HIKARUさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

HIKARU

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流浪の月(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

全編美しい映像と見事なカメラワークにセリフも全体的に少なくずっと静かな音楽が流れてて、凄く穏やかで癒される映画でした。

他人から見たら「加害者」と「被疑者」の文(松坂桃李)と更紗(広瀬すず)が再び出
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

5.0

今年鑑賞した作品の中でもベスト級に好き。

いじめグループに関しては「お前その武器どこから持ってきたんだよ」とか「俺人が燃えるの見てみたかったんだよ」って心歪みすぎだろお前、てかそもそも放火して人殺す
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

マイケルベイを彷彿とさせるカメラワークは斬新で好きだけど、やっぱりこういう殺し屋を扱った作品で凄腕の主人公があることを機に殺し屋集団に襲われる展開は「ジョン・ウィックシリーズ」やジェイソンステイサム主>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

率直な感想、めっちゃ好き。
ノーラン監督の「ダークナイトシリーズ」はカーチェイスや爆発シーンなどCGを使わないアクションと超個性的な悪役の2つが主体となって、ある意味力技的なところが魅力だった。
今作
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アフタースクール(2008年製作の映画)

4.3

どんでん返し映画ってやっぱりいいよな〜!!

ネタバラシ中の人物相関図が複雑すぎるのはあったけど、普通に予想を裏切られた。

この映画の中での大泉洋と堺雅人の役が完璧にハマってました。

まだ内田けん
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さがす(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

主要人物僅か4人程でここまでの変態脚本を考えた片山監督は天才!!

前半からパラパラと撒いた伏線(冒頭の原田智(佐藤二郎)がトンカチを振っているシーン、家に落ちていた新しい白ソックス、ホームランバーの
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.6

最強の暗殺者でネズミ恐怖症のリーダーとか鮫人間とか白ブリーフ1枚になる奴とか1人1人のキャラクター設定が独創的でおもしろい。

今作の最大の見どころの容赦ない人体破壊描写が自分の性癖にブッ刺さり!!そ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

前2作と比べておふざけポイントなしの正統派なスパイ映画。

家政婦や執事スパイの巨大ネットワークから情報得ているという設定がまず面白い!

息子のコンラッド(ハリス・ディキンソン)に関しては子供の頃目
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

傑作ドラマ「トゥルー・ディテクティブ」を生み出したフクナガ監督だけあってアクションのカッコ良さはシリーズの中でもナンバー1だった!

ボンドだけでなく個性派で登場シーンは短いものの素晴らしいインパクト
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

これまでの作品でアクションやゾンビ映画にミュージカルを混ぜたりとミュージカルに拘ってきたエドガーライト監督の集大成とも言える作品。

とにかく曲選が完璧すぎる!サンディの半生に夢の中でタイムスリープ出
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

5.0

ジェームズワン監督のホラー映画初鑑賞。この作品の一番好きなところは何と言ってもいろんな方向からグルグル動きまくるカメラワーク!!堪らん!!

殺人鬼が警察署内で無双状態になり人を殺しまくる際のアクショ
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭数十分間のダンスシーンからのワンカット撮影という時点で既にこの作品の虜になった。

ダンスシーンが終了した後のあの会話劇は何と台本なしの即興だったという衝撃。俳優2人だけなのに凄すぎる。(会話の内
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真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

冒頭からずっと不穏な雰囲気で話が進行してたのに最後あんなおバカ展開で終わるなんて誰に予想出来るだろうか!!

終盤の女数人で敵の男1人を囲んでボコボコに殴るシーン 〜 男にとどめを刺した瞬間画面にTH
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ヘブンズ・ラッシュ(2022年製作の映画)

4.0

ここまで楽しい9分間は初めてかもしれない。

9分間ずっと殴り合いしてるだけなんだけどやっぱりラスボスで伊藤彩織さんは超激アツだった!

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

5.0

ちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤紗織)の動きのキレが段違い!ただ接近戦が多いんだけど、動きが細か過ぎなうえにめっちゃ速いから攻撃が効いてるのか効いてないのがわからなかった。(攻撃が効いたときはウッ!>>続きを読む

ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

4.0

ただゾンビを倒したり逃げたりする映画なら幾らでもある。でも今作はゾンビ映画でありながら、クリストファー・ランドン監督の作風である「お下品ネタコメディ」「冴えない主人公の恋物語」「ド派手なエロス」「強烈>>続きを読む

不能犯(2018年製作の映画)

2.9

私が思うこの作品が低評価な理由。

1.【警察の描き方】
今作では宇相(松坂桃李)が犯した事件と連続爆破事件の2つの事件を解決する為の捜査する描写が全くない。多田(沢尻エリカ)に関しては終盤までタバコ
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渇き。(2013年製作の映画)

4.5

登場人物全員狂人。

加奈子(小松菜奈)が人を惹きつける魅力と洗脳力を駆使して好きだった人を自殺に追い込んだ奴等への復讐する話なんだけど、無意味な人まで巻き込まれて死んでいく中で加奈子(小松菜奈)自身
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.5

ここまでのグロ描写は日本映画界でも中々お目にかかれないほど強烈!

そもそも橘幹絵は大病院で働いてるんだから治療とか介護してあげられなかったのかな〜って思ってしまう。最後薬で殺そうとするし、幹絵も実は
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ミュージアム 序章(2016年製作の映画)

3.8

今や白石監督の十八番のPOV式の撮影方法と胸糞なストーリーは今作も健在でした!

途中でちゃっかり宇野祥平が登場してたのも個人的に嬉しかった。主演のお父さんは「目的の為なら何でもやる」性格を上手くカエ
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ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

天才と言わざるを得ない田代(白石晃士監督、コワすぎシリーズカメラマン)の撮影技術。

ボロマンションの1部屋の空間でこんなに物語を掘り下げられるのは白石監督あなたしかいない!

サスペンス・ミステリー
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殺人ワークショップ(2012年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

人の殺し方の授業をする宇野祥平と選ばれし5人の一般人(1人だけ動物を毒殺してるキチガイいたけど)。

結局本当の意味で全て解放したのはアキコの今後が不安すぎる……。宇野祥平の首絞めの殺し方好きだな〜。

ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野(2021年製作の映画)

4.2

「1番の早撃ちと言われてる奴が実は…」「ただの凶悪な敵かと思ったら実は…」という感じで前半抱いた人間模様か後半でガラリと変わるのが観ていて面白かった。

個人的に血の演出がCGではなく血糊を使っていた
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

こんなロードムービー映画観たことない!前半ばら撒いた伏線を後半で「うわ!そういう回収の仕方してくるか〜」と驚かされる変態脚本。

悠介が高槻に「音には他にも男がいたんだよ」って言った瞬間からのお互いの
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恋するけだもの(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

簡単に言うと田中俊介と宇野祥平のてぇてぇBL映画。

アクションやバイオレンスが控えめになっている分宇野祥平の恋煩いが充分に堪能出来ました。

ラストシーンなんかてぇてぇ過ぎてにやけが止まらなかった。
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

工藤D「こっちも死ぬ気でやってるんだよ。このDVD観てくれれば本気だと分かるから」っていやいやそれお前の役立たずぶりを証明するだけだから。

結局最後逃げるし笑 最後河童の呪いにかかった2人今後何らか
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.8

今作は原作を忠実に描いてるだけあってアクションと物語が上手く融合して分1作目より倍楽しむことが出来ました!

今作のMVP堤真一さん!やっぱり悪役の堤さんは最高です!壁を殴るシーンがめっちゃ好き!原作
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

5.0

負けても負けても人前では感情を殺してまでチームメイトとその関係者に優しくする瓜田(松山ケンイチ)。みんなから「弱者」というレッテルを貼られた挙句後輩に罵倒されても「まぁ、そうだよね〜」で済ましてしまう>>続きを読む

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この作品は賛否両論呼びそうだなぁ。「愛しのアイリーン」て映題だけど、安田顕さんアイリーンのこと愛してるって描写全く無かった気が……。安田顕女性を性的にしか見てないよね?アイリーンも幼稚過ぎだし…。今作>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アダム・マッケイ作品で「マネーショート」では「株価暴落阻止」、今作「ドント・ルック・アップ」は「巨大彗星の地球衝突阻止」という大きな問題を扱ってて面白いんだけど、結局阻止出来てないじゃん…。今作に限っ>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

5.0

「空白」で吉田恵輔監督を知り、一定のジャンルに拘らず、日本映画でここまで濡れ場や暴力を精神的に嫌になるほど生々しく魅せていて、観てて辛いんだけど癖になってしまう、画面に引き込まれてしまう感じで不思議な>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.7

怒りは恐怖の裏返しって言うけど、工藤D1番ヘタレなのでは?

部下の市川さん優秀過ぎる件、でもってこんな上司居るよねって皮肉ってる感じがまた良い! 

廃墟回る時に投稿者の女性の1人が叫び過ぎて怖さ激
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空白(2021年製作の映画)

5.0

鬱映画とか胸糞映画って言われてるみたいだけど全然そんなことない!事件に関わった加害者側、学校の教師、轢きそうになり怒鳴ってきたトラック運転手、仕事場の同僚など一瞬しか登場しない人も含めて、周りの人達が>>続きを読む

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.8

ホラーというよりSFダークファンタジー感が強い作品かなと思った。自分の子供が何かに取り憑かれてしまって親が狂気に満ちていくあたり韓国映画「コクソン」を連想させる。途中登場した赤ずきんの女性が本物の魔女>>続きを読む

マクベス(2021年製作の映画)

4.2

セットや登場人物達の台詞回しが舞台劇そのままですごい新鮮だったが、コーエン兄弟ってユダヤ人の風習・旧約聖書・人間の不条理を皮肉ってブラックコメディ要素や強烈なバイオレンスを混ぜて描くのが作風であり、醍>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

5.0

怪作でした!上手い言葉が思いつかないですが、簡潔に言うとロバート・パティンソンがウィレム・デフォーにこき使われていくうちにイカれていくってお話。

劇中2人の会話シーンが大半を占めてるんだけど場面場面
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