hiさんの映画レビュー・感想・評価

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ファンタジー・SF・アクション・ミュージカル・西部劇・サスペンスが好き。

映画(768)
ドラマ(49)

ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

4.1

冒頭の神秘的な語りでグッと独特の世界観に引き込まれた。
美しいアイルランド民謡の流れる中、洗練されたデフォルメで形作られたキャラクターたちが「ケルズの書」に纏わる物語を紡いでいく。
柔らかな絵柄ではあ
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どろろ(2007年製作の映画)

3.8

アニメも始まり、懐かしさに再視聴。
原作は未読だが、当時この映画に熱中していたことを思い出す。

禍々しい魔物たちや百鬼丸の苦難の生い立ち、弟の多宝丸との因果などに惹かれる。
オープニングの歌がとても
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ロスト・シティZ 失われた黄金都市(2016年製作の映画)

3.5

夢を追いかける1人の男と、振り回される家族のすれ違い、険しい探索、遂げられぬ本懐などが描かれる。
割といろいろ起こるが淡々と進むため、冒険ものではあるものの静かな印象を受けた。エンドロールが切ない。

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.8

映像演出がものすごくお洒落な一方で、アクションは泥臭くバイオレンス。
シャーリーズセロン扮するロレーンの顔の傷はかなり生々しく、孤立無援に多勢に無勢で戦う様子は臨場感があり、見ていてかなりハラハラした
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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

4.0

無垢な動物たちが無慈悲に殺され、美しい動物園が無残に破壊される様子は見ていて非常に痛々しく悲しかった。戦争で 犠牲になるのはまず無実の生き物たちであるのが遣る瀬無い。
ユダヤの人々を救った偉人として、
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ブリムストーン(2016年製作の映画)

3.9

波乱に満ちた人生を生き抜くリズと、彼女の暮らしを執拗に脅かすおぞましい牧師との戦いが、聖書をなぞった4章立てで描かれる。
西部劇だがドンパチ要素は薄く、信仰の意義と性への欲望と炎による浄化が主なテーマ
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.3

人間という生き物はなんと残酷で、彼らが生み出した運命はなんと悲惨なものなのだろうか。
1+1=1の数式が事実として浮かび上がったときの絶望は何にも代え難い。
母親の回想や双子の探索によって物語の真実が
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.8

圧倒的歌唱力と愉快なパフォーマンスによって紡がれる王道ストーリーは気持ちが良いが、各キャラクターの抱える闇は見ていて不安を煽る。その闇は決して暗すぎるわけでもないが、無視できるほど非現実的でもない。万>>続きを読む

MASTER マスター(2016年製作の映画)

3.5

いつも可哀想な役をしている印象の強いイ・ビョンホンだが、今回はかなり胡散臭い詐欺師役が最高にキマっていた。

フッテージ(2012年製作の映画)

3.3

冒頭から中盤にかけての、邦ホラーのような理不尽さが恐ろしかった。
殺人映像が流れるシーンの奇妙で不気味な音楽が恐怖を煽る。

後半の演出は正直あまり怖くなかったが、小野不由美の『残穢』のような土地や家
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コールド・スキン(2017年製作の映画)

3.9

本作のクリーチャーである水棲人間が非常に好みのビジュアルであった。毛髪や鼻などが無く、イルカに似た肌質で、まさしくリアル人魚と言える生物であった。好き。

フレンドとグルナーそしてアネリスの奇妙な共同
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マーシャル 法廷を変えた男(2017年製作の映画)

4.0

マーシャルの所属するNAACPのことは今回この映画で初めて知ったが、苛烈な人種差別の中での彼らの努力と功績が成し得た現在を喜ばしく思う。偏見の壁を完全に壊すことは容易ではないが、それでも差別によって多>>続きを読む

レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー(2016年製作の映画)

3.5

ニンジャゴーたちの乗る巨大戦闘機がかっこよかった。ウー先生が可愛い。
親子愛がテーマとして描かれていたが、身勝手な父親が果たして主人公ロイドに必要であったかは疑問が残る。子ども向けであるので尚更、父親
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レディ・ガイ(2016年製作の映画)

2.8

フランクとジョニー、そして愛くるしい大型犬ポンチョの短い共同生活が良かった。

整形後のフランクの中身が良い意味でも悪い意味でもずっと男性的であったのが少しもやもや。

黙秘(1995年製作の映画)

4.1

「ここは男の世界なの」「不幸な女と事故は友だちよ」「時には悪女になることも必要」…劇中の女主人ヴェラの生きる「よすが」を表した台詞である。

ドロレスやセリーナ、ヴェラを通して、多くの女性が人生で直面
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.5

事件当事者たちが本人役で出演する謂わば再現映像であるとは聞いていたが、今までに無いような不思議な気持ちを抱いた。
3人の馴れ初めとなる幼少期や長期旅行中の観光地巡りなどにしっかり尺が取ってあり、メイン
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クリスティーン(1983年製作の映画)

3.3

意思を持って行動に移すクリスティーンは恐ろしいが、彼女がいたぶられるシーンには心が痛んだ。
何をもって彼女が誕生したのか気になるところである。

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.7

困難を乗り越えた父娘の絆が非常に強く美しく描かれており、ラストシーンのサムの独白には思わず涙ぐんだ。

残念なところは、母親が必要以上に身勝手に描かれていたところ。1人で出産し3ヶ月も単独で子育てを強
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ゴールデンボーイ(1998年製作の映画)

4.2

封印していた過去を掘り起こされたことをきっかけに昔の自分を憑依させてしまうデンカーの描写は不気味で物悲しく、そのデンカーに対して支配欲を剥き出しにするトッドがひどく恐ろしかった。
その恐ろしさの中には
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ハイジ アルプスの物語(2015年製作の映画)

4.0

スイスの荘厳な大自然と生き物たちが大変美しく、劇中のどの音楽も耳に心地良い。
王道だが心温まる懐かしいストーリーに芯まで癒された。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.2

魔法生物の描写が前作に負けず劣らず最高だったので500億点。ニフラーが可愛い。赤ちゃんも超可愛い。ケルピーの造形が物凄く好み。

ただしストーリーは良くも悪くも「2作目」という感じ。
新旧のあらゆる登
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

何が正しくて何が間違っているのか、その判断は時に野暮である。人の本心は本人が伝えようとしなければ他人にはほとんど伝わらない。
暴行され殺された娘の母親の「怒り」がテーマだが、物語は重く鬱々しいだけでな
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

2.9

どう考えてもやりすぎな父親に身構えつつ鑑賞。ラストシーンにじんわり来た。

マザー!(2017年製作の映画)

3.8

彼が神だとしたら、彼女は何なのだろう。家か楽園か、それともただの子を産むための肉体か。
もし神に妻がいたとして、彼女の意思がことごとく無視され、存在すら今まで全く語られていないとしたら、その事実がなん
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ワイルド・ワイルド・ウエスト(1999年製作の映画)

3.6

スチームパンク×ウエスタンの世界観での痛快なバディが送るコメディアクション。
女性キャラがトロフィ扱いで全体的に下ネタが多めだが、主演2人の可愛い女装シーンが拝めて思わずにっこり。
ケネスブラナー演じ
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.8

現代風というか、ギャングパロディな本作。オープニングからぶっ飛ばしててかなり好印象。しかも台詞はほとんどそのまま。なんとも言えない心地よさを感じた。
もちろんロミオとジュリエット、2人の最後は切なくも
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

孤独で傲慢で不器用で、人から愛されたくて愛に酔っ払って愛に依存して愛した人たちを悪い方へ巻き込むような、所謂クズっ気のある天才パフォーマー、フレディ・マーキュリーが愛おしい。

もちろん彼の人生や起こ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.1

ヴェノムめっちゃ可愛いじゃん……
と思わず頭を抱えそうになった。
展開は中盤から雑になった感は否めないが、エディとヴェノムの凸凹コンビをずっと見ていたくなるような愛おしさが湧く。

そしてミシェルウィ
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.4

自然の脅威と戦うのかと思いきや、ヒューマンサスペンス。
拗れた兄弟がよりを戻すのと、大統領の「結婚しろ」が良かった。

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.9

前作よりも人間とレプリカントの明確な違いの境界線が曖昧になっている。
それにも関わらず人間は未だ優位に君臨し、レプリカントはひどく差別される。
ある意味で完璧な人間であるとも言えるレプリカントが、欠点
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フラットライナーズ(2017年製作の映画)

3.6

SFかと思いきや、かなりホラー要素が濃くビクビクしながら鑑賞。

始めは、医学生たちが体験する死後の世界は「火の鳥」や「ラブリーボーン」などで描かれたような哲学的な何かであると想像していた。だがこの作
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

陸・海・空と次々と場面が移り変わり、永遠かと思われるほどの緊張が続く。
迫り来る銃弾や敵機、海水による恐怖を煽る音楽に引き込まれた。

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.3

虐げられる側の英雄たちの、辛く厳しい任務が淡々と描かれていた。
捕らえられ拷問され利用されるよりは、毒や銃による自死の道を迷わず選ぶ彼らの意志が痛ましい。

ワイルド・ドライバー(2017年製作の映画)

2.8

カーアクションもあるが、ラブコメ要素が強いロードムービー。
広い土地で何も考えず車を爆走させる快感は味わってみたい。

スリープウォーカーズ(1992年製作の映画)

3.5

メアリーが美しくおぞましかったのが良かった。
これはこれで楽しめたが、スリープウォーカーズの生態や歴史をもっと知りたかった。

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