盧舎那仏さんの映画レビュー・感想・評価

盧舎那仏

盧舎那仏

ルッカの2つの半球(2025年製作の映画)

3.5

ルッカ役の子は如何に?
演技はもちろんだけど、弟より細い脚などは加工されてるのか?本物の脳性麻痺の子にしか見えない存在に驚いた。
そして母の愛と妻をまもる夫の愛。

刑事ジョン・ルーサー: フォール ン・サン(2023年製作の映画)

4.0

最初からサイコパスな犯人もその仲間もオープンにされているのに、引き込まれてしまった。
小さな汚点や恥ずかしい事をゆすりに使われるなんて怖い。
また、何もしてなくても家族というだけで巻き込まれるのも怖い
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マチルダ(1996年製作の映画)

3.5

奥様は魔女、を思い出しながら鑑賞。
完全コメディなんだけど、ファンタジーっぽくて、チャーミング。
家の中で見つかりそうな時はドキドキ。
産院にて間違われたというオチかな?と思ったけど違った。

iHostage(2025年製作の映画)

3.5

2022年のオランダの人質事件。
もちろん知らなかった。

人質事件に対して現代では、多くのビデオで状況把握、ロボットの活用、特殊部隊、交渉人も予め複数待機など、このような犯罪への対応力が進歩している
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きっと見つける(2023年製作の映画)

3.5

何をもって出来の悪い息子とするか?
自分でそう自覚している息子。
確かに皆と同じ時に就職出来なかったり、卒業式を寝過ごしたり、誇れる息子じゃないけれど…。
身体は大人になっても人間力の成長が遅い子ども
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

社会や政治への風刺を地球滅亡に絡めた作品。
地震大国日本に住んでる私達の防災にしても危機管理能力には地域差や個人差に幅がある。
個人個人は素晴らしい人達だとしても、パニックになった時、団体になると間違
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ジャスティス(2024年製作の映画)

3.5

先日みた「忘れられし愛」がなかなか良かったので、ミハウガスダ監督の作品を見てみたいと思った。

貧しさから生まれる不幸の連鎖。
自殺したら墓地は壁の裏というポーランドの現実。
壊れた家族、妹への執着。
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あの頃輝いていたけれど(2022年製作の映画)

3.0

死ぬまで輝き続けることなんて難しい。
誰もがあの時が一番!って時があるだろう。後悔することもあるだろう。
でも諦めずに前を向いてチャレンジしてみる事の大切さを教えてくれる。
誰かの頑張りが周りにも影響
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グレイス -消えゆく幸せ-(2020年製作の映画)

3.6

最初から、これは伏線やろな?
これもヒントの一つやろな?
いつ回収されるんやろ?
と思いながら見て、最後の方でバダバタ〜と回収されるパターン。
ちょっと怖いシーンあり。
最後のシーンで恐怖の余韻を残す
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忘れられし愛(2023年製作の映画)

4.0

見始めから、すごいデジャブ感。
本を読んだ訳でもないのに。

とにかくやきもきする。
恋愛に対しても記憶に対しても。
起こるべき出来事に対しても。

でもバッドエンドでないから良かった。

トラブル・バスター(2024年製作の映画)

3.5

最近、アクションコメディに遭遇すること多し。
好きだからいいんだけど……
ちょっとコメディ感強すぎ、笑。

そんな事あるか?
そりゃないやろ?
なんでやねん?
アホか〜の連続で無茶苦茶。
それを飲み込
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武道実務官(2024年製作の映画)

4.5

楽しく生きたい。
それだけが願いの青年が、良きチーム長や仲間や愛情たっぷりの父親や愉快な仲間と共に犯罪に立ち向かうheartful STORY。

元犯罪者の人権や人道も大切だが、
被害者はいつまでも
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レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

4.0

分類がコメディになっていないのが不思議なくらいコメディやん。
二人のバディが楽しい。
アクションはまずまずだが、2人の言葉のやり取りや騙し合いながら進む展開が楽しかった。

ナチュラル(1984年製作の映画)

3.5

40年くらい前の作品。
ロバート・レッドフォード若い。
悪女には要注意。
今流行りの賭け事にも要注意。
絶対、早送りやスピード変更はしないで観ると決めているんだけど、
いつも以上に時の流れがゆっくりに
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バック・イン・アクション(2025年製作の映画)

4.0

裏切り者は誰かとか味方になってくれるのは誰かとか、ラストの展開まで丸見えだけど、難しくないストーリーだから気軽に見れて良い。
キャメロン・ディアス10年ぶりの映画らしいが、衰えのない動きが素晴らしい。
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LOU ルー(2022年製作の映画)

3.0

雨の眠れない深夜に見るもんじゃなかった。
頭は良くて戦闘能力はあるが気が狂っていて何を考えているのかわからない人と対峙する恐怖。
家族間での殺人のニュースを見聞きする時にも思う事だが、歪んだ愛情や怒り
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マン・フロム・トロント(2022年製作の映画)

4.0

恐喝や殺人物で殺さず展開する無茶振り映画だけど、とにかく笑える。
ありえんやろ〜の連続だけど、そういう細かい事を気にしないで、このお馬鹿なコメディ感に浸れる者は幸いなり。

Lift/リフト(2024年製作の映画)

4.5

先日みたケヴィン・ハートを見たくて鑑賞。
小柄だけど人柄の大きな役が似合ってた。
先が読める展開でも楽しめるのが良い。
忍者赤影、必殺仕事人シリーズ、オーシャンズなど特殊な才能を持つ人が集まってチーム
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ファザーフッド(2021年製作の映画)

5.0

奥さんのことを思い続けるマットを見るたびに、うるっとなった。
コメディタッチだけど、何回も泣かせてくれる。

小さな勝利を心の中に集めていくのよ。
最後の財産になるわ。

まさにその通り!

レベル・リッジ(2024年製作の映画)

4.5

聖なる静なるサスペンス。
街を守る為との名目で弱者から金を巻き上げる腐った警察と司法に、主人公は従兄弟を殺されたも関わらず、自分は殺人は犯さずに立ち向かう。
強いがまずは非暴力で自分守ることも優先する
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ギャングスターズ 明日へのタッチダウン(2006年製作の映画)

4.0

スポーツものの実話。
感動ものだから映画になったんだし、
ドゥエイン・ジョンソン主演。
外れる訳がない胸熱もの。
音楽や映像がスローになると、大丈夫だとわかってても、ドキドキしてしまう。
負け犬のまま
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ジョニー(2022年製作の映画)

5.0

ちょっと変な人に見えるけど、
財を投げ出し、孤独な人に最後まで寄り添う姿は、素晴らしい神父様だと思う。

自分が病気でも誰かのためにと働く姿が、
パトリックを変えていく。
彼もまた人のために働ける人へ
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海の沈黙(2024年製作の映画)

3.5

主役の本木雅弘が画面に出てくるまで、半分の時間を要す。
彼の映画を何本か見てきたが今までで一番素晴らしい作品に思えた。
男性に使う言葉ではないかもしれないが、熟した、と感じた。

刺青と日本画。
どち
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ホワイト・ボーイ・リック(2018年製作の映画)

3.0

姉が麻薬中毒になり麻薬の恐ろしさを知っているリック。
なのにその麻薬を売買した行為には同情の余地はないが、家族思いで今の生活から何とか這い上がりたいとする15歳の少年が、汚職警官たちに利用しされた挙げ
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アメリカの息子(2019年製作の映画)

3.0

この映画は白人と黒人のハーフ。
根深くてセンシティブな人種問題。
個人の努力や人格とは無関係に、社会の中や制度の中に残り続ける現実。
白人から黒人への、
黒人から白人への、
意識的だったり、無意識にお
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ジョンQ 最後の決断(2002年製作の映画)

4.5

子を思う親の気持ちは充分わかる。
自分の命を投げだしてでも守りたい気持ち。
アメリカの保険制度もわかる。
精一杯努力したのもわかる。
だけど、どう考えても冷静じゃない。
奇跡や神の救いを待つやり方を間
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.0

いつの間にか知らないキャラも増えて
どんどんついていけなくなるワンピースを
久しぶりに鑑賞。
ゴードンやキャラと声が合っていないのが数人いたと感じたのは私だけかな?
ストーリーは難しくないが、音楽が多
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

スリルがないと生きていけない人っているんだよね。(恋愛にも)
安定より冒険…
私には理解できない分野。

そんか軽装備でグローブ付けないで大丈夫?とか携帯の充電が足りなくなるから無駄遣いしないで、とか
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俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル(1996年製作の映画)

3.5

迷いのない超単純なストーリー。
ちゃんと笑えるコメディ。
ゴルフ漫画は沢山読んできたけれど、
一度もした事のないゴルフ。
それでもお気軽に充分楽しめる映画でした。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

特殊能力系の話って基本好きじゃないんだけど、絵にまつわるルーブルの話ならばと見てみた。
人間の手に負えないルーブル美術館。
巨大で神秘過ぎる。

自分の一生だけでも重いのに、過去の自分まで背負うのは真
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

4.0

昔みているが、マイレビューがない為、記憶と記録に残す為に再観賞。
懐かしさが込み上げてくる。

アンジェリーナにとってもブラピにとっても中期の作品。
若々し過ぎず、渋過ぎず、程よい油の乗り具合の二人。
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サンセット・サンライズ(2025年製作の映画)

4.0

タブーみたいな震災とコロナに
官九郎ならではの斬り込みをいれた作品。
とっても良かった。




ただ、どうしちゃったんだよ、池脇千鶴。
すんごいおばさんになりすぎだ。
井上真央ちゃんも顔変わって最終
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ターミナル(2004年製作の映画)

5.0

20年ぶりの鑑賞。
スピルバーグの隙間のない楽しませ方。
コメディって、映画ってこうでなきゃ、って学んだ作品。
コメディだけど、愛に溢れている。
愛は伝染する。
好きな作品のひとつ。

天国からの奇跡(2016年製作の映画)

4.5

私も毎日が奇跡だと思っている方かも。
今までの自分の人生も。
与えてられてる、恵まれている。
でも、全てを与え全てを奪うのも神。
神の御心に従うしかない。

ちひろさん(2023年製作の映画)

5.0

有森かすみのちひろを見る映画だけど、
ちひろと言う名の有森かすみを見る映画でもあった。

共感力が高くて人に寄り添える人。
歳と共にそうなっていきたいのに、我が強くなってしまう。 

波長の合う者が寄
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はたらく細胞(2024年製作の映画)

4.0

なかなか良かった。
普段から健康に感謝してるけど、細胞が戦ってるとか細胞が働いてるという意識は今まではなかった。
体に悪いことはなるべく避けようって意識もできた。
そういう意味では、子どもへの教育とい
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