タルコスフキー遺作、早稲田松竹にて
同時上映ノスタルジア
長い映画の二本立てだったが心配するほど辛くなかった。ただなんというか、ソ連を出てからのタルコフスキーは、ソ連時代よりも若干だが薄まった気がする>>続きを読む
ブルースだとそうでもない気がするけど、ジャスミュージシャンの伝記映画で、70年代くらいもたで服装がガラッと変わってしまうのがなんか笑ってしまう。
この人の場合も、初期のクラシカルなスタイルが凄くカッコ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
先日観たアドリアナのドヌーブ版といった感じかもしれないが、こちらはドンドンドヌーブがサディスティックになって行くところがたまらなかった。ラストの時間の遡るシーンでドヌーブが変質してゆく過程が見えて面白>>続きを読む
ブニュエルのシュールで変態的な雰囲気はいいけど、なんだか洗練されてしまった様な感じ。初期のぶっ飛んだ様な作風の方が好きだけど、貴族的で変態的な感じはこっちの方がより倒錯して通にはたまらないのかも。
名前だけは知っていて気になる人だったので興味あったのだが、最近自分が見聞きしてるものにシンクロしてて面白かった。
社会彫刻と言ってるけど、いわゆる彫刻の領域ははみ出してる、そういう作品を作り始めた創始>>続きを読む
謎に包まれた作家、JDサリンジャーの伝記映画。
映画としての出来は普通だと思うが、サリンジャーの生涯が興味深過ぎて観入ってしまった。名作、ライ麦畑がこんな風に書かれた作品だったとは思いもよらなかった。>>続きを読む
テレビ放送で初見。楽しみました。
欲をいうなら、人間関係がもっとドロドロしていた方が良かったような。
ジャングルの湿度
土砂降りの雨
ちぎれそうなロープ
踏み込まれるアクセル
爆発
ラストダンス堪らない余韻
キルビル2のダンディな女衒のシーンを思い出した。
原作を読んだので再視聴
原作のお陰で今までピンと来なかった結末にも合点が行く。
小松左京のに「さよならジュピター」との類似は当時の最新科学から来る偶然の一致だとか。
それにしても大胆な結末で、未だに少>>続きを読む
原作のボルヘスをつい最近読んだばかりで、且つこの映画がたまたま近所の名画座で上映されることを知り、点が線になって観た。
時代と舞台設定が若干変わっていること以外かなり原作に忠実だったことに驚いた。とは>>続きを読む
黒澤明の遺作。公開当時はあまりピンとこなかったが、最近(歳のせいか)「どですかでん」以降の黒澤作品の良さが感じられるようになった。この作品もそう。内田百閒映画といえば「ツゴイネルワイゼン」だが、こちら>>続きを読む
原作が詩集という異色の映画化作品で評価も高かったので期待していたがあまり深みの感じられない作品であった。