る姿は涙を禁じ得ない。ハックス将軍の"こいつマジかよ…"と言いたげな表情は必見。
エイリアンが跋扈
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.2

ポップでシック、ちょっとエログロナンセンスなイングリッシュスパイムービー。
前作同様、アクションシーンは緩急のある爽快な仕上がり。
強引なところ、引っかかるところは数多くあれど、それを振り切って面白い
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モテキ(2011年製作の映画)

4.0

一般にはただのエンターテイメント映画だろうけど、俺にとっては観ると色々なものがグチャグチャになって人生の方向性を指し示す針が激しくフレまくるような、毒にも薬にもなる劇薬映画で、フランス映画ばりの人生の>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

深夜、疲れた気持ちで観たら泣いてしまいそうな、優しい映画。
食べ物がとにかくおいしそうで、人の温かみもあって、シナモンロールを作りたくなります。

セルラー(2004年製作の映画)

3.8

エンドロールで「おしゃれ!」と声に出してしまった。
壊された携帯電話でたまたま繋がった先の男に助けを求める憐れなジェシカ、終盤にかけてますます逞しくなっていくライアン、ストーリーはベタだけれど、それも
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コンタクト(1997年製作の映画)

4.0

こちらの方が全然前の映画だけど、インターステラーとメッセージを混ぜたような感じ。でもその二つに比べれば集中力の要るハードSFではない。良作。

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

4.5

モノクロ映画なんだけれど、ロードムービーだから登場人物も多くないし、とにかくアディ(テイタム・オニール)の表情がとても豊かで、見ていてまったく飽きない。
表現力が増すことから、あえてモノクロにしたとい
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.4

ゆきのって苗字かよ、たきって名前かよ
綺麗過ぎて胸焼け

レッド・オクトーバーを追え!(1990年製作の映画)

3.8

ソ連の歴戦の名艦長をショーン・コネリーが演じる。
これが渋い。

冷戦が生んだ映画。
閉鎖的な潜水艦内は何をするにもサスペンスで、テクノスリラーの骨子はこの映画から今現在に至るまで風化していない。

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.2

ぐわんぐわん曲がる魔球を、バット5本くらい持って無理やりホームランにしたような映画。
とにかく生きろ、と、言われたような気がする。
こんな自由闊達な自伝映画があっただろうか…

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

5.0

凄いものを観てしまった。
虚無や苦痛、失望や煩悶でぐちゃぐちゃに絡み合う泥のような二人の関係と、その中に光る鮮烈な純愛。激情。
打ち上げられる花火を背に、弾けるように走り、駆け回るシーンが最高。

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

4.0

舞台は1950年代末のスウェーデン。海辺の小さな町に住む12歳の少年イングマルは、病気の母親の元を離れ、叔父が暮らす田舎の村へ行くことになった。

ハルストレム監督の描く、少年の出会いと別れのお話。
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ルーム(2015年製作の映画)

3.2

ん?ん?と思いながら映画が終わってしまった覚えがあるので、見返したい。
見返しても、ん?となった場合はまた処置を考えるとしよう…

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

泥棒たち(のちに居直り強盗)にも、盲目の元軍人のおじいちゃんにも感情移入できなかったけれど、どちらかと言えば、戦争で視力を失った上に、娘を自動車事故で亡くし、しかも轢いた張本人が無罪になってしまったお>>続きを読む

ソウ2(2005年製作の映画)

3.4

フラッシュ暗算みたいにグロテスクなシーンをパパパパっと見せる演出が多くて、怖がらせてやろう感がびしびし伝わってきてなんか可笑しくなってしまった。

ソウ(2004年製作の映画)

4.0

たぶん、シリーズが続く中でこの作品が一番面白いんだろうなとは思う。
模倣したような作品も多い中で、原典としてたまぁに見返したくなるかも。

カンフー・ジャングル(2014年製作の映画)

4.0

香港、中国合作ということだけれど、ここまでしっかりしたアクション映画作れるんだなぁと感心してしまった。
緻密なストーリーは期待すべくもないが、大森南朋と香川照之を混ぜたような凶相のワン・バオチャン演じ
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.2

誰にもどうしようもないこと、どうしようとなかったことの積み重ねで、窮屈で抑圧された日々を送る人々。夕焼けのような映画、とはよく言ったもんだ。
ジュリエット・ルイスがキュート。

フィリップ、きみを愛してる!(2009年製作の映画)

3.6

いつもの調子のジム・キャリーと、オビ=ワンと同じ人とは思えないくらい、なよっとしたユアン・マクレガー。
流し見てへらへら笑うには良い映画。

月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.0

星新一のショートショートのような映画。
月面、孤独、ささやかなバディ、途中からの「アレ?」、ローコストながらうまくまとまった、切ない話でした。

パターソン(2016年製作の映画)

3.8

静かな生活の映画。
パターソンがなぜ詩を書くのか、なんてことは当然のように語られない。日常にあるささやかな喜び、ささやかなトラブル、些細な出来事の積み重ねで時がゆっくり過ぎていく。
パターソンの前職に
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

ただ、平衡感覚を狂わせるような構図と地鳴りのような重低音で映画に引き摺り込む手法を素直に受け入れればいい。
映像の向こうに、IMAXカメラを嬉々として振り回すノーランの姿が見えた。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.2

舞台は1926年のニューヨーク。大恐慌前の、禁酒法が施行されている時代。
跋扈する闇の魔法使いはヴォルデモートではなくグリンデルバルド、そんな時代。
ニュートの名は小説にちらりと出てきたくらいだし、大
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