Femindさんの映画レビュー・感想・評価

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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.5

ドクターストレンジ単作なのに、ワンダが可哀想過ぎて辛かった。未だに思い返すと辛い。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

今までのシリーズのポイントも踏襲しつつ、キングスマンの始まりを描いていた。
とにかくアクションも、ストーリーの流れも観ていて飽きることがなかった。

父親の静止を無碍にして、前線へ赴く息子の姿は完全に
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

とても面白い!という感じの作品ではなかった。エターナルズとして境遇が同じとはいえ、それぞれのキャラクターの心情の触りだけ見たという感じで、深く掘り下げられた感じがなかったからか。
MARVELなので、
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.6

出てくる人がことごとくライトなクズ。
妻のものを勝手に売却する夫、不貞をはたらく妻、他の人の妻と知りながらピアノを人質に手を出す男。
おじさんに荷物を持っていくように言われたのに父親に差し出す娘。しか
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

ミステリーとして純粋に楽しめた。
探偵役のダニエル・クレイグがボンドのイメージ強過ぎて飄々とした探偵のイメージと自分の中でズレていた。

白セーターのクリス・エヴァンスは良かった。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

エリオとオリヴァーのひと夏の恋の話。

ヨーロッパの作品にあるあるな雰囲気で感じ取れ要素が大きかったので、個人的に間延びした印象だった。

エリオの若さと美しさを記録したという部分に価値を感じる。
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

公開が伸びに伸びたナタの単作だったので、久々に映画館でMARVEL作品を観れる感激があった。
結果的にナタの解像度があがって、彼女がエンドゲームでどんな思いで命と引き換えにしたのか、当時よりもより深く
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ライアン・レイノルズが主演ということで観に行った。設定が特殊ながら、ゲーム内に勝手に育って自我が生まれた仮想空間のキャラクターを、どこか滑稽で真摯、血の通った豊かな人間として感じられたのはライアン・レ>>続きを読む

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.9

最初は笑って見れていたのに、最終的に泣かされた。

出演俳優達の別作品を見ていた為、役柄のギャップと演じ分けが見事で、演技が上手いのを言語の壁を超えて感じることができた。

実際には起りえないシチュエ
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリー的にこの作品を作ってくれたことで、よりリアルに当時の状況が知れたし、後世に残す事もできて非常に有意義な作品だと思った。

描かれていた総理大臣は行動力のある無能と言った感じで、非常時に
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これなら映画館で観たかった!と思った。

タイムリープして未来と行き来できる世界と、ある家族の(父と娘)戦いの話。

虫レベルの小さな生き物でも大量発生すれば人間にとって脅威になるけれど、それが人間を
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スローイング・ダウン ファストファッション(2016年製作の映画)

4.0

高校生や大学生に学校で教材として見させたら良いのではと思った。

日本は特に若い層になるほど良質な衣類に触れる機会もなく、選択肢がほぼファストファッションである以上、さらに若い世代の意識を変えていかな
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.8

強くなくては弱いものを助けられない、という事実を噛みしめる。

差別の強かった時代の話だから、差別良くない、になりがちだけど(確かに差別は良くない)ドナテロがそこそこ社会的信用があって一人で子供に適切
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カンナさん大成功です!(2006年製作の映画)

3.6

ルッキズムに振り回される女子の哀れさと強さが描かれていた。
ジェニーになってからもカンナの臆病さや優しさが滲み出てしまう箇所が随所にあって、カンナは根がとても良いように描かれつつも飼い犬を捨てた事を考
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Be With You 〜いま、会いにゆきます(2018年製作の映画)

4.0

ソン・イェジンの演技が素晴らしい。
ラストに近いシーンで子供の謝罪に応えるあたりの表情から母の大きくて深い愛を感じた。天才か。

ストーリーは現実では起りえない夢物語ではあれど、大切な人を残してこの世
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僕の中のあいつ(2018年製作の映画)

4.2

人格入れ替わりネタなのにシュールさに笑えて最後には幸せな気分になれる娯楽作。
非現実的な設定のコメディなので頭を使わずに楽しめる。

学生が終始不遜な態度なのがツボった。
経年で培われた人格がチラつく
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ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

4.5

不時着コンビを目当てに(というかイェジン目当て)鑑賞。

ヒリヒリする様なやり取りと、イェジンの義憤に揺れる表情、雰囲気がとにかく凄い。(演技に引き込まれる)

最初は分からなかった犯人の目的が少しず
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

庵野監督へ、長きに渡りこの作品の終わりを模索し続けてくれてありがとうございました。

見終わった後、本当にこれで最後なんだなと思い知らされたのと同時に、TVシリーズから見ていたリアタイ視聴者としては感
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銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

3.9

原作を追ってはいないので、映画のストーリーの冒頭で神楽が成長していたり等々で時間軸が分かりにくかったがキャラクターがしっかり固定していて世界観がわかるので楽しめた。
長く愛されてきた作品のラストを締め
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

個人的に、元々地下に住んでいた前家政婦の旦那が出てきて誕生会を荒らした辺りでエンドになるかと思いきや、その後も半地下の家族がどう過ごしたのかが少し描かれたのは親切だなと感じた。

アカデミー賞受賞作品
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

前作を経て、この作品を観たときに泣かずにいられるだろうかと思った。

前作の話を少々忘れてはいたが、それでも作品に引き込まれるパワーがあった。
ダイアナが普通の人間の世界に来てしまった事で知った恋情、
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天気の子(2019年製作の映画)

3.3

背景が美しい。
ストーリー的に青春の真っ只中にいるティーンには響きそうだが、(おそらくここが映画のメインターゲットだからそこは良い)少々退屈感があったのは、君の名は、の系譜色が強かったからか。
世界が
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.1

TV版から劇場版を見たが、繋がりがいまいちわからなかったのは間に何か見落としていたのだろうか…

家族との絆がやさしい夢として出てきたシーンは、おそらくメインの対象とされた子供や若者たちよりも劇場に子
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.3

動く!とにかく動きまくる!!
作画にどれだけの人数を割いたのかというくらい動きまくってアクションシーンが目まぐるしく見応えありすぎる。

そしてこの手のテーマの作品を見るたびに、人間はクソ!と思う。
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

一度観ただけでは、よく分からない難解な作り。
監督が好きなものを詰め込みました!感は非常に伝わってきた。
この脚本を考えられる頭脳、頭良いんだな
というのが率直な感想。
最後の大人数での戦いは、何が何
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ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ(2020年製作の映画)

4.3

ホセ・ムヒカ元大統領の考え方や価値観に触れられる温かい作品。
監督のパーソナルな部分も組み込んで、いかに監督がムヒカという一人の人物に自身を揺さぶられたのかが伝わってきたし、ムヒカ元大統領の思想に様々
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ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

戦争と時代の流れに翻弄された皇女の人生は見ていてとても辛かった。
戦時中、世界中が理性を失って暴走している中、立場上政治の道具とされて一心に祖国を想いながら帰国を願って日本からの出国を許されなかったそ
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スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

3.8

画面はこの手の映画にしてはアクション的な意味で地味な感じはすれど、(色合いは流石の韓国映画で落ち着いた美しさはある)最後の最後までどちらがどちらを騙しているのか分からない、幾重にも重ねられた袋の中に入>>続きを読む

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