HiromochiKimuraさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

HiromochiKimura

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最初の晩餐(2019年製作の映画)

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「最初の晩餐」

亡き父の葬儀をきっかけに久しぶりに再会した家族が、父と暮らした日々を回顧しながら「家族」とは何かに向き合う物語。
大型台風の近付く夜という設定も含めて、先日観た「台風家族」と大枠が非
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

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"GULLY BOY"

先日観た"HOTEL MUMBAI"と同じくインド・ムンバイの、今度はスラム街を舞台にした作品。
実在するインドのラッパーNaezyがトップミュージシャンとしてのし上がってい
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

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"HOTEL MUMBAI"

2008年インド・ムンバイで起きた同時多発テロを描いた作品。テロリストに襲撃された「タージマハル・ホテル」の惨状を恐ろしいまでの臨場感で描き出しています。まさにテロの現
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

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"BORDER"(原題: "GRÄNS")

スウェーデンでまたとんでもない映画が生まれていた。

冒頭の分厚く灰色の雲を見た途端、「北欧映画にようこそ」と言われているかのような、独特のどんよりとした
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

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「ブルーアワーにぶっ飛ばす」

なかなか地元に寄り付かない放蕩息子の僕としては、夏帆さん演じる砂田に重なるところがとても多い。父方の祖父母に甘やかされて育ってきた僕は、祖母が施設に入ってからはまだ一度
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ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

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"The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society"
邦題:「ガーンジー島の読書会の秘密」

戦争で引き裂かれた人たちが、一冊の本を通じて、出会い寄り
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

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「宮本から君へ」

直情ド直球映画。めっちゃよかった。
この作品に携わっている人が、この作品をものすごく大切にしていることがビンビンに伝わってきました。
どの場面も文字通りのぶつかり合い。バラバラに撮
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ジョーカー(2019年製作の映画)

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「JOKER」

「話題作だから」と軽い気持ちで映画デートに誘うと痛い目に遭うことがありますね(ありますよね?)。「JOKER」はそういう映画です。ちなみに僕の隣の席は空席で、そのさらに隣には「映画
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台風家族(2019年製作の映画)

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「台風家族」

訳あって公開も危ぶまれた作品。そういうわけで公開期間もかなり短めです。

徹頭徹尾破天荒で、ネタなの? なんなの?と観る側の食いつき方が試されているような感じでした。僕個人としてはSE
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ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

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「THE HUMMINGBIRD PROJECT」

「アド・アストラ」が何億キロも遠い星とそこまでの道程を描いた作品だと考えると、この作品は点対称のような作品だなと思いました。

速さを求める男た
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ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

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「BLIND SPOTTING」

カリフォルニア州オークランドを舞台にしたタフな物語。差別と偏見が根強い排他的な街で、不安と恐怖と苛立ちに抗いながら生きる若者たちの姿に強く惹き付けられました。

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アド・アストラ(2019年製作の映画)

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「アド・アストラ」

地球から48億キロ離れた冥王星まで、太陽系の深部で消息を絶った父を追い求める物語。その間の孤独な旅がこの映画の肝で、それをだれずに見せきるという難しいチャレンジを見事に形にしてい
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

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「EIGHTH GRADE」

映画のテレビ番組の制作に携わっている方から「もっちー、エイス・グレードは観なきゃだよ!」と勧められた作品。

「エイス・グレード」に似た作品は山ほどあるし、ケイラのよう
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

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「記憶にございません!」

三谷幸喜監督による政治コメディ。
潔いほどにバカバカしかったです。笑 みんなで観れてみんなで笑える、そんな作品でした

チラシの英題"Hit Me Anyone One M
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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「ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD」

年に一度は観たくなるタランティーノ映画。個人的には前作の「ヘイトフル・エイト」以上に痛快でした。

近くから観れば、ユーモアとギャグに
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

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「アマンダと僕」

とてもよかった。中盤以降はすすり泣く声があちこちで聞こえてきて、僕も静かに泣いていました。

現代社会の不安と不条理に満ちたドラマでありながら、怒りや憎しみのほうへ向かうことなく、
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

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「HOT SUMMER NIGHTS」

今週公開の作品は軒並み満席だったので、この夏、まだ見損ねていた映画を観ています。

ティモシー・シャラメ演じるダニエルと、アレックス・ロー演じるハンターの関係
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ジョアン・ジルベルトを探して(2018年製作の映画)

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ボサノヴァの生みの親、ジョアン・ジルベルトに会うことを目指すドキュメンタリーフィルム。
同じくジョアンに会うことを願いながら、志半ばで命を絶ったマーク・フィッシャーという作家の痕跡を辿る旅でもありまし
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ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

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ベル・エポックの時代のパリを舞台に、主人公ディリリが仲間と共に奮闘する物語。
物語序盤はこの時代を代表する芸術家や思想家の(不自然なまでの)オンパレードで、「歴史のお勉強みたいだな」と思ってしまいまし
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ドッグマン(2018年製作の映画)

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とんでもない映画でした。
ドラッグ&バイオレンス、そして何より主人公のマルセロのぶっ飛びっぷり。どうかけ違えたらこうなるんだろうと思わされっぱなしの二時間でした。ラストの二分間は、一生忘れられないかも
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火口のふたり(2019年製作の映画)

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主演のお二人に惹かれて鑑賞。作中の賢治と直子の間柄を踏まえてもこのお二人でよかったと思う。特に瀧内公美さんがすばらしかった。ソファーをバンバンするシーンがお気に入りです。

でも、でも、これは原作と照
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ロケットマン(2019年製作の映画)

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エルトン・ジョンの楽曲に包まれた二時間でした。ストーリーも相まって、自分の内に寂しさがスーッと流れ込んできますね。
映画の中で泣くというよりも、ある時ふとこの映画を思い出してじんわり涙が染み出てくる。
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

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「トイストーリー4」

Beautiful.
続編映画は難しい(とりわけDisney&Pixarの続編は)。それでも「トイストーリー」は、「3」までの"what for"を巡る物語を大切に創り上げて、
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

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「永遠に僕のもの」

16日公開の映画の中で一番観たかった作品。予告の時点で主演のロレンソ・フェロが魅力的だというのはわかり切っていたことですが、本編のセクシーさは鼻血ものでした。彼は唇が特に美しい。
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