ペジオさんの映画レビュー・感想・評価

ペジオ

ペジオ

まだ観たことの無い映画が好き
ストレンジでいてリアリティのある多層構造な「嘘」を観て、「こんな事考える人間って…凄ぇな」という類いの感動をしたい
映画の評価において感情移入や共感に重きを置きたくない

5.0点を100点超えとしてます(個人的主観)
2.5点(50点)ぐらいが楽しめた作品の境界線

ベストムービーは順不同

映画(2548)
ドラマ(44)

ブラック・スネーク・モーン(2006年製作の映画)

4.0

「スッキリ」しようと入ったら、身の上話聞いて「ホッコリ」して終わってしまった……まあ、いいか…

グラインドハウス的なジャケットに反して、人情味溢れる映画
人情劇とは人と人とが「助け合うこと」、あるい
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ガンマン大連合(1970年製作の映画)

4.2

この映画は一言で言うと(殺っちまおうぜ!)…マカロニウエスタンにおける(殺っちまおうぜ!)……コルブッチの(同志たち~!)……


(同志たち~!)

※頭からテーマ曲が離れません。何も考えられません
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ジョン・カーペンターの 要塞警察(1976年製作の映画)

4.0

「何でこんな風に作ったんですか?答えて下さい。何で黙ってるんですか。」
「………(だってその方がカッチョイイだろうがあー‼)」

警察署での籠城戦も勿論アガるが、そこに至る迄の経緯を描いた前半が面白い
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殺人ゲームへの招待(1985年製作の映画)

3.5

真実はいつもひとつ!…いや、ふたつ…たまにみっつ…ああっ!どうでもいいわっ!

良い意味で「真剣に観るもんじゃない」映画

「ブラック・ミラー:バンダースナッチ」が話題ですが、そのコンセプトを聞いて思
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スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション(2011年製作の映画)

3.1

何もかもが楽しめた子供時代…戻りたいとは思わないが

ハリウッド(に限らずかもしれないが)のシリーズものは、回を重ねてネタが尽きだすと、「時間」ネタに走る傾向があるのかね
人気キャラクターの「新たな過
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.9

本当に「親子」かどうかなんてどうでもいい

それは「映画外でのキャストの関係」という意味でも「映画内の登場人物の本当の関係」という意味でも
映画は「映されているものが全てだ」
モーゼのアディに対する、
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ザ・インターセクションズ(2016年製作の映画)

3.9

パラレルワールドはあります!(某研究員風に読んで欲しい)

劇中度々挿入される「選択肢」についての台詞
何事にも言えるが「それが存在するかの様にしつこく語るのは、実際にはそれが存在しないから」
人生に
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ウェールズの山(1995年製作の映画)

3.3

実際よりは6メートルくらい盛った噺

何故かこの映画を「スリラー」だと思ってた(ジャケットの青白い色合いやヒュー・グラントの含みの有る悪人の様な笑顔のせいかもしれない。)
観てみたら、「丘に登って山を
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セコンド/アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転身(1966年製作の映画)

4.0

告白しよう、本音を言うなら別人になりたい

正直な話、誰もが一度は興味を持つであろう「別の人生」
それは「有り得た可能性への夢想」であり、「やりたい事ができていない実人生への不満」なんだろう
「今から
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マーティ(1955年製作の映画)

4.6

僕はやりたい事をする 何故かって? 恋をしたからさ

「モテない男」はいつの時代も変わらないのだなと実感できる「自分話が止まらない」シーンのおかげで、2つの意味でマーティの事が良く分かった(個人情報が
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.3

「量子」と書いて「まほう」と読んでも差し支えないくらいなんでもアリ

相当面白いわコレ
クライマックスはいろんな楽しい事がいっぱい起こりまくって「マンガやないか!」ってなった(マンガだった…。)

M
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アニー・イン・ザ・ターミナル(2018年製作の映画)

2.3

ミンナ・イチ・ド・トリタガル(ダメだ、センスねえ…。)

「箱庭ノワール」というか、「街を支配する一人のボスがいて、その足下で蠢く一癖も二癖もある犯罪者たちの群像劇」みたいな
そもそも現実と隔絶された
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キャビン・イン・ザ・ウッズ(2012年製作の映画)

3.4

これをツマラナイと思っても…観賞(干渉)を止めるな!

「キャビン」の原題と同じ邦題の為、間違えて観られた方も多く(レビューも大分ごっちゃになってる。)、この先マトモに評価される事は無いだろう映画
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プライベート・ベンジャミン(1980年製作の映画)

3.3

私は軍に入って成長する事ができました、念願の恋人もできて今では…

ゴールディ・ホーンの「魅力」で持たす109分
ジャケットに惹かれて観たのだが、「酷い目にあってるんだろうなあ…」って事は一目見ただけ
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ことの終わり(1999年製作の映画)

4.0

「第三の男」役の方は友情出演でなく「愛」出演ですか?

昔テレビで大槻ケンヂがアンドレ・ジッドの「狭き門」を紹介していた時にこんな事を言っていた
「共感だけが感動じゃない。自分には全く理解できない他人
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プッシーキャッツ(2001年製作の映画)

3.7

この娘らは売れますわ…買いたいもん

人気絶頂の頃のレイチェル・リー・クックもまあ…可愛いとは思うが、タラ・リード(えっ!ド天然でタヌキ顔で巨乳だって⁉)とロザリオ・ドーソン(えっ!お姉さんタイプで巨
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

4.5

「決してダウンしない男」とは「何者に対しても地に膝を着けず、かしづかない男」か?

スコセッシはそれはもう大好きな監督だし、この人の映画で「映画って面白いんだなぁ」と教えてもらった「義理」みたいなもの
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ルルドの泉で(2009年製作の映画)

3.8

レア・セドゥが可愛い…いっそレア・セドゥになりたい

「どうして」彼女だけに…
妬み嫉みとか…「他人との比較による幸不幸の確認」はマジで誰も得しない
確かに「アイツよりは私はマシ」って思うと「安心」で
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ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

3.9

大掛かりで小掛かり

原題と邦題どちらとも映画のそれぞれ別の本質を捉えている

小さくなる過程の丁寧さにSFを感じるねー(科学的考証ではなくハッタリ感という意味で。)

観終わって思い出したのは「イン
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煽情(2009年製作の映画)

4.1

眼から離れない、目が離せない

極端な接写含め、とにかく描写が面白い
「瞳」のアップは一人の女の「世界の見え方」を描いたこの映画に相応しいと共に、少女に「見つめ返されている」事実が「見ている」我々に何
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ザ・ワーズ 盗まれた人生(2012年製作の映画)

3.7

第一声が「誰かの為に」っていう奴は信用できない

三層に渡る入れ子構造の物語
複雑そうに見えて案外スッキリしてて見やすかったのは、物事に至る過程や登場人物の「動機」が丁寧に描写されていたからだと思う
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セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)

4.1

聖人かの様に「語れば」誰もが聖人

要所要所のフラッシュバックや、必要最低限の画で刻むように語られる前半
編集のセンスもそうだが、ひとつひとつのショットが溜め息でるほど美しくって…
よう言われる「母娘
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.2

人は毎晩死んでいる

政治的な隠喩や時代背景は全て理解できるわけではないが、断片的に受け取れる世界の真実を「無垢な少女の目線」というフィルターを通して再構成した「セカイ」はその不穏さも含め美しい
映像
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処刑軍団ザップ(1970年製作の映画)

3.6

2018年も終わりに来て、最高の笑顔に出会えた
ダム工事現場のおっさん…

結局まともな奴が出てこないので、終始ゲラゲラ笑って眺めて楽しむ(諸悪の根源はあのガキだし。)
ずーっと流れてるヘロヘロシンセ
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旅立ちの時(1988年製作の映画)

4.3

ケジメ

個人的にはいい意味でルメットらしくない映画だと思った
「硬派な社会派」のイメージが強くあって、その作品も社会的、倫理的な真っ当さを「語る」様な「頭で観る」映画が多かった
だからここまでストレ
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レポゼッション・メン(2010年製作の映画)

3.4

「殺し屋」も合法的だと只の社畜なのだな…

苦笑い必至な皮肉やグロい残酷描写など、作り手のヴァーホーベン的なセンスは好き(DVD特典のユニオン社CMはモロ。デオドラントとソーダのCMに爆笑。)
結構楽
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イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

3.7

「てめえらの血は何色だ⁉」と聞かれたら、「…赤ですが、それが何か?」と答える様な人々

「疑惑の影」かと思ったら…(原題は「ドラキュラ」のブラム・ストーカーとかかっているのだろうか。)

過去作で「血
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.0

大丈夫、マシューは日本人が見てもヤベェと思うから(藤井隆はプロです。)

日本がどうこうよりも「旅先のホテルで長期滞在する人」の心情を描いた映画
知り合いもいないその土地の空気を「リアル」に掴み取れな
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ハード キャンディ(2005年製作の映画)

3.6

ちょっと~やめなよ女子~(訳:お願いだからやめたげて…)

少女が「まだ大人でない」のが良い(誤解を招く言い回し。「背伸びした子供」の感じを残した計画の至らなさって事です。)

スクリーム(1996年製作の映画)

2.3

殺すのに理由なんて無い…でもお前を殺したいのには理由あるぞ

楽しい部分が無かった訳じゃないよ♪(これをネタにした「最終絶叫計画」の方が怖かった気もするのはどうかと思うが。)

核となる「メタホラー」
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.7

「見てはいけない」映画を観る

取り敢えず思い出したのは、「○○したら死ぬ」系の映画は置いといて、「ブラインドネス」「ハプニング」「ゾンビ」「ルーム」「激流」「ソフィーの選択」(あ、どっちもメリル・ス
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運命の女(2002年製作の映画)

3.4

ダイアン・レインが風に吹かれてるだけでエロい…もとい美しい

眠る息子、警察署、海辺、赤信号……

ア・フュー・グッドメン(1992年製作の映画)

3.8

少数のバッドメンたちのおかげです

あーこんな良い映画だったんだ
どこかあの日大アメフト問題も思い出させる
本人たちは「ルールには触れるが間違った事はしていない」と本気で思っているから根が深い問題なの
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.9

アレス絶対殺すウーマン

ダイアナさんの良く言えば「一本筋の通った」、悪く言えば「単純な」正義
困っている人がいたら助けるし、悪い奴がいたらブッ飛ばす
進歩に伴って複雑化する世界で暴れ回る彼女を見てる
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マージン・コール(2011年製作の映画)

3.7

私の戦闘力は「8600万」です

僕に危機感や想像力が乏しいからか、金への執着が薄いからか(他人の「年収」が気になるってのがよくわからない。)、この業界に対して全くの門外漢だからか、単純に「お仕事」ム
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