ペジオさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

スニーカーズ(1992年製作の映画)

3.9

ラストの要求を述べていくシーンが楽しくて好き
このお気楽さはMCUの諸作品にも通ずる(一番近いのは多分『アントマン』)

RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

小道具の使い方や見せ方が巧いなあと(クライマックスの拘束を隠すための毛布があの超カッコいいシーンのタメを魅せる為の伏線でもあったりするのが特に好き。)

「母親」の動機については少し掘り下げたくなる
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レミニセンス(2021年製作の映画)

4.1

ベッタベタなフィルムノワールをSF設定で語り直したといった作りの映画
CGでなくセットで作られた街の造形など、この古臭さは心地良さでもあった…劇中で描かれる過去の美しい記憶に耽溺する気持ちとも通ずるの
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.5

キャラクターの魅力の勝利
自分たちのエゴや勘違いで人殺すし、基本的にまとまってないし、ちゃんと「悪役」してるよ今回は(少年マンガだと割と序盤に出てくるバカな敵ではあるだろうが。)

フォーガットン(2004年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ゴチャゴチャ言うのなら、これより面白く人がブッ飛ぶ映画撮ってみなさいよって話ですよ!…って言われたら何も言えないな

恋に落ちたら…(1993年製作の映画)

3.7

基本「大人」の軽いラブコメなのだが、冒頭の殺人シーンが思ったよりハードだったり、セックスシーンが長めで生々しかったりで、案外歪な映画でビックリ(監督が『ヘンリー』を撮ったジョン・マクノートンだと知って>>続きを読む

アルタード・ステーツ/未知への挑戦(1979年製作の映画)

3.9

この力技の感じが『インターステラー』の原型か(いいね!)
フィクションでたまに見る複眼の山羊もこれが元ネタなのか?

バッド・マイロ!(2013年製作の映画)

3.4

肛門も映画もユルユル!

ウ○コネタ豊富と思いきや、チ○コネタもあるという下ネタガチ勢歓喜の映画
ストレスフルな現代社会への警鐘という案外真面目な映画でもある(父親との和解と対比して、マイロとラルフの
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ロード・オブ・クエスト ドラゴンとユニコーンの剣(2011年製作の映画)

3.7

ハリウッド版「新春かくし芸大会」でしかないのだけれど、アクションや残酷表現、壮大な風景等、押さえる所はしっかり押さえてるので結構楽しい
特にクリーチャーの表現は普通に素晴らしい(壺に手を突っ込むとヒド
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CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.5

腹の中に人肉入れてた奴らの腹の中なんてわかんねえよ!…という話 

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.2

「映画は編集」というのは大賛成(昔々に観た映画編集ドキュメンタリー映画『カッティング・エッジ』はメチャクチャ面白かった。)
だからもっともっと具体的な「例」を見せて欲しかった気はする…が、それだって僕
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共謀家族(2019年製作の映画)

3.5

『マイホームヒーロー』を思い出したが、良い意味で違う内容だった

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

4.0

感情移入できない連中しか出てこない話って結構好きなので…
多分キャラクターへの共感に頼らない分、純粋にお話の面白さと見せ方で勝負してくるからだと思うんだけど

アイディア豊富で楽しい映画だが、「盲目」
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.6

なんで赤ちゃん映さなかったのだろう?
○○の赤ちゃんが見つからなかったのか?(というかこの手のジャンルに出演することを許す親御さんが見つからなかったのか?)

アストロノーツ・ファーマー/庭から昇ったロケット雲(2007年製作の映画)

3.6

描かれている事はめちゃ素敵なのだが、リアリティラインは非常にゆるゆるなので、感覚的に「世にも奇妙な物語」の感動回を観ている時の様なハードルで観ると、とても良作に思える
「個人が庭から宇宙ロケットを飛ば
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.4

柄本時生の覚醒のスパーリングの件りをあそこまで描くのは、「トラジコメディ」的な文法だと思ったし、監督の「男らしさ」に対する視点も感じた
前時代的と言われるかもしれないが、ここにはこだわりたいよね

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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

平日の昼間からご~ろごろ…あ~あ~俺にもロシアンマフィアがちょっかいかけてこね~かな~

「フォーマット」には信頼と実績があり、既に完成されたものなので、そこにどんなひねりやアイディアをぶち込んでくる
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.8

日常の延長線上で起きている感が強くて、何故だか新鮮

ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

4.6

「この主人公ってペジオさんみたいね。」と言われたいだけの人生だった

「成功」というハッピーエンドまでの道中を、辛くて苦しい「努力」で埋めなければならないなんて誰が決めた?(おう?マジで一体誰が決めた
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レンブラントの夜警(2007年製作の映画)

3.9

明るくない映画…ダブル…いや、トリプルミーニング