8810さんの映画レビュー・感想・評価

8810

8810

映画(176)
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.8


大人になった今だからこそ観るべき。
こういった一夏の成長劇は10年の、20年後に観たら違う感覚で楽しめそう。

子供には大人が干渉出来ない世界や考えがあって、まるでこの街一つが全世界かのような感覚。
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


今作はエルザの魔法のルーツを辿るアドベンチャー形式。
アナ雪の良さを続編で伸ばしてきた印象です。布石回収も良かった。

自然の四精霊が登場したりと前作よりファンタジー要素も強いです。
ミュージカル形
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.5



人として芯の通ってる人は本当に魅力がある。そう思える作品でした。

余命僅かと宣告されても、死後に残される家族を想って愛情を与え続ける母の偉大さ。
それとは対照的に感情的になって激情しにゃう"弱い
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8


観賞後、監督は何を伝えたかったのかと無音のエンドロールの中考えてしまうような作品でした。

作品は全体を通して、色鮮やかな色彩の映像に、子供目線でのカメラワーク。きっと色彩なんかも子供を通して見た煌
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ブラッド・スローン(2016年製作の映画)

3.8



ショーシャンクの空にとはまた違うジャンルの獄中モチーフの作品でしたが結構好きでした。
過去と現在の2つの軸で進んでいくストーリーでしたが、構成がしっかりしてます。

独房に飾ってある家族の写真に胸
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.0


ヘルタースケルターのタイトル通り、
ひっちゃかめっちゃかなストーリーでした。
鬼才蜷川実花の暴力的な色彩感覚とオーバードーズでの幻覚症状の世界とがマッチしていていい意味で気持ち悪い。
リリコの美への
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.6



舞台が職業訓練校ということで、人生2周目と言わんばかりの、何かを諭したように斜に構える人間味を持った登場人物がとても魅力的。
加えて、田舎の狭い檻の中で繰り広げられる生活もいい味出してます。

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愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます


久しぶりの園子温作品。
冷たい熱帯魚を観て、どぎつい魅力を感じて作品を漁った過去を思い出す。

実際にあった事件からインスピレーションを受けたという今作だが、世界観は健在。
平凡な人生が、ある人との
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.6


父とドラッグ依存症息子の親子愛。
ドラッグを題材とした作品は多いが、
その中でもまだ綺麗に観れる方かなと思います。薬物、ダメ絶対の教科書みたい。

ティモシーは相変わらず美少年で、
映像も綺麗で音楽
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.7

いい意味で背伸びしていない作品。
原作としても映画としても、
この手の起伏の無さにも関わらず
きちんとした作品として昇華出来ることがすごいと思います。

ロックンロールミシン(2002年製作の映画)

3.4


加瀬亮の心境にドップリと共感。
周りがこういった好きなことを仕事にしている人が多いと自分が霞んでみえる。

デザイナーで食べていくということの裏側。どんな仕事でもキラキラしている部分だけで無いことが
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.7


アンチ現代社会の父とその家族の物語。
教育に"普通"はないのかもしれないが、この家族の教育への違和感は作中でひしひしと伝わってきます。
一般社会に触れて、本人たちがその違和感に気づき始める過程も見応
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8


まんまと騙されました。笑
前半はB級どころかC級ゾンビ映画で、
えっなに、、これ、、と正直困惑しました。
思ったよりも早いエンドロールが流れたと思いきや、ここからが本編。
カットなしの一本撮りの裏に
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プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角(1986年製作の映画)

3.6


これぞ王道ラブストーリーと言わんばかりの展開ながら、80sの雰囲気満載で見応えありました。
最終的にスクールカーストを乗り越えちゃうところがブレックファストクラブと通じてて好きですね。

ダッキーの
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.8


ウェスアンダーソンの初期作品。
この頃から独自の世界観は確立されているものの、最近の作品と比べると少し控えめ。
ただそこも含めてに良いバランスでした。
月毎のチャプター切りやシンメトリーは健在。
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.9


無駄な音を極限まで削ってある印象。そのためピアノの音や身の周りの自然が奏でる音が際立って、本当に耳で楽しめる作品。
劇場で観て大正解でした。
その分、セリフではなく、目や表情という言葉ではない表現が
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2


観た後に気持ち良い内容ではないですが、
何か凄いものを観た気分になる。

"これしか教えられることがなかった"
果たして父親らしくあらねばというエゴ満載のセリフなのか?それは息子を想う父の愛情なのか
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フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

3.9


ホームアローンの監督の青春コメディ作品
ブレックファーストクラブも同監督ということで、友達におススメされて鑑賞しました。

ハラハラする場面もありながら、コメディ特有の全てが計画通り上手くいく流れ、
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.8


ロイヤルテネンバウムズに続き、
ウェスアンダーソン作品2作目。
1960年代のニューペンザンス島を舞台にした
少年少女の恋の逃避行を描いた作品。

相変わらずの映像美で流石の一言。
少し黄色味がかか
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.9


"俺はダメ人間でダメな夫でダメな父親だが、料理だけは上手い"
料理への情熱と愛情が無ければ言えないこのセリフが刺さります。

そして冒頭からの料理シーンが本当に食欲を唆る。
鉄板で熱されるオイルやバ
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.6

出会いにフォーカスを当てた作品。
原作は読んでないですが読みたくなりました。

出会いの型は関係ない。
後に"あの時出会ったのがこの人で良かった。"と思えるような人と出会えるとこが大切。
さりげないよ
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undo(1994年製作の映画)

3.3


歯の矯正がとれた日の夜。
キスから狂っていく2人の関係性。
愛の病に陥ってしまったモエミを何とかして救済しようとするユキオ。

ラストの"ちゃんと縛って"というセリフ。
束縛して。愛して。という
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.8

スコットランドを舞台とする
少年少女の音楽×青春ストーリー。

やはり際立つのは音楽。
ミュージカル映画かと思うほどに
主人公の歌がカットインしてくる。
序盤の単独の歌は拒食症という病的なイメージの刷
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.7

スローな気分で観れる作品。

コームで整えるリーゼント。
逆さに加えたタバコ。
レコードを流しながらダンスする青臭さ。
ファッションや行動、
背伸びしている佇まいが最高にクールです。

NYの街が遠ざ
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.9

予想不可能な危うさに天使の容姿、
女性っぽさを纏った色気。体格までもが天使的。
原題の"EL ANGEL"にピッタリ。

男性と女性、天使と悪魔。
相対する両面を持ち合わせているからこそ
こうも人々の
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バッド・チューニング(1993年製作の映画)

4.1

"死ぬ為に生きてるの??今を楽しまなきゃ。"

学期末の終業式から翌朝までの少年少女達の物語。
本気でふざけて本気ではしゃぐ様が
ひと夏の出来事として特別感を含んでいる。
翌朝の澄み切った静寂はとても
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.5

パトカーを盗んだ子供達とそれを追う悪徳保安官の物語。

登場人物の背景が隠されているので、
事件の一部始終を盗み見たという感じ。
子供の無邪気からくる危うさにはヒヤヒヤしました。
鍵を見つけてパトカー
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エンパイア レコード(1995年製作の映画)

5.0


"エンパイアレコード"というレコードショップを舞台に個性際立つスタッフ達の1日を描いた作品。
好きすぎて上手くまとめられません。。。

店の危機に一致団結して、
よし!やってやろう!と勢い任せで行動
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.6

人間と人工知能のラブストーリー。
未来の光景を目の当たりにしているかの様な感覚になりました。

"これはシステムなのか感情なのか"
ここまで忠実なOSが出てくる時代になってくると、一概には決めつけられ
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.8

70-80年代のポルノ映画からビデオへの転換。
その関係者達の繁栄と衰退を描いた作品。

コミック調のジャケットから完全に良作であろうと確信。
ディスコカルチャーが全盛期なだけあって
目でも耳でも楽し
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神様なんかくそくらえ(2014年製作の映画)

3.2

ホームレス。ドラッグ。依存。

酒とドラッグに溺れるホームレスの描写がリアル。
行動、会話、全てが退廃的。
これが底辺だと言わんばかりの虚無。

イリヤ役に既視感あると思ったらあさかのケイレブ。
AN
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.7

猛暑日のブルックリンの物語。
人種差別を題材としており、ブラックカルチャーがカッコいい。
手に持った大ぶりなラジカセ。
スポーツユニフォームにbling-bling。
黒の肌にカラフルなファッションが
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

これがタランティーノ監督のデビュー作であると言うことに驚き。
脚本、構成のクオリティが高い。

雑談やジョークでストーリーが進んでいく感じ。
だからこそ登場人物達の魅力が伝わりやすい。
ブラックスーツ
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.6


アスペルガー症候群って聞きはするが、
詳しく知らないことの一つ。
題材としては珍しいなと思いました。
メインの登場人物が魅力的で、イェニファーはいい意味で壁を壊して人と接することが出来るいい意味で奔
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.9


人生において大切なものを考えさせられます。
死しても残り続ける名誉や功績?
それとも日常の平凡な幸せ?

先天的に持って生まれてきた才能。
それを使命と思い、全うしなさいという祖母の意見はかなりエゴ
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DOPE/ドープ!!(2015年製作の映画)

3.6

舞台は"どん底"と称されるスラム街
90'sHIPHOPオタクで頭脳明晰
黒人でいじめられっ子な童貞マルコムの物語。

"人はすぐにレッテルを貼る"
マルコムは物語中でラストのシーンまで
自分を「ただ
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