horryさんの映画レビュー・感想・評価

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社会問題を扱った映画を見ることが多いです。ミニシアター系多し。

おじいちゃんの里帰り(2011年製作の映画)

4.0

1960年代なかば、「ゲスト労働者」(ガストアルバイター)としてトルコからドイツにきて50年間働いてきたおじいちゃんが、トルコに家を買い、家族とともに旅をする。

監督自身、トルコ移民二世らしい。二世
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恋とボルバキア(2017年製作の映画)

4.0

「みんなちがって、みんないい、ってみんな言う」というコピーがとても秀逸で、セクシュアリティやジェンダーが揺らぐものであることが、「心」を込めて描かれている作品だった。

「心」というのは、あまり使いた
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.0

邦題やトレイラーではFtMトランスジェンダーであるレイの物語のように思わせるが、原題がthree generations
であるように、三世代の祖母、母、息子(娘)の物語。
かつ、主人公は母ナオミ・ワ
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バーバー吉野(2003年製作の映画)

1.8

吉野刈りの少年たち、小学生男子のおバカな部分と、可愛らしい部分の両方がよくよく伝わってくる。
しかし、今見ると、おばちゃん役のもたいまさこはメロドラマ的ステレオタイプだし、ケケおじさんの森下能幸もしん
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

2.5

フードトラックでの、音楽と料理のロードムービー。
アメリカのいろんな地方の音楽と料理が楽しい。
ロバート・ダウニーJrがいい味だしてた。

裸足の季節(2015年製作の映画)

5.0

トルコの小さな村、囚われるように暮らす五人姉妹の物語。
美しい映像で、女の子たちが封建的な制度にからめとられていく様が描かれる。

自由を奪われ、結婚することだけがゴール。
処女検査や、なんでも「性的
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.6

『オン・ザ・ミルキー・ロード』という少し甘いタイトルとは裏腹に、ボスニア内戦を連想させる暴力的な世界に、宗教的な寓話が散りばめられている。
ユーモアも、バルカン・ミュージックも、美しい風景や動物たちも
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

2.5

再観。
飯島フードのパワーは、改めてすごいと思った。
それと、女だけのゆるい空間の心地よさ、という点以外は、なんとも…。

コーヒーの淹れ方を教えるマルック・ペルトラは、アキ・カウリスマキの『過去のな
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レンタネコ(2011年製作の映画)

1.5

これは駄作といわれても仕方ない。
雰囲気だけで中身がない。
ふわふわとした日常エッセイを装った説教を見せられた感じ。

「結婚したい」とは叫ばせる意味は、一体、何なんだろう。
女装の小林克也、すごくい
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キッチン(1989年製作の映画)

2.5

トランスジェンダーが出て来るので再観。
いろいろ時代を感じて、見るのがしんどくなる場面も多いのだけど、橋爪功、すごく良かった。
当時、橋爪の役どころは評判が悪かったような記憶があるのだけど、見直したら
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希望のかなた(2017年製作の映画)

5.0

アキ・カウリスマキの”難民三部作”、『ル・アーブルの靴みがき』に続く二作目

カウリスマキの映画には、生活の大変そうな労働者や失業者がいつも出てくる。貧乏人が貧乏人を助けるというストーリーが多いのだが
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.8

2016年、17歳の黒人少年が自警団を称する男に殺された事件をきっかけに「Black Lives Matter」運動がはじまった。
次々と起こる警官による黒人の殺害。
黒人の命の重さが白人のそれに比べ
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