hiroki721kojimaさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(157)
ドラマ(0)

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.1

陽が降り注ぐ絵画のような情景と蝋燭に照らされた女性達の表情が対照的で美しい描写。その中に隠された女性の気持ちが少しづつ色付き表現されて行く。監督の女心の魅せ方が素晴らしく秀逸でそれに応える演技。単純な>>続きを読む

ゴーギャン タヒチ、楽園への旅(2017年製作の映画)

3.2

画家ゴーギャンの第一期のタヒチ滞在時を映画化。美しい描写とゴーギャンの人間性と絵画が思う存分に楽しめる。
この時代の芸術家の生活を知ることができてみごとに映像に落とし込んでいる。文化や人間模様の表現も
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

2.9

撮影の手法などはさすがのウォンカー・ウァイ作品で映像が独特。カット割など斬新でストーリーとのギャップがただの恋愛映画に終わらせない。全編に流れる音楽やノラジョーンズの歌声も上手くはまっており、特別な手>>続きを読む

白い闇の女(2016年製作の映画)

2.8

タイトルと映画の内容に少しギャップがあり評価的には物足りなさを感じる方も多いとは思われるが、個人的にはこの映画は素晴らしいと感じる。ストーリーの流れもラストもしっかりとした脚本でそこまでサスペンスでも>>続きを読む

私の男(2013年製作の映画)

2.9

熊切監督の世界観で日本人の心情を切り取るのが上手い。
主役2人のあの時代の難しい関係を描きつつ、女性が大人になるに連れて立場が逆転していく様を見事に表現している。
何よりもやはり、若干20歳の二階堂ふ
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禁忌(2014年製作の映画)

2.9

マジョリティやらマイノリティやらで難しい題材に取り組んだ映画。それぞれの人物の重たい雰囲気が映画全体を占めている。杉野希妃や仲野太賀は難しい役を見事に演じている。佐野史郎は安定の役柄。暗い内容だが実に>>続きを読む

セリーナ 炎の女(2014年製作の映画)

3.1

ブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスの共演で2人の演技が見どころの一つ。自然の映像といい、この時代の文化の表現といい、スサンネ・ビア監督の良さが存分に出ている。脚本から俳優陣のそれぞれの個>>続きを読む

ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave(2018年製作の映画)

3.0

種子島の魅力が存分に詰まった映画。サーフィンを通して島の住民との関係を深めていく内容で、配役も演技もしっとりしていてシンプルで良い雰囲気。主役の深いところで優しくてシンプルに生きている姿は幅広い層が好>>続きを読む

ノルウェイの森(2010年製作の映画)

2.5

原作が素晴らしい小説であるほど映画とのギャップを感じ、物足りなさを感じるのは確信を持って言える。何もこの作品に限らず、思い入れのある作品ほど陥りやすい。なるべくリンクさせずに鑑賞すると、この配役も演技>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.2

ニコラス・レフン監督独特の映像にモデル女優の存在も相まって更に美しくミステリアス。脚本的にはサイコだが詩的なメッセージも良い。ドライブ辺りの作品から色味が変わってモダンな雰囲気を作り出している。女優の>>続きを読む

アリーキャット(2016年製作の映画)

2.7

窪塚洋介と降谷建志の抜群の存在感。脇を固める役者人も素晴らしい演技。最後の結末もあっさりとしていて悪くない。セリフの中にメッセージ性もあり楽しめる映画。

ヴィジット(2015年製作の映画)

2.7

母親が恋人と過ごすため、動画撮影好きの姉とラップ好きの弟で祖母の家へ。楽しく過ごす為の約束があったが2人はそれを破ってしまい奇妙な出来事が起こって行く。カメラは2人が撮っている動画の映像と合わせて表現>>続きを読む

彼が二度愛したS(2008年製作の映画)

3.2

サスペンスが色濃くストーリーは進んでいくが伏線の回収もされて後映感は良い。ヒュー・ジャックマンとユアン・マクレガーの演技も素晴らしく映画に入り込める。ヒロインのミシェル・ウィリアムズもさすがの存在感で>>続きを読む

世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

2.7

脳腫瘍を患い余命が短い主人公の命を一日伸ばすために世界から1つ何かを消さなければならないというストーリー。命と引き換えに消されたものとそれに関わる過去の大切な関係も失う中で、生きることの意味を見出して>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

2.7

ライアンゴズリングとラッセルクロウの凸凹探偵コンビか面白い。コメディ要素が強く気楽に楽しめる娯楽映画。アクションシーンもコメディ色が強く子供から御年配の方まで幅広い層にうけるだろう。

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

2.9

男女の関係においての因果応報をうまく表現した脚本の映画。メッセージ性もあり、伏線をしっかり回収しているため映後感もすっきりするため、この映画を好きになる人は多いのではないかと思う。
ラ・ラ・ランドのコ
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ロスト・リバー(2014年製作の映画)

2.9

ライアンゴズリングの監督作品で脚本も本人。主役と彼女役と母親役の三人称でストーリーは進む。デヴィッド・リンチやニコラス・ウィンディング・レフンを彷彿させる演出と表現で緊迫感が暗闇から迫ってくる映画だ。>>続きを読む

スノーデン(2016年製作の映画)

3.0

2013年の米国政府による個人情報の管理を内部告発した所謂スノーデン事件のドキュメンタリー。エンジニアとしての開発だけではなく、告発後の立ち回りも素晴らしく秀逸。1人の人間として世に問題定義をする信念>>続きを読む

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

2.5

84年のマッキントッシュ、88年のnext、98年のiMacの新作発表会の裏側をメインに描いたスティーブ・ジョブス像。
彼の偉業よりも人物像に焦点を当てた作品。とにかく周りの人との会話で掘り下げていく
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メイジーの瞳(2012年製作の映画)

3.3

離婚した両親と、それぞれの新しい結婚相手との間で自分の居場所を見つけて行くメイジーの視点から描いた作品。仕事が一番の両親ともあまり一緒に居られなくなる中で彼女が選んだ選択。
終盤に流れるメイジーの涙が
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LIFE!(2013年製作の映画)

2.6

ライフ紙で写真管理をしている主人公が、表紙の写真を写真家から受け取るためにたびたびに出てそこでの体験などから強く前向きに生きていくきっかけを掴んでいくストーリー。何よりも大自然の映像が素晴らしく感動的>>続きを読む

マーサ、あるいはマーシー・メイ(2011年製作の映画)

2.8

カルト教団の洗脳に悩まされ、現実と非現実の間を彷徨うマーシーを描いたサスペンス。
各映画賞で賞賛を浴びた作品で全編を通して重苦しいトーンで撮影されている。
脚本はサスペンスのそれで最後もやはり観るもの
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(2017年製作の映画)

3.3

視力を無くした主人公と、視覚障害者の向けの映画の音声ガイドの仕事をしている女性とのラブストーリー。女性の父親は失踪しており、実家の母親を心配する役柄を見事に演じた主演の女優は素晴らしく演技だ。
また盲
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つむぐもの(2016年製作の映画)

2.6

和紙職人の元に介護として韓国からやってくる女性との物語。お互いに心を許さないが一緒に生活する中での交流を描いた作品で、複雑な感情を表現された役者も素晴らしい。
難しく重たい題材だが、今の日本の介護問題
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ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

3.5

フォード対フェラーリから時は流れ、2人の天才ドライバーの実話。メカニックにも詳しく真面目なニキラウダと破天荒なジェームスハント。年間チャンピオンをかけた長い1年をメインに描いている映画。F1のレース映>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

2.5

豪華なキャスティングと役者それぞれの存在感でもと殺人犯達の闇の部分を見事に演じており、映画全体に漂う雰囲気も良い。しかし最後は海から来た邪悪な神様のろろの天罰下るというオチと羊の木の存在がイマイチわか>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

2.7

輝く若さの中でそれぞれが持つ悩みを描いた作品。主人公は幼少期の性的な虐待の悩みを抱えるが友達や家族の存在から少しづつ乗り越えて大人になって行く。
ストーリーよりも、彼ら若い役者達が夢に満ち溢れた心の有
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.4

ラストのどんでん返しの虚無感、失望感はとてつもない後味の映画。ジュゼッペトルナトーレ監督の作品であるとは思えない手触りだ。
美術作品や劇中の音楽も楽しめ、ラブストーリー暖かさからの振り幅で圧巻である。
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

2.7

主人公が書いた小説から出てきた女性とのラブストーリー。タイプライターで打ち込んだ内容通りにその彼女が振る舞うというファンタジーな設定。
記憶はしっかり残っている、ラストはこれしか無いね。

ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

2.8

ウォーターゲート事件。FBI副長官による内部告発の実話が元となっている。
この事件をある程度知っていて観たので充分にわかりやすかった。リーアムニーソンの渋い演技とカメラワークの青と黒、影をとても効果的
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怒り(2016年製作の映画)

3.3

配役と役者陣の演技力を存分に楽しめた。メッセージ性のある内容で脚本も深く素晴らしい。また多角的に進んでゆくストーリーをまとめあげる監督の手腕も見事で、最後にそれぞれの怒りを表現して終わる。
人の捉え方
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.1

蜷川実花のカラフルな世界。血の赤が和の風景に映える、ほんとに色使いが多彩な監督。
ストーリーは単純に太宰治を描いたものだが、主役の小栗旬は芯の強さみたいなものをあえて見せる演技をしている。また女性の強
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

3.0

百人一首の歴史や浪漫もしっかりとストーリーに取り入れて盛り上げている。脚本だけではなく映画を楽しめる要素が多数あり素晴らしい三部作である。

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.2

小倉百人一首のかるた競技を舞台に描く青春ラブストーリー。
日本の文化や伝統文化が映像として楽しめる。かるた競技の撮り方や俳優陣への撮影アングルなどのカメラワークも随所で素晴らしく人気作品として納得の映
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

2.4

リストラ対象者に解雇通告をするジョージクルーニーだが、終始チャーミングな表情でバッグパック一つでアメリカ中を出張する役をクールに演じている。
ストーリーが進むにつれて、葛藤を抱えるようになり人生を見つ
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