ぼりひろさんの映画レビュー・感想・評価

ぼりひろ

ぼりひろ

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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.2

ちょくちょくトリッキーなことしててほどよくキッチュで、MTV感覚で見れる(古臭い表現だな)類の映画。
エターナルサンシャイン好きな女子はこれも好き

怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.2

劇中劇が主人公の心境とリンクしていて、主人公が現状を受け入れるに従い劇中劇が本筋のストーリーに集約されていくというプロット。落下の王国に似たタイプの作品。
子どもがキーマンとなる点やファンタジックな画
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グリーン・イン・ザ・デッド(2017年製作の映画)

1.8

近所のレンタルビデオ店に行ったら何故かグリーンブックのところに挟まってた。それで気になって鑑賞。

撮り方どうにかならなかったのか。のっぺりした画ばかりで歯痒い。
キャラクターのバックグラウンドや心情
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

2.8

ポケモンのビジュアルはポップで可愛くて、それを邪魔しない程度にリアルで良かったと思う。
ただ話の進め方が大味だし、敵の行動が幼稚で冒頓すぎる。警察や報道記者の描写もお粗末で脚本や小道具といったディテー
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ソウル・ステーション パンデミック(2016年製作の映画)

3.8

新感染の影で起こっていた闇の話。
ドラゴンヘッドとかああいう系のパニックサイコスリラー(?)
新感染本編よりも良くできていた気がする。

誰かと一緒に見るにはお勧めしない。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

加藤幹郎さんの「映画とは何か」を読んで、改めて舞台装置としての列車の秀逸さを意識していたところなので、
列車とゾンビの掛け合わせは密室性のスリリングさと逃避劇としてのスペクタルを併せ持っていてコロンブ
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パターソン(2016年製作の映画)

3.0

コーヒー&シガレッツやナイトオンザプラネットのイメージで鑑賞したら思ったよりシリアスで驚いた

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.0

エイドリアンブロディとサルバドールダリが似てるのは盲点だった。

老人Z(1991年製作の映画)

3.8

ゆるい感じなんだけど、設定もキャラデザも作画もキメキメの秀作なんですよ。
ストーリー展開の刻みの良さもいい。
シンゴジラ的な、官僚が泥臭く頑張る映画でもあるのであれ好きな人は雰囲気で楽しめるかもしれな
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

ヘレディタリーとあわせて見たけどこれもA24が関わってるのか…

ズームイン/アウトの多用とドリーを用いた単純なカメラワークが無機質で不気味で神々しい。ニコールキッドマンはランティモス監督をキューブリ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.2

ランティモス監督の「聖なる鹿殺し」と一緒にDVDをレンタルした。
ヘレディタリーもヘラクレスの逸話が印象的に差し込まれる。ギリシャ神話をちゃんと勉強しようかなと思った。

トニ・コレットは代表作が「シ
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来る(2018年製作の映画)

2.9

「ヘレディタリー/継承」を見て今作を思い出したので書き込む。
ストーリーや世界観はかなり似ていると思うんだよね、ヘレディタリーと。
何よりどちらもいいようのない居心地の悪さと血縁主義を織り交ぜたテイス
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悪の教典(2012年製作の映画)

2.8

TPS風の軽快な殺戮シーンがかえって蓮実の異常さを強調している
その点ガンヴァスサントの「エレファント」と対照的なアプローチだったと思う。
(「エレファント」はテレビゲームに対して理解がなさすぎたが)
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ザ・エージェント(1996年製作の映画)

2.9

アカデミー賞俳優キューバグッディングJrの代表作。悲壮感のないきれいな眼差しがよかったんだろうか。
目立つ仕事もないわりにスキャンダルまみれの今こそ彼にいいエージェントをつけてあげてほしい。

トッド・ソロンズの子犬物語(2015年製作の映画)

1.9

ジュリーデルピーが怖かったのとダニーデヴィートのエピソードに出てくる学生が糞生意気だったことは覚えてる。
でも無駄のない撮影スタイルなので、ストーリーの不快さはあまり気にせず観ていられた。
でもハピネ
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

2.8

主人公を成長させてくれる変わった髪型の不思議ちゃん、純朴で従順なアジア人、フレンドリーなゲイ、ぼんくらだが愉快なバンドメンバー…
ベタすぎてもはや避けられるようになったラブコメのプロトタイプが大集結し
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.0

ブルースウィリスがハゲたのは多分洗髪のしすぎで水がかかってたとこだけ老化が進んだせい。

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.4

「ほーこれが今回のどんでん返しなのね」とすかした顔で見ていた自分を「つまんねえ奴になっちまったな!」とこづいてくるようなラストは単純明快すぎるが痛快だったし
スプリットを介したアンブレイカブルとの繋が
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ハプニング(2008年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

2018年視聴。2020年2回目視聴。
コロナパンデミックで緊張感が高まる現在の世相を踏まえると、不可解なことが多すぎてパニック沈静後も不安で落ち着かない終盤は結構生々しく感じる。
発生国で収まった後
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複製された男(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

歳を重ねるごとに自由気ままな独身気分ではいられなくなることを、あべこべなアダムとアンソニーの対比で見せていたのかなと思ったけど、見返してみると「ファイトクラブ」や「ロストハイウェイ」のあの手の話のよう>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.2

フレディよりブライアンメイやロジャーテイラーの方が似ていて、再現することに対する意欲に圧倒された。(フレディもかなり似ていた)
路地裏で途方にくれているブライアンとロジャーに初対面のフレディがアカペラ
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マザー!(2017年製作の映画)

3.5

旧約聖書の創世記になぞらえた寓話らしい。
監督は環境破壊がテーマだと言っていたらしいけど、欧米の移民問題を揶揄する意図もありそう。
この映画の登場人物は聖書の中の人物ではあるけど、その言動は俗っぽくて
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ヴェノム(2018年製作の映画)

2.6

出てくる人物少ないんだけど、描写が淡白すぎた。
敵役のライオットは登場時間短くて、結局行動目的をヴェノムが全部台詞で説明してたし、ライオットの宿主であるドレイグがシンビオートの人類征服に協力的なのも理
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.9

さくさく見れて楽しかった。
サイモンぺグにしてはいつになく真面目で頭の切れる役なんだけど、なかなかはまってるんだわ。エレファントマンに出てた若い頃のアンソニーホプキンスみたいな面構えしてた。

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

2.8

エイリアン的なことやりたかったんかなーという印象しかない
地上の夫パートは必要だったの?

ハットしてキャット(2003年製作の映画)

2.6

グリンチ の二番煎じ。でもグリンチ のえぐみばかりが強調されてしまった。
観るとメルヘンな気分にはなれるかもしれない

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.4

映画で国を動かそうとする人々を描いた、「映画っていいもんですね」映画。
アルゴ等とコンセプトは一緒なんだよな。
ユダヤ万歳映画でもあるんだけど

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