hisさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.9

ヒーローの喪失そして継承というテーマに
真摯に向き合うクーグラー監督という印象でした。

ダラダラと長い感想は自ブログにて
https://wp.me/pag5BM-3v0

サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.8

終盤のジョンの俺出てく!
からの若い女登場だったりで
射殺されてからの
ノーマの映画撮影始まった!?
というカミーユの彗星はばー!
みたいな精神崩壊展開までの
怒涛の雪崩れ込みが
時代を全く感じさせな
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

ブラピさんのイケオジっぷりが
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
に続いてという印象の本作。
思えば『Mr.&Mrs. スミス』で
アンジェリーナ・ジョリーと出会ってから
感情の無い渋め
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シチリアを征服したクマ王国の物語(2019年製作の映画)

3.9

気になる点は確かにあるが
全てがアニメーションの愛くるしさ
によって昇華されていて最高。

むごたらしく暴力によって
大量に死んでいく熊と人々なのだが
いつだって熊達は
陽気に踊っている。
その異常な
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.1

劇場だから味わえる轟音とも
相性がとても良かった。

また荒野の広角映像の美しさは
言わずもがなでして
ただ空を撮影しているだけでも
感動的でアカデミー賞ノミネートの
格式が確かにあった。

黒人さん
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.6

シンプルだけども
見やすくて力強い作品だなぁと
思いました。
サクッと見れて
そこまでグロくないので
休みの前日のレイトショーとかに
見たいタイプの映画だと思います。

その他フランチャンズ映画として
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劇場版 Gのレコンギスタ V 死線を越えて(2022年製作の映画)

3.5

結局劇場版とは何をしたかったのか?
補完なのか?
それとも素晴らしいアニメ描写を
大スクリーンで流したかったのか?

監督が再度紡ぎたかったものが
結局よくわからなかった。

Blu-rayを購入した
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劇場版 Gのレコンギスタ IV 激闘に叫ぶ愛(2022年製作の映画)

4.0

今作は
TVシリーズの19話~22話を
元に作られており

ここに来て大幅に追加映像あり

中盤からテレビ版になかったシーンが
多数追加されており
今作から完結に向けて
オリジナル展開になる?
かと思
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.5

内容としては
『アトミック・ブロンド』とか
『ジョン・ウィック』の
オルタナ的なアクションすごい
スパイもの映画のような印象。
まぁ始祖は
『ボーン・アイデンティティー』。

じっくりと書いた感想は以
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

4.4

10年ぶりの鑑賞
くっそ面白い
ハルクの巨体と怪力を生かした
大画面映えするジェノサイドやら
それでも共闘できちゃう
ソーの神様っぷりとかも
改めて見るとめちゃめちゃ面白いし。
紅一点のナターシャも普
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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

3.1

1と2はヴィトーの存在があり
うまいこと対比ができていたが
流石にマイケルだけだと物足りない。
新キャラとしてヴィンセントも参戦するが
力不足は否めない。

また今作も実際に起きた事件を
モチーフにし
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千年女優(2001年製作の映画)

4.4

無限に虚構の1000年を
駆け抜ける様は
オールタイムベスト映画の格調を
醸し出していてやばい

以下自ブログ全文
https://wp.me/pag5BM-3nN

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.7

良い意味でも悪い意味でもタイカ色に染められ過ぎた作品か?

監督のフィルモグラフィーを見ると
意外にも共通していることがある。

一貫して親を失った子供がさらに過酷な状況に陥りながらも強く生きていく様
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.3

冒頭から複数のショットを
同じ画面で大量に写す手法の豪華さや
序盤の天啓の目まぐるしいお話。

徐々にエルヴィスが成功していくと
バズ・ラーマンらしい
バッキバキの美術やら
映像がバシバシ出てくる
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.5

ゲームで頻繁に再録されているとは言え
少年アムロを再び長時間演じるのは
2000年の特別版のDVDでの
再収録以来なのではないか??

あの少年アムロが再び
古谷徹さんの声で蘇る。

驚いたことに全く
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.3

次世代に語り継ぎたいデル・トロ監督のアート

映画をみててその素晴らしさに興奮。
男の栄枯必衰の物語と言えど
背景の素晴らしさ尋常じゃない。

CGか?と思ったが
しっかりセット作ってた
移動式遊園地
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.6

とやはり美味いのは
プロットに潜む毒か。
汚染された地球ということで
物質主義の日本批判から
ロボットによる
人間の最低限の運動による
維持という
マイルドな
『マトリックス』状態の実情。

生々しく
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

UHD買ったら絶対見たい
撮影の舞台裏。

戦闘機には流石に乗れなかったけども
トム・クルーズ過去作で
ヘリコプターとか操縦してるし
そこから宙吊りにもなってたと思う。
普通に飛行機は操縦できるんだろ
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アポロ10号 1/2: 宇宙時代のアドベンチャー(2022年製作の映画)

3.5

一体俺は何を見せられているんだ?
とすっごく混乱したのも事実。

映画の幕開けは
主人公のスタンリー君が
急遽宇宙飛行士として抜擢されて
宇宙に行くための訓練をする!!
という展開から始まるのだが
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.9

IMAXで見るとiPhone映像がしんどい

と拍車をかけるように
しんどいのが
ドラマパートは
通常の映画カメラ以外に
iPhoneの映像もカットで混じってくる。

通常の撮り方ではなくて
面白い映
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.9

作品の設定として
子供をインタビューするという
サブエピソードもある本作。
それぞれの地域の子どもが
未来について自分の思うことを答える。

洗練された子どもたちが
選別されているとは思うが
やはり圧
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.2

実際公開直前まで自分は知らなかったのだが
2013年以降監督業から身を引いていた
伝説の映画監督サム・ライミが監督!!

ヒーロー映画の歴史を切り開いた
とも言える『スパイダーマン』3部作を
監督した
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.2

映像と演技的には実に満足なのだが

唐突すぎるブータンでの選挙など
2時間20分もある映画なのに
かなりバタバタしていた印象。

またさっきまでグリンデルバルドの
居城にいたはずのクリーデンスが
次の
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.7

10年ぶりの再鑑賞なのですが
本作が描く人種差別の歴史の一端について
『フルートベール駅で』で描かれた
白人から黒人への警察という権威を用いた
一方的な暴力は現在も続いている。

今作で描かれた悲しき
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.6

始まった時はちょっと困惑したが
始まってしまえば
話しのカタルシスほぼなしの続編で

何も考えずに見れてうるっとしたり楽しかったりと最高でした

最近はポリコレとか多様性とかに
映画が窮屈になってしま
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.5

思春期女子の醸成?

強いていうならこんな表現見たことない
って思ったのは
レッサーパンダになるきっかけの
あの想像がエスカレートした絵の描写
あれは今まで人間が隠してきた
誰しももつ黒歴史で
露悪と
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.3

街、芸術、社会、そして料理、
おしゃれで高価な洋服が紹介されている
分厚く雑誌のようなものか??
ゴシップがないあたり
オシャンティが過ぎる。

消えゆく雑誌文化というものへの
悲しみと愛着を
彼の持
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.1

フィルム・ノワールとして
一級品だなぁと思うのだが
やはり映画としては3時間もあるのに
真っ暗で地味で
そしてめちゃめちゃ丁寧な
サイコサスペンスミステリーを
見守っていると見ている感触としては
海外
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.1

楽曲は往年の良さがあるが
真新しさはないなぁと。

シナリオ的にも後半ちょっと
飽きたなぁと思ってしまった。
しかし映像とかの作りが異常。
てかスピバ初ミュージカル映画かよ。

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公のフィルは
イエール大学出身という
アメリカ北東部で
アメリカで最上位の学力のあり
裕福な家庭で育ちながらも
何故かド田舎に帰郷して
牧場経営をしているという

謎の人

そして男っぽくないもの
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

2.9

悪趣味で面白いだろ?は
アクションではいいと思うんです。
シナリオでぇは頭で理解するとこに
感情が紛れ込んじゃうから

視覚的悪趣味と知覚的悪趣味では甚だ受取が違った

そう思いました。
まぁ人による
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.3

自分はまぁあんまり
楽しめなかった側なわけです。

中身としては
表現者として成功したが
人間としては屈曲してしまった男が
自分の遺恨たる妻との関係と
仕事の大きな壁に対して
車での大移動を経て
無事
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

昨年に『サウンド・オブ・メタル』見たしもう聴覚障害系はお腹いっぱいだなぁ
と思っていたんですよ。
そういう難病系も
『ファーザー』とかあったり
過去には『最強の2人』とかあったり
映画のこういう要素っ
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.7

10年以上の月日で
映画業界の役者陣も大幅に変わり
作品で活躍する要素も
アジア人やSNS
そして黒人やティーンなどを味わって
時代でも変貌したことを実感する。

作風こそ往年のガイ・リッチですが
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