hirosanさんの映画レビュー・感想・評価

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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

人間離れした不気味を描くのがヨルゴス・ランティモスだと思っていたので、今回人間くささがメインだったのは少し拍子抜け。奇妙の差し込み方は健在。オレンジ投げられて喜び踊る肥満男性、ヨルゴス・ランティモス節>>続きを読む

華氏 119(2018年製作の映画)

4.2

嘘、欲、差別、腐敗。これ日本のこと?と思えるくらいシンクロしている。しかし、アメリカがすごいのは、声を上げる教師や子どもたち、新しい政治家たちがパワフルであること。闇は深いが、光もある。都知事選の後に>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

4.0

身体的に、心理的に、倫理的に、性的に、社会的に、いろいろ不気味。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.3

今見るべき映画だと思った。ソン・ガンホの平凡な一般人が巨大な使命を背負い闘う役をやらせたら右に出るものいない感。

家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.6

夕暮れを完全に把握しました。この時代の日本映画は本当に素晴らしい。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.3

女性の描き方に今という時代を感じる。古典的な展開かと思いきや鮮やかなひっくり返し方。女は強い。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.8

君はつまらない調整人間になっていないか。本質に蓋をして、枠組みに縛られて生きていないか。狭い世の中で生きやすくすることばかり考えていないか。発見と反省を与えてくれる映画。83年の作品だがいまだからこそ>>続きを読む

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