まさぴょんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

隠し剣 鬼の爪(2004年製作の映画)

3.8

これもすごく良かった。
個人的には隠し剣 鬼の爪がすごくグッと来た。おお!となりました。
近代化していく世の中が舞台だからかもしれないが、銃のシーンがちょっと残念だった(出来栄え的もストーリー的にも)
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カットスロート・ナイン(1972年製作の映画)

3.6

すごく淡々としているけれど、よく考えれば無茶苦茶な状況設定と、正義も悪も主人公すらないような展開は魅力的。
どんどん期待を裏切られる感じに引き込まれる。
まぁとはいえ全体的に雑なんだけどね・・・・
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

3.9

淡々と1人の武士を描いた作品。めっちゃ良かった。
忠義とかそういったものではなく、ただ普通に幸せに生きたかった武士の話。清兵衛の日常の生活を守ろうとする姿はかっこよく、彼の純粋な心には魅せられる。
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.3

良くも悪くもシティハンター
結構前に見ていたけど、変わらぬノリで良い。
ドローンが出てきたりとか現代に合わせた作りになっている
ましてや、シティハンターのエロ?要素が時代錯誤とされているのもまた面白い
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.8

こういうわかりやすく、様々な解釈ができる作品は素晴らしいと思う。
人間の狂気的な発想と、実際にある普通の世界からはずれた存在の絶妙なマッチングの引き込みがすごい。ぐいぐいとオカルトじみたものに惹きつけ
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

2.8

これはキャストはいいけど普通に駄作だと思う。
全体的に演習がチープだし、マーゴット・ロビーの演技だけでもっているといった感じ。
ポップに描きすぎている分、ハーレークインに狂気も感じないし、マーゴット・
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死霊のえじき(1985年製作の映画)

3.6

個人的に今まで見てきたゾンビ映画の中で一番グロキモかったかも。
やっぱ予算かけたグロさよりも、低予算ならではの気色悪さがトップクラスだなと思ったので。
字幕にもやたらでてくる脳髄というワードが刺さる。
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.6

豪華な出演陣。

時代を感じる風景がとても良い。まだ開発途中の都内が垣間見えて・・・
純粋で心が未熟な女子高生の危なっかしい冒険。
見終わったあとは、なんとなく日ごろ忘れているけれど大事なことを思い出
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青い体験(1973年製作の映画)

3.2

なんか有名だったので、、、

少年の性欲の目覚め。そしてその性欲をコントロールできていない青い体験といったところかな。。。
エロ要素は多いが、あんまりエロくない。
どちらかというと、少年の狂気じみた性
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ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

3.3

ドラマ視聴前提。
そして個人的にはドラマの前半の群像劇、ローラはそれぞれが語る断片の情報しかない、というのが好きだったのでうーむ。
ブラックロッジ関連の話はそれなりに魅力なのだが、どうにもローラが好き
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コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

3.6

これはこれで良いかな。
アニメのラストから考えると受け入れがたい人もいる内容だとは思うけれど、もう一つのエンディングとしてはアリだと思った。
どちらを取るかは皆さん次第といったところ。

良くも悪くも
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暗殺の森(1970年製作の映画)

3.5

ストーリーは正直ピンとこなかった。
それは私の勉強不足だから仕方がないけど。社会情勢とかが絡んでくるとどうも理解が深まらない。

映像は確かにすごくインパクトがあった。
パッケージのダンスのシーンは官
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クラッシュ(1996年製作の映画)

3.2

中身は難しい、、、常人には理解できない部分が多い。
前半はまだなんとなくわかる気がする。というのも、死に近づくほど生を感じる部分があると思うので。そして傷跡もそれを思い出すマークというか。。
ただし、
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

3.7

見ている途中は長いな〜と思っていたが、最後まで観ると一つも無駄がなかったように感じる作品。
幼い頃からゴロツキだった1人の人間の人生を追体験したように感じた。
冒頭は時系列と登場人物を把握するのに時間
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.7

マット・ディロンのサイコ加減が絶妙。ちょっとした表情とかが自分の考える普通の人と違うのが面白い。

全編通して理解し難いが、ブラック・ユーモアとして面白い。
段々とエスカレートしていくジャックの行動や
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

ユーモアにあふれているのに根本的なところでシリアスで・・・
とにかくよく練られたすごい脚本だと思う。

ユーモアはあって明るい作風とも捉えられそうなのに、どことなく冷徹な映像になっているのが流石ポン・
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天気の子(2019年製作の映画)

3.2

ボーイミーツガール

ストーリーラインは王道

映像は綺麗だが、中身が単調というか、なんかふわっとした感じが強い。
多分登場人物達に感情移入できなかったからだとおもう。

映画を楽しむというより、観さ
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.3

カメレオン俳優ゲイリーオールドマンさすが。顔は変えてないのに全く違う人に見えるのはいつも驚く。

内容は市民ケーン見ていれば、しっかりと内容を理解できる権利がある感じ。
その他にもその時代の背景や文化
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

刺さる哲学映画。

退屈だけど、そこに何かがあるような気がして観て続けてしまう。
人間の感じる時間と別の時間感覚を描いているのは素晴らしい。

ルーニーマーラーのひたすらパイを食べるシーンはリアルでこ
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.8

個人的にすごい好き。
子供にこれを見せれば他人に迷惑をかけることも減りそうな気もするが、心にトラウマを抱えそうな、そんな内容

一夏の冒険、登場人物の暗い部分、少年ならではのエロとかそういった要素が散
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.7

初めてみるタイプの体感型ムービー。
ずっと戦場にいるような緊迫感がある。
どうなるんだろうというよりは、どうしようみたいな感覚になる。

長回し風の演出は斬新で良い。三人称だけど、fpsのような没入感
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.4

近年のウディアレン映画はドラえもんだとか、お馴染みの映画ぐらい落ち着いているものが多い気がするけどこれもその一つ。
つまらなくはないし、面白いんだけど、当たりのウディアレン作品にある毒気とかがない。
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

他のホラー映画との違いはかなりしっかりオカルトネタとかを積み上げているところ。なので論理的な怖さとか、論理的な筋が怖さを引き立てる。
現代版エクソシストといった感じかも。

ミッドサマーは対人かつ文化
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

映像(戦闘シーン)はピカイチ
刀技の迫力が伝わってくる。
ストーリーは原作とほぼ一緒だが、原作を超えている。
逆に漫画の内容からよくここまで面白くできたなと思うほど。
特に煉獄さんの下りをここまで引き
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伏 鉄砲娘の捕物帳(2012年製作の映画)

2.8

雰囲気は良かった。サイバーパンク味ある江戸っぽい町並みとか、、
ストーリーはわかりにくいし、散らかっている感じがしてだめだった。
ただし雰囲気だけで最後まで見れるレベルであった。

2時間の尺じゃ厳し
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ヴィタール(2004年製作の映画)

3.6

浅野忠信の演技がすごく良かった。すごくモゴモゴ話すので聞き取れない言葉も多かったけどそれもまたイマイチ心が今に入ってこないいい演技だと思った。

全体的に暗く落ち着いた雰囲気の映画だが、時折入る「動」
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斬、(2018年製作の映画)

3.7

雰囲気は最高に良いと思う。時代劇なのに、言葉が現代語なのもとっつきやすくて、この映画の雰囲気にあっていると思った。
暴力描写が田舎のゆったりした空気感と違ってハードなのは個人的にぐっと来た。
殺陣描写
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キャッツ(2019年製作の映画)

2.0

ホラーとしてみるならいいんじゃないでしょうか。
ホラーというか、グロテスクな映像がホラー。
本当にとにかく気持ち悪い映像の連続。
ビジュアルも動きも何もかもがぞわぞわする。

とあるシーンでGがでてく
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コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道(はんどう)(2017年製作の映画)

3.2

一度アニメを観ている人には理解できるしそこそこいい場面の切り取りでいい感じで思い出せる
でも唐突に戦闘シーンになったりとかわかりづらい点は多い。

流れを汲むための作品だと思うのでこんなもんでいいかな
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.7

相変わらず陰惨な内容の映画。
そして、クセの強いキャラクター達が必要最低限の人数で展開するドラマは非常に見やすい。
不器用な主人公のキャラが見ている側としてはすごく好きになれる
実際に関わると疲れそう
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東海道四谷怪談(1959年製作の映画)

3.7

ビジュアル面で心底怖い/不気味って思ったのははじめてかもしれない。
日本人として和ホラーの真髄というか、恐れるようなものが詰まっていた。
お岩の顔の怖いこと。また、恨みの感情がひしひしと伝わってきて、
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.4

正直前作もすごく印象に残っていたわけでもないので、前作の内容はうろ覚え、、、トゥインキーだっけ。
冒頭のゾンビの紹介はよく、グロさも動きもいい感じなのだが、ハードなゾンビものが好きな私としてはポップな
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.4

1作目よりも話の展開とかは入り込みやすく飽きにくい。
前作ではみせきれなかったきれいな風景のビジュアルが見どころか。
ミュージカル面でいえば前作よりもクドいというか、ちょっと雰囲気違いなのが多かったよ
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.7

思った以上に内容がしっかりしていた。

多様性を大事にするとともに、いままでの歴史で人類が多様性を排斥してきた過去をうまいことストーリーに練り込んでいて、素直に関心。
どこをとってもテンポも良いし、さ
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.5

カジュアルなブレイキング・バッド。
終始コミカルに展開が続くので面白い気持ちでみてられる。
色彩的にエッジの聞いた映像が映画の内容に刺激を加えてて良かった。
きっとイタリア映画ならではの会話のテンポが
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DOOR(1988年製作の映画)

3.1

前半いい感じ。適度に緊張感もあるし・・・
ストーリー的にもミスリードが結構あってB急だから逆に引っ張られた。

後半はもうやりすぎてるスプラッター。正直もう笑わせにきているとしか思えないしつこい演出が
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