ひれんじゃくさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ひれんじゃく

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プロメア(2019年製作の映画)

3.9

いやーーーアクションも音楽も見せ方も何もかも最高。咆哮する堺雅人がマジで良かった。バチクソ興奮して一瞬で見終わってしまった。映画館で観てたらヤバかったなあこれ…

ただ何もかも素晴らしいだけにバーニッ
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.0

有名どころだし歌しか知らないのもあれだから履修しとくか!と思って見たけどnot for me案件かなあ。隙あらば女性に言い寄ろうとするピーターがどうも気持ち悪かった。あと全体的に他のメンツより冷めてる>>続きを読む

ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.4

ジャッキーのアクションがエグすぎてびっくりした。特にピストルを足で挟んで投げ上げる(?)シーン。あれマジでやってるんだとびっくりした。

なんだかんだ異文化交流が好きなもんで最初は疎ましがってたカータ
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.4

開始早々衛星が爆散し、アメリカが隕石で穴だらけになり車が爆発し、ビルが爆発し、熱い炎が満ち満ちる惨状がもうマイケル・ベイで申し訳ないけど笑ってしまった。時々挟まる謎チョイスの音楽もトランスフォーマーで>>続きを読む

カムバック・トゥ・ハリウッド!!(2020年製作の映画)

3.4

メインの爺さんたちの豪華さに笑った。筋は至ってシンプルでモーガンフリーマンからトミーリージョーンズを早く殺せ!!!!!と圧力をかけられて奮闘するロバートデニーロとそれに巻き込まれる甥って感じ。わかって>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.9

一般受けはしないしエンタメ的に面白いか?とも思ったけどじわじわじわじわ後から迫り来る。主人公がThe Smiths大好きだと聞いていたのでもっと気合い入れてガンガンにかかる感じを想像してたら大分密やか>>続きを読む

スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

4.8

字幕の色が背景と同化して見づらかったけど大満足。体当たりでファストフードの危険とそれを認めようとしない企業、コマーシャルなどで刷り込みを受けている人々をうまいこと描き出してて大変面白かった。主張がド直>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

映画オタクが考えたかのような超豪華キャストが湯水のように使われててまずそこで歓声を上げてしまった。エイドリアン・ブロディとウィレム・デフォーのろくでもないコンビ最高です。以下少しネタバレ。>>続きを読む

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.7

チック症の人が主人公という(悲しいけれど)斬新な設定、決して華やかではないけど地味に静かに進んでいく骨太社会派サスペンスという感じだった。ところどころのショットがおしゃれでよかった。味のあるウィレムデ>>続きを読む

宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.2

インデペンデンス・デイのノリで鑑賞。スピルバーグにしては珍しく微妙な映画を撮るなあと思った。以下ネタバレ。





















まあ機能不全家族というか、子供とあまり向き合ってこ
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

3.8

失礼ながら思ったより作りがしっかりしていて感動した。得体の知れないものが襲ってくる部分の撮り方がうまい。特にウィル・スミスが新聞取りに外に出てデカ円盤を初めて目の当たりにするシーン。あそこが特に好き。>>続きを読む

ワルキューレ(2008年製作の映画)

3.3

初っ端ドイツ語で始まったからオ!これは????と思ってたら急に滑らかに英語を話し出して地団駄を踏んだ。気合いでドイツ語を喋ってくれそこは!!!!!まあその言葉を喋らない国は自国の歴史の映画しか撮っちゃ>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.3

スピルバーグの伝記映画とはいえ万人受けはしないというか、色々事前知識がないと楽しめないか?とは感じたものの、ラストの綺麗さはすき。少しネタバレ。























「(映画
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ファウスト(1994年製作の映画)

3.3

独特の表現や間に翻弄されながらもすごい!となった。人間の足やらチラシやらが回収される円環のような作りが好き。ファウストが悪魔と契約しその内容に縛られている様を「人形劇の登場人物として描く」というアイデ>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.7

60年代ハリウッドや例の事件を知らないまま観たので知識不足を痛感するシーンも多数。でもとにかくクリフの沼が深いことは理解した。深い。深すぎる。底なし沼すぎる。俳優として表舞台に立つリックとは真逆で、撮>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

原作はずっと前に読んだが記憶が全て飛んでるので実質初見で鑑賞。ドラマに引き続き演出が巧みだし高橋一生は相変わらず美しいしで満足。絵に妄念と執念が宿るという発想、それがある意味怪物の腹たるルーブルに眠っ>>続きを読む

アイ,ロボット(2004年製作の映画)

3.3

原作からどれぐらい乖離しているのか怖いもの見たさで鑑賞。まさかの主要人物だったラニング博士が初っ端から死んでるという。
改変がものすごかったけど、ウインクの伏線の回収や「(判断をする主体がロボットでは
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.0

サブプライム?????CDS???債券????住宅ローンを債権化??????何を言っているんだ???状態で家族に説明を求めながら観たけど普通に面白かった。ところどころで出てくるご本人を起用したたとえ話>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.0

ワンピースにわかながらにエピソードオブアラバスタ→スタンピード再履修の勢いで怖いもの見たさで見た。途中共感性羞恥がやばくて飛ばして観たところもある。まあ非難が湧き起こるのもにわかながらわかる気がした。>>続きを読む

ビリオネア・ボーイズ・クラブ(2018年製作の映画)

3.9

タロンエジャトン目当てに。初っ端から大損こいて始まるところに度肝を抜かれ、ヤバすぎる手法に常にハラハラして個人的には大変面白かったけど意外に評価が低い。

ケビン・スペイシーの胡散臭い成金オヤジぶりが
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プロメテウス(2012年製作の映画)

3.5

金髪のマイケル・ファスベンダー目当てに。エイリアンのシリーズとは知ってたけど、無印の前日譚という認識のないまま鑑賞。映像技術の進歩が著しく(あたりまえ)ヌルッとした湿度の高い恐怖が味わえて満足。エンジ>>続きを読む

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.5

ドホホホホ!こりゃまた最高のミシェル・ヨーがいますね!!!!!!と大喜び。ストーリーに盛り上がりは個人的には感じられなかったものの、これまたメッセージがわかりやすい。自称フェミニストの男性が痛烈に批判>>続きを読む

355(2022年製作の映画)

4.0

全員良くてずっと沸いてた。メッセージは非常に明快でわかりやすい。私たちは男の手を借りず自分の足で立つんだという強い意志。タメにタメてからお出しされるファン・ビンビンがガチで最高。というかみんな最高。こ>>続きを読む

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

4.0

パンチのあるポスターに釣られてみたらあまりのダークさに腰を抜かした。マジ???????子供に恵まれない夫婦が、それと見立てて可愛がった無機物に命が宿る系童話って実現するとこんな感じになってしまうんだな>>続きを読む

天才画家ダリ 愛と激情の青春(2008年製作の映画)

3.6

どこまで史実に沿ってるかはわからないけど、ロバートパティンソンのダリが可愛すぎてロクに話が頭に入ってこなかったことだけは覚えている。可愛すぎる。

それはさておき、パリに行って変貌してしまったダリと埋
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.7

アマプラにもきたし、共に原作を履修した友達と今度応援上映もするしちょっと復習しとくか!と適当に見始めたらめちゃくちゃ面白くて震えている。この人が撮ったDUNEみたすぎる。ダリが皇帝を?!!?!!!?ミ>>続きを読む

8 1/2(1963年製作の映画)

3.9

正直内容は私には理解できなかったが、とにかく撮り方が秀逸。おしゃれ。ところどころにキューブリックやターセム・シンみを感じるなと思っていたら案の定だった。サウナ?みたいな場所で次々と登場人物が画面に飛び>>続きを読む

バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.5

ブラピ目当てで観たら思わぬところからティルダ・スウィントンが出てきて顔の良さにびっくりした。しごちゃごちゃとややこしく絡まり合った欲深い人間たちの話がああいう風に転ぶとは思わずそれにもびっくりした。何>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

終戦の日や御巣鷹山の事故の日やらで落ち込むことが多かったので、心機一転マッツが酒をかっくらって踊り舞う楽しい映画を摂取して元気になろうと観たら強烈な張り手を食らってぶっ倒れた。甘ったれた考えですみませ>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.2

メンツが全員良くて沸いた。やたら評判が悪い前回のスースクも好きだったけど、このメンバーも良い〜〜〜〜〜たすかる。

グロとテンポの良さで笑ってしまうしみんな悪人ならではの倫理観のなさとか特にハーレイの
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.0

華麗なタイトル回収とティモシーシャラメの使い方のうまさに舌鼓を打った。監督だれかと思ったらコールミーバイユアネームの貴方様でしたか………………道理で……………血まみれのティモシーシャラメが見られて大満>>続きを読む

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

4.5

何も考えないで観られるもの……と彷徨っていたら発掘。メチャクチャ面白かった。期待以上。全体的にテンポがものすごくいいんだけど、人間関係すらスルスルと進むな?!!?と思ってたらヒットマンズ・ボディーガー>>続きを読む

マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.3

ブラピとマリオン・コティヤールに釣られて観た。ジワジワと不安を煽る演出や、戦火の中で育まれていく愛が王道でよかった。もしイギリスとドイツが敵国じゃなくて、そもそも戦争がなかったらこんなことにはならなか>>続きを読む

キング・オブ・シーヴズ(2018年製作の映画)

3.5

開始5分でスルスルと盗みが始まってこれよ!これ!と思いながら観た。実話なだけありオーシャンズのようにうまくはいかない。オドオドした若人と肝がメチャクチャ座っているが欲深い人間味溢れるジジイ共がタッグを>>続きを読む

ターミナル(2004年製作の映画)

3.7

物語冒頭でビクターの目の前で自動ドアが閉まる描写、色んな人が自分の領分を誇示してビクターに冷たく当たる描写、アメリアとビクターが互いに「待つ」描写など、色んな要素が重なり合って共通点となっている様子が>>続きを読む

ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.9

ディズニー版のピノキオすら曖昧なまま、もちろん原作なんて知らないまま鑑賞した。何度も誘惑に負け続けるピノキオに苛立ちを覚えたけど、そこはきちんと罰が降っててよかった。世界観が宮沢賢治をもっとダークにし>>続きを読む