nekonekoさんの映画レビュー・感想・評価

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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.0

現代の戦争と問題提起の心理サスペンス?
ドローンが「絶景」ではなく「軍事」に使われているのは想像を越えるレベルでした

対岸の火事とは言っていられない近年は
考えさせられる作品

ケニア・ナイロビに潜
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マン・ダウン 戦士の約束(2015年製作の映画)

3.8

戦争映画はあまり観ないけれど…気になっていた作品

アフガニスタンからの米軍海兵隊の帰還兵を演じるのはシャイア・ラブーフ

任務を終えてアメリカの自宅に戻る前にゲイリー・オールドマン演じる大尉と面談…
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.6

18世紀の🇫🇷フランスから今度は17世紀の🇳🇱オランダへ(普段は観ない史劇ものにハマりそう笑)

ジャケ写のソフィア(アリシア・ヴィキャンデル)の見つめる先が前から気になっていた

当時の「チューリッ
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

4.0

ベン・ウィショーが気になりつつもずっと尻込みしていた1作(笑)

「匂い」をスクリーンから嗅ぎ分けることは出来ないけれど「感じる」事はできる

衝撃的な「悪臭」から始まり「匂い」に執着した孤児の一生を
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ホームステイ ボクと僕の100日間(2018年製作の映画)

3.6

🇹🇭タイ繋がりで観ることに…原作もアニメも知らないからついて行けるか?と思いながら…

他人の体に100日間のホームステイ!?
タイトルとは裏腹に重さもあるけれど1言で言うと陰キャラ男子の起死回生劇?
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フェーンチャン ぼくの恋人(2003年製作の映画)

4.0

🇹🇭タイ映画
あまり馴染みがないタイ作品だけれど「バット・ジーニアス…」や「プアン友達と呼ばせて」など印象に残る作品も多いですね

タイ版「ドラえもん」の80年代バージョン?ジャイアンやスネ夫その他大
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アメイジング・ジャーニー 神の小屋より(2016年製作の映画)

3.6

「アバター」や「恋と愛の…」のサム・ワーシントン…久しぶりに観ました

サスペンスからのファンタジー!?
「3人の神様」オクタヴィア・スペンサーの存在感は凄いですね(すみれさん雅です☆)

リーアム・
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.7

トム・シリングだし…そのうち観ようと思っていたらすっかり置き去り作品に

今作もいつもの「困り顔」の陰キャラ?と思ってたら…やっぱりソレ?笑

天才ハッカーの彼にハートも乗っ取られ
るの?と観ていたら
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サンダーロード(2018年製作の映画)

3.4

公開当時 棺桶の前に立つ警察官ってナニ!?って思っていたけれど…
冒頭の母親の葬儀で合点がいきました
へ?葬儀で顔芸にダンス?

コメディ?と思ってみていたら…無器用で激情型?の主人公ジムに笑えなくな
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オンディーヌ 海辺の恋人(2009年製作の映画)

3.6

なんともおとぎ話のようなお話
以前観た「ソング・オブ・ザ・シー」を思い出した
網にかかった彼女は私もセルキー?と早合点したりして!

コリン・ファレルが元アルコール依存症の漁師役って異色だけれどファン
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ロードハウス/孤独の街(1989年製作の映画)

3.6

リメイク版を観る前にパトリック・スウェイジが気になり鑑賞

現代版の西部劇?
酒場で勝手気ままに暴れる荒くれ者を治める用心棒ダルトン(パトリック・スウェイジ)のお話

メチャ気になったのは酒場のステー
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愛をつづる詩(うた)(2004年製作の映画)

3.4

まさに朗読劇のような大人の恋愛映画&「家政婦は観た」海外版?

冒頭の掃除婦(シャーリー・ヘンダーソン)の語りでこの家で暮らしている夫婦の関係が破綻していることが語られるというシリアスな幕開け!

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ドリーム ホーム 99%を操る男たち(2014年製作の映画)

3.6

アンドリュー・ガーフィールド
マイケル・シャノン
ローラ・ダーンという顔ぶれに惹かれて鑑賞しましたが…

へ?リーマン・ショック後に住宅ローンの返済が出来なくなって家を差し押さえられた男性の実話ベース
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.7

 心拍数が200を超えると巨大モンスターに変身してしまう科学者!?

エドワード・ノートンの哀愁漂う色気に見惚れる作品?

中盤まではクスッと笑えるシーンもあったけれど…

ティム・ロスの化け物は気持
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.8

先に「逆転のトライアングル」を先に観てからのフレンチアルプスという…

コワいですね〜
雪崩もあっという間だったけれど家族の関係が崩れるのも一瞬!差し込まれる音楽が不穏の効果音になっています

旦那が
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おっぱいとお月さま(1994年製作の映画)

3.5

🇪🇸スペイン
冒頭の「人間の塔」(世界無形文化遺産!)は凄いっ!

「おっぱい」に惹かれて内容も知らずに観たら9歳のテテ少年のおっぱい探しのお話だった

生まれたばかりの弟に母のおっぱいを独占されて嫉
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殺し(1962年製作の映画)

3.5

娼婦の殺人事件の容疑をかけられた男達が警察の尋問に答える?

これがデビュー作ってスゴい!
土砂降りの雨
夜の帳が下りた公園

それぞれの容疑者のアップからその日の彼らの行動が回想となって語られる
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.7

ブサカワのハチワレ猫𓃠カンタが可愛すぎる…スリスリしたくなる♡

毎熊さんってドラマのクセのある役柄のイメージが強かったという…

破綻寸前の不器用な夫婦が「猫」によって絆を取り戻すお話?

レディー
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毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレート(2006年製作の映画)

3.4

ダイアン・アーバスの伝記映画と思っていたら違うんですね
前から気になっていた異色作
監督さんがオマージュを込めたフィクションって…

ニコール・キッドマンが透き通るように綺麗♡
「美女と野獣」「不思議
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すくってごらん(2021年製作の映画)

3.6

邦画3作目笑
尾上松也さんと夏菜子ちゃんが好きなので乗っかってみました
何も考えないで観られてピースフル♡

田舎町に左遷された銀行員香芝(尾上松也)が金魚屋の吉乃(百田夏菜子)に恋するお話?

ラッ
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こっぴどい猫(2012年製作の映画)

3.6

還暦を迎える作家を中心としたドロッとした群像劇

モト冬樹さんは映画というより「ものマネ歌合戦」のイメージが強い笑

ある意味 ブラックなコメディですよね?
大きな勘違いだけれど「関係」が狭すぎる…
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湯道(2023年製作の映画)

3.6

温泉♨とか銭湯とか大好きです

全国各地の温泉や京都や大阪や函館に行っても老舗銭湯に浸かりました(オジサン化してる笑)

ぽわっと邦画が観たくなって…

次々画面に飛び込んでくる俳優陣に思わず声出して
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リサと悪魔(1973年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

同じ監督さんの映画をもう1本観てみようかと…ハデなジャケ写ですね☆

女優さんのファッションやメイクがお洒落です

観光で訪れたスペインのトレドで壁画に描かれた悪魔にそっくりな男性に出くわした女性リサ
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ラビッド・ドッグス(1974年製作の映画)

3.7

製薬会社の給料現金輸送車を襲った強盗4人(1人は警官に撃たれたから3人)は女性1人を人質に!さらに病気の子供とその父親が運転する車に乗り込み逃走を図りますが… 

狭い車内でのやりとりに観る側も人質も
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ローマンという名の男 信念の行方(2017年製作の映画)

3.8

「ナイトクロラー」のダン・ギルロイ監督作でデンゼル・ワシントンが18キロ増量して挑んだ汚れ役!?

どんな「毒」が含まれているのだろうと観る前からドキドキしましたが!

…さすがに増量したデンゼル・ワ
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暗殺の森(1970年製作の映画)

3.9

普通になりたい…

「おじいちゃん」じゃないジャン=ルイ・トランティニャンを見るのは初めてかもしれない
ステファニア・サンドレッリやドミニク・サンダもお美しい☆

ベルトルッチ作品は毎回色彩のセンスに
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ベルトルッチの分身(1968年製作の映画)

3.6

「暗殺のオペラ」を観てから こっちもと思っていました
(そこからの「暗殺の森」に行こうかと思案中です)

もうオープニングからシュールでコミカル!光と影のカメラワークに色の使い方や小物に至るまで目が離
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あるスキャンダルの覚え書き(2006年製作の映画)

4.0

高校が舞台で「危険なプロット」に雰囲気は似ているけれど…今作は生徒ではなく教師側からの視点で描かれている
え?実話ベースでドッキリ?!

その教師役がジュディ・デンチと前から気になっていた作品

定年
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屍者の帝国(2015年製作の映画)

3.0

監督が牧原亮太郎さんでアニメーションは「進撃の巨人」のWIT STUDIO制作作品
原作は未読です

屍者の溢れた退廃的な世界
世界経済を屍者が担っているって!

亡くなった親友フライデーへのワトソン
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フリークスアウト(2021年製作の映画)

3.8

🇮🇹イタリア
「皆はこう呼んだ鋼鉄ジーグ」の監督作
ナチス・ドイツVS超能力を持つ5人のサーカス団の物語

「希望の灯り」のフランツ・ロゴフスキとダークファンタジーの「匂い」に引き寄せられました♡
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告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「インビジブル・ゲスト」のリメイクと知って観たくなりました

事の始まりは同じだけれど…そこからの展開は🇰🇷韓国版の本作の方が登場人物の繊細な心情まで描かれていて迫るものがあります

弁護士の女性との
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古の王子と3つの花(2022年製作の映画)

3.5

🇪🇬エジプト
🇫🇷フランス
🇹🇷トルコの3部作

私は影絵のような②の物語が好きかな

3人の王子様の波乱に満ちた幸せに導かれるお話

食いしん坊の私は➂のトルコの揚げ菓子ロクマやバラのゼリーも食べた
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スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

3.5

原作も知らないし…しばらく訳がわからないまま観ていたという

「うる星やつら2 」を観たあとで押井守氏が気になっていた なにかの雑誌に「スカイ・クロラは気に入った作品」と書かれていたのを思い出して…
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.8

小劇場で気になった映画
何も知らずに見始めたら寝台車の男女の
出逢いと自身を見つめ直す旅のお話

映画なのに小説を読み進めているような体感を味わいました(小説の映画化)

凍てついた背景とは裏腹に二人
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ピート・スモールズは死んだ!(2010年製作の映画)

3.5

俺の「ブタ」を返せ!ぢゃなくて…今作は「俺の𓃡犬を返せ?!」でした笑

埃っぽいざらついた町並みにケイシー(ピーター・ディンクレイジ)とジャック(マーク・ブーン・ジュニア)の凸凹コンビがハマッてます
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.7

ジェイク・ギレンホールの映画が観たい
と思って何も考える事なく見始めたら…

8分のタイムリープ!
政府が開発した8分だけ意識を仮想現実に転送させる装置ぃ〜!?

ふと電車の中で目が覚めたら自分が全く
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