hrmさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

3.8

映画館で観たかった。

好きなものがたくさん詰まった映画でした。
さくっと観れる尺も魅力のひとつ。

聖なる復讐者(2022年製作の映画)

3.7

序盤こそ登場人物の見分けがつかなくて「??」と思っていたけれど、中盤からのめり込んで後半1時間ずっとクライマックスみたいだった。
内容によってはノワールだってファンタジーだけど、社会問題が絡むことで深
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.5

ストーリーを予測する余裕があったなら読めたであろう展開。
でも、余裕がない状態で観たからふわっと包まれた童話みたいな物語。
ストップモーションアニメーションの温もり、ほんとうに大好き。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

放心。
言語化できないいろんな想いでいっぱい。
好き。

なんとなく、これが最後なのかもしれないと思いました。

観た方とお話がしたいです。

告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

3.6

久しぶりにミステリを浴びた。
自分が認識していた韓国映画とは少し違った味わい。
「羅生門」みたいな気分になったりもした。

レビューを覗くと高評価されている方が多い印象。
私は、なんとなく先が読めてし
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.5

香ばしい胸糞映画(褒めてる)。
「凶悪」「ゴーン・ガール」に並ぶいやな感じ。
こういうの久しぶり。
白人至上主義、反フェミニズムの女性グループがどんどん悪い方向へ行っちゃうおはなし。
もうちょっと冷静
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8

文学的な余白と、映像でしかできない表現を兼ね備えた映画。
時間が進むに連れて、好きさが増した。

魔が差しそうな瞬間の描き方も。
危うい瞬間ってこんな感じ。
理性が少しだけ勝って、もしくは運がよくて、
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.0

「Xエックス」よりもずっと好き。

テクニカラー的な画面色、いろんな映画のオマージュ、1910年代の文化。
女の嫌な部分と幼児性を煮詰めたようなパール=ミア・ゴス最高!
あの感情の爆発のさせ方をしたら
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REVOLUTION+1(2022年製作の映画)

3.3

低予算+制作期間が短い粗さは感じた。
舞台劇が頭に浮かぶ(オレンジ⭐︎ロードも頭に浮かんだ…)モノローグがとても多い部分、劇盤の使い方等苦手だった部分は監督のカラーな気がする(だけど音楽、大友良英さん
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

セオリーに乗っ取った雰囲気の、起承転結、ストーリー展開が読みやすい、なのに中弛みのない映画。
ミーガンが怖くなる原因、核の部分がもっと強くて、スラッシャーとサイコのどちらかに振り切れていてくれたらもっ
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.8

ボリビアで起きた実際の事件を題材にした小説の映画化作品は、久しぶりに原作を読みたいと思った一本でした。
ひとつのアイテムにスポットライトを当てることでその背景にある物事を描いているシーンに、二カ所解ら
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.6

謳い文句でスプラッターやゴアを連想する言葉を書かれると、つい「上映時間みっちりそれ!」と思ってしまうけど、物語の中の描写のひとつ、見せ場のひとつなんだから、そんなことはないのが大半なんだよね、と自分の>>続きを読む

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.8

1作目未見、前情報なしで鑑賞。

ばきばき系で来るだろうという予想に反した、やわらかい画質に好感度爆上がり。
フィルムっぽい画が大好き。

じわじわ増える大量の敵キャラに、前半は頭の中の糸がからまった
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怪物(2023年製作の映画)

3.5

是枝監督の映画は総じて「良い」のに、あと少しのところでがっちりはまらず、どこが合わないんだろうともやもやする。
微妙に周波数が合わないみたいな。
内容もキャストも映像も音楽も良い。
一切妥協なく、もの
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高速道路家族(2022年製作の映画)

3.8

予告を観ずに本編に臨める映画はレア。
前情報なしで、自分の勘だけを頼りに観れるって最高!!

サスペンスものかなぁと見始めたら、序盤は劇伴がチープに感じられるほどのんびりとしていて、その後の展開が読め
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

3.8

予告は何度も目にしており、物語の「転」の部分は事前に知ってしまっていた。
基本的には若者たちの青春ストーリーかと思って見始めたら、他にもいろんな要素が詰まった良作でした。

「どんな肩書きの人間も同じ
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.5

モンゴル映画を観るのはたぶん初めて。

ポルノショップでバイトする羽目になった大学生の成長ストーリーは、想像以上の爽やかさ。
魔女みたいな店主の言葉の端々に滲む深みにはぐっとくるものがあって、涙が出た
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.8

少女みたいなシャルロット・ゲンズブールに、さすがの貫禄!エマニュエル・べアール。
80'sな音や、柔らかな画質の安心感。
甘い耳障りの発音。
深夜のラジオスタジオ、映画館、図書館。
好きなものでいっぱ
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

4.0

すっごく!不思議な映画だった。
登場人物ほとんど全員最低で、成長するわけでもないのに映画は最高。
主役は落ちぶれた元ポルノスター。
ドラッグ描写もがんがん出てくるR18+指定だっていうのに、なんなの?
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ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

4.0

どこが、って言えない良さだった。
すごく泣けた!とか感情移入した!とかじゃないのに、全部がよかった。
観終わってから「あれ?おかしいな?」と思うくらいふわふわしてた。
ビジュアルが洒落てるハイティーン
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.8

ON/OFFの差を楽しむ日常系アクションコメディ、2もしっかり楽しかった!!
ON/OFFのキャラの違いで言ったら自分も一緒だわ…と改めて思いました。
脳みそフル回転、手数最小で詰まってる仕事をやり切
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

最高の幼馴染みコンビ、新作。
夢と80'sでいっぱいで、すごく楽しかった!!
作り手側も楽しかっただろうなぁと思いながら観ていました。
暗さに惹かれて映画を観ることが多いけど、たまにはこういうのもいい
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