ヒロさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

空白(2021年製作の映画)

3.8

娘を不幸な事故で亡くした父親が、間接的に殺してしまったスーパーの店長の男に復讐する単純なストーリーでは無く、事件に関わった皆が色んな悲しみを抱えながらもどうにか生きていくヒューマンストーリー。
って上
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.9

ビートたけしの下積み時代のストーリー。

テレビ嫌いで劇場にこだわり続けた、大泉洋演じる師匠の生き様がカッコ良くて、まさに最高の師弟愛。
今作ではたけしはおまけって感じだ、馬鹿野郎!

ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜(2020年製作の映画)

3.6

ユーロビジョンコンテストという、欧州の本物の大会があるのを初めて知った。

アイスランドが舞台の映画は初めてかも。

ユーロビート聴いてると、大抵Aquaっぽく感じて懐かしかった。

カティアナ役にデ
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.0

セレーナやヴィーナスって名前くらいは、テニス素人の自分でも知ってるくらい、有名なプロテニスプレイヤーに育て上げたリチャード・ウィリアムズの伝記映画。

テニス未経験で生活も豊かでは無く治安も悪い地域で
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.8

ハーレイ・クインがあまり活躍しないスーサイドシリーズ。

でも個性的なキャラ多くて、サメのナナウエが粗暴だけど無邪気でお気に入り。

極悪軍団を謳ってる割には、キャラのクセが強いだけで破天荒ぶりや刺激
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.2

「ドラえもん」なのにグダグダ系。
さっくり楽しみたいのに、ダラダラしてる。

でもおばあちゃんの話のシーンは昔のマンガの時から好きだったから、やっぱりいい話。

前作といい、エンディング曲には恵まれて
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鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成(2022年製作の映画)

3.5

色々端折り過ぎて、原作観てないと意味不明なシーンいっぱいあるんだろうな。

まぁでも前作のスカー編よりは見応えはあった。

鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー(2022年製作の映画)

3.3

原作好きな分、ガッカリ感もあるけど最後までどうにか観れた。

舘ひろしのキング・ブラッドレイはカッコいいけど、内野聖陽のヴァン・ホーエンハイムはあんましっくりこないかなぁ。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.6

毒母のせいでまともに教育も受けてなくて、共依存で言いなりになりいつも断れず犯罪に手を染める少年。

救いようのある場面はほとんど無く、貧困ゆえの重々しいシーンが続く。

ラストもさらに救いよう無く、胸
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

地球に迫った彗星をどうするか?

政治利用するアホ大統領と、彗星衝突の事実を世界に伝える為に奔走する科学者達のブラックコメディ。

こんなアホな閣僚達は居ないだろうとか、ツッコミどころは色々あるものの
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.7

タイトルがかなりふざけるように思えるが、インドの貧困や閉鎖的な社会問題を扱ったとても真面目な内容。

愛する妻の為に、周りから理解されず狂人扱いされながらも試行錯誤しながら生理用ナプキンを自力で開発し
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テスラ エジソンが恐れた天才(2020年製作の映画)

2.9

テスラの事が知りたかったのに、生い立ちなどは掘り下げず、エジソンとの決別後が主な内容。
説明ナレーションが多くてクソ真面目なドキュメンタリー観てるようで退屈しがち。

テスラがエジソンにも負けず劣らず
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L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)

4.4

ならず者の警官VSロスギャング。

地元警察にも手が出せない、巨悪に対して集まった正義感溢れる漢達の実話に基づく熱い闘いの物語。

ショーン・ペーンの悪役っぷりがえげつないし、ライアン・ゴズリングがい
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

東日本大震災と生活保護問題を絡ませた作品。

逆恨み感強くて、役所の対応や制度へのふまんなどわからんくもないが、殺す程ではないかなって感じるであまり共感出来ず。

そっちが犯人か!ってオチ。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.2

これが村上春樹の世界ってやつか。

賞を色々取って話題になってたので、気になっていたので鑑賞。
面白さや良さが全然分からなかった、自分に全く合わない気がした割には退屈では無かったのが何とも不思議。
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インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

結局主人公がクズだったって話。

どんでん返し系だけど、女弁護士の様子がすぐ興奮しておかしくてバレバレだし、インパクトよ弱くてどんでん返しとは言えないかもって事で期待ハズレ。

他の人も書いてる通り、
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インポッシブル(2012年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

スマトラ島でバカンス中に津波に遭い、バラバラになってしまった5人家族の実話。

弟をいじめたりと、やんちゃだった長男・ルーカスが、大怪我を負った母親を介抱していくうちに、長男としての責任感などが芽生え
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

家族に音楽を禁止された少年が、ミュージシャンになる夢を追いかけ、先祖との出会いの中で家族との絆を知るストーリー。

デラクルスがひいひい爺ちゃんじゃなくて、ヘクターの方だった事にはビックリ。

ラスト
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.1

ブラック・ウィドウが初見だからアベンジャーズでの立ち位置も知らなくて、序盤は人間関係もよく分からず置いてきぼりだったが、妹と再会する中盤から一気に面白くなった。

マーベルシリーズでは珍しく、超人パワ
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.2

パン屋を経営する洗脳殺人鬼とそこに通っていた青年との再会によって新たな狂気が始まる。

阿部サダヲの人を操る怪演ぶりと凝視する黒目がとにかく怖くて、サイコキラーっぷりが凄まじかった。

洋画とは違う、
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コンティニュー(2021年製作の映画)

3.4

あらすじから、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のパクリっぽいからどんな展開にするんだろうって思ってたら、やっばひたすら闘いを繰り返して強くなるって似たような展開。
でも、主人公がぶっ飛んでるおかげ
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グラスホッパー(2015年製作の映画)

3.3

初めとラストが繋がってたけど、ご都合主義が酷かったのと、中途半端な色んなストーリーのごっちゃ混ぜで、最近観た伊坂作品の中ではイマイチ。

原作の方が断然評価良いけど、原作読んでみようかなとは全く思えな
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

まさに新解釈のウルトラマン。

庵野脚本だからエヴァ感強めで、カイジュウも使徒のような設定で、人類の別進化した形態でうんたらかんたらってストーリーを勝手に予想しながらワクワク観てたら良い意味で期待を裏
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

雪山のレストランで雪崩に遭い、子供を置いて自分だけ逃げた夫がその事に対して妻にずっと突っ込まれて、夫としてや父親として自信喪失しちゃう話。

不穏な音楽や怪しい人間が出てきたりと、何かが起きそうな雰囲
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

3.8

高良健吾が歌う曲がとにかく良かった!

当時その全く売れなかった曲の誕生によって何世代もの人物に繋がっていく、ちっぽけで壮大な叙事詩。

時系列がバラバラだけど、「パルプフィクション」を知ってるからあ
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ポテチ(2012年製作の映画)

3.4

主人公のポンコツっぷりがおもろ過ぎる。

空き巣を巡るストーリーがメインかと思いきや、全然違う方向へ。

すごいB級ストーリーなのにキャストが豪華だから大作に感じてしまう不思議な作品。

重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.6

男3人と母親、家族の絆の物語。

重くて悲しいストーリー。
家族がみんな優しくて全てを受け入れて前に進む親父の温かさにはグッとくるものがあった。

原作未読だからか、ストーカー夏子との絡みとかいささか
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.9

どんでん返し系って聞いてたが、想像とは違って、地方の大学に入る為に東京から仙台に引っ越してきた青年が体験した不思議な物語だった。

寂寥感だったりモヤモヤ感を残しつつも、心地良い終わり方で、他の伊坂幸
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.6

隣人トラブルの被害者から加害者になる社会派ドラマ。

昔、ニュースで流行った布団バンバン騒音おばさんと、隣に引っ越して来た家族とのありがちな小さな諍いには続きがあった。

物事には二面性があるから、両
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

4.3

マスコミやSNSの過剰報道や誹謗中傷や手のひら返し怖いよねーって話。

湊かなえにしては後味の悪さは薄め。

菜々緒の悪女ぶりと井上真央の地味女ぶりの怪演が見どころ。

世の中の冤罪も結局、こんな色ん
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

4.6

騙される前提で観てるから、オチも分かり易いのが少し残念だったけど、前情報無しで観たらガッツリ騙されて数倍楽しめたかも。
どんでん返し宣言要らんやろ。

80年代の音楽のオンパレードが懐かしいから、それ
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パレード(2010年製作の映画)

3.7

共同生活する訳ありそうな男女4人組。

何か起きそうで何も起きない不思議なストーリー。

ラストのあの微妙な雰囲気と、何度か流れる単調なBGMが癖になりそう。

罪の声(2020年製作の映画)

3.0

35年前の未解決事件を追う二人の男。

森永グリコ事件がモチーフなんかな?
ダラダラ長くて何度か途中で休んでしまった。

子供を罪人にしちゃいけないよって、クズ親達が出て来る悲しくて重い話だった。

ネイバーズ2(2016年製作の映画)

3.2

前作のvs男子学生に続いて、今度はvs女子学生。

1作目程のインパクトは少なめで、おもしろさよりもくだらなさの勝ち!

ネイバーズ(2014年製作の映画)

3.5

エロ夫婦の家の隣にパリピサークルの団体が引っ越してきたドタバタコメディ。

毎晩バカ騒ぎする大学生達に夫婦はしびれを切らし、関係は険悪となり抗争状態に。
よくあるご近所トラブルから思わぬコメディに。
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.8

突然消えた娘。
その女をネットやSNSを駆使して必死に捜す父親。
果たして娘は家出なのか?殺されたのか?


全編PCの画面上で繰り広げられる斬新な作品。

どんでん返しのオンパレードで、こいつが犯人
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