都部さんのアニメレビュー・感想・評価 - 2ページ目

デート・ア・ライブII(2014年製作のアニメ)

3.3

前期の四名のヒロインズに風待姉妹/誘宵美九そして十香の反転化を全十話で処理するタイトな構成はスピーディさがある一方で、本シリーズのアニメ作品としての弱みである戦闘の単調さにより拍車を掛けている。

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デート・ア・ライブ(2013年製作のアニメ)

3.5

ギャルゲー×セカイ系のRemixを感じる作風は10年代のハーレム系ライトノベルの潮流をやはり汲んでおり、全12話という尺の中で手を変え品を変え多種多様なヒロインをテンポよく見せて行く景気の良さは一定以>>続きを読む

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まよチキ!(2011年製作のアニメ)

3.2

2010年代のラブコメディの潮流を汲んだ一作で、昨今の属性特化型のヒロインを軸としたノベルスと比較すると、ヒロインの数=満遍なく個性を取り押さえる形式美で、この『賑やかさ』が売りな感じはやはり嫌いでは>>続きを読む

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陰謀論のオシゴト シーズン1(2021年製作のアニメ)

4.0

面白かった……元よりリック&モーティを初めとした毒気ある倫理観皆無なコメディアニメは好きだったのですが、本作も実に肌に馴染むそれ。偉人のクローン制作、地球外生物との接触、政府運営の為の暗殺、などなどそ>>続きを読む

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バカとテストと召喚獣にっ!(2011年製作のアニメ)

3.0

期待外れの出来だった一期と比較すると諸々の部分は改善されている印象で、13話という1期の前振りを前提としたキャラクターの掘り下げに位置するエピソードが度々挟まれているのは構成にメリハリが効いていて良い>>続きを読む

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バカとテストと召喚獣(2010年製作のアニメ)

2.7

中学生時代は書にさして目を通さない無学を極めた逆二宮金次郎の人生を送っていた私ですが、朧気にバカテスは細々と楽しく読んでいた記憶があり、なので内容をある程度把握した上で本作を鑑賞したのですが今見ると厳>>続きを読む

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セキレイ~Pure Engagement~(2010年製作のアニメ)

2.5

前期から登場していたエピソード未消化のヒロインとの契約を済ます下りはハーレムアニメの定石としてはアリだが、作品全体を俯瞰すると主軸に位置する話が12話を通しても、実はさして進行していないという鈍重さに>>続きを読む

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IS<インフィニット・ストラトス>(2011年製作のアニメ)

3.9

中高生時代の私のアニメ趣味を開拓した思い出深い一作であり、性癖を見事にぶち壊したという意味でも、もはや実家の味の作品です。
本作が他のアニメより優れている点として、アニメ用にリデザインされたヒロイン達
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そらのおとしものf(2010年製作のアニメ)

3.6

前期と比較するとエンジェロイドであるイカロスとニンフの感情の指向性が明確な物となり、物語のラブコメ度が向上した事で物語の構成の体裁の取り方が改善されている。
また恋愛の機微に作品の色が染まらないように
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そらのおとしもの(2009年製作のアニメ)

3.5

自分語りを少しするんですけど、成人した今見るとそうでもないけど小学生時代にそのビジュアルを目にして『エッチだ……』となったコンテンツは誰にでもあると思っていて、私からするとケロロ軍曹のアニメを見てたら>>続きを読む

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(2015年製作のアニメ)

2.6

放送当時は両の乳房を強調する青い紐をアクセントとしたそのビジュアルからメインヒロインであるヘスティアの人気が白熱していたが、そうした前評判を抜きとすると良くも悪くも癖のない作品であるように思う。

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トニカクカワイイ 第1期(2020年製作のアニメ)

3.5

畑健二郎先生の代表作『ハヤテのごとく!』を愛好している私からするとその最新作も当然目を通しており、じゃあなんで今更アニメ1期を観てるんだよと自分で甚だそう思うのですが、さておき本作は前作を踏襲した上で>>続きを読む

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七つの美徳(2018年製作のアニメ)

3.3

キービジュアルを見て分かりますように、好みのおっぱいがいっぱいのエロコメディだったのでとても良かったです──で、感想を打ち切っても全然OKの緩いアニメなのですが、流石に端的すぎるのでもう少し。

各回
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それでも町は廻っている(2010年製作のアニメ)

4.2

片田舎の商店街の喫茶店シーサイドで、ウェイトレスのアルバイトをする女子高校生: 嵐山歩鳥を中心とした日常と日常に点在する非日常が同居するコメディアニメ。

小市民的な規模感で語られるエピソード群はどれ
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甘城ブリリアントパーク(2014年製作のアニメ)

3.6

栄えある京都アニメーションによる原作付きの一作で、個人的には京アニの作品はこれくらい肩を抜いて気楽に鑑賞できる作品の方が好きですね。遊園地の復興という魅力的なメインプロットは回によりバラエティ豊かなイ>>続きを読む

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リック・アンド・モーティ シーズン6(2022年製作のアニメ)

4.1

非倫理と黒冗句が多分に盛り込まれたR指定人気SFコメディアニメ:リック&モーティの第6期──前シーズン最終回のポータルガンの損壊により、前半エピソードの殆どでは地球を舞台としたエピソードが展開されてい>>続きを読む

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その着せ替え人形は恋をする(2022年製作のアニメ)

4.0

端的に面白かった。見た目はギャルだがオタク趣味に傾倒する喜多川のキャラクター性の愉快さを作品としての柔らかな切り出しとしながら、雛人形とコスプレという好きな物を形作るという共通項を帯びた趣味を持つ二人>>続きを読む

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外見至上主義(2022年製作のアニメ)

3.0

韓国は言わずと知れた美容大国であり、本作の外見がもたらす偏ったように見える格差は実はさほど的を外しておらず、就職や進学にさえ容姿端麗さが求められる文化があるのは事実です。
ですから『整形』はお洒落の前
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ザ・ボーイズ ダイアボリカル(2022年製作のアニメ)

2.9

本作は『ザ・ボーイズ』の年齢指定の制限から解き放たれた過度なグロテスク描写、そしてそれが織り成す世界観だからこそ表現可能なドラマなる原作の魅力をアニメーションならではの手法を用いることで再現している。>>続きを読む

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陰謀論のオシゴト シーズン2(2022年製作のアニメ)

4.1

昨年配信された第1期の配信から本作の大ファンだったので待望の2期の配信に有頂天でした。前シーズンからジョークセンスと脚本の斬れ味は変わらず、矢継ぎ早に投じられるカオスを処理していくクールさに現代アメリ>>続きを読む

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魔乳秘剣帖(2011年製作のアニメ)

3.6

馬鹿みたいな設定に徹底して準じたおっぱいの為のアニメーションで最高でしたね。その胸の姿形や動作による微動に対する並々ならぬ拘りが感じられる出来で、ある意味でアニメーションの妙を余さず取り零さずと表現し>>続きを読む

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はじめてのギャル(2017年製作のアニメ)

2.2

あくまでアニメシリーズを通して見た感じ、極めて不愉快な作品だったので分かりやすく好かない話でしたね。

順に話していくと、私は性的な需要を満たす為だけに作られたような徹底的に語り部と読者に都合の良い
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新妹魔王の契約者(2015年製作のアニメ)

3.4

本作の鑑賞理由は例によって例の如く『ヒロインが好みの大きさの乳房をしていたから』という理由に大きく依存しているのですが、最近同様の動機で鑑賞したアニメーションの中では、開示される設定を駆使した展開やラ>>続きを読む

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セキレイ(2008年製作のアニメ)

3.0

極楽院櫻子によるハーレムバトル物で、108人の美少女戦士 セキレイのバトルロイヤルに巻き込まれた主人公と彼と粘膜接触による契約を結ぶこととなったセキレイ達の日々を描くアニメ。

今回も視聴理由の大半は
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異世界迷宮でハーレムを(2022年製作のアニメ)

3.2

作品としての面白さは並でしたが、おっぱいが並々ならぬ非常に良かったですね。夜伽の描写が多めなので、全体的に作画の労を感じる出来。
異世界転移による生活は本作においては堅実な足取りに終始しており、獣人ロ
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未確認で進行形(2014年製作のアニメ)

3.2

巨乳安産型主人公(公式表記)とその許嫁の奇妙な日常を描いたアニメ。毒にも薬にもならない安定型のラブコメディが続くが、ノンストレスが徹底された掛け合いの回転率の速さは好印象。キャラの立ち方は記号的ではあ>>続きを読む

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マーベル ヒット・モンキー(2021年製作のアニメ)

3.6

日本猿の殺し屋と幽霊となった殺し屋のコンビが送る復讐型ダークコメディ。
気合いの入ったR指定のグロ描写が痛快で、立ちはだかる色物達を前にスーツ姿のモンキーが刀剣引っ提げて乱舞する画のケレン味も抜群。話
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機動戦士ガンダム(1979年製作のアニメ)

3.7

名作と呼ばれているだけあって無難に面白かった。MS戦闘が作品の最大の妙なのかと言えばそうでもなく、一貫して描かれるエピソード群また最終話のシームレスな戦闘の移り変わりを見るに人と人の戦争を描くことがあ>>続きを読む

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通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?(2019年製作のアニメ)

2.2

母親の愛を盲目的に肯定するカルト的思想に侵されたパーティーの冒険を描くアニメで、改めて見ると母子の相互不理解を話の中心に描いているのに主人公の母の愛は、とにかく良きこととして感化する構図の歪さがとにか>>続きを読む

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メイドインアビス(2017年製作のアニメ)

3.7

緩いデザインと酷薄な世界観の対照的な配置が印象的で、そのせいか少年少女の冒険活劇に差し込まれる現実に即したグロテスクな描写にあざとさやわざとらしさがなくて悪趣味に転じきらないバランス感覚が割と好みだっ>>続きを読む

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