hisさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

男性が本作を称賛することも難しい、
だって過去のハリウッドコメディでは
どうしても女性をトロフィーのようにして
描いていてそれをみて私は育ってしまった。

この映画が描いていることはとても正しく
そし
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.3

物語は
古典的物語たる
ギリシャ神話にもリンク。
デフォーのキャラが『白鯨』というのもあるが。


シンプルながらも
狂気っぷりが凄まじく
この手の低予算風ゴシックホラーの
醍醐味が十分に詰まっていて
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.3

この手の映画に大量に出てくる怪物ですが、
自分も結構映画見てますが、
シチュエーションスリラーの怪物で
1体出てきて2時間かけて倒すような怪物が
めちゃんこ大量に出てきて。

こりゃ人類滅亡するなぁと
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.6

というわけで感想としては

もっと怪獣を見せろ

コング側のモナーク。
悪巧みをしている会社。
その悪巧みを暴こうとする頭のおかしい
YouTuberみたいな人と前作から続投の
ミリーちゃん。
という
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

2.6

少年時代の夏休みのノスタルジーをやりたかったけど、
上層部が子供向け要素盛り込まないとやらせてくれないっていったからやったけど
シーモンスター要素がいまいちだったという
根本的な作り手のやる気のなさを
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.7

面白かったです。
編集と映像良かったです。
耳が聞こえない女優さんも
しっかり大人っぽくなってた。

ブログ記事リンク
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.1

これぞ悪趣味な映画娯楽として
至福の時を味わいました。

クソネタバレした感想リンク
https://wp.me/sag5BM-nobody

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.3

ドリームワークスが得意とする展開が
普通に描かれているわけで、
ノリのいいキャラや
待ち人系のプリンセス感から
アクティブに戦い人を憎む
プリンセスという
これまでの概念を確かに壊しているが、
むしろ
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メメント(2000年製作の映画)

4.4

復讐に燃える10分しか記憶が保てない男。

本当に彼は、善人なのだろうか?

映画の幕開けでは
障害というハンデを患っている彼が、
その困難に立ち向かい
復讐を成し遂げるという物語に見えるが、
映画が
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

2.4

ファンタジーや魔法があるにも
かからず主人公というか
キャラクター全員が平凡という
人間物語なのに無個性という
致命的だった。

自ブログ感想記事リンク
https://wp.me/sag5BM-on
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

4.2

映画史的にはやはり偉大なんだろうけど
冷静に単発作品を見直すとなると
あれれぇーという感じ。

中盤のクラウドシティについてから
一気に話が加速し、
旅に出ていたルークも途中で合流し
中途半端な状態で
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.5

風変わりな作風の多い
フィル・ロード・クリス・ミラー組は
今作でも変わらず、
個性について肯定感たっぷりに
愛を持ってストーリーテリングしている。

映画を見ていると
彼らが世界を救うというのは
いま
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.0

ガンダム作品としては異色の作風であり
映像化も人間描写メインの可能性があり、
少年がガンダムに乗り成長し、
少年の未来と時代を切り開いていくという
冒険活劇の側面も削除され、
鬱屈した青年の道程という
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

-

見た。

一見すればデスループを繰り返す
主人公の救いのない物語だが、
やはりループから脱するために
意外な展開を試みる。
しかしそのオチについては、
期待する平和的な側面ではなく
恐ろしき残忍なアメ
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ゼーガペイン ADP(2016年製作の映画)

3.3

沖縄サーバーにてキョウの知り合い?
思い人が登場?
コクハラって何者?
そして同じくセレブラント側の
研究者だったクラゲ、
実は直前のループまで記憶を所持していた
という新要素が明かされる。
あの敵側
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.9

気になった点としては、
悪役のイワンが、
思ったよりも登場しない。

トニーを憎む存在だが、
序盤であっさり拘束され、
武器商人の悪事がなければ、
そのまま出番終了だったところを
部品を使ってアイアン
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.9

舞台をリゾート地にしていることで
むしろ毎日リゾートの日々を繰り返せる
という最高のタイムループなの
かもしれない中での
何万回と同じ日々を繰り返す男。
最早還ることを諦め
考えるとしんどいから
毎日
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.5

劇中の主人公たるサルヴトーレは、
著名な映画監督ながら
恋人を取っ替え引っ替えしている。
それは過去の初恋に失敗し傷心したからと
思えるわけですが、
そこの描写についてのフラグを少しずつ
立てているに
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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

3.4

今作を見て感じたのは

シーンのマスターショットがないこと。
なんとも邪道な映画作りをしている。
というかこれが今後の
スタンダードになるのか?
マスターショットなんてなくなるのか?
マスターショット
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.6

シンプルでちょっと緩く淡々とした物語だが、
暗喩が効いていることは明白だ。

栄養のあるミナリを持ってきたスンジャは、
この家族にとってのミナリそのものだ。

夢に溺れるジェイコブ、
家族を支えようと
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

映画の醍醐味というのは、
やはり新たな価値観と出会うという喜びも
あるなぁと実感した。

車で移動して自由な人ぐらいに思っていたが
それぞれが強い痛みに向き合い
生きることの希望を見つけていく。

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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.2

失った日常の中に潜む幸福、そしてコロナ禍だから見つかるもの

『ソウルフル・ワールド』でも思ったが、
コロナ禍で壊れてしまった経済社会
そして人との交流。

しかし逆にお金や仕事は
なくなってしまった
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この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

3.8

異世界ものだと作風的に
剣と魔法と魔王というジャンルの型に
陥っていく気がするが、
人間臭さを全面に出して
型にはまらない
邪道なとこがスッキ。

自ブログ感想記事リンク
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レイダース 失われたアーク《聖櫃》4DX(1981年製作の映画)

4.0

スピルバーグの凝った映像演出は
冒頭から面白いのだが、
『シャイニング』の4k化に際して
違う映画と思えるほど美しかったのに
今作はかなり精細度を欠いた
ぼやけた映像にがっかりする。
特に序盤はフィル
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.0

ジム・キャリーの演技には
目を見張るものがあった。

ヘンテコな悪役っぷりは
まさに往年の90年代や00年代の
彼で10年代には見かけること
なかった怪演だ。

彼が後半に踊るシーンがあるが、
その奇
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

総合的に見ても
庵野監督のエヴァの卒業という。
きっちり終わらせるという姿勢を見たに
過ぎなかったのかもしれない。

それはファンとして大事なことなのかもな。
それぞれの後悔が今作ですべて昇華し、
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.5

あくまでもティーン向け作品の枠は超えていないが、
本作の面白い点は、
ループものになってしまう展開は端折り
ループをしまくった後の姿から始まる

ループに陥って脱出を試みるという展開を
王道にしてしま
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉(2003年製作の映画)

4.5

『ゲーム・オブ・スローンズ』を味わい、
今作を見ることになったが、

面白さは全く色褪せない。

醜い人間の惨たらしい醜悪な面白さはないですが、
異種族との戦い、特にオークたちとの戦争など
オリジナリ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

主題は希望の話だが、
刑務所から出た人への無情な
世界のあり方というのも本作の
主題なんだろうなぁ。
それについてはいまいち弱かったような。
むしろそこに対しての映画の導きが
まさにアンディーをイエス
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.0

ヤクザ同士の抗争が、
意外にも映画の盛り上がりとして
結構占めており、
大掛かりな乱闘シーンが
あったりして、
マ・ドンソクの強さが垣間見られるが、
こっちが見たかったのはそれじゃなくて、
悪魔とのチ
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.6

舞台をブラジルから
アメリカ南部
アメリカ北部のニューヨークと
転々としているのは今だと妙な見応えがある。

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劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME(2020年製作の映画)

3.9

ゼロワンに変身した或人と
ゼアの中にいたイズの記憶と二代目イズが
浸透し、守られる側ではなく
戦う側として仮面ライダーゼロツーに
変身し共闘するわけだが、
構えがいつもの秘書スタイル。笑

その異様な
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劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本(2020年製作の映画)

1.4

おまけの宣伝映画
YouTubeで流した方が効果あるだろ?
馴染みのない人の絶叫を永遠に聞かされる身にもなってくれ

恨み辛みリンク
https://wp.me/pag5BM-2I8