hiroki721kojimaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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カリブの白い薔薇(2006年製作の映画)

2.1

古き良き映画のような感触で、わかりやすい三角関係を描いた内容。アナ・デ・アルマスの存在感をただ楽しむだけの映画。

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.2

デザイナーであるトム・フォードの監督作品。オープニングの皮肉たっぷりの演出や、随所に出てくるアート作品などが効果的。また、視覚だけで無く、銃声や焚き火の音など聴覚への演出効果もあり、映画に深みを与えて>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.9

36年ぶりの続編トップガン。MX4Dでの鑑賞。
戦闘機の操縦シーンや続編としてのストーリーの組み方など、非の打ち所がない内容でこれぞハリウッド映画だ。
トムクルーズの爽やか演技だけでも充分に見る価値が
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トップガン(1986年製作の映画)

2.7

最新作鑑賞の為の復習兼ねて再鑑賞。今となってはこの映画が上映された時代の映像クオリティは曖昧だが、それでも充分楽しめた。ハリウッドのザ・アクション映画。

コリーニ事件(2019年製作の映画)

2.7

フェルディナント・フォン・シーラッハ原作で戦争犯罪を題材にした映画。かつての恩師を殺した男を弁護する新米弁護士役をエリアス・ムバレクが演じる。戦争犯罪者を護るように施行された法の存在を裁判で明らかにし>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

2.9

近藤喜文監督唯一の長編アニメ。あの宮崎駿監督と高畑勲監督が取り合いしたと言われる人物の作品というのも頷ける。
夢のあるストーリーも良く、納得の映画です。

草原の実験(2014年製作の映画)

4.5

冒頭のシーンからずっと美しく、屈強な父親と美しい娘の対比を見せることで、素晴らしい景色に溶け込み芸術的な映像となっている。
台詞が無いため、ストーリーはシンプルではあるがそれ故にラストのシーンは強烈な
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ペトラは静かに対峙する(2018年製作の映画)

2.5

主人公のペトラが自身の父親を探すストーリー。全体的に重たくやるせ無さ全開の映画で、音楽や映像、カメラワークも同様。
監督や俳優陣も初めてだが、舞台のような観せ方で、悪くは無い。
時系列を変えて流れるの
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.1

ブラッド・ピット主演のスパイ映画だが、愛を描いた作品。マリオン・コティヤールも抜群の存在感で衝撃のラストまで見応え十分。
始まりの砂漠のシーンや、空襲のシーンなど映像やカメラワークが良くて引き込まれま
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底知れぬ愛の闇(2022年製作の映画)

2.8

エイドリアン・ライン監督の20年ぶりの映画で主演はベン・アフレックとアナ・デ・アルマス。様々な男女の関係を描く得意のストーリー。演技も良くて抜群の空気感で表現されている。映後感は悪くない。

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

2.7

とにかく圧巻の俳優陣で、今をときめく役者がずらり。原作東野圭吾で安定の内容。
脚本は淡々と少しずつ順を追って丁寧に展開していく流れで少し物足りなさは感じるが、観て損のない映画。
良くも悪くも日本の王道
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サヨナライツカ(2009年製作の映画)

2.5

辻仁成の原作でこの映画の後に主演の中山美穂とのら関係が始まっていることや、映画化へのごたごたなど、ゴシップなイメージが付き纏う作品。時代設定が少し古く、現在ではあまり良くない価値観の世界観で好き嫌いが>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.1

細田守監督の長編アニメ。
学生ものの安定感と得意のネット社会を題材にしたお家芸とも言える内容で良き。
日本のアニメーションのレベルの高さや絵の美しさが存分に楽しめる。
またミュージカルのようなエッセン
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時をかける少女(2006年製作の映画)

2.5

細田守監督の安定の学生ものの長編アニメ。小説やドラマにもなった脚本だが、脚色もアニメ映画風に少しアレンジされていて良き。
青春の恋愛や苦悩が描かれていて、夏のギラギラした青空に突き抜ける爽快感は素晴ら
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.2

漫画アニメ映画。広がった世界観も遂に完結。賛否のラストも秀逸。幅広い層に希望を与えた。

blank13(2017年製作の映画)

2.9

斎藤工が監督の映画ということもあって気になっていた作品。ユーモアもあって俳優の演技の幅も楽しめて良い映画だ。脚本も皮肉たっぷりで人生の隙間というか、深い味のある作品。親父役もリリーフランキーじゃないと>>続きを読む

燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.0

岡田准一の土方歳三がピッタリハマり役でとても良き映画。新撰組の映画は数多くあるけれど、おの作品はかなり上位です。みんなの太刀捌きも良く、配役も楽しい。個人的には沖田総司役の山田涼介の太刀捌きに魅せられ>>続きを読む

おと・な・り(2009年製作の映画)

2.7

写真家の岡田准一とフラワーデザイナーを目指す麻生久美子が主演のラブストーリー。住んでいる部屋がおとなりで、生活音でお互いの存在を感じ繋がってゆく。画像の粗さもプラスに働き、ラストのエンドロールも斬新で>>続きを読む

やがて海へと届く(2022年製作の映画)

4.0

中川龍太郎監督の作品はほとんど見ているが本当に儚い映画で素晴らしい。
岸井ゆきのと浜辺美波のキャスティングも良くて想いの分かる表情を堪能できる。それぞれの交錯する気持ちを双方の目線で描きつつ、想像を広
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マーティン・エデン(2019年製作の映画)

3.0

アメリカの作家ジャック・ロンドンの自伝的小説をイタリアで映画化した作品。主役のルカ・マリネッリと彼を取り巻く女性たち、ジェシカ・クレッシーなど初めて見る俳優たちだが演技力がとても素晴らしかった。ストー>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.1

感情込めない棒読みの台詞が頭に残るが、その分舞台での演技や台詞のシーンではより生き生きと見えて来る。さまざまな国の俳優が出演しているが、どの方も個性的で素晴らしいが、やはり西島秀俊は別格で良かった。>>続きを読む

ドリームランド(2019年製作の映画)

2.9

マーゴット・ロビーとフィン・コールの恋愛を絡めたスリリングな映画。砂嵐のシーンや夜の湖を泳ぐシーンなど、素晴らしい映像が楽しめるのもこの映画の良いところ。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.0

アンソニー・ホプキンスの好演が見所の映画。素晴らしい演技で本当に認知症の人かのようなリアルさ。ストーリー自体はとても重たく、見せ方も認知症の頭の中を通して組み立てられいるためサスペンスのような感覚もあ>>続きを読む

恋する寄生虫(2021年製作の映画)

2.6

林遣都と小松菜奈のラブストーリー。極度の潔癖症と視線恐怖症の男女が頭の中にいる虫に寄って引き寄せられるという設定で面白い。全体的に撮られた映像もストーリーと相まって、重たい印象を鑑賞者に与え続けるが、>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

2.7

主演岡田准一の映画でコメディとアクションで楽しい映画。ストーリーとスカール感は前作以下だが、アクションシーンは流石の内容で脇を固める俳優陣も面白い。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

2.6

過去に何回観たかわからないぐらい有名な原作。沢山の監督や俳優陣によって描かれてきた作品だが、今回も良くまとめられている。
素晴らしい女優達による四人姉妹の表情が豊かで若さに溢れた演技が最大の見どころ。
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罪の声(2020年製作の映画)

2.8

未解決事件を題材にした重いテーマだが、原作の塩田武士の手腕が光る脚本。小栗旬や星野源の演技は可もなく不可もなしだが、それだけに展開や脚本が引き立つ作品になっている。
事件に利用された罪の無い子供達のそ
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

2.8

作家の塩田武士が大泉洋の為に書いた作品で、テンポや展開もピタリ。ユーモアとシリアスの間にあるような映画には大泉洋は非常に相性が良い。何よりもこの豪華な役者の中で抜群だったのは松岡茉優。彼女の演技は本当>>続きを読む

秘密のキッス(2014年製作の映画)

2.3

主演のアナ・デ・アルマスの美しさと存在感が存分に楽しめる映画。HIV陽性者同士の男女のラブストーリーだが。テーマの重さからもう少し暗くなるかと思われて展開がラストは良い。

ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.6

エマ・ワトソンが素晴らしい!トム・ハンクスも流石の存在感で良し。作品のテーマ自体はもっと深刻に描いた方が伝わるかと思うが、なんとも言えないポップ感もあって軽く楽しめる感じもする。民主主義の限界が叫ばれ>>続きを読む

ブリス ~たどり着く世界~(2021年製作の映画)

2.0

マイク・ケイヒル監督らしくない映画。現実と仮想現実の曖昧さを解消することなく、物語は終わり、表現したいこともイマイチ伝わらない。ラブストーリーとして観ても中途半端でラストまで続く。久しぶりに観た駄作の>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.8

ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドが私にとってNo1。圧倒的な強さとセクシーさと人間らしさを兼ね備えていて、このダニエルJBシリーズの正に集大成がこの映画。
映画館で観るべき魅力をほとんど兼ね備え
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

2.4

俳優陣がとても豪華で楽しめる映画。前回同様にテンポも良くて言葉のやり取りも楽しい。
海外での撮影でスケール感もあって良き。三浦春馬や、竹内結子らが出ている映画でなんとも感慨深い。

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

2.9

熊澤尚人監督で主演は吉高由里子。松坂桃李や松山ケンイチ出演。俳優陣の抜群の演技力でサスペンス⇄ヒューマンを行き交うようなストーリー展開。心のユリゴコロ=よりどころが先天的に異常な女の子が成長していき、>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

2.8

FOXのCEOロジャー・エイルズンの実際のセクハラ事件を題材にした社会派映画。内容的にも先が読める展開だが、実際のニュース映像やトランプとか出てきてスリリング且つリアル。社会に蔓延るセクハラの氷山の一>>続きを読む

オール・マイ・ライフ(2020年製作の映画)

2.6

尺も短めでサラッと観ることができる。いまを大切に生きることをテーマにした恋愛映画で、展開も演出もどこから切っても普通の映画。