HirotoshiAndoさんの映画レビュー・感想・評価

HirotoshiAndo

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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

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死んだ妻の想いを求めてドライプを続ける男の自分探しのドライブ。

しっとりとした映像美。
大事に乗り続けた車。
人生を形にした様な車に乗った人はいつのまにか本心を曝け出させてくれる。
人は寄り添い生き
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

5.0

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期待以上の感動作日で元気もらいました!
芝居と踊りを両立しながら自然に見せる役者の演技は圧巻でこの手のミュージカル作品の中でも群を抜いてると思う。
移民問題と言う重たいテーマを
そこで必死で生きる人間
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.5

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母親の愛
子の嘆きと希望

自分の置かれた環境に疑問を持ち、
人生にあらがう主人公の二人。
トランスジェンダーの凪沙と母子家庭で希望を持てない娘一果。
自分を見出だす道はそれぞれ違うけれど、お互いが寄
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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

4.8

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アフリカの飢餓。
日本では全く想像できないが、
飢えは人を混乱に惜しめ家族の絆をも引きちぎる。
この作品はそんな飢餓状態の村で
水に限りがある暮らしの貧しさと、
そこで必死にいきようとする人々の強さ、
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.5

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ミュージシャンの華々しいが孤独な人生を描いた作品。
だが、孤独で終わることの無い友情に胸が熱くなった。
コロナで孤独に悩む人には是非おすすめな映画だと思う。

主演のタロン・エジャトンの芝居は芝居とは
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ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ(2020年製作の映画)

4.3

世界一貧しい大統領と言われたムヒカ大統領。

その大統領の言葉に
「貧しい人とは、持ち物が乏しい人ではなく、欲しいものをたくさん持っていても満足出来ない人だ」

自分の人生を乗せた言葉は重い。
ユーモ
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オアシス(2002年製作の映画)

4.2

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人は愛することにとても素直だ。

この映画は身体の不自由な女性と、不器用で出所上がりのどうしようもない男が、数奇な境遇から愛を育み親族や社会からあざわられるも強く惹かれあう合う二人の恋の物語。
韓国版
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.3

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ビートルズがいない世界。
売れないミュージシャンの僕がビートルズになったら世界のスターに。
それは幸せ?

幸せってなんだろう?
永遠のテーマかもしれないが、
この作品はビートルズの手を借りて
エドシ
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世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ(2018年製作の映画)

3.8

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国民の代表なのだから国民と同じ暮らしをしなくては大統領とは言えないだろう。私は貧しい国民と共にいきる。
激動の時代に生き奮闘した末、牢獄生活も経験した活動家がたどり着いた先が大統領。
そんなウクライナ
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.2

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興味本意でぶらっと見たが、
とても熱量のある映画だった。
三島由紀夫の優しさと信念、そして愛が映像から伝わってきた。
三島由紀夫は信念を持ち、それを言葉にし行動を起こした。
誰にでもできるようで、出来
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.0

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ダニエル・ラドクリフの新境地。
良い意味で期待を裏切ってくれた。

孤独と隣り合わせの現代。
それは離島に一人きりと一緒だ。
だけど、諦めるな。
君は、一人じゃない!
作者の痛烈なメッセージが
死人と
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

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あなたは太陽。
そして、あなたの家族は太陽系の星。
あなたを中心に回っている。

やがて太陽は
遠い星たちも温めて宇宙を明るくする。

キュートな声と、素直な眼差し
そして、笑顔。
いつの間にか、観て
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

出ましたMAX傑作!
戦時中のロシアとドイツの攻防で、
一度負けた相手に戦いを挑む
王道ストーリー。
痛快アクションだが、戦車のクオリティー半端ない。
緊張感の糸を切らさないまま、
男のロマン、、、戦
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

あれから12年。
震災を風化させまいと観に行ったその映画館で、上映中に入ってきた男が食べ物を食べつつ観賞。
緊迫したシーンでこずかれ、隣を見たらスマホをいじりだす。
感動的なシーンなのにこの野郎。
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

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自分もその場にいる感覚。
大迫力と隣で一緒に走っているような臨場感は圧巻。
思わず続けて二度みてしまった。
撮影の完成度が高い躍動感のある傑作に久しぶりに出会え震えてます。
マグノリアのワーク以来の衝
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

初詣ならず初鑑賞で見た映画としては衝撃的。
ソン・ガンホが好きで観てみたが、
半地下で暮らす家族のコメディーと思いきや、格差社会が抱える問題に痛烈なメッセージを込めた作品だった。
心にグサッときていた
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

テロが現在起こっていると思えるほど、リアルでドキュメンタリータッチが効きすぎた作品。
最初に靴を忘れたおっちょこちょいなホテルマンがテロを前に緊迫した中で見せた人間味に人としての尊さを感じた。

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

素顔は生々しく残酷だった。
なぜ、ジョーカーは笑うのか。
心から絞り出す笑い声が、
何を意味するのか?
見終わったあと、気になって
ただただ浸ってしまう。
この映画はとても残酷で、
素晴らしい作品だ。

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ワカンダ国と言う貧困地域がなんと!
ワンダフルな未来都市に。

一見バットマンみたいにハイテク武器で痛快に敵を倒すかと思ったら、国を守るため葛藤する国王の勇姿が鮮烈に心を打つ作品でした。

国民のため
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.0

建物がルービックキューブみたいに、
回転するのには驚き。
魔法が使える様になるまでの、道のりが好きで自分も試したら出来るようにならないかな~なんて思っちゃう。
ドラコンボールのかめはめ波も打ってみたい
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.2

地空海アクション目白押し。
久々のハードカーアクションみた気がする。
ヒーローの人間を越えた力が無くとも、ここまでスケールの大きいアクションが出来るんだと感激した。
中でもヒューリー長官強いっ!!
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

4.0

アベンジャーズシリーズの始まりともいえるこの作品。
アメリカの象徴のようなヒーローの生い立ちが描かれており、
ヒーローの資質は自分の身を投げ出して他を守ろうとする正義の心の強さ。
それを体現する彼を見
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.3

独特のユーモアに思わず声を出して吹いてしまう今作。
前作にも増して、目まぐるしい伸縮アクションは圧巻で、大人も子供も笑って楽しめる作品に仕上がってました。

ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

4.5

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見終わったあと、ボーと余韻に浸りたくなる作品で頭を整理するのに
クレープが必要なほど面白い作品でした。
平凡なジョナサンともう一人の人格。
どちらが役者本人に近いのかな?
なんて、考えてみていたけれど
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.6

そこで終わる!
が、しかし、飽きさせない演出はサイコー。
次に期待が膨らむし、最先端の映像技術が詰まっていて、本当に有るんじゃないかと思うリアリティー。
ヒーロー達の過去を端々で垣間見えるのでファンは
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

5.0

ハン・ソロとチユーバッカ出合いは
最高でした。
深い絆で繋がった二人の友情は
昔からだったんだなと。
それにしても、ハン・ソロは
どこでチューバッカの言葉を教わったんだろ。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.9

最後の大どんでん返しに思わず
「騙された」と呟いてしまった。
役者の演技が光る作品です。

主戦場(2018年製作の映画)

3.9

膨大なインタビューから織り成す
問いと答えに溺れそうになりながら
怒濤のクライマックス。
そこには根底が何なのか、そして、
自分の立場を改めて考えさせられる
映画でした。
正直まだ、整理がつかないでい
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