運命じゃない運命を受け入れる。
ソウルとニューヨークの街並みにしっとり馴染む音楽が心地よかった。
フィービーとファイヤーマスターしか頑張ってないやないの。
フローレンス・ピューの圧倒的な存在感。
ただシンプルにオッペン・ハイマーという一人の人生をノーランが描いてくれたことに感謝したい。
ポールとチャニが幸せでいられる未來があってほしい。
アクションをこなすティミーと、自立したフレメンの女性を演じるゼンデイヤがとにかくかっこよかった。
カートゥーン作家を目指す少年と不清潔な中年男性が織りなすクレイジーな物語でしかなかった…
杜崎や里伽子が過ごした時代にわたしも高校生活を送りたかったなあと、この作品を見るたびに何度も思うんだろうな。
マシュー・ボーンらしいアクションが見られる序盤の列車シーンが最高。
そして違う意味で最高なお馬鹿戦闘シーンは泣いちゃうくらい笑った。
サラが町から離れていくにつれて、表情が穏やかになっていくラストだけは救いで、少し希望が持てた。
ピーターのように、望むことより望まないことがよりあるほうが賢く幸せに生きられるのかな。
スミッティ役のダニエル・ゾルガドリの終盤にかけて厄介者に豹変してゆく演技がすごい。
世間から求められる仕事をこなし自活するシンタラの姿がとてもリアル。
世界と繋がりモンク自身の成長が見られる、黒人奴隷役の俳優と挨拶を交わすラストがとてもよかった。
" 宗教とは争いの元のようです。"
11才のマーガレットが自分の家族を通して感じることが今もまだこの世界で起こっている事を代弁してくれる。
思春期にいた昔のわたしに寄り添ってあげたくなる温かく懐かし>>続きを読む
プラダを着た悪魔でネイトがアンディに対して言っていた「 誠実に仕事をするなら、君がストリッパーでも構わない」というセリフをなぜか思い出した。
この作品はただのベラの成長物語だけでなく、娼婦などに対す>>続きを読む
ロバート・デニーロがナチュラルに悪人すぎて、逆に怖さを感じないという麻痺。
必ずしも社会とか誰かと繋がっていなきゃいけない訳じゃないんだなあと。自分の日々の些細な幸せを大切に、生きていればそれでいいよなあと感じさせてくれる作品だった。
役所広司の表情や仕草でこんなに満腹にな>>続きを読む
映像の質感や画角、演出がとても素敵だった。
レナード・バーンスタインを見るというよりも、キャリー・マリガンの演技を見る作品。
バリー・コーガンの演技力がすごい。
オリバーとフェリックスが過ごすソルトバーンの夏は "君の名前で僕を呼んで"みのある映像の美しさ。
夏の終わりにまた見たいな。
ジャスティス・スミスとソフィア・リリスが出てればもちろん観たくなる。
それなりのおもしろさ。
ターという人間が好きになれない時点で、だいぶ退屈してしまう。が、ケイト・ブランシェットの演技はすごい。
今までのディズニーにない絵の質感や楽曲パフォーマンスは素敵なのだけど、ストーリーがなんとも薄味。
ネットやSNSからしばらく距離を置きたくなる皮肉が効いた作品。
マハーシャラ・アリやイーサン・ホークの安定した演技力よ。
自分の言葉でこの作品のすばらしさを伝えるには、あまりにも難しいけれど。
お花ちゃんと若葉竜也のふたりのお芝居は本当に好きだなあと思った。
イーニドと同じ年頃で、自分も悩みを抱えていたら共感はできたのかも。
スカーレット・ヨハンソンはあくまでサブキャラ。
映像の撮り方や雰囲気はとても素敵。
ただ、相性を知るために爪なんか剥がしたくない笑
多少の脚本の粗さはあるけれど、コメディ要素満載でたのしい。
ケイト・ビショップとミズ・マーベルの共演が楽しみで仕方がない。
3時間は長いよ…笑
ドニー・イェンのコメディチックなアクションが最高だった。
事件が起こるまでの過程が丁寧に描かれているのは良かったけれど、村人たちのセックスシーンがやたらとフューチャーされているせいで、作品のメッセージ性が薄れてしまう気がする。
負の状況に溺れてゆくフローレンス・ピューの演技が痛々しくて、突き刺さる。
アメリカに住む韓国系アメリカ人の子供が親から求められる期待やプレッシャー、親子の関係性が描かれているので、そこを踏まえて鑑賞すると、より作品のメッセージ性を感じられる。
普段からどれだけ男性優位社会に違和感を感じているか、フェミニズムに対してどれだけ教養や理解があるかで、好き嫌いは分かれると思う。
ただファッション的にこの作品を鑑賞した人であっても、何かしらのメッセー>>続きを読む
ストーリーに恋愛要素が入ると、完成度が高い脚本でない限り本題のメッセージ性が薄れて中途半端になりがち。
" 荒野にて "以来のチャーリープラマーが新鮮だった。