丸木さんのドラマレビュー・感想・評価

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丸木

丸木

篤姫(2008年製作のドラマ)

3.7

激動の時代を生きる一本道

【時期】1835〜1883年
【場所】江戸城大奥、時々薩摩

江戸幕府第13代将軍・徳川家定の御台所になった女性の視点から描く幕末から明治。

幕末を描いた大河ドラマとして
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作りたい女と食べたい女(2022年製作のドラマ)

3.4

供給と需要の出会い

原作漫画未読。
『きのう何食べた』と似ているが、こちらは女性同士でまだ恋人どころか友達未満お隣さん以上の関係。

1話15分と短いながら毎回料理とエピソードでまとめており、2人の
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MAGI-天正遣欧少年使節(2019年製作のドラマ)

3.5

未知との遭遇

【時期】1582〜90年

日本人キャストメインのドラマとしては、かなり映像に高級感があって良かった。特にスペイン王フェリペ2世やローマ法皇との謁見シーン良い。

実際どのようにコミュ
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大豆田とわ子と三人の元夫(2021年製作のドラマ)

3.4

別れ後から始まるロマンスコメディ

4話まで鑑賞。
映画の『マンマ・ミーア!』みたいな構図のドラマ。
基本的にコメディ色が強くテンポ良く場面が進む。それでもって衣装だったり部屋だったり空気感がオシャレ
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アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬(2020年製作のドラマ)

3.7

リスト型殺人の原型

NHK放送の前後編を鑑賞。
豪華な出演者たち。
主人公マーク役は、高い城の男のナチス側の将校役。妻はパイレーツオブカリビアン最後の海賊で主演だった。

オカルトなのか現実なのかわ
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アンという名の少女 シーズン3(2019年製作のドラマ)

3.5

幸せを掴む人

黒人やインディアンが登場したりと、大胆な改変が加えられている。

アンが幸せそうで一見大団円のようだが、
先住民のカクウェットちゃんは残念ながらモヤモヤする結果に。

クリフハンガーの
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新選組!(2004年製作のドラマ)

3.4

三谷大河のはじまり

現在鎌倉殿の13人の脚本を担当している三谷幸喜の初大河。正月に総集編を鑑賞。
笑わせるところはしっかり笑わせて、シリアスなところではしっかり締める。
話の面白さや演出は鎌倉殿の方
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倫敦ノ山本五十六(2021年製作のドラマ)

3.6

止められない流れ

【出来事】1934年ロンドン海軍軍縮会議

1945年、敗戦後の日本でかつて山本と
共にあった富岡は、彼が連合艦隊司令長官になる以前のことを振り返る。
山本五十六がロンドンにいたと
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アンという名の少女 シーズン2(2018年製作のドラマ)

3.5

同性愛とアクティブラーニングの萌芽

【時期】1877-1882(原作)
【原作】L.M.モンゴメリ(1908)『赤毛のアン』
【舞台】カナダ:プリンス・エドワード島

原作未読。
原作を読んでいない
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きよしこ(2021年製作のドラマ)

3.7

相手の心の扉が閉まっていたとしても、鍵のかかった扉はどこにもない

吃音を題材にした作品はたくさんあるが、本作はコミュニケーションの本質的な部分にまで迫るような話だったように思う。
言いたいことが伝え
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HOMELAND シーズン8(2020年製作のドラマ)

4.0

テロとの戦いのゆくえ

【時期】2019年、2021年
【舞台】アフガニスタン、パキスタン、アメリカ、ロシア

舞台は再び中東へ。
ここ数シーズンは主な舞台がアメリカとなり、初期の激しさは失われたかに
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六畳間のピアノマン(2021年製作のドラマ)

3.7

人間交差点

【原作】安藤祐介(2019)『逃げ出せなかった君へ』

ブラック職場・こども食堂・地下アイドルなど、センセーショナルな場所が舞台。
オムニバスだが、少しずつ繋がった物語。

ピアノマンが
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青天を衝け(2021年製作のドラマ)

3.9

はじめは感想だったが、途中から年表になってしまった。明治から昭和をつなぐ、壮大だけど閉塞感を吹き飛ばすような爽快さのある大河だった。
最後は少年マンガみたいな熱い演出。

【第1話 栄一、目覚める】1
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HOMELAND/ホームランド シーズン7(2018年製作のドラマ)

3.6

アメリカの良心

【舞台】アメリカ:ワシントンDC

全シーズンに引き続き舞台は国内。
キャリーは、姉夫婦の家に居候している。CIAの職員を拘束したキーン大統領が、どのようにしてその姿勢を定めていくの
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逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!(2021年製作のドラマ)

3.7

2020年を生きた人のためのドラマ

日本のドラマでここまで同時代を生きているカップルはないんじゃないだろうか。
日本の労働環境に切り込みつつ、コロナ禍で疲弊してきた私たちを励ましてくれる。

相変わ
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少年寅次郎スペシャル(2020年製作のドラマ)

3.3

寅次郎、初めての帰郷

ドラマ「少年寅次郎」の続き。
寅次郎が家を飛び出してからの出来事。過去の出来事の回想と交互に描かれる。

御前様が似せに行ってるのがよくわかるし、みんな原作に合わせようとしてい
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逃亡者(2020年製作のドラマ)

3.3

東京横断逃亡劇

【原作】ハリソンフォード逃亡者

渡辺謙が東京を駆ける。ストーリーはシンプル。東京を舞台にここまでアクションできることがすごいと思う。東京観光になかなか良い映画。俳優陣も豪華。

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少年寅次郎(2019年製作のドラマ)

3.6

子どももつらいよ

『男はつらいよ』の主人公寅次郎の少年時代が描かれる。スピンオフ的な内容だけど、本編の人たちの若い頃が見れるのは少し新鮮。話自体はこじんまりとした印象。

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こもりびと(2020年製作のドラマ)

3.6

ひきこもり問題

ひきこもりの問題を中心に、その周囲の人の困難と少しの希望が描かれる。ひきこもりの主人公の姪が、就職活動に苦戦する様子や親の死という問題が間近に迫る様子が、より問題を掘り下げてくれてい
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アンという名の少女 シーズン1(2017年製作のドラマ)

3.8

小さな村での少女と大人たちの人間ドラマ

【原作】L.M.モンゴメリ(1908)『赤毛のアン』
【舞台】カナダ:プリンス・エドワード島

よくこれだけ役にあった俳優さんたちを見つけてきたなぁと思うほど
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半沢直樹 続編(2020年製作のドラマ)

3.8

出ました半沢の1000倍返し

もはや顔芸の頻度が多すぎて、ラップ合戦のようになっている。第1期の良さを全て引き出した感じ。ストーリーも話が凝縮されて非常にテンポが良い。
だんだんと敵が強くなったり、
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株価暴落(2014年製作のドラマ)

3.5

池井戸潤×刑事モノ

スーパーでの爆破事件とそれをめぐる銀行マンやスーパー経営者たちの戦い。相変わらずの勧善懲悪。

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アキラとあきら(2017年製作のドラマ)

3.5

運命に向き合う二人

池井戸潤の他作品よりも人間ドラマが濃厚に描かれている印象。
レールに従う人生は嫌なものだけど、自分の意志で選んだ道が、不思議とその運命に近づいてしまうこともある。

不本意な道で
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半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ~狙われた半沢直樹のパスワード~(2020年製作のドラマ)

3.4

半沢直樹なしの半沢直樹

大まかな流れは半沢直樹と同じ。しかしそこには半沢がいない。半沢直樹のように頭が切れて仕事観もしっかりしている人間以外がやられたらやり返すを乱発されたら大変なことになりそう。

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東京裁判(2016年製作のドラマ)

3.8

不条理を解決するための不条理

教科書で誰もが一度が目にしたことがある東京裁判。その裁判の流れはどのようなもので、どのような意見が交わされたのか。
とてもわかりやすい

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96時間 ザ・シリーズ シーズン1(2016年製作のドラマ)

3.4

第1話は良い滑り出しだと思ったが、それ以降は凡庸だと思った。

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名探偵ポワロ シーズン1(1989年製作のドラマ)

3.5

静かに事件解決

古典的な推理小説のドラマ化。ポワロとヘイスティングスのキャラが良い。事件の時は鋭く、それ以外は穏やかに。

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HOMELAND/ホームランド シーズン6(2017年製作のドラマ)

3.8

揺らぐ正義と民主主義

今回はそれぞれの正義が見事に交わった話だった。複雑化した現代社会を読み解くヒントになりそう。大統領が出てきたことで、舞台は前線からより本質的なところに。

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レ・ミゼラブル(2018年製作のドラマ)

3.8

善く生きるとは

映画版鑑賞済み。
物語がより詳しくなっている。特にポンメルシィ将軍についての話が描かれているのが良かった。
このお話の魅力的な所は、それぞれの登場人物に生きていく上での信条があること
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ウォーキング・デッド シーズン9(2018年製作のドラマ)

3.3

先の見えない戦い

先が見えないのは物語にとっては良いことだけど、このドラマの場所、話も見えない。
人間ドラマもゾンビを絡めたハラハラもワンパターンになってきて、新キャラクターもあまり思い入れがないま
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ROME [ローマ] シーズン2(2007年製作のドラマ)

3.7

皇帝誕生の前夜

前回がカエサルの退場劇だとしたら、今回はブルートゥスとアントニウスの退場劇。どちらも人間味があって良い
今後約200年の間、ローマは比較的平和な時代が続く。アウグストゥスは、日本で言
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きのう何食べた?(2019年製作のドラマ)

4.0

内野さんの演技がすごい
料理もとても美味しそうでかつ簡単そうなので、作ってみたくなった
中村屋の曲が昔風で中毒性がある

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