HisBluenessさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.2

おしゃれ、かわいい、、、でも、それ以上の何かは感じなかったなぁ

友達が素直に手伝ってくれるシーンが好き

太陽の下で 真実の北朝鮮(2015年製作の映画)

4.3

眠気に耐える少女のロングカット。結局最後まで寝ないで耐えてたけど、あの年齢でそんな忍耐力が作られるものなのかと。寝てしまったらどんなことが起こるのか想像するしかないけど、そんな忍耐力が作られるほど恐ろ>>続きを読む

サウンド・オブ・ノイズ(2010年製作の映画)

3.9

最初の走行音に合わせてドラムを叩くシーンだけで、これは好きなやつだって確信

謎のファンタジー要素からのラブ要素はきちんとまとめようとしてる感が好きじゃない。最初から最後までバカっぽい感じで突っ走って
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ANTIPORNO アンチポルノ(2016年製作の映画)

2.9

ANTIPORNOは"10分に1回の濡れ場"という制約の中で、最大限にポルノじゃない映画を撮るという挑戦だったんだろうと思う。

タイトルにアンチとついてるくらいなので、アンチズムの映画なんだけど、た
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レミニセンティア(2016年製作の映画)

3.1

映像がきれい。それだけで集中して見れた。逆にストーリーは見終わってからも???って感じで

きちんとしてるけど、どこかで見たような感じで物足りないというか

そう思いながらも最後まで期待しながら見れた
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パーティー51(2013年製作の映画)

3.3

人類の歴史の中でもう何度繰り返したか分からない若者の社会に対する反発的ロックを真正面から扱った映画。そこから一切はみださない潔さは素直に楽しい。

日本人の方が仕事と音楽とバランス良くやってることを関
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神に誓って(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

長い上に濃密。見終わった時はどっと疲れたけど、最中はずっと集中してた。

あの父親は映画史上最低ではないか? 勧善懲悪は好きじゃないけど、あの父親だけは爽快にケリをつけて欲しかった。でもそうしないって
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敷物と掛布(2013年製作の映画)

3.6

説明しない映画。前後の断片的な情報から推測するしかない。特に主人公がしゃべらない。

何気ない映像も印象に残ってる。サイドミラー越しに女性が待ってって言って、何かして戻るシーンが好き

ミスター&ミセス・アイヤル(2002年製作の映画)

3.4

インドの雰囲気を楽しめてよかった。老人が「最近の若いもんは・・・」みたいにいうのも世界共通なんだなーと。

主演女優の人がきれい。でも、個人的にはラブストーリー要素はなくてもよかったかなー

私たちはどこに行くの?(2011年製作の映画)

4.5

女性の戦いの映画。宗教対立という題材をコメディタッチで軽やかに観せるのはすごいと思う。レバノンの日々を世界向けに観やすいようにエンターテイメントに翻訳した感じ。

一方で現実はこんなに単純な問題でもな
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.3

基本的に老人は私のツボなので泣いちゃったわけですが

正直、ロハスへの憧れみたいなのは嫌いなんです。自然への敬意っていうより、目の前の現実が嫌いって感情が見え隠れして。もちろん、これはそういう映画では
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Bite the Dust/バイツァ・ダスト(2013年製作の映画)

3.9

牧歌的なかわいらしさ。ロシア映画の映像はいつも好き。
無駄にピコピコしてる発明品とか雑然としてる部屋の小物とかが好み

小さなコミュニティの微妙に噛み合わない人間関係とやっぱり拠り所にしてしまう絆。そ
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カレーライスを一から作る(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「一から作ればその過程のいろんなことに気づく」言ってしまえば当たり前の話なんだけど、やっぱり実際にやった人はいろんなことに気づいたんだろうなーと思う。
大学生というのが子供でも大人でもない微妙なところ
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幸福は日々の中に。(2016年製作の映画)

3.5

見た直後は、ちょっと行儀がよすぎるというかきれいごとって感じがした。
きれいごと感はお金とか現実の話がなかったから。

この映画は社会的な問題とかではなく、もっと大きく人間として生きることを考えるため
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アルジェの戦い(1966年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

敵役のマチューがかっこよく描かれてるのがいい。彼も彼の正義で戦っている。

アルジェの人々の望む独立とか自由とか、物質主義な視点での合理性では説明できない。マチューにはそこが理解できなかったのだと思う
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フォトグラファーズ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

2.5

NYのイメージも写真家のイメージが鑑賞前後で全く変わらなかった。思った通りの人たちだなーという感想。掘り下げないタイプのインタビュー集

一瞬を切り取る写真を時間芸術である映画で扱うことで思ったのは、
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

最初から最後まで一人の主婦であるすずさん目線

戦時中どこにでもあったであろう感情がリアリティを持って降りかかってくる映画

映像も音楽も声も人々もやさしい。非暴力的な強さに溢れていた。

今ある平和
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.5

終始どこかほんわかした空気が良かった。ストーリーは意外性はあるけど別に巧妙さはなくて、見せ方がうまいんだなーって感じた。今の作品にはこういう余裕が少ないなーとも思った。


格闘シーンでヒロインがなん
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神聖なる一族24人の娘たち(2012年製作の映画)

3.4

映像がきれい。女の子も衣装も建物もきれい。
一方、話は田舎の人たちの下世話感。神聖さを期待してはならない。

現代の文化の中で生きているけど、伝統的な民族感が根強く存在している。民族性関係ない話とかも
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兵士A 七尾旅人(2016年製作の映画)

4.7

メッセージ性以上に彼の表現力の色彩豊かさに感動した。
いろんな道具を使ってはいたけど、基本的にはアコギと声が軸にあるどこかシンプルというか素朴さのあるライブだった。音楽だけでなく彼の動き、表情の全てを
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愛しのフリーダ(2013年製作の映画)

3.6

ビートルズの秘書(もしくは、ファンクラブの代表)のお話。もうおばあちゃんだけど、表情とか仕草がすごいチャーミング。
メンバーの家族と仲良しだったり、ファン目線で物事を考えたり、なんかほっこりさせる人だ
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ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド(2012年製作の映画)

3.8

音楽は好みじゃないけど、この人の人生は壮絶。命がけでライブやるってマンガみたいなことをリアルにやってた

ジャマイカの情勢を見て「City of God」を思い出したけど、ブラジル以上にやばかった

ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド(2011年製作の映画)

4.2

ビートルズの中で一番地味なジョージのドキュメンタリ。ジョージのドキュメンタリなのに、序盤のビートルズ時代の話は他のメンバーの話ばっかりなのが、その地味さを物語っていると思う。

彼は自身でも自分はスタ
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将軍様、あなたのために映画を撮ります(2016年製作の映画)

3.1

「映画を作るために映画監督と女優を拉致した」という事実のインパクトが強すぎて、映画自体はインパクトが弱かった。

しょうがないけど、史実を語るには材料が少ないと感じた。客観性を持たせるなら、監督は拉致
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しんぼる(2009年製作の映画)

1.9

設定は面白かった。これがウケないことも分かってやってたと思う。こういうやる必要のないことをやる心意気はすごい

ニーナ・シモン 魂の歌(2015年製作の映画)

4.1

- ニーナ・シモンがすごい(音楽も人生も)
- なんでこの題材をNetflixで?
- 原題「What happened Miss Simone?」

これでもかっていろいろ詰め込んだニーナ・シモンの
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アスファルト(2015年製作の映画)

3.3

広告に小田扉のコメントがあったので見てしまった。大きな笑いのないコメディのようなゆるい話。でも不思議と最後までだれないのがすごい。すごく微妙なくすくす感。感動作とも違う。とにかくゆるい話

もうひとつ
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

4.0

ビートルズ好きなので、映画館で彼らの演奏が聴けただけでもうれしい。

ビートルズの一連のアルバムの変遷が人間の成長物語としてすばらしいドキュメンタリ作品になっていると思う。この映画を見て、そのことを再
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シーモアさんと、大人のための人生入門(2014年製作の映画)

3.6

きれいなピアノの音とおじいちゃん的ゆっくりした語り口が心地よい。音楽家にとっての音楽とは何かの説明。本当に音楽の素晴らしさに気づけば、お金や物では満たされない。それはそうだと思うけど、それが分からない>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

3.7

今敏監督っぽい作品。ただし、初期の頃の悲痛な感じはもう全くない。鑑賞後もすっきりした気持ちでいられる良作

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.9

映像もストーリーもきれいな作品。誰にでもお勧めできる良作

今敏監督による温かい話

プレステージ(2006年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

最後のオチに到達するまで結構ダレる。頑張ってみたのに、それを覆い返すほどのオチではなかった。

ふたりで一人の生活をしているのは、普通に分かったし(むしろ分からせるように演出してると思った)、もう片方
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クワイ河に虹をかけた男(2016年製作の映画)

5.0

とにかく多くの人に見て欲しい映画

政府がやるべきことを個人で背負って生きた人の話。「個人的戦後処理」ていう言葉がすごい。

謝罪とそれを受け入れること
納得のいく人生を送ること
夫婦として生きていく
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

金持ちで堅物な人と悪くて雑な人のふたりというベタな設定から想像されるベタなストーリーという感想。

そりゃ映画だからうまいくでしょって思ったけど、最後にこれがノンフィクションというのを思い出して、すご
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.5

まともな人は出てこないのか!って3回くらい思った。笑いとスリルとほのぼの感の絶妙なバランスはすごい。いかにもな感じのいい話にしてしまったのはちょっと残念

エミアビのはじまりとはじまり(2016年製作の映画)

2.4

俳優/キャラを楽しむ映画なのかなぁ? 女の子のキャラは可愛かったけど、ストーリー的にはツボの近くを通るが最後までツボは押してくれない気持ち悪さを残したまま終わってしまった。

この監督がなんのためにこ
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