ホロさんの映画レビュー・感想・評価

ホロ

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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.6

何も考えずに見たけど面白い
メンバー多いし軽くしか紹介されないんだけど絶妙にいいキャラしてるから、都合のために存在してたら出てこない魅力を感じる

雑技団の人とスリの人とディーラーの人が好き

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.6

戦時中の庶民の描かれ方にリアリティがあり、現代と連続的であるように感じられる
だけど、敗戦に対して抱いた感情については想像も及ばず断絶があるのを感じた


昔の人は生存のためにほとんどの時間や資源を投
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くるりのえいが(2023年製作の映画)

-

最近くるりのライブを見てすごい良かったのと、バンドのレコーディングがどのようなものか気になったので見た

即興でセッションしてそれを元にすぐレコーディングできるぐらい楽器ができるといいな
バンドってこ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

ジョディーフォスターとアンソニーホプキンスが非常に魅力的
クラリスの過去についての情報は、レクターの質問によって徐々に明かされていくんだけど、「そろそろクラリスの過去気になってきたな」ってタイミングで
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教皇選挙(2024年製作の映画)

3.6

白い傘さしてる人たちを上空から見るとえのきみたいでかわいいんですよね

人間は働きアリの割合がそうなるみたいに、保守:リベラルが8:2になるように遺伝子レベルで調整されてる気がする
シンプルに保守遺伝
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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

3.5

金持ちに生まれたんだからもっとちゃんとしてくれの気持ち
まあこういうのは案外働き始めたらいきなりちゃんとする可能性あるけど

美貌を以って玉の輿に乗る分岐が人生にあるかもしれないと、リアルに感じられる
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.3

全然わからん
昔のヨーロッパ人は金なくてもバカンス行けたのか?って気になって仕方なかった
重要っぽいシーンの点滅が激しすぎてまともに見れない

余白が多いからなんとでも言えそう

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.2

ガキが嫌い!!!!ガキのころから!!
少しは抵抗しろ馬鹿野郎って思いながら見てたけど、やはり人間の脳は抵抗する意志を抑圧するようにできているはずで(抵抗する遺伝子の生存する機会は小さいので)、これが一
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Flow(2024年製作の映画)

3.6

前作と同じくアンビエント映画でよかった
特に山頂的な場所のドローンアンビエントがいい感じ
ちゃんと前作より良くなってるかなと思った、DIY感は薄まったけどこっちの方が好き

2010年代後半に、「最近
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天然コケッコー(2007年製作の映画)

3.8

音楽がレイハラカミで、主題歌がくるりなので最高
田舎の風景は見てる分にはいい
同監督の「化け猫あんずちゃん」と似た雰囲気あって好き

・高校入学までの期間を閉鎖された空間で同じ人と過ごすのって、人格を
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銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

3.6

キリスト教すぎる

子供のころ授業で見させられるやつ特有のあの感じだ
プラネタリウム行って星座の説明を受けるも、世界観と価値観が一つも理解できなくて戸惑うときの、あの感じとしか言いようがない感じが懐か
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ロッキー(1976年製作の映画)

3.8

もう勝敗なんてどうでもいいからロッキーは聞いてないし、強調されないのがいい

案外、「世界一になってやるぜ!!」みたいなテンションじゃないのもいい

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.6

面白いんだけど、1985年アメリカの価値観にも十分ひっかかる
価値観への闘争は成立しないんかなっていう(世代間の価値観の違いはあるだろうけど)

アメリカの高校より嫌な空間ってあんまりないと思う
生産
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

ビリギャルをスケールアップしたような話(違います)

知的なコメディと認識しているが、向こうの国での常識を知らないために言動の意味や面白さが理解できないことが多々あった

大衆が持つ、良心の呵責(ある
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

わりと好き
アクションと主役の二人がいい感じ
コンビニで食べ物に1000円以上出したことないな
廃棄の寿司のネタだけ食べるようなことならしてたな

架空野原ひろし名言とかのインターネット小ネタは202
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モダン・タイムス(1936年製作の映画)

3.5

色々なお笑いの元ネタを発見したような気がする
早送りのベルトコンベアが面白い

単純労働が人間の尊厳を奪うというのは確かそうだが、十分な賃金と余暇があれば単純労働でも仕事以外で生き甲斐は見つけられるか
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

金持ちには同情しないと決めている
俺からすればこの映画に出てきた役名のある人間は全員貴族だ
みんなもそう思うよね

慶應じゃなくて埼玉大学とかに入れ
美貌と勉強の才能を活かしてキラキラした仕事がしたい
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.7

「やろうと思えばなんでもできるのにやりたいことがない」という感情、昭和にも存在してたんだ
学生運動が失敗に終わって虚無になってた世代なのかもしれないけど、なんか現代の若者みたいだなって思ったりした
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.6

初見だとダイジェスト的になってしまうんかな
漫画で読むときみたいに、一時停止しながら見たいかも

架空のひらがなのような文字は、2chまとめサイトで一時期よく見た、小阪淳の「疎通」っぽいなって勝手に思
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.7

すこい10年代を感じる。(確実に、着実に)

リアルタイムで読んでたから思い出とセットになってるのはあるけど、震災のちょっと後のインターネットの感じを思い出す

独裁者(1940年製作の映画)

4.0

ちゃんと面白い
トムとジェリー的な親しみやすさがあった

チャップリンの身体表現がすごすぎる
ハンガリー舞曲や風船の地球儀のシーンとか、意味がぎっしり詰められている感じではないしなくても話としては成立
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π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

3.4

黄金比が本気で美しいと思ってたころに見てたら影響受けてたかもな、とか思った
ナッシュ均衡の人が出てくる「ビューティフル・マインド」やオイラーの等式が出てくる「博士の愛した数式」を当時読んで、なんか数学
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.5

人生で初めて見た映画のはず
文化レベルが低い家で育ったけど、このような名作にアクセスできたという点で自分は恵まれていたと思う
テレビ放映されたのをビデオ録画して繰り返し見てた
ありがたい

今の子供は
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ONE PIECE ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜(2008年製作の映画)

3.5

たしか東日本大震災の直後にテレビで放映したはず
災害情報で画面が狭かったのをよく覚えてる
ワンピースそんなに知らないのに、録画したのを当時何度も見た

アメリカの保険会社CEOに天誅が下った件で、医者
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.6

テンポよく軽く見れて面白いしずっと記憶に残る
井上陽水っぽい声で信じられないぐらい名前がかっこいい博士がいたけど、色んな元ネタになってそう

大国の中枢に狂人がいても滅ばないのが人類のすごいところだな
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.2

ガリレオはドラマから見てるし、過去2本の映画はどっちも好き

ホルストの木星に歌詞をつけるのはどうかと思う派
これは日本に限らずやってるらしいし、クラシック好きがどう評価してるのか知らないけど、ちょっ
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青の炎(2003年製作の映画)

3.5

サムネイルがあややすぎるのが気になる
往年のファンがねじ込んだのかもしれないが、二宮くんの青っぽいポスターに変えるべき

二宮くんの演技でもってる感がある
子供からは大人に見えるが、大人からは子供に見
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劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK(2024年製作の映画)

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原作のファンなので普通に面白かった
復権派パンチも迫力あったし

エンディングでフライング気味にダサい曲がかかるのはとても嫌でした
でもああいう曲が進撃の巨人の人気に繋がるのであれば甘んじて受け入れた
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

4.5

ちょうどiPhoneが不調でそろそろお別れかとうなだれていたからタイムリーだった
(アップグレード後の一時的なものだったので問題なかった)

最初のseptemberの時点でかなり胸に迫るものがあった
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.8

各方面からすごいと聞いていた
書き込みや絵の密度がすごくて一瞬のシーンにかなりの労力を投下してそうに思えて、なるべく多くを捉えようと集中したくなることが没入感に繋がったかも

ヒーロー系映画は全然興味
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コンタクト(1997年製作の映画)

3.6

最初に電波を受信するあたりが一番面白い

そのあとは人間関係や宗教の話になってくるのでどうでもよくなってくる
無神論者もっと増えてくれ
イギリスあたりで増えつつあるみたいなことを聞いたことがあるけど
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フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.6

「これはフランケンシュタインのオマージュです」的な解説を死ぬほど目にするので見ておいた

割と見れるな、という印象

風車で終わるのがかっこいい
回転って生命の象徴なんですかね

ZAPPA(2020年製作の映画)

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自分の好きなように作曲したいなら、まず音楽以外の収入がなければならない
だいたいこんなようなことを言っていたと思いますが、これミュージシャンの名言の中で最も信用できるなって思ってます

・自分の理想の
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

「一期一会」がいらなすぎるかも
ダサ四字熟語の筆頭という感じがするかも
まあ四字熟語なんてほぼダサいし、「ことわざ」よりかは一段階ダサくないけど
四字熟語がダサさの此岸ならことわざはダサさの彼岸かな
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