ヒロさんの映画レビュー・感想・評価

ヒロ

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愚行録(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一家惨殺事件の真相を追う記者が、被害者夫婦の知人を取材していくうちに暴かれていく愚行の数々。

同監督の「ある男」鑑賞後だったから、主人公の妻夫木が絶大犯人やん!って想像しながら観てたら少し予想外の展
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.9

列車爆破テロの8分前に何度も戻り、未然に防ごうとする脳死状態の軍人が主人公のタイムループ系作品。

こういうジャンルって、伏線張りすぎて中途半端だったり、大風呂敷広げ過ぎてもやもやする終わり方になりが
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ある男(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

死んだ夫は別の人間になりすましてました系ストーリー。

主人公の一人である窪田演じる夫が戸籍交換を何度かしてる為、こんがらがってくるがそんな事よりももう一人の主人公の妻夫木演じる弁護士のラストシーンが
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正欲(2023年製作の映画)

3.4

出演者が豪華なだけの性癖映画。

水に対する性欲が数ある一つのテーマだが、いまいちピンと来ずみんな生きづらいけどどうにか生きてるんだよねって、押しつけがましい内容な気もするが最近はこういうの多いな。
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怪物(2023年製作の映画)

4.3

息子が学校でいじめられていて、担任にも虐待されていると知った母親の学校への復讐劇なんかと思いきや…。

校長室での世にも奇妙で気味の悪いシーンから不穏な展開が続き、何が真実で誰が本物の怪物かという先の
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.6

思ったのと違ったけど意外と楽しめた映画No.1。

ストーリー展開はまあまあとして、アクションシーンはカッコいい!
CGが自然では無く強めなのが少し気になるところ、続編に期待。

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.4

脳が麻痺して片目のみしか動かせない男から視た世界。
瞬きだけで、自伝を出版した男の実話。

タイトルが秀逸で、見終わった後の印象が少し変わった。
フランス映画特有の芸術的な表現や言い回し多用しがちでち
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ハングリー・ハーツ(2014年製作の映画)

3.5

菜食主義者はけっこうだけど、子供には成長の為に肉も食べさせてあげてねって話。

冒頭の夫婦の出会いのシーンが最悪で滑稽だけど、何が起こるんだろう?って引き込まれた。

少し怒りん坊だがいたって普通の夫
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.6

よくあるボクシング映画とは一味違う異色な作品。
ひとつ屋根の下のボクサー群像劇みたいな。

優秀だけど脳の病気の兆候が出始めたボクサー
万年負けっぱなしだけど後輩の面倒見はめっちゃ良いボクサー
モテた
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或る終焉(2015年製作の映画)

3.3

介護ドキュメンタリーのオムニバス風。

リアルに近い物を観たいけどリアル過ぎのも観ててしんどいな。
でもこれが現実。
安楽死のテーマって正解は無いから、色んな描き方でいいと思う。

ラストはビクっ!て
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母という名の女(2017年製作の映画)

3.8

若くして妊娠した娘が、育児のストレスで病んでる間に母親に赤ん坊を隠され、ついでに彼氏も寝取られちゃう残酷なストーリー。

毒親というかクソ母映画観たい気分の時にオススメ!
ラストは歴史は繰り返すみたい
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信虎(2021年製作の映画)

3.4

主役は「信長」では無く、「信虎」!!

タイトル見間違えた人、絶対いるだろうなw

武田信玄の親父の信虎を主人公にした作品て聞いた事ないし、信玄にも負けないくらいめっちゃ戦には強いけど、粗暴ですぐ気に
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ボス・ベイビー ファミリー・ミッション(2021年製作の映画)

3.6

子供向けっぽい大人ムービー。

前作子供だった兄弟が大人になったとこから始まり、子供の体に戻って世界のパパとママ達を救うストーリー。

前作の内容忘れててもしっかり楽しめるドタバタほっこりコメディで、
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.5

イコライザーシリーズって、こんなんだっけ?って途中までは違う作品観てるようだった。

1.2で主人公ロバートが暴れてた印象だが、今回は控えめでイタリアンマフィアが主人公みたいになっててもはや別作品。
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.1

救いようの無い胸糞映画。

フィクションだから最初は架空の国かと思いきや、メキシコが舞台。

貧富の差が激しい国や治安が安定しない国で実際に起きてるであろう内容で、貧しい善人は救われないという不条理さ
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僕たちのラストステージ(2018年製作の映画)

3.6

このコンビはもちろん知らなかったけど、長年組んでるコンビのやり取りって、喧嘩しててもはたから見てると和むよね。
さらにこの芸人二人の妻同士の意地の張り合いみたいな掛け合いも面白くてずっと見てられる。
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.8

匂いに取り憑かれた男。

調香師ってテーマが珍しいし、匂いをどう表現するのか興味が惹かれ鑑賞。

主人公が匂いだけで街の中にいるお目当ての獲物を見つけ出したり、女性の死体から香水を作るヘビー級のサイコ
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

4.0

ナチスに捕まったユダヤ人がペルシャ人だと偽り、収容所の大尉相手にに全く知らない適当に作ったペルシャ語を何度もバレそうになりながら教えるという、ありえない実話に基づくストーリーってなってるけど、どこまで>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

アクションが他の映画と段違いで世界一カッコいい!
さらに無敵のジョンが無尽蔵な敵との連戦で、戦いの最中に疲れちゃって動きが鈍くなる感じもたまらない!

室内での俯瞰的な銃撃シーンや斬新なアクション満載
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.7

ゴジラにもコングにも申し訳無い残念な作品。

両名の殴り合いは暇つぶし程度には楽しめた。
でも人間のやり取りみたく、怪獣の意思の疎通シーンとか時々白け気味。
メカゴジラもFFとかに出てきそうなフォルム
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

相変わらず、女子二人のボソボソ話しが何言ってるのか聞き取りずらいシーン多めだが、どうでもいいくらい前作同様楽しめた。

本職殺し屋VS殺し屋バイトの、なかなか弾が当たらない激しいガンアクションが見どこ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃクセになる、最後まで飽きないアクションコメディ映画。

洋画ではよく観るけどバディ物ってだいたい面白いよね、ゆるい感じの日常シーンが。
まひろのアクションすごいなって思ったら、「ジョンウィ
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ラヴレース(2013年製作の映画)

2.7

伝説のポルノ女優の半生記。

主役のアマンダがかわいいだけの大してエロくも無いシンプルなストーリーで、サクッと見られる。

プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.0

シリア内戦で死んだ、実在の女性戦場記者のドキュメンタリーのような作品。

なんでこんな危ない場所に行くんかなって思っちゃうけど、こういう人達が命張って現状を報道するから危なさがしっかり伝わるんだよな。
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ANON アノン(2018年製作の映画)

3.5

「ガタカ」や「TIME」に共通する、技術はすごい進歩してるが人間関係はすごい希薄で、独特で無機質な世界観は良かったがラストがガッカリ。
プライバシーの一切無い世界って設定はすごい良かったから、しっかり
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.7

キャスト陣も豪華で見応えあり。

大軍勢の戦闘シーンは圧巻で面白いんだから、じゃんじゃん流してタラタラと回想シーンや無駄話シーンはカットしてサクサク進めて欲しかった。

原作好きとしては何故紫夏編を入
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.5

「ボーン」シリーズ5作目。

ジェイソン・ボーンが復帰。
いつもと変わらずの追跡者との肉弾戦&カーチェイスで新鮮味も無く、見どころも特に無し。
3作でやめときゃ良かったって意見に賛成。
寧ろ前作の外伝
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ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.7

「ボーン」シリーズ4作目。

外伝的なストーリーで、マッド・デイモン演じるジェイソン・ボーンは登場せず。

やっぱボーンいないと物足りないかなと思ってたが、代わりに主人公で工作員・アーロン役のジェレミ
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.7

「ボーン」シリーズ3作目。

冒頭から、2作目である「ボーン・スプレマシー」のラストからしっかり始まってるとこがGood!

個々の陰謀が複雑に絡んでる為、以前の作品よりシンプルじゃなかったのが退屈し
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

4.4

「ボーン」シリーズ2作目。

シリーズ物ってだいたい1作目は超えれないが、今作の方が断然好き。
最強の暗殺者なのに、最強じゃ無さげなとこがたまらない。

ベルリンやモスクワでの逃走アクションがめちゃく
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.9

任務や記憶を失くした諜報員が、世界中に潜伏してる同業者達から狙われるスパイアクション映画「ボーンシリーズ」の1作目。
ボーン無双開幕。

この有名作品観てなかったっけ?ってなるくらい、すごいシンプルで
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.1

人付き合いの嫌いな偏屈じぃさんと、引っ越してきた隣人親子との出会い。

「幸せなひとりぼっち(オットーという男)」みたいな展開かと思いきや、主人公はギャンブル好きのそこそこなクズ野郎だがどこか憎めない
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.7

ウェイトレスと大手企業の役員の命の値段は同じか?金より敬意。

9.11テロでの遺族への補償金額申請を巡る、弁護士でもある特別管理人の実話。

やり手だがどこか機械的で人情味の薄い主人公が、初めは遺族
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タンジェリン(2015年製作の映画)

3.7

売春トランスジェンダー男性を取り巻く、クリスマスイブのドタバタ劇。

スマホで全編撮影ということだが、特に気にならず、寧ろ2000年代風の少し荒い映像になってて渋い。
なんだかんだで親友っていいねって
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.2

正しさとは何かを問う重いテーマの作品だが、深過ぎるのか理解が追いつけ無くて考えさせられるとまでは到達出来なかった。

でも由宇子は正しかったと思う…。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.6

前作同様、PCやスマホなど全て画面越しでストーリーが続く。
二番煎じは否めないが、ボヤけてたり人物が遠くて見えにくかったりする感じがリアリティあって楽しめる。

主人公のPCスキルが万能過ぎてトントン
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